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番外編
二虎が追う者一兎を逃さず 2
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「・・・君、もっとこちらに体重を預けてくれないか」
はぁ、と色っぽいため息をついたシグウェルさんが私の胸に顔を埋めたままそう言って見上げてきた。
いつもの氷の彫像のように色白で体温を感じないその顔がうっすらと紅潮して、あの綺麗なアメジストの瞳も熱を持っているのを見てしまうとそわそわして落ち着かない。
そんな顔をさせているのが自分だと言うのがどうにも恥ずかしいし、何度経験しても慣れない。
「で、でも・・・!」
あんまり前に寄りかかるように体重を預けると、その。
私の足の付け根・・・って言うか、ぶっちゃけて言うと股間に当たっている硬い感触をずらすようにもじもじと身じろいだ。
そう。シグウェルさんに寄りかかるように体重を預ければ、この硬いものに自分から擦り付けるような格好になってしまう・・・!
それに今までの刺激だけでもう下着が大変なことになっているのを知られるのも恥ずかしくてたまらない。
いや、そんなのもう分かっていそうだけど。
なぜなら私は下着をはいているのに、その布越しに感じる感触からしてシグウェルさん、もしかして下着をはいてないんじゃないかなぁ⁉︎
なんで?一応浴衣の着流しみたいな薄手のバスローブみたいな夜着は着てるのに、なんで下着をはいてないっぽいの?
そんな事を思いながらシグウェルさんを見つめていたら、私が何を言いたいのか分かったようでくすりと笑われた。
「ああ・・・どうせ脱ぐのに無駄だろう?」
そのまままるで桃かリンゴにかぶりつくかのように大きく口を開けて胸に吸いつかれ、舌でその胸の先端を転がされる。
「ふぅ・・・んっ」
ひんやりと柔らかい唇の感触と真逆の熱くぬるりとした舌が乳首とその周りを這い、その口の中でぴんと弾かれたり転がされたり小さく歯を立てられたりしている。
そんな風に与えられる刺激をシグウェルさんの両肩を掴むことで耐えていればちゅ、とそこから口を離したシグウェルさんが
「ちなみに下着はないが夜着を着ているのは恥ずかしがり屋な君への配慮だ。」
と言う。へーそうなんだアリガトウゴザイマス。
夜着を着ていようがいまいがされている行為からくる気恥ずかしさは変わらないんですけど?
むしろ今のシグウェルさんの格好は胸元がはだけて夜着の肩の片方がずり落ちかけている、その着崩れた感じが顔の表情と相まって色っぽい。
その色気にあてられそうで見つめていられずにうろうろと視線を外せば、突然軽く下から突き上げられた。
「ひゃんっ!」
「おい、何を考えている?集中してもらえないか」
濡れた下着にシグウェルさんのものが軽くとん、と当たっただけなのにお腹の奥が甘く痺れる。
そのまま腰を掴まれてさらにぐっと押し付けられ小さく円を描くようにぐりっ、と刺激されるとそれに反応してますます下着が濡れていくのが自分でも分かった。
「・・・あ、やだ・・・っ・・・」
下着越しにあの敏感な粒も刺激されてシグウェルさんのもので擦られると、恥ずかしいのに気持ち良くてもっと、と思う。
そう思う自分と反応する体、どんどん濡れていく下着にかあっと頬が熱を持てば、そんな私を目を細めて見つめたシグウェルさんが
「・・・前から何度も言っているが、それはそんなに恥ずかしがることじゃない。むしろそうなるように俺が刺激しているんだから反応がない方が困る。」
そう言って乱れて私の頬にかかっていた髪の毛をすくい耳にかけてくれた。
だけどそんな頬を撫でるような優しい手付き、指の腹の感触すら何とも言えない快感に変換してしまい身体が震える。
