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俺は今、黒崎と一貴さんとユーリーとで庭に出ている。話題は親権者の同意という内容だ。色んなことで里親さんは親権者の同意が必要なのだそうだ。いくら虐待した親や養育困難だという親であっても親権者には変わらず、そこが里親になる人が頭を痛めることなのだという。それに、せっかく家に馴染めたかと思えば、親に会いたいと言い、急に里親のところから家出するようになり、里親を解除になるケースもあるのだという。
里親さんのところで暮らす。このことについては、美紀さんは頑張ると言っていた。宏尚君も同じだった。橋本さん夫婦も同じだ。なによりも宮川家からは近くて、いつでもその家が見られるからだ。それに、満羽さんと優月さんが今日は一緒に過ごすはずだから、あなたには私達がいるんだという気持ちが表されている。今日は施設にある図書室で本を読むそうだ。お昼ご飯は施設で食べるそうだ。満羽さんと優月さん達はお弁当を持って行くそうだ。もちろん、美紀さんの分も用意されている。
そのことで、黒崎が真利奈さんの料理下手のことを話題に出して、俺達を笑わせようとしてきた。何でも出来る学生時代の真利奈さんだったが、家庭科の成績が悪くて、裁縫も料理も下手くそで、クラスでは最下位の出来上がりだったそうだ。
「黒崎さん。そういうことを言うなよ~。今だって真利奈さん、気にしているんだって言うからさ~。沙耶さんが言っただろ?私だって苦手だっただって……。あんたは家庭科が5段階評価の5だったなんて、嘘みたいだよ」
「後で成績表を見せてやる。あいつ、大丈夫か……。今日は山田さんが美紀ちゃんのところに送り迎えをするということだったが……」
「乳腺炎だよね。酷くなる前に化膿止めを飲めたから、腫れが引いてきたって言うけど、切らないといけないのかな……」
真利奈さんは乳腺炎を患っている。切開をして膿を出すこともあるそうだ。もちろん麻酔を打ってするというのだが、酷く腫れていると麻酔が効かないそうだ。それを聞いて驚き、倒れそうな思いになった。
「女の人って大変だよね。うちのお母さんがさ~、そうよ、大変よって言うんだ。でも、男の人もかかる人がいるから、あんただって分からないわよって脅されたんだ……」
「後でラインを送っておく。今頃、横になっているんだろう。痛みで寝られないらしいからな。あの家もそうだったのか……」
「うん……」
あの日の夜、月島さんから宮川さんの家のことを教えて貰った。あの家は、睡眠が取れない家なのだという話だった。寝ても寝た感じが無いし、落ち着かなかっただろうということだ。そういうわけもあって、住人が変わったのだろうという見解だった。外からの音もよく聞こえていたのかも知れない。だから、あんなことが起きたのかも知れないと思った。新しい家に引っ越せばいい。いや、お祓いが完了したから、もう大丈夫なのか。
俺はユーリーの肩を叩いた。月島さんとデートしてくれと頼むためだ。最近は色々と月島さんに相談する機会が多くて、何かお礼をしたいと思っていた。そこで、月島さんの方から、ユーリーとデートしたいと頼まれた。
「ユーリー。いいだろ。アレクシスさんからの頼みでもあるんだからさ~」
「いいよ。1回だけだ。そしたら、気が済むだろう……」
「マジで?やったーー」
さっそく俺は月島さんにラインを送った。するとすぐに返信が来て、ユーリーにラインが入った。日程調整だ。それに対して、しぶしぶと言った感じで返信を返しているユーリーが、兄さんからの頼みでもあるなら仕方が無いと、ため息をついた。仲の良い兄弟だと思った。
アレクシスさんは今月来日予定だ。エミリアさんは一緒ではない。フェリックスさんのことを1人にしておけないからだ。ユーリーは一緒に来たら良いのにと言っていた。あんな人なんか放っておけということだ。
空を見上げると、飛行機雲のようなものを見つけた。そして、あっと声を上げた。流れ星のような白い塊のような物が空から降ってきて、白い雲のような尻尾を付けて、だんだんと下の方に向かっていったからだ。まだ空に残っている。
「ユーリー。見てよ。あれ、流れ星かな?」
「なんだ、あれ……。UFOかも知れない。動画を撮っておく。後で月島君に送りたいから……」
「うひゃひゃひゃ。なんだかんだいって、仲が良いじゃん」
「オバケ関連では話が合うよ。それだけだ……」
ユーリーが首を振った。そして、過去世で自分の方から告白をしたなんて嘘だと言いながらも、本当にあったことかも知れないなあと言った。そして、空を見上げてスマホをかざし、流れ星のようなものを動画に収めた。
空には鳥が飛んでいた。最近よく来る山鳩だ。この庭を餌場にしているから、お義父さんが大工さんを呼んできて、山鳩の餌場を作って貰った。そこに鳥の餌を置いてある。しかし、まだ食べてくれない。
