55 / 73
ブラッド領北部と仲よくしよう!
戦争、攻勢
しおりを挟む
異変に気付いたのは赤子とスラ子だった。
「炎?」
「オオカミの森」
二人は一緒に眠るゼロを起こさないように呟く。
「炎を放つだと」
次に気づいたのはきな子だった。不機嫌に眉を顰める。
「ホノオ?」
ハチ子も見回っていた蜂人から報告を受けて気づく。
「モエル」
地中に作った巣の中でアリ子も蟻人から報告を受ける。
「ニゲル」
徘徊していたクモ子は仲間とともに万年都の奥へ避難する。
「煙だ!」
万年都の一番高い樹で見張りをしていたバードは警鐘を鳴らす。
「何!」
ついにゼロが飛び起きた。
「オオカミの森で火災が起きた。万年都からとてつもなく離れているから、こっちは安全だ。しかし燃え広がれば、こちらも焼けてしまう可能性がある」
万年都の会議室で、バードがゼロ、赤子、スラ子、ジャック、ザック、アマンダに慌ただしく説明する。
「火災! 何で!」
ゼロは耳を塞ぐ。
バードはゼロの背中を慰めるように撫でる。赤子とスラ子はピタリとゼロに寄り添う。
「あいつら、火を放ったか。予想通りだ」
対してジャックは全く動じない。
「予想通り?」
バードが噛みつく。
「森はモンスターの庭。どんな冒険者でも手こずる。だから火を放って更地にする。合理的な手段だ」
「あんた! それが分かってて何もしなかったの!」
アマンダも噛みつく。
ジャックは悪びれない。
「守るにも限度がある。オオカミの森は広い。散らばって油と火薬をばら撒かれたら対処できない。これを防ぐにはあいつらをブラッド領からたたき出すしかない」
「ならさっさとやりなさいよ!」
「私はモンスターと会話できない。できるのは、ゼロだけだ。それとも、君たちが農具を持って立ち向かうか? 向こうは戦争の手練れだぞ?」
バードたちは言葉を失い、沈黙する。
「ゼ、ゼロ?」
バードが恐る恐るゼロの顔を覗き込む。
「赤子さん、火災を止めてください」
「分かった」
赤子がパチンと指を鳴らす。
「次は何をすればいいですか?」
ゼロは顔を上げない。バードたちは何が起きたのかと困惑する。ジャックだけ平然とした態度だった。
「攻勢に出る必要がある」
「きな子やハチ子、アリ子にクモ子に、殺してくれと頼めばいいんですか!」
ゼロは大粒の涙を流して体を縮こませる。
「その通りだ」
ジャックは赤子とスラ子に睨まれても顔色を変えない。
「彼女たちに死ねと命じるんですか! 僕たちの都合で!」
「君は勘違いしている。目を逸らしているのか? 森が焼かれた。彼女たちにも危険が及んでいる」
ゼロは何も言わない。
そして針のむしろのような沈黙が停滞する。
「きな子とハチ子、アリ子、クモ子に聞いてみます」
「そうしたほうが良い」
ゼロは顔を上げない。ジャックは悠然と小麦から作った酒を飲んだ。
「なるほど、それは許せない」
ゼロの話を聞くと、きな子だけでなくオオカミたちも唸る。
「でも、戦いに行くと怪我するかも? それに罠かも?」
「怪我は承知。罠も関係ない」
きな子の隣でオオカミたちが吼える。
「今回ばかりは私も許せん。あいつらをかみ殺す」
きな子は怒りに震える目でゼロに言う。
「……分かりました。合図があるまで待っていてください」
ゼロは硬い笑みできな子たちと別れる。
「君だけの問題では無いのだよ」
ジャックはゼロの隣で言う。
「分かってます。でも、だったら、何で僕が号令を出さないといけないんですか!」
拳を握りしめて、歯を食いしばる。
「君しかモンスターと会話できないからだ」
ジャックは冷酷な真実を淡々と述べる。
「ところで君は、自分が関わらなければモンスターたちが死んでもいいと思っているのかな? 自分が号令をかけなければ死んでも良いと?」
「お願いです。何も言わないでください」
ゼロはジャックから顔を逸らした。
「テキ!」
ハチ子はゼロの話を聞くと羽を鳴らす。周りの蜂人も羽を鳴らして怒りを示す。
「僕の合図があるまで、待ってくれる?」
ゼロはハチ子の顔を撫でる。
「ゼロ、カナシイ?」
ハチ子は触覚でゼロの顔を撫でる。
「大丈夫。心配してくれてありがとう」
ゼロはハチ子の顔に抱き着いて、涙を流す。
「イク!」
アリ子はゼロの話を聞くとガチガチと歯を鳴らす。周りの蟻人も歯を鳴らす。
「僕の合図があるまで待ってね」
ギュッとアリ子に抱き着く。
「ママ、ナイテル」
アリ子はゼロの顔を撫でて涙を拭く。
「ごめんね。僕が弱いばっかりに」
アリ子の頬にキスをして微笑む。
「タベル」
クモ子はゼロの話を聞くと毛を逆立たせる。周りの蜘蛛人も毛を逆立たせる。
「ちょっと待っててね」