ぶるりと身を震わせて脱力するままにシグウェルさんに抱きつくような格好でその身を預けると、自分からあの敏感な粒を押し付けてしまう。
しかも散々苛められて赤く腫れあがった乳首もシグウェルさんの胸にかすめるように触れれば、上と下両方の刺激にお腹の奥が更にぎゅっと引き絞られるような快感に襲われて身体が小さく痙攣しながら一瞬頭の中が真っ白になった。
「軽くイったか?やはり前よりも敏感になっているな、大丈夫か?」
ひくひくと身体を震わせている私の背を撫でながらそうシグウェルさんは言ってるけど、耳元に感じる吐息だけでもゾクゾクする。
「俺は君の体温や重みを感じられるこの格好が好きなんだが、辛そうなら横になる方がいいか」
・・・好きな体位とか言わなくていいですから。
そう突っ込みたいけど微弱ながらも決してひかない快楽の波に襲われ続けている私の口から言葉は出ない。
はくはくと呼吸を整えるだけで精一杯でいれば、そっと押し倒されるようにベッドに仰向けにされた。
私を見下ろすシグウェルさんの肩から、さらさらと銀色のカーテンのようにその髪の毛が私の上に落ちてくる。
ほんのりと差し込む月明かりに照らされ反射して、銀色に淡く輝くそれを見るとユールヴァルト領で見たまるで金色の雲が流れているようで綺麗だった金毛大羊の大移動をなぜか思い出してしまった。
あの金色も綺麗だったけど、この整った顔立ちに添えられた銀の雨みたいな輝きはもっと綺麗だ。
そう思いながらゆるゆると手を動かしてそっとシグウェルさんの頬を撫でる。
すると、私のその行動が思いがけないものだったのか一瞬目を見開いたシグウェルさんはすぐに甘やかな笑みを小さく浮かべると口付けて来た。
「ん・・・っ」
頭の中がふわふわするような心地良さに身を任せて、その口付けに素直に応じていたら急に下腹部に強い刺激を感じた。
「ひっ・・・ンっ・・・‼︎」
濡れすぎた私の下半身からぐちゅん、と耳を覆いたくなるような水音が聞こえる。シグウェルさんが私の中に指を埋めたのだ。
ぷはっ、と驚いて口付けをやめれば、そんな私を見つめながらぐちぐちと抽送を繰り返す。
「あまり可愛いことをしないでくれるか?今回は実験も兼ねているからもう少しゆっくり君の反応を見たかったんだが我慢出来なくなる」
そんな事を言って離れた口元に糸を引いていた唾液を舐めとるように自分の唇を舐める。
そのまま私の鎖骨や胸元に口付けを落としながら段々と顔を下にずらしていきながらシグウェルさんはもう一度私の乳首の片方を口に含んだ。
もう片方の胸も指先でいじられ刺激され、更に私の中に埋められている指も休まない。
胸を吸われる刺激や私の中を掻き回す直接的な刺激もそうだけど、その行為の合間に聞こえてくるじゅる、とかちゅくっ、ちゅくっ、という規則正しい音が聴覚を犯されているようで訳が分からなくなる。
そうなるともう、刺激に敏感過ぎる理不尽な体質と相まって私はただひたすら自分の胸に埋められているシグウェルさんの頭を抱きしめるしか出来なくなるのだ。
すると不意にシグウェルさんが、
「・・・ここなんだが」
と言って私の中で指を折り曲げトンと突いた。あっ、それダメ‼︎
途端に反応して私の中が指を締め付ける。だけどそれに構わずシグウェルさんは折り曲げた指でそこを撫でさすりながら話す。
「俺と休暇を過ごしていた頃よりもざらつきが厚くなっているような気がする。相当シェラザードに苛められたな?」
「そっ・・・んなの、分かんない・・・っ」
ざりざりと撫でられるたびにお腹の中がきゅんきゅんする。
こぷ、と私の中からまた蜜が溢れてくるのも感じた。
だけどシェラさんがどうとか言われても本当によく分からないし、正直何をどうされていたのかも記憶が朧げだ。
ただ言われるがままに何かをして気持ち良くなっていたことしか覚えていない。・・・っていうかそれは覚えているうちに入るのかな?
