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最終章 決着
決戦前夜
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「(#^ω^) なるほどなるほど。そんな経緯で俺たちに相談もせずに麗夜と喧嘩することになったと?」
三村は正座する大山の前でこめかみに青筋を立てる。
「(´・ω・`) いや、でも、さ。なんかこう、そういう雰囲気だったし」
大山は気まずそうに視線を逸らす。
「(o^∇^o)ノ そうだそうだ! 喧嘩したら麗夜もスッキリするじゃん! そしたら仲直りできるし、そしたら麗夜の口利きで俺たちの指名手配も取り消してくれると思うよ」
「(#^ω^) 話を誤魔化すな」
「(´・ω・`) ごめんって」
大山は仲間の元に戻ったら事情を説明したのだが、それから三十分この調子だ。
「(#^ω^) あのな。お前は大丈夫だろうけど俺たちは大丈夫じゃないぞ」
「(´・ω・`) どうして?」
「(#^ω^) 子の喧嘩、絶対に殺し合いになるぞ!」
「(´・ω・`) そんなことにはならないよ~あの何だかんだ優しい麗夜だよ? ちょっと殴り合うくらいだから」
「(#^ω^) 麗夜は良くてもその仲間は違うだろ」
「(´・ω・`) 麗夜が居るから平気だって。仲間たちも手加減してくれるさ」
「(#^ω^) あのな。俺たちは勇者。並みの強さじゃない。それは向こうも分かってる。ならガチでやって来るぞ。そうしないと勝てないからな」
「(´・ω・`) 真剣勝負でも良いじゃん」
「(#^ω^) だから真剣勝負だと殺し合いになりかねないって言ってんだよ!」
「(´・ω・`) じゃあ逃げる?」
「┐('д')┌ もうそんな空気じゃねえんだろ」
三村は盛大にため息を吐いた。
「ヤレヤレ<(´ロ`')o 三村君。もう覚悟決めた方が良いんじゃない?」
「ヽ(´・`)ノ フッ 大山の向こう見ずは今に始まったことじゃないしな」
仲間たちは呆れながらも三村を宥めた。
「ε-( ̄ヘ ̄)┌ 分かってるよ。もう気は済んだ」
三村は首をコキコキ鳴らす。
「大山。一つ聞きたいんだが、麗夜は策を練るタイプか? それとも真っ直ぐぶん殴って来るタイプか?」
「真っ直ぐ噛みついてくるタイプだよ。昔っからそうだった」
「見た目は可愛いのに直情的か。まるで子犬だな」
「子犬よりも怖いぜ。昔、俺が子供の頃、チンピラヤクザにぶつかって絡まれたことがあったんだが、麗夜はそれを見て助けに入ってくれた」
「勇気はあるが無謀だな。よく殺されなかったな」
「あいつ、目が合ったとたん、チンピラヤクザの腕に噛みついたんだ! 血が出るくらいに!」
「うわ……そりゃヤクザでもビビるな」
「おかげで俺は助かったけどな。今考えると、大人を呼びに行った方が良かった」
大山はクスリと思い出し笑いする。
「お前って本当に麗夜が好きなんだな」
三村はその様子に苦笑した。
「好きだよ。問題あるか?」
大山は微笑む。
「別に。恋愛対象が男だろうと何だろうと、お前が友達って事実は変わらないからな」
三村は大きく欠伸をした。
「大山君が好きな人って麗夜だったんだ……」
仲間の一人が少しだけ唇を尖らせる。