ギュッとクモ子を抱きしめる。
「ゼロ、オナカスイタ?」
クモ子は傍にある肉をゼロに手渡す。
「ありがとう!」
ゼロは肉をかじって笑った。
きな子たちに話をすると、ゼロはジャックと向き合う。
「君は最前線に出て、モンスターの指揮を執ってもらう」
「僕は戦争のやり方が分かりません」
ゼロは暗い目でジャックを見る。
「合図するだけで大丈夫だ。これだけでも相手からすると脅威なのだ」
「そうですか」
「私が定めた位置にモンスターを配置させて、合図を出す。敵が逃げたら、そこで追撃は止めだ」
「追い打ちはしなく良いんですね?」
「万年都から離れすぎるとモンスターはご飯を食べられなくなる。補給隊を編成する必要があるが、今の段階では無理だ」
「それが攻勢に出られない理由ですね」
「そうだ。モンスターは強力な戦闘力を持つが、その分ご飯も食べる。虫人やオオカミたちを合わせると、一匹につき一日百食分は必要だろう。それを賄うのは現時点では無理だ。だから万年都から行って帰れる距離に止める」
「分かりました。ある程度追い返したら、きな子たちに追撃を止めるように指示します」
「素晴らしい! 戦いは昼のうちに終わるだろう。終わったらまた話し合おう」
「分かりました」
ゼロはきな子の背中に乗って、再度ハチ子、アリ子、クモ子と打ち合わせをする。
一日後、ゼロたちは攻勢の準備を整える。
「ゼロ?」
スラ子がゼロの震える左手を握る。
「ゼロ」
赤子がゼロの震える右手を握る。
「ありがとうございます」
ゼロは青い顔で微笑むと、立ち上がる。そして何度も深呼吸する。
「攻撃開始!」
ついに反撃の合図が告げられた!
最初に突っ込んだのはきな子だ。防壁やら落とし穴などの罠を突進だけで粉砕する。
「化け物だ!」
兵隊たちは突然の脅威に混乱する。その隙に蜘蛛人とオオカミがなだれ込む。
「逃げろ逃げろ!」
蜘蛛人は人間と同じく手がある。建物の中に隠れてもドアを開けて入ることができる。さらに壁も登れるため窓から入ることができる。パニックになった兵隊たちに逃げ場はない。
「早く走らせろ!」
待機していた馬車が兵隊たちを乗せて走り出す。残念ながら重い荷物を背負う馬では、オオカミと蜘蛛人の足の速さに勝てない。一瞬で食い殺される。
さらに追い打ちをかけるように地中から蟻人が現れる。地中からの奇襲に馬は足を止める。その隙に殺される。
馬車が動かないと分かった兵隊たちは走って逃げだす。しかし蟻人が作った落とし穴にはまり、動けなくなる。これはジャックの指示である。
残ったのは鎧を装備した騎士だけだ。彼らを破るのは鋭い毒針を持つ蜂人。飛行能力と腕力を駆使されるとなす術もなく捕まる。そして強烈な毒針を腹に受ける。毒針は鎧を貫通して、騎士たちに致命傷を与えた。
「攻撃止め!」
ゼロの声でオオカミと虫人は死体を食べるのを止める。
「素晴らしい!」
高台で様子を見ていたジャックは興奮に震える。
「もしかすると君は、神に選ばれた真の勇者か!」
ジャックは一人でゼロに惜しみない拍手を送る。
「皆でお墓を作ろう」
ゼロは悲し気な笑みで、死体を見つめていた。
「炎?」
「オオカミの森」
二人は一緒に眠るゼロを起こさないように呟く。
「炎を放つだと」
次に気づいたのはきな子だった。不機嫌に眉を顰める。
「ホノオ?」
ハチ子も見回っていた蜂人から報告を受けて気づく。
「モエル」
地中に作った巣の中でアリ子も蟻人から報告を受ける。
「ニゲル」
徘徊していたクモ子は仲間とともに万年都の奥へ避難する。
「煙だ!」
万年都の一番高い樹で見張りをしていたバードは警鐘を鳴らす。
「何!」
ついにゼロが飛び起きた。
「オオカミの森で火災が起きた。万年都からとてつもなく離れているから、こっちは安全だ。しかし燃え広がれば、こちらも焼けてしまう可能性がある」
万年都の会議室で、バードがゼロ、赤子、スラ子、ジャック、ザック、アマンダに慌ただしく説明する。
「火災! 何で!」
ゼロは耳を塞ぐ。
バードはゼロの背中を慰めるように撫でる。赤子とスラ子はピタリとゼロに寄り添う。
「あいつら、火を放ったか。予想通りだ」
対してジャックは全く動じない。
「予想通り?」
バードが噛みつく。
「森はモンスターの庭。どんな冒険者でも手こずる。だから火を放って更地にする。合理的な手段だ」
「あんた! それが分かってて何もしなかったの!」
アマンダも噛みつく。
ジャックは悪びれない。
「守るにも限度がある。オオカミの森は広い。散らばって油と火薬をばら撒かれたら対処できない。これを防ぐにはあいつらをブラッド領からたたき出すしかない」
「ならさっさとやりなさいよ!」