ただシェラさんが毎回物凄くいい笑顔で嬉しそうにしていたことだけは記憶にある。
・・・うん。こっちは大変な思いをしているのに!って思っていただけにそれは良く覚えている。
分からない、と答えた私にふむ、と何故か思案顔のシグウェルさんは
「まあいいか。彼が開発していてくれたなら、そのおかげで俺もやりやすい。愛情を注いだ分だけ君がそれを感じて反応してくれて魔力量が増えていればいいんだがな」
と一人自己完結したように頷く。そのままじゅくっ、と言う音を立てて指が抜かれた。
その指が抜かれる感触と刺激にも私の身体は反応して跳ね、ぷしゃっと小さく蜜を溢す。
と、シグウェルさんは指を抜いたそこへおもむろに顔を寄せた。
「ふぁ・・・っ、待って、それは」
止めようとする前に、ぬるりと肉厚な温かい舌が私の中に侵入して来た。
その鼻先はわざと私の粒を押して刺激している。
「ああぁっ・・・‼︎」
その刺激にまた身体が跳ねた。ぬるぬると、入り口の浅いところを這い回ったり刺激したりする舌の感触がたまらず気持ちいい。だけど気持ち良すぎて辛い。
目の端に涙が滲んで、身体が淡く光る。
この身体が勝手に光るのもイリューディアさんの加護の力の一つらしく、度が過ぎた快楽で私が苦しくなると淡く身体が光るのだ。
そうすると、ほんの僅かだけど苦しいほどの快楽が軽減されて持ちこたえることができる。
だけど持ちこたえらるってことはリオン様達が満足するまで付き合えるってことでもあり、それはそれでえらいこっちゃな事なのでこの加護の力は必ずしもいいものとはいえない。
そして今も、私の身体が淡く輝いたのを見たシグウェルさんはまた目を細めて微笑むとぬちゅ、と音を立てて私の中から舌を抜いたかと思うと今度は粒そのものをジュッ、と強く吸い上げた。
「ひァッ・・・!」
ぬるぬるとしたゆるい刺激が突然刺すような鋭い刺激になったのについていけない。
びくんと思わずのけぞるように身体が動いた。
はぁ、と色っぽいため息をついたシグウェルさんが私の胸に顔を埋めたままそう言って見上げてきた。
いつもの氷の彫像のように色白で体温を感じないその顔がうっすらと紅潮して、あの綺麗なアメジストの瞳も熱を持っているのを見てしまうとそわそわして落ち着かない。
そんな顔をさせているのが自分だと言うのがどうにも恥ずかしいし、何度経験しても慣れない。
「で、でも・・・!」
あんまり前に寄りかかるように体重を預けると、その。
私の足の付け根・・・って言うか、ぶっちゃけて言うと股間に当たっている硬い感触をずらすようにもじもじと身じろいだ。
そう。シグウェルさんに寄りかかるように体重を預ければ、この硬いものに自分から擦り付けるような格好になってしまう・・・!
それに今までの刺激だけでもう下着が大変なことになっているのを知られるのも恥ずかしくてたまらない。
いや、そんなのもう分かっていそうだけど。
なぜなら私は下着をはいているのに、その布越しに感じる感触からしてシグウェルさん、もしかして下着をはいてないんじゃないかなぁ⁉︎
なんで?一応浴衣の着流しみたいな薄手のバスローブみたいな夜着は着てるのに、なんで下着をはいてないっぽいの?
そんな事を思いながらシグウェルさんを見つめていたら、私が何を言いたいのか分かったようでくすりと笑われた。
「ああ・・・どうせ脱ぐのに無駄だろう?」
そのまままるで桃かリンゴにかぶりつくかのように大きく口を開けて胸に吸いつかれ、舌でその胸の先端を転がされる。
「ふぅ・・・んっ」
ひんやりと柔らかい唇の感触と真逆の熱くぬるりとした舌が乳首とその周りを這い、その口の中でぴんと弾かれたり転がされたり小さく歯を立てられたりしている。
そんな風に与えられる刺激をシグウェルさんの両肩を掴むことで耐えていればちゅ、とそこから口を離したシグウェルさんが
「ちなみに下着はないが夜着を着ているのは恥ずかしがり屋な君への配慮だ。」
と言う。へーそうなんだアリガトウゴザイマス。
夜着を着ていようがいまいがされている行為からくる気恥ずかしさは変わらないんですけど?
