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ユーリーが、月島さんにラインを送り始めた。一貴さんのことだ。親子だったよと書いて送っている。俺達は黙ってその姿を見守り、アレクシスさんに月島さんに会って貰いたいと言った。
「アレクシスさん。もし、月島さんがこっちに来てくれるって言ったら、どう?」
「俺は会いに行きたいぐらいだ。伊吹君にも会いたい。でも、えらくバタバタしているんだろう……」
「そうなんだよ~。伊吹お兄ちゃんってば、会議だ、テレビ出演だ、業務提携だって仕事が詰めかけていて、正念場なんだ。でも、空港には見送りに行きたいって言っていたよ。……ユーリー、月島さんが来てくれるの?」
「ああ、今日の夜に土産を渡しに行きたいどうかと予定を聞かれた。隆さん、どうしようか?今夜は食事に行くか?」
「いや、今日は家で食べよう。遠藤さんが芋を持ってきてくれたから、芋煮会をしたい。月島君もどうだろう?鮨も用意する。会社の人を呼んできて貰ってもいい。そうだ、妹さんに私はちっとも会えない。いつ会わせてくれるのかと聞いてくれ。一貴だって会いたがっている」
「そうだよねえ。同じくウォークインされている人なんだもんねえ……。ルークさんとイザヤさんというのか。リンさんみたいな立場の人が、ヨールさんだっていうそうだね」
俺は昨日のビデオ会議のことを思い出した。それぞれに3人が付いているのが共通しており、それぞれの口からみんなが話すものだから、大勢で話している気分になった。実際に会うとそれぞれの存在を感じられるそうで、会うのを楽しみにしている。マカオの人は遠いからなかなか会えないとして、妹さんは同じ都内に居るから、会えるだろう。
すると、ユーリーが月島さんと電話を始めた。今夜芋煮会をするから会社の人や妹さんを連れて来いと言っている。結構強引な言い方なのに、どこか愛嬌があるのがユーリーの得な部分だ。月島さんからは良い返事が貰えたようで、彼が笑顔になった。
「隆さん。月島君が役員の男性と妹さんを連れてくるそうだ」
「誰だろう?村橋君だろうか?」
「そうだと言っている。隆さんが会いたがっていた人だ。妹さんは配信繋がりで南波君と知り合いだから、彼もどうだろうかと聞かれた。でも、僕は……」
ユーリーが肩を落とした。頻繁に南波さんのことを誘うのは悪いと思っているそうだ。だんだんと会わなくなって、友達の距離を取れるようになりたいそうだ。しかし、俺としては、ユーリーは月島さんに惹かれているのだと思えるから、南波さんを誘っても良いのではないかと思った。
「ユーリー。黒崎さんに、南波さんを誘うように頼んでおくよ。この間会ったばかりだけど、いいじゃん。久弥と悠人はレコーディングしているから誘えないから、また今度だなあ」
久弥は月曜日に病院に行き、以前の声が出せていることを担当医に話して、驚かれたそうだ。聖河さんもすごく驚いていて、こんなことがあるのかと言い、町野先生に伝えたそうだ。町野先生には一貴さんのことを話して貰ってある。最初は冗談を言っていると思っていた先生だったが、空中からリンさんの声がするものだから信じるしか無くて、その時は驚き、今は落ち着きを取り戻したそうだ。
「そうだ、聖河さんも誘おうよ。この間は出張していたからここに来れなかったから、久しぶりに会いたいよ。報告する人がたくさん居るね。ユーリー。どうだった?」
俺は電話をしているユーリーに声を掛けた。月島さんは2人を連れてくるということでこちらはOKで、南波さんも来るかも知れないと伝えたそうだ。こうなればユーリーの二股相手の多々良さんも誘えば良いとアレクシスさんが言ったから、ユーリーが肩を落とした。兄貴にツッコまれると心が痛むらしい。なによりもエミリアさんに告げ口をされたくなかったそうだが、何でも秘密を共有するバーテルス家だからあっという間に広まってしまった。
さて、俺達は一貴さんを取り囲み、今日の予定を話し合った。一貴さんはこれから六槍さんに話をする。彼のことも今夜誘うといいと思った。そうなると土曜日がいいが、アレクシスさんが帰国するから、やっぱり今日が良いと思った。
俺達はそれぞれに連絡する人がいるから、同じ部屋からスマホを操作し、それぞれに連絡した。俺の連絡先は実家の両親だ。よかった、ホッとした。そんなことを言っていたから俺もホッとして、身体の力が抜けた。