「仕方ないだろ。あいつは可愛いし、綺麗だし、カッコいいんだから」
大山は悪びれもせずに言った。
「さてさて! 大山の惚気なんか聞きたく無いから、作戦会議でもしよう」
三村は机に地図を広げる。
「場所と日時はこっちが指定していい。そして麗夜は真っ直ぐ突っ込んでくる。なら罠を張って待ち構えよう」
トンと地図を指さす。
「魔界と人間界の国境沿いにある森だ。廃棄された砦もある。待ち構えるにはうってつけだ」
三村は全員を見る。
「今から行動を開始する。決戦の日時は三日後だ。各自、いつもみたいに俺の指示に従ってくれ」
全員が頷く。
「相手は魔王の大群。こっちは勇者が十人。チェスで例えるなら、ルークナイトビショップ無しの超絶なハンデ戦だ。普通なら勝てる見込みなんて無い」
三村は微笑する。
「だからこそ面白い!」
■■■■【決戦前夜】■■■■
「戦いは明日ね。分かった分かった」
麗夜は夜、大山からテレパシーで通話する。
「風邪引かないようにしろって? 喧嘩相手の体調気遣ってどうするんだ」
麗夜は実に楽しそうだ。
「好きだから心配だって? アホか。それとこれとは話が別だろ。それよりそっちの調子はどうだ? 万全か?」
ティアが黙ってコーヒーを持ってきてくれたので飲む。
「言っておくが、そっちが勇者ならこっちは魔王だぜ。しかも滅茶苦茶強い。並みの勇者じゃ瞬殺だぞ」
足組してつま先をプラプラさせる。
「分かってる。三村はチェスの達人。罠がタップリでこっちの考えも読まれてる。それに、お前の仲間には、こっちのレベルとか分かる奴が居るんだろ? ……どうしてそう思うかだって? お前の仲間だ。こっちの情報は筒抜けだろ。だから俺はあえて行き当たりばったりで行くんだ」
微笑する。
「じゃ、明日は早いから、俺は寝るぜ。お前も早く寝ろよ」
麗夜は通信を切った。
「麗夜。楽しそう……」
通信が終わるとティアが頬っぺたを膨らませて、麗夜に抱き付く。
「そうか?」
「ティアと一緒に居る時より楽しそう……」
明らかに嫉妬している。
「そんなこと無いさ。ティアと一緒に居る時が一番楽しいよ」
「ほんと?」
「ほんとほんと」
なでなでと頭を撫でて和む。
「うにゅ~」
ティアは嬉しそうにスリスリした。
「麗夜~私と居る時だって楽しいだろ?」
それを見てゼラも抱き付いて来た。
「ゼラと一緒も楽しいよ」
「ほんとか~お世辞でも嬉しいぞ~」
ゼラはティアと一緒になって麗夜にじゃれつく。
大きな二匹の猫が麗夜にすり寄る。
「むにゅ~」
そうしていたらハクちゃんまで麗夜の頭にすり寄って来た。
「ハクちゃんまでどうしたの?」
「私は麗夜と一緒だと楽しいよ」
ゴロゴロと狼のくせに喉を鳴らしそうな勢いだ。
「三人とも寝るから退いて。動けないよ」
「嫌だ~」
「嫌だ~」
「眠れない~」
三人は麗夜から離れない。
「まあ、こうしてソファーで寝ても良いか」
麗夜は手を叩いてカーミラを呼ぶ。
「どうされましたか」
影からカーミラが現れる。
「明日決戦だ。場所は魔界と人間界の国境沿いの森。皆には早めに寝るように言ってくれ」
「承知しました。伝えておきます」
カーミラは溶けるように影の中に消える。
「ついに決まったか!」
すると途端に魔界城で歓声が沸く!