むしろ今のシグウェルさんの格好は胸元がはだけて夜着の肩の片方がずり落ちかけている、その着崩れた感じが顔の表情と相まって色っぽい。
その色気にあてられそうで見つめていられずにうろうろと視線を外せば、突然軽く下から突き上げられた。
「ひゃんっ!」
「おい、何を考えている?集中してもらえないか」
濡れた下着にシグウェルさんのものが軽くとん、と当たっただけなのにお腹の奥が甘く痺れる。
そのまま腰を掴まれてさらにぐっと押し付けられ小さく円を描くようにぐりっ、と刺激されるとそれに反応してますます下着が濡れていくのが自分でも分かった。
「・・・あ、やだ・・・っ・・・」
下着越しにあの敏感な粒も刺激されてシグウェルさんのもので擦られると、恥ずかしいのに気持ち良くてもっと、と思う。
そう思う自分と反応する体、どんどん濡れていく下着にかあっと頬が熱を持てば、そんな私を目を細めて見つめたシグウェルさんが
「・・・前から何度も言っているが、それはそんなに恥ずかしがることじゃない。むしろそうなるように俺が刺激しているんだから反応がない方が困る。」
そう言って乱れて私の頬にかかっていた髪の毛をすくい耳にかけてくれた。
だけどそんな頬を撫でるような優しい手付き、指の腹の感触すら何とも言えない快感に変換してしまい身体が震える。
ぶるりと身を震わせて脱力するままにシグウェルさんに抱きつくような格好でその身を預けると、自分からあの敏感な粒を押し付けてしまう。
しかも散々苛められて赤く腫れあがった乳首もシグウェルさんの胸にかすめるように触れれば、上と下両方の刺激にお腹の奥が更にぎゅっと引き絞られるような快感に襲われて身体が小さく痙攣しながら一瞬頭の中が真っ白になった。
「軽くイったか?やはり前よりも敏感になっているな、大丈夫か?」
ひくひくと身体を震わせている私の背を撫でながらそうシグウェルさんは言ってるけど、耳元に感じる吐息だけでもゾクゾクする。
「俺は君の体温や重みを感じられるこの格好が好きなんだが、辛そうなら横になる方がいいか」
・・・好きな体位とか言わなくていいですから。
そう突っ込みたいけど微弱ながらも決してひかない快楽の波に襲われ続けている私の口から言葉は出ない。
はくはくと呼吸を整えるだけで精一杯でいれば、そっと押し倒されるようにベッドに仰向けにされた。
私を見下ろすシグウェルさんの肩から、さらさらと銀色のカーテンのようにその髪の毛が私の上に落ちてくる。
ほんのりと差し込む月明かりに照らされ反射して、銀色に淡く輝くそれを見るとユールヴァルト領で見たまるで金色の雲が流れているようで綺麗だった金毛大羊の大移動をなぜか思い出してしまった。
あの金色も綺麗だったけど、この整った顔立ちに添えられた銀の雨みたいな輝きはもっと綺麗だ。
そう思いながらゆるゆると手を動かしてそっとシグウェルさんの頬を撫でる。
すると、私のその行動が思いがけないものだったのか一瞬目を見開いたシグウェルさんはすぐに甘やかな笑みを小さく浮かべると口付けて来た。
「ん・・・っ」
頭の中がふわふわするような心地良さに身を任せて、その口付けに素直に応じていたら急に下腹部に強い刺激を感じた。
「ひっ・・・ンっ・・・‼︎」
濡れすぎた私の下半身からぐちゅん、と耳を覆いたくなるような水音が聞こえる。シグウェルさんが私の中に指を埋めたのだ。
ぷはっ、と驚いて口付けをやめれば、そんな私を見つめながらぐちぐちと抽送を繰り返す。
「あまり可愛いことをしないでくれるか?今回は実験も兼ねているからもう少しゆっくり君の反応を見たかったんだが我慢出来なくなる」