「アレクシスさん。もし、月島さんがこっちに来てくれるって言ったら、どう?」
「俺は会いに行きたいぐらいだ。伊吹君にも会いたい。でも、えらくバタバタしているんだろう……」
「そうなんだよ~。伊吹お兄ちゃんってば、会議だ、テレビ出演だ、業務提携だって仕事が詰めかけていて、正念場なんだ。でも、空港には見送りに行きたいって言っていたよ。……ユーリー、月島さんが来てくれるの?」
「ああ、今日の夜に土産を渡しに行きたいどうかと予定を聞かれた。隆さん、どうしようか?今夜は食事に行くか?」
「いや、今日は家で食べよう。遠藤さんが芋を持ってきてくれたから、芋煮会をしたい。月島君もどうだろう?鮨も用意する。会社の人を呼んできて貰ってもいい。そうだ、妹さんに私はちっとも会えない。いつ会わせてくれるのかと聞いてくれ。一貴だって会いたがっている」
「そうだよねえ。同じくウォークインされている人なんだもんねえ……。ルークさんとイザヤさんというのか。リンさんみたいな立場の人が、ヨールさんだっていうそうだね」
俺は昨日のビデオ会議のことを思い出した。それぞれに3人が付いているのが共通しており、それぞれの口からみんなが話すものだから、大勢で話している気分になった。実際に会うとそれぞれの存在を感じられるそうで、会うのを楽しみにしている。マカオの人は遠いからなかなか会えないとして、妹さんは同じ都内に居るから、会えるだろう。
すると、ユーリーが月島さんと電話を始めた。今夜芋煮会をするから会社の人や妹さんを連れて来いと言っている。結構強引な言い方なのに、どこか愛嬌があるのがユーリーの得な部分だ。月島さんからは良い返事が貰えたようで、彼が笑顔になった。
「隆さん。月島君が役員の男性と妹さんを連れてくるそうだ」
「誰だろう?村橋君だろうか?」
「そうだと言っている。隆さんが会いたがっていた人だ。妹さんは配信繋がりで南波君と知り合いだから、彼もどうだろうかと聞かれた。でも、僕は……」
ユーリーが肩を落とした。頻繁に南波さんのことを誘うのは悪いと思っているそうだ。だんだんと会わなくなって、友達の距離を取れるようになりたいそうだ。しかし、俺としては、ユーリーは月島さんに惹かれているのだと思えるから、南波さんを誘っても良いのではないかと思った。
「ユーリー。黒崎さんに、南波さんを誘うように頼んでおくよ。この間会ったばかりだけど、いいじゃん。久弥と悠人はレコーディングしているから誘えないから、また今度だなあ」
久弥は月曜日に病院に行き、以前の声が出せていることを担当医に話して、驚かれたそうだ。聖河さんもすごく驚いていて、こんなことがあるのかと言い、町野先生に伝えたそうだ。町野先生には一貴さんのことを話して貰ってある。最初は冗談を言っていると思っていた先生だったが、空中からリンさんの声がするものだから信じるしか無くて、その時は驚き、今は落ち着きを取り戻したそうだ。
「そうだ、聖河さんも誘おうよ。この間は出張していたからここに来れなかったから、久しぶりに会いたいよ。報告する人がたくさん居るね。ユーリー。どうだった?」
俺は電話をしているユーリーに声を掛けた。月島さんは2人を連れてくるということでこちらはOKで、南波さんも来るかも知れないと伝えたそうだ。こうなればユーリーの二股相手の多々良さんも誘えば良いとアレクシスさんが言ったから、ユーリーが肩を落とした。兄貴にツッコまれると心が痛むらしい。なによりもエミリアさんに告げ口をされたくなかったそうだが、何でも秘密を共有するバーテルス家だからあっという間に広まってしまった。
さて、俺達は一貴さんを取り囲み、今日の予定を話し合った。一貴さんはこれから六槍さんに話をする。彼のことも今夜誘うといいと思った。そうなると土曜日がいいが、アレクシスさんが帰国するから、やっぱり今日が良いと思った。
俺達はそれぞれに連絡する人がいるから、同じ部屋からスマホを操作し、それぞれに連絡した。俺の連絡先は実家の両親だ。よかった、ホッとした。そんなことを言っていたから俺もホッとして、身体の力が抜けた。
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