「ついに勇者と喧嘩だね!」
「楽しみ! どのくらい強いのかしら?」
「昔は不覚を取ったが、今の俺は違う! 麗夜様のおかげでタップリ強くなった!」
マリアにメデューサにガイなど血の気の多い魔王たちは元気満々だ。
「皆の者! 明日はついに決戦だ!」
「最後の特訓だ! 寝る暇なんて無いぞ!」
ダイ君にエメ君もやる気十分だ。
「さあ! まずは基礎訓練のおさらいだ! その次は組手百本!」
冷静なキイちゃんまで有頂天のようだ。
「寝ろって言ってるのに」
騒めきを聞きながら麗夜は苦笑して目を閉じる。
「まあ……俺もちょっとだけ楽しみだけどな」
ギュッと拳を握った。
三村は正座する大山の前でこめかみに青筋を立てる。
「(´・ω・`) いや、でも、さ。なんかこう、そういう雰囲気だったし」
大山は気まずそうに視線を逸らす。
「(o^∇^o)ノ そうだそうだ! 喧嘩したら麗夜もスッキリするじゃん! そしたら仲直りできるし、そしたら麗夜の口利きで俺たちの指名手配も取り消してくれると思うよ」
「(#^ω^) 話を誤魔化すな」
「(´・ω・`) ごめんって」
大山は仲間の元に戻ったら事情を説明したのだが、それから三十分この調子だ。
「(#^ω^) あのな。お前は大丈夫だろうけど俺たちは大丈夫じゃないぞ」
「(´・ω・`) どうして?」
「(#^ω^) 子の喧嘩、絶対に殺し合いになるぞ!」
「(´・ω・`) そんなことにはならないよ~あの何だかんだ優しい麗夜だよ? ちょっと殴り合うくらいだから」
「(#^ω^) 麗夜は良くてもその仲間は違うだろ」
「(´・ω・`) 麗夜が居るから平気だって。仲間たちも手加減してくれるさ」
「(#^ω^) あのな。俺たちは勇者。並みの強さじゃない。それは向こうも分かってる。ならガチでやって来るぞ。そうしないと勝てないからな」
「(´・ω・`) 真剣勝負でも良いじゃん」
「(#^ω^) だから真剣勝負だと殺し合いになりかねないって言ってんだよ!」
「(´・ω・`) じゃあ逃げる?」
「┐('д')┌ もうそんな空気じゃねえんだろ」
三村は盛大にため息を吐いた。
「ヤレヤレ<(´ロ`')o 三村君。もう覚悟決めた方が良いんじゃない?」
「ヽ(´・`)ノ フッ 大山の向こう見ずは今に始まったことじゃないしな」
仲間たちは呆れながらも三村を宥めた。
「ε-( ̄ヘ ̄)┌ 分かってるよ。もう気は済んだ」
三村は首をコキコキ鳴らす。
「大山。一つ聞きたいんだが、麗夜は策を練るタイプか? それとも真っ直ぐぶん殴って来るタイプか?」
「真っ直ぐ噛みついてくるタイプだよ。昔っからそうだった」
「見た目は可愛いのに直情的か。まるで子犬だな」
「子犬よりも怖いぜ。昔、俺が子供の頃、チンピラヤクザにぶつかって絡まれたことがあったんだが、麗夜はそれを見て助けに入ってくれた」
「勇気はあるが無謀だな。よく殺されなかったな」
「あいつ、目が合ったとたん、チンピラヤクザの腕に噛みついたんだ! 血が出るくらいに!」
「うわ……そりゃヤクザでもビビるな」
「おかげで俺は助かったけどな。今考えると、大人を呼びに行った方が良かった」
大山はクスリと思い出し笑いする。
「お前って本当に麗夜が好きなんだな」
三村はその様子に苦笑した。
「好きだよ。問題あるか?」
大山は微笑む。
「別に。恋愛対象が男だろうと何だろうと、お前が友達って事実は変わらないからな」
三村は大きく欠伸をした。
「大山君が好きな人って麗夜だったんだ……」
仲間の一人が少しだけ唇を尖らせる。
「仕方ないだろ。あいつは可愛いし、綺麗だし、カッコいいんだから」
大山は悪びれもせずに言った。
「さてさて! 大山の惚気なんか聞きたく無いから、作戦会議でもしよう」