「私はモンスターと会話できない。できるのは、ゼロだけだ。それとも、君たちが農具を持って立ち向かうか? 向こうは戦争の手練れだぞ?」
バードたちは言葉を失い、沈黙する。
「ゼ、ゼロ?」
バードが恐る恐るゼロの顔を覗き込む。
「赤子さん、火災を止めてください」
「分かった」
赤子がパチンと指を鳴らす。
「次は何をすればいいですか?」
ゼロは顔を上げない。バードたちは何が起きたのかと困惑する。ジャックだけ平然とした態度だった。
「攻勢に出る必要がある」
「きな子やハチ子、アリ子にクモ子に、殺してくれと頼めばいいんですか!」
ゼロは大粒の涙を流して体を縮こませる。
「その通りだ」
ジャックは赤子とスラ子に睨まれても顔色を変えない。
「彼女たちに死ねと命じるんですか! 僕たちの都合で!」
「君は勘違いしている。目を逸らしているのか? 森が焼かれた。彼女たちにも危険が及んでいる」
ゼロは何も言わない。
そして針のむしろのような沈黙が停滞する。
「きな子とハチ子、アリ子、クモ子に聞いてみます」
「そうしたほうが良い」
ゼロは顔を上げない。ジャックは悠然と小麦から作った酒を飲んだ。
「なるほど、それは許せない」
ゼロの話を聞くと、きな子だけでなくオオカミたちも唸る。
「でも、戦いに行くと怪我するかも? それに罠かも?」
「怪我は承知。罠も関係ない」
きな子の隣でオオカミたちが吼える。
「今回ばかりは私も許せん。あいつらをかみ殺す」
きな子は怒りに震える目でゼロに言う。
「……分かりました。合図があるまで待っていてください」
ゼロは硬い笑みできな子たちと別れる。
「君だけの問題では無いのだよ」
ジャックはゼロの隣で言う。
「分かってます。でも、だったら、何で僕が号令を出さないといけないんですか!」
拳を握りしめて、歯を食いしばる。
「君しかモンスターと会話できないからだ」
ジャックは冷酷な真実を淡々と述べる。
「ところで君は、自分が関わらなければモンスターたちが死んでもいいと思っているのかな? 自分が号令をかけなければ死んでも良いと?」
「お願いです。何も言わないでください」
ゼロはジャックから顔を逸らした。
「テキ!」
ハチ子はゼロの話を聞くと羽を鳴らす。周りの蜂人も羽を鳴らして怒りを示す。
「僕の合図があるまで、待ってくれる?」
ゼロはハチ子の顔を撫でる。
「ゼロ、カナシイ?」
ハチ子は触覚でゼロの顔を撫でる。
「大丈夫。心配してくれてありがとう」
ゼロはハチ子の顔に抱き着いて、涙を流す。
「イク!」
アリ子はゼロの話を聞くとガチガチと歯を鳴らす。周りの蟻人も歯を鳴らす。
「僕の合図があるまで待ってね」
ギュッとアリ子に抱き着く。
「ママ、ナイテル」
アリ子はゼロの顔を撫でて涙を拭く。
「ごめんね。僕が弱いばっかりに」
アリ子の頬にキスをして微笑む。
「タベル」
クモ子はゼロの話を聞くと毛を逆立たせる。周りの蜘蛛人も毛を逆立たせる。
「ちょっと待っててね」
ギュッとクモ子を抱きしめる。
「ゼロ、オナカスイタ?」
クモ子は傍にある肉をゼロに手渡す。
「ありがとう!」
ゼロは肉をかじって笑った。
きな子たちに話をすると、ゼロはジャックと向き合う。
「君は最前線に出て、モンスターの指揮を執ってもらう」
「僕は戦争のやり方が分かりません」
ゼロは暗い目でジャックを見る。
「合図するだけで大丈夫だ。これだけでも相手からすると脅威なのだ」
「そうですか」
「私が定めた位置にモンスターを配置させて、合図を出す。敵が逃げたら、そこで追撃は止めだ」
「追い打ちはしなく良いんですね?」
「万年都から離れすぎるとモンスターはご飯を食べられなくなる。補給隊を編成する必要があるが、今の段階では無理だ」
「それが攻勢に出られない理由ですね」
「そうだ。モンスターは強力な戦闘力を持つが、その分ご飯も食べる。虫人やオオカミたちを合わせると、一匹につき一日百食分は必要だろう。それを賄うのは現時点では無理だ。だから万年都から行って帰れる距離に止める」
「分かりました。ある程度追い返したら、きな子たちに追撃を止めるように指示します」
「素晴らしい! 戦いは昼のうちに終わるだろう。終わったらまた話し合おう」
「分かりました」
ゼロはきな子の背中に乗って、再度ハチ子、アリ子、クモ子と打ち合わせをする。
一日後、ゼロたちは攻勢の準備を整える。
「ゼロ?」
スラ子がゼロの震える左手を握る。
「ゼロ」
赤子がゼロの震える右手を握る。
「ありがとうございます」
ゼロは青い顔で微笑むと、立ち上がる。そして何度も深呼吸する。
「攻撃開始!」
ついに反撃の合図が告げられた!