おーーい。俺は空にいる山鳩に向かって手を振った。そして、大きな雲が流れてきて、山鳩が見えなくなった。しかし、また空が晴れ渡り、視界良好になり、大きくのびをした。大空の下で。
里親さんのところで暮らす。このことについては、美紀さんは頑張ると言っていた。宏尚君も同じだった。橋本さん夫婦も同じだ。なによりも宮川家からは近くて、いつでもその家が見られるからだ。それに、満羽さんと優月さんが今日は一緒に過ごすはずだから、あなたには私達がいるんだという気持ちが表されている。今日は施設にある図書室で本を読むそうだ。お昼ご飯は施設で食べるそうだ。満羽さんと優月さん達はお弁当を持って行くそうだ。もちろん、美紀さんの分も用意されている。
そのことで、黒崎が真利奈さんの料理下手のことを話題に出して、俺達を笑わせようとしてきた。何でも出来る学生時代の真利奈さんだったが、家庭科の成績が悪くて、裁縫も料理も下手くそで、クラスでは最下位の出来上がりだったそうだ。
「黒崎さん。そういうことを言うなよ~。今だって真利奈さん、気にしているんだって言うからさ~。沙耶さんが言っただろ?私だって苦手だっただって……。あんたは家庭科が5段階評価の5だったなんて、嘘みたいだよ」
「後で成績表を見せてやる。あいつ、大丈夫か……。今日は山田さんが美紀ちゃんのところに送り迎えをするということだったが……」
「乳腺炎だよね。酷くなる前に化膿止めを飲めたから、腫れが引いてきたって言うけど、切らないといけないのかな……」
真利奈さんは乳腺炎を患っている。切開をして膿を出すこともあるそうだ。もちろん麻酔を打ってするというのだが、酷く腫れていると麻酔が効かないそうだ。それを聞いて驚き、倒れそうな思いになった。
「女の人って大変だよね。うちのお母さんがさ~、そうよ、大変よって言うんだ。でも、男の人もかかる人がいるから、あんただって分からないわよって脅されたんだ……」
「後でラインを送っておく。今頃、横になっているんだろう。痛みで寝られないらしいからな。あの家もそうだったのか……」
「うん……」
あの日の夜、月島さんから宮川さんの家のことを教えて貰った。あの家は、睡眠が取れない家なのだという話だった。寝ても寝た感じが無いし、落ち着かなかっただろうということだ。そういうわけもあって、住人が変わったのだろうという見解だった。外からの音もよく聞こえていたのかも知れない。だから、あんなことが起きたのかも知れないと思った。新しい家に引っ越せばいい。いや、お祓いが完了したから、もう大丈夫なのか。
俺はユーリーの肩を叩いた。月島さんとデートしてくれと頼むためだ。最近は色々と月島さんに相談する機会が多くて、何かお礼をしたいと思っていた。そこで、月島さんの方から、ユーリーとデートしたいと頼まれた。
「ユーリー。いいだろ。アレクシスさんからの頼みでもあるんだからさ~」
「いいよ。1回だけだ。そしたら、気が済むだろう……」
「マジで?やったーー」
さっそく俺は月島さんにラインを送った。するとすぐに返信が来て、ユーリーにラインが入った。日程調整だ。それに対して、しぶしぶと言った感じで返信を返しているユーリーが、兄さんからの頼みでもあるなら仕方が無いと、ため息をついた。仲の良い兄弟だと思った。
アレクシスさんは今月来日予定だ。エミリアさんは一緒ではない。フェリックスさんのことを1人にしておけないからだ。ユーリーは一緒に来たら良いのにと言っていた。あんな人なんか放っておけということだ。
空を見上げると、飛行機雲のようなものを見つけた。そして、あっと声を上げた。流れ星のような白い塊のような物が空から降ってきて、白い雲のような尻尾を付けて、だんだんと下の方に向かっていったからだ。まだ空に残っている。
「ユーリー。見てよ。あれ、流れ星かな?」
「なんだ、あれ……。UFOかも知れない。動画を撮っておく。後で月島君に送りたいから……」
「うひゃひゃひゃ。なんだかんだいって、仲が良いじゃん」
「オバケ関連では話が合うよ。それだけだ……」
ユーリーが首を振った。そして、過去世で自分の方から告白をしたなんて嘘だと言いながらも、本当にあったことかも知れないなあと言った。そして、空を見上げてスマホをかざし、流れ星のようなものを動画に収めた。
空には鳥が飛んでいた。最近よく来る山鳩だ。この庭を餌場にしているから、お義父さんが大工さんを呼んできて、山鳩の餌場を作って貰った。そこに鳥の餌を置いてある。しかし、まだ食べてくれない。
おーーい。俺は空にいる山鳩に向かって手を振った。そして、大きな雲が流れてきて、山鳩が見えなくなった。しかし、また空が晴れ渡り、視界良好になり、大きくのびをした。大空の下で。
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