そんな事を言って離れた口元に糸を引いていた唾液を舐めとるように自分の唇を舐める。
そのまま私の鎖骨や胸元に口付けを落としながら段々と顔を下にずらしていきながらシグウェルさんはもう一度私の乳首の片方を口に含んだ。
もう片方の胸も指先でいじられ刺激され、更に私の中に埋められている指も休まない。
胸を吸われる刺激や私の中を掻き回す直接的な刺激もそうだけど、その行為の合間に聞こえてくるじゅる、とかちゅくっ、ちゅくっ、という規則正しい音が聴覚を犯されているようで訳が分からなくなる。
そうなるともう、刺激に敏感過ぎる理不尽な体質と相まって私はただひたすら自分の胸に埋められているシグウェルさんの頭を抱きしめるしか出来なくなるのだ。
すると不意にシグウェルさんが、
「・・・ここなんだが」
と言って私の中で指を折り曲げトンと突いた。あっ、それダメ‼︎
途端に反応して私の中が指を締め付ける。だけどそれに構わずシグウェルさんは折り曲げた指でそこを撫でさすりながら話す。
「俺と休暇を過ごしていた頃よりもざらつきが厚くなっているような気がする。相当シェラザードに苛められたな?」
「そっ・・・んなの、分かんない・・・っ」
ざりざりと撫でられるたびにお腹の中がきゅんきゅんする。
こぷ、と私の中からまた蜜が溢れてくるのも感じた。
だけどシェラさんがどうとか言われても本当によく分からないし、正直何をどうされていたのかも記憶が朧げだ。
ただ言われるがままに何かをして気持ち良くなっていたことしか覚えていない。・・・っていうかそれは覚えているうちに入るのかな?
ただシェラさんが毎回物凄くいい笑顔で嬉しそうにしていたことだけは記憶にある。
・・・うん。こっちは大変な思いをしているのに!って思っていただけにそれは良く覚えている。
分からない、と答えた私にふむ、と何故か思案顔のシグウェルさんは
「まあいいか。彼が開発していてくれたなら、そのおかげで俺もやりやすい。愛情を注いだ分だけ君がそれを感じて反応してくれて魔力量が増えていればいいんだがな」
と一人自己完結したように頷く。そのままじゅくっ、と言う音を立てて指が抜かれた。
その指が抜かれる感触と刺激にも私の身体は反応して跳ね、ぷしゃっと小さく蜜を溢す。
と、シグウェルさんは指を抜いたそこへおもむろに顔を寄せた。
「ふぁ・・・っ、待って、それは」
止めようとする前に、ぬるりと肉厚な温かい舌が私の中に侵入して来た。
その鼻先はわざと私の粒を押して刺激している。
「ああぁっ・・・‼︎」
その刺激にまた身体が跳ねた。ぬるぬると、入り口の浅いところを這い回ったり刺激したりする舌の感触がたまらず気持ちいい。だけど気持ち良すぎて辛い。
目の端に涙が滲んで、身体が淡く光る。
この身体が勝手に光るのもイリューディアさんの加護の力の一つらしく、度が過ぎた快楽で私が苦しくなると淡く身体が光るのだ。
そうすると、ほんの僅かだけど苦しいほどの快楽が軽減されて持ちこたえることができる。
だけど持ちこたえらるってことはリオン様達が満足するまで付き合えるってことでもあり、それはそれでえらいこっちゃな事なのでこの加護の力は必ずしもいいものとはいえない。
そして今も、私の身体が淡く輝いたのを見たシグウェルさんはまた目を細めて微笑むとぬちゅ、と音を立てて私の中から舌を抜いたかと思うと今度は粒そのものをジュッ、と強く吸い上げた。
「ひァッ・・・!」
ぬるぬるとしたゆるい刺激が突然刺すような鋭い刺激になったのについていけない。
びくんと思わずのけぞるように身体が動いた。
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