三村は机に地図を広げる。
「場所と日時はこっちが指定していい。そして麗夜は真っ直ぐ突っ込んでくる。なら罠を張って待ち構えよう」
トンと地図を指さす。
「魔界と人間界の国境沿いにある森だ。廃棄された砦もある。待ち構えるにはうってつけだ」
三村は全員を見る。
「今から行動を開始する。決戦の日時は三日後だ。各自、いつもみたいに俺の指示に従ってくれ」
全員が頷く。
「相手は魔王の大群。こっちは勇者が十人。チェスで例えるなら、ルークナイトビショップ無しの超絶なハンデ戦だ。普通なら勝てる見込みなんて無い」
三村は微笑する。
「だからこそ面白い!」
■■■■【決戦前夜】■■■■
「戦いは明日ね。分かった分かった」
麗夜は夜、大山からテレパシーで通話する。
「風邪引かないようにしろって? 喧嘩相手の体調気遣ってどうするんだ」
麗夜は実に楽しそうだ。
「好きだから心配だって? アホか。それとこれとは話が別だろ。それよりそっちの調子はどうだ? 万全か?」
ティアが黙ってコーヒーを持ってきてくれたので飲む。
「言っておくが、そっちが勇者ならこっちは魔王だぜ。しかも滅茶苦茶強い。並みの勇者じゃ瞬殺だぞ」
足組してつま先をプラプラさせる。
「分かってる。三村はチェスの達人。罠がタップリでこっちの考えも読まれてる。それに、お前の仲間には、こっちのレベルとか分かる奴が居るんだろ? ……どうしてそう思うかだって? お前の仲間だ。こっちの情報は筒抜けだろ。だから俺はあえて行き当たりばったりで行くんだ」
微笑する。
「じゃ、明日は早いから、俺は寝るぜ。お前も早く寝ろよ」
麗夜は通信を切った。
「麗夜。楽しそう……」
通信が終わるとティアが頬っぺたを膨らませて、麗夜に抱き付く。
「そうか?」
「ティアと一緒に居る時より楽しそう……」
明らかに嫉妬している。
「そんなこと無いさ。ティアと一緒に居る時が一番楽しいよ」
「ほんと?」
「ほんとほんと」
なでなでと頭を撫でて和む。
「うにゅ~」
ティアは嬉しそうにスリスリした。
「麗夜~私と居る時だって楽しいだろ?」
それを見てゼラも抱き付いて来た。
「ゼラと一緒も楽しいよ」
「ほんとか~お世辞でも嬉しいぞ~」
ゼラはティアと一緒になって麗夜にじゃれつく。
大きな二匹の猫が麗夜にすり寄る。
「むにゅ~」
そうしていたらハクちゃんまで麗夜の頭にすり寄って来た。
「ハクちゃんまでどうしたの?」
「私は麗夜と一緒だと楽しいよ」
ゴロゴロと狼のくせに喉を鳴らしそうな勢いだ。
「三人とも寝るから退いて。動けないよ」
「嫌だ~」
「嫌だ~」
「眠れない~」
三人は麗夜から離れない。
「まあ、こうしてソファーで寝ても良いか」
麗夜は手を叩いてカーミラを呼ぶ。
「どうされましたか」
影からカーミラが現れる。
「明日決戦だ。場所は魔界と人間界の国境沿いの森。皆には早めに寝るように言ってくれ」
「承知しました。伝えておきます」
カーミラは溶けるように影の中に消える。
「ついに決まったか!」
すると途端に魔界城で歓声が沸く!
「ついに勇者と喧嘩だね!」
「楽しみ! どのくらい強いのかしら?」
「昔は不覚を取ったが、今の俺は違う! 麗夜様のおかげでタップリ強くなった!」
マリアにメデューサにガイなど血の気の多い魔王たちは元気満々だ。
「皆の者! 明日はついに決戦だ!」
「最後の特訓だ! 寝る暇なんて無いぞ!」
ダイ君にエメ君もやる気十分だ。
「さあ! まずは基礎訓練のおさらいだ! その次は組手百本!」
冷静なキイちゃんまで有頂天のようだ。
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