最初に突っ込んだのはきな子だ。防壁やら落とし穴などの罠を突進だけで粉砕する。
「化け物だ!」
兵隊たちは突然の脅威に混乱する。その隙に蜘蛛人とオオカミがなだれ込む。
「逃げろ逃げろ!」
蜘蛛人は人間と同じく手がある。建物の中に隠れてもドアを開けて入ることができる。さらに壁も登れるため窓から入ることができる。パニックになった兵隊たちに逃げ場はない。
「早く走らせろ!」
待機していた馬車が兵隊たちを乗せて走り出す。残念ながら重い荷物を背負う馬では、オオカミと蜘蛛人の足の速さに勝てない。一瞬で食い殺される。
さらに追い打ちをかけるように地中から蟻人が現れる。地中からの奇襲に馬は足を止める。その隙に殺される。
馬車が動かないと分かった兵隊たちは走って逃げだす。しかし蟻人が作った落とし穴にはまり、動けなくなる。これはジャックの指示である。
残ったのは鎧を装備した騎士だけだ。彼らを破るのは鋭い毒針を持つ蜂人。飛行能力と腕力を駆使されるとなす術もなく捕まる。そして強烈な毒針を腹に受ける。毒針は鎧を貫通して、騎士たちに致命傷を与えた。
「攻撃止め!」
ゼロの声でオオカミと虫人は死体を食べるのを止める。
「素晴らしい!」
高台で様子を見ていたジャックは興奮に震える。
「もしかすると君は、神に選ばれた真の勇者か!」
ジャックは一人でゼロに惜しみない拍手を送る。
「皆でお墓を作ろう」
ゼロは悲し気な笑みで、死体を見つめていた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。
ずっとヤモリだと思ってた俺の相棒は実は最強の竜らしい
空色蜻蛉
ファンタジー
選ばれし竜の痣(竜紋)を持つ竜騎士が国の威信を掛けて戦う世界。
孤児の少年アサヒは、同じ孤児の仲間を集めて窃盗を繰り返して貧しい生活をしていた。
竜騎士なんて貧民の自分には関係の無いことだと思っていたアサヒに、ある日、転機が訪れる。
火傷の跡だと思っていたものが竜紋で、壁に住んでたヤモリが俺の竜?
いやいや、ないでしょ……。
【お知らせ】2018/2/27 完結しました。
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
なんでもアリな異世界は、なんだか楽しそうです!!
日向ぼっこ
ファンタジー
「異世界転生してみないか?」
見覚えのない部屋の中で神を自称する男は話を続ける。
神の暇つぶしに付き合う代わりに異世界チートしてみないか? ってことだよと。
特に悩むこともなくその話を受け入れたクロムは広大な草原の中で目を覚ます。
突如襲い掛かる魔物の群れに対してとっさに突き出した両手より光が輝き、この世界で生き抜くための力を自覚することとなる。
なんでもアリの世界として創造されたこの世界にて、様々な体験をすることとなる。
・魔物に襲われている女の子との出会い
・勇者との出会い
・魔王との出会い
・他の転生者との出会い
・波長の合う仲間との出会い etc.......
チート能力を駆使して異世界生活を楽しむ中、この世界の<異常性>に直面することとなる。
その時クロムは何を想い、何をするのか……
このお話は全てのキッカケとなった創造神の一言から始まることになる……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる