アイドルのマネージャーになったら

はぴたん

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それぞれの仕事

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「「なになに??」」

「どうしたの?」

俺の叫びに双子の2人と陽稀が反応した。

「みんなに伝えないといけない事があったんだ!
実は、今日叔父さ、社長の所に行ってきたんだけど、」

「叔父さん?」

海都のつぶやきは一旦置いといて、

「なんと!Noiseの冠番組がスタートする事になりました!」

「「「ええー!!」」」

「まじか、」

みんな驚いてる、、ふふっ、

「しかも放送は日曜日の22時から!
ゴールデンタイムですっ!」

「「すごーい!!」」

「わぁ!」

「すご。」

「すごいな、」

「ちなみにこれが、、企画書です!」

カバンから企画書を取り出しみんなに見せる。

「読んでいいの?」

「もちろん!
みんなにも確認してもらうようにって社長が。」

「えー見せてー!」

「はい。」

手を伸ばした陽稀に企画書を渡す。

「ゲストをお迎えして、ゲームしたりクイズしたり、トークしたりする番組です。
ちなみにゲストはメンバーの皆さんには内緒だそうです。」

「「えー!!」」

「何でだよ。」

「咲夜も?」

「んー、それはまだ考え中らしい、、」

「なにそれずるーい!」

「まだ分からないからね、」

叔父さんも俺だけ知っておいた方がいいか悩んでいると言っていた。
知っておいて俺だけ打ち合わせに参加するか、もしくは俺も一切打ち合わせには関わらない方がいいのか、、
どうなるんだろう、、でもどうせならみんなと一緒に俺も知らずにいたいなぁ。

「へー!おもしろそう!」

企画書を読み込んでいた陽稀が顔を上げてそう言った。
気に入ってくれたようで良かった。

「僕も見たーい!」

「はいどーぞ。」

今度は海都と陸都が2人で覗き込みながら熱心に読んでいる。

「ゲームとか楽しそうだね!」

「そう!
楽しんでるみんなをみてもっと広い世代に知ってもらえたらいいな。」

「そうだねー。」


企画書を全員読んだところで、夕食が出来たから冷めないうちに食べなさいと優馬に促されてみんなで夕食をとった。



その後、自室にてみんなの反応を思い出す。
正直みんなに話すまであまり実感が無かったので、今すごく実感している。
本当にNoiseの番組が始まるんだ、、!!
楽しみだなぁ。

そわそわして眠れそうにないなー、と思いながらベッドに座りもう一度企画書を読み直す。

カチャッ

ノックも無しに入ってくるのは、

「また読んでんの。」

「うん。」

もちろん夜月だ。

「ふっどんだけ楽しみなんだよ。」

「夜月は楽しみじゃないの?」

「、楽しみだけど。」

「楽しみなんじゃん!」

またふふっと笑いながら隣に腰掛けてきた夜月。
今日もここで寝るみたいだ。
そう思いながらまた企画書を見る。

「来て。」

「ん?」

突然話しかけられてどういう意味だろうと夜月を見つめると、トントンッと自分の膝を叩く夜月。

「え?」

「ここ、来て。」

??「どういう事?」

「陽稀の膝に乗ってただろ。
俺の膝にも乗って。」

「え、やだよ恥ずかしい。」

「だめ。」

「だめってなん、っえ、うわっ、!!」

急に夜月が近づいてきたと思ったら腰とおしりに手を添えられ一気に持ち上げられた。
そして気づくと目の前に夜月が、、

うぅ、、いつの間にか膝に乗ってるし、//
恥ずかしいから嫌だったのに、//

恥ずかしくて思わず顔を覆う。

「耳真っ赤。」

するっと夜月に耳を撫でられてビクッとしてしまう。

「や、やめて、//」

「可愛い。
、、、もしかして陽稀の前でもその反応だったの。」

、、、あ、確かに同じ事してたかも。

「ふーん、したんだ。」

「え、」俺言ってた、?

「分かるよ。
咲夜の事は何でも。」

「、なにそれ、、ひゃあっ//」

急に手にしっとりとした感触がして驚く。
これって、もしかして//

「今っ、な、なめた?」

「うん。」

「なんで!?//」

「だってそろそろ顔見たい。」

「っだ、だからって、//」

「ほら、手離さないとまた舐めるよ?」

そう言って近づく気配がしたので慌てて手を顔から離す。

「真っ赤。」

そう言って離れるかと思いきや近づいてきて鼻に触れるだけのキスをされた。

「なっ、///」

そういう事するから、
また赤くなるんだよぉ、、///

恥ずかしくてまた顔を隠そうとしたが、夜月の手によって塞がれてしまった。

「だーめ。
もっと顔見せて。」

これもいらないね。と片手で俺の手をまとめ、もう片方でメガネを取られてしまった、、

「わ、ちょっと、、
もう、恥ずかしいんだってば、//」

「恥ずかしがってる咲夜が可愛いからよく見せて。」

「やだ、見せたくない、!」

「、、分かった。
何も考えられなくしてあげようか?」

「うん?、、どうゆ、んんっ、、!!」

了承してくれたのかと思ったがその後に続く言葉の意味が分からず頭にはてなを浮かべていると急に口を塞がれ驚く。


、、え!?、今キスしてる、??///


驚いていたのもつかの間で、呼吸が苦しくなり、緩まっていた夜月の手から自分の手を抜き夜月の肩を叩く。

「んー、、、ふはぁ、、はぁ、、」

「鼻で息しないと。」

「、え?、、んっ、」

夜月の言葉を理解する間もなくまたキスされてしまった。

「はぁな、」

キスしながら喋るな、///
上唇は付けたまま、また呼吸が苦しくなってきた俺に向かってそう言ってきた夜月。

むかつくけど、ゆっくり鼻で息してみる。
すー、すー、

「おりこう、」

そう声がしたと思ったら唇に湿った感触が、、
呼吸のタイミングで少し開いた唇からぬるっと夜月の舌が入ってきた。
そのまま大胆に俺の口内を動き回る夜月の舌。
口内をくまなくなぞられ、肩がピクピクと波打ってしまう、、

口内全てをなぞり終わると、最後に俺の舌に絡みついてきた。
逃げ出そうとしても逃がさないとばかりに絡みついて逃げられない、、

「ふぁ、んんっ、、んやぁ、、んっ、
、んあっ、、」

気づけば後頭部に夜月の手が当てられ、頭を後ろに退けることさえ叶わない。

どちらのものか分からない唾液が俺の口横から流れ出る、、

もう鼻で息も間に合わない、、もう、無理、、

何かを諦めそうになった時、やっと夜月の唇が離れていった。
離れる時に溢れ出た唾液も綺麗に舐めとられた。

「やばい、可愛い。」

「はぁ、、はぁ、、」

くたぁ、と力の抜けた俺はそのまま夜月の方へ倒れ込み、抱きとめた夜月に抱きしめられる。
なんかもう疲れた、、
考えるのも面倒、、暖かいし、、ねむ、、

現実逃避気味に目を閉じた俺はそのまま眠ってしまった。
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