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13-32(夏樹視点)
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19時前。
コンビニを出て満羽さんと手を繋ぎ、みんなで宮川さんの家に向かっているところだ。俺達の後ろでは黒崎が真利奈さんと話をしている。どうやら旦那さんのお父さんが面白い人のようで、時々、黒崎が笑い声を立てている。その反対に、一貴さんと満羽さんは気持ちが沈んでいる。一貴さんは過去の過ちを後悔し、満羽さんはこれから謝りに行くということで緊張感がいっぱいだ。
「満羽ちゃんさ~、悪いことをしたことが無かったんだろ?」
「ううん。今回のことは、優月ちゃんが止めてくれなかったら、本当にやっていたと思うの」
「まだ計画の段階だったんだろ?マジでいじめていないんだろ?クラスの子を団結させてってさ。優月ちゃんに計画を話したら、優月ちゃんが隣のクラスの先生に相談したからバレて、君、叱られて、親に怒られたんだろ?」
「うん。チクったなんて思っていないのよ。止めてくれて良かった」
「だったら、何も起こっていないだろ。でも、変な態度を取ったってことで、謝るってことか。それに、計画していたから、それまでの間に、宏尚君に何か言ったかもってことか……」
「うん。金曜日に謝ったときは何も言われていないって言っていたけど、そんなことは無いと思うの」
「美紀ちゃんは何て言っていたんだよ?」
「いいよって言ってくれたよ。でも、俯いていたの。だから、本気で謝りたいって思ったの!」
「そうかそうか。そんなに泣かなくても良いよ。これからは一緒に学校に行くとか、なるべく一緒に居るようにしたらどうかな?優月ちゃんだってそう言っているんだろ?」
「うん。美紀ちゃんはね、弟があんな感じだからクラスの中で浮いてて、仲の良い子がいないって先生が言っていたの。だから、来年は同じクラスにしてもらいたいって、おじいちゃんに頼んだの」
「でも、来年から別の学校に変わるかも知れないんだろ?後ろでお母さんが話しているよ」
「うん……」
満羽さんが俯いた。そこで俺は、学校から帰って来た後で家に遊びに行くか、休みの日も一緒に居ると良いよと話した。すると、満羽さんが顔を上げた。おじいちゃんもそう言っているのだと。おばあちゃんもお父さんもそうなのだと。しかし、最後の砦だったお母さんまで転校する意見になったのかと悲しみ、馴染める分からないのにと、また涙を流した。
「まあまあ。気持ちは分かるよ。でも、優月ちゃんも一緒に変わるんだろ?しかも、同じクラスにしてもらいたいって言ってもらえるなんて、良かったじゃん。海外の会社に行く親が多いから、転入学はよくある学校だって聞いたよ。城川学園。英語を話す先生がいるなら、君だって英語が話せるようになるんじゃないかな?それって良いことなんだよ」
「そうかな?でも、美紀ちゃんが一人に……。それはおばあちゃんが心配ないって言ったの。1年生の時に仲が良かった子と同じクラスになるかもしれないからって……。あ、もうすぐ着くよ……。私、この家が怖いの……」
「そうか……。あれ?月島さん、どうしたの?満羽ちゃん、このおじさんに何か伝えたいの?え?この家が怖いって、おじさんに言いたかったのか……」
満羽さんが月島さんのことを見上げた。月島さんも彼女のことを見て頷き、君は何も心配は要らないと微笑んだ。
そこで満羽さんが頷き、真利奈さんの方を向いた。そこで、黒崎が真利奈さんから、宮川さんの家は一軒家であり、事情があって持ち主が賃貸住宅にして出て行き、それ以来、よく住人が変わるのだと聞いていた。宮川さんは子供達が小学校入学の直前にここに引っ越してきて、それ以来、ずっと住んでいるのだという。そして、月島さんが言った。これが本当の祟りなのだと。
コンビニを出て満羽さんと手を繋ぎ、みんなで宮川さんの家に向かっているところだ。俺達の後ろでは黒崎が真利奈さんと話をしている。どうやら旦那さんのお父さんが面白い人のようで、時々、黒崎が笑い声を立てている。その反対に、一貴さんと満羽さんは気持ちが沈んでいる。一貴さんは過去の過ちを後悔し、満羽さんはこれから謝りに行くということで緊張感がいっぱいだ。
「満羽ちゃんさ~、悪いことをしたことが無かったんだろ?」
「ううん。今回のことは、優月ちゃんが止めてくれなかったら、本当にやっていたと思うの」
「まだ計画の段階だったんだろ?マジでいじめていないんだろ?クラスの子を団結させてってさ。優月ちゃんに計画を話したら、優月ちゃんが隣のクラスの先生に相談したからバレて、君、叱られて、親に怒られたんだろ?」
「うん。チクったなんて思っていないのよ。止めてくれて良かった」
「だったら、何も起こっていないだろ。でも、変な態度を取ったってことで、謝るってことか。それに、計画していたから、それまでの間に、宏尚君に何か言ったかもってことか……」
「うん。金曜日に謝ったときは何も言われていないって言っていたけど、そんなことは無いと思うの」
「美紀ちゃんは何て言っていたんだよ?」
「いいよって言ってくれたよ。でも、俯いていたの。だから、本気で謝りたいって思ったの!」
「そうかそうか。そんなに泣かなくても良いよ。これからは一緒に学校に行くとか、なるべく一緒に居るようにしたらどうかな?優月ちゃんだってそう言っているんだろ?」
「うん。美紀ちゃんはね、弟があんな感じだからクラスの中で浮いてて、仲の良い子がいないって先生が言っていたの。だから、来年は同じクラスにしてもらいたいって、おじいちゃんに頼んだの」
「でも、来年から別の学校に変わるかも知れないんだろ?後ろでお母さんが話しているよ」
「うん……」
満羽さんが俯いた。そこで俺は、学校から帰って来た後で家に遊びに行くか、休みの日も一緒に居ると良いよと話した。すると、満羽さんが顔を上げた。おじいちゃんもそう言っているのだと。おばあちゃんもお父さんもそうなのだと。しかし、最後の砦だったお母さんまで転校する意見になったのかと悲しみ、馴染める分からないのにと、また涙を流した。
「まあまあ。気持ちは分かるよ。でも、優月ちゃんも一緒に変わるんだろ?しかも、同じクラスにしてもらいたいって言ってもらえるなんて、良かったじゃん。海外の会社に行く親が多いから、転入学はよくある学校だって聞いたよ。城川学園。英語を話す先生がいるなら、君だって英語が話せるようになるんじゃないかな?それって良いことなんだよ」
「そうかな?でも、美紀ちゃんが一人に……。それはおばあちゃんが心配ないって言ったの。1年生の時に仲が良かった子と同じクラスになるかもしれないからって……。あ、もうすぐ着くよ……。私、この家が怖いの……」
「そうか……。あれ?月島さん、どうしたの?満羽ちゃん、このおじさんに何か伝えたいの?え?この家が怖いって、おじさんに言いたかったのか……」
満羽さんが月島さんのことを見上げた。月島さんも彼女のことを見て頷き、君は何も心配は要らないと微笑んだ。
そこで満羽さんが頷き、真利奈さんの方を向いた。そこで、黒崎が真利奈さんから、宮川さんの家は一軒家であり、事情があって持ち主が賃貸住宅にして出て行き、それ以来、よく住人が変わるのだと聞いていた。宮川さんは子供達が小学校入学の直前にここに引っ越してきて、それ以来、ずっと住んでいるのだという。そして、月島さんが言った。これが本当の祟りなのだと。
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