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さて、俺達はこれからどうしようか。朝陽はこれから授業まで勉強するだろう。自習室があると言うから、そこに行きたいだろうと思った。1年生の間は教養学部に在籍しているかのように、様々な学科を学ぶと聞いている。2年生から医学のことを学ぶらしい。しかし、実習は夏休み中から始まるそうだ。初めは老人ホームなどを訪問したり、看護体験をするとのことだ。朝陽は前の大学で経験があるし、ここの大学と同じように、様々な学科を学んである。少し余裕がないだろうか。
「朝陽。もう勉強しに行きたいだろ。でも、余裕はないかな?」
「この大学で余裕はないよ。今日は珍しく午後からの授業なんだけど、いつもは朝から夕方まで入っているんだ。今日は授業までゆっくりするよ」
「そっか。じゃあ、話していられるね。大学の雰囲気はどう?」
「みんなおっとりしている感じだよ。居心地?いいよ」
「そっか。先生の前で嫌なことは言えないもんねえ」
「そんなことはないよ。オンライズのことでイジられることがなくて、ホッとしているんだ。前の大学だったら大変だったと思う。変なことを言うやつがいたのは確実だ」
「ああーーー、黒崎さんが言っていたもんね。なんでだろうね。そんなに大学で差があるなんて……」
ここでの人間関係は良さそうだ。いくらお義父さんの方から頼んであったとしても、そうならないことはある。いや、頼んであったからこそ悪くなることもあるだろう。前の大学で親しくなった生徒とは連絡を取り合っていないそうだ。朝陽が休学した後はたまに連絡が入っていたそうだが、退学を決めた後、全く来なくなったそうだ。唯一仲の良かった子とは繋がっている状況だ。しかし、それも縁が遠くなるかも知れないと思った。強引な形とはいえ進路選択をした朝陽には新しい環境が待っている。大学が違えば話も合わなくなり、消えていってしまう。それは寂しいことであり、朝陽もそう言っている。
しかし、この大学に来て良かったと言ってもらえて良かった。朝陽が前の大学に入学するとき、ここの大学が選択に入っていなかったことに、黒崎が疑問を持っていた。朝陽の学力なら入学可能であり、就職先に多い病院の評判が良く、労働条件も良い方だと言っていた。それは黒崎が集めた情報によるものだ。黒崎製菓グループの中で子供が医学部に進学した社員から聞いた話や、学費のこと、進路のこと、病院の中のことなどだ。聖河さんからの話もあった。一貴さんも色々と話をあちこちから聞いてあった。
「朝陽さ。どうしてここの大学を最初に受験しなかったの?難易度は前の大学と同じぐらいだろ?」
「駅から近かったのが前の大学なんだ。ここは駅から遠い」
「遠いって言っても、5分しか変わらないだろ」
「それと、アパートの家賃だ。全然違う。こっちは高い方だ。向こうは安かったんだ」
「そっかーーー。でも、寮を選んだじゃん」
「寮も安かったんだ。もし出ることになったらって考えておいたんだ。こっちは高い」
「いいじゃん。ママが出してくれるんだろ。うひゃひゃひゃ」
ママは大変だと思う。黒崎によって朝陽の進路を変えられてしまい、対応しないといけなくなった。ママは転学することには消極的な意見ではなかった。しかし、賛成でもなかった。2年間も学んでいたのだから、もったいないという意見だった。しかし、朝陽の将来がよりよいものになるのならと、ここの大学を受験することに賛成した。そして、入学を祝った。
「朝陽。もう勉強しに行きたいだろ。でも、余裕はないかな?」
「この大学で余裕はないよ。今日は珍しく午後からの授業なんだけど、いつもは朝から夕方まで入っているんだ。今日は授業までゆっくりするよ」
「そっか。じゃあ、話していられるね。大学の雰囲気はどう?」
「みんなおっとりしている感じだよ。居心地?いいよ」
「そっか。先生の前で嫌なことは言えないもんねえ」
「そんなことはないよ。オンライズのことでイジられることがなくて、ホッとしているんだ。前の大学だったら大変だったと思う。変なことを言うやつがいたのは確実だ」
「ああーーー、黒崎さんが言っていたもんね。なんでだろうね。そんなに大学で差があるなんて……」
ここでの人間関係は良さそうだ。いくらお義父さんの方から頼んであったとしても、そうならないことはある。いや、頼んであったからこそ悪くなることもあるだろう。前の大学で親しくなった生徒とは連絡を取り合っていないそうだ。朝陽が休学した後はたまに連絡が入っていたそうだが、退学を決めた後、全く来なくなったそうだ。唯一仲の良かった子とは繋がっている状況だ。しかし、それも縁が遠くなるかも知れないと思った。強引な形とはいえ進路選択をした朝陽には新しい環境が待っている。大学が違えば話も合わなくなり、消えていってしまう。それは寂しいことであり、朝陽もそう言っている。
しかし、この大学に来て良かったと言ってもらえて良かった。朝陽が前の大学に入学するとき、ここの大学が選択に入っていなかったことに、黒崎が疑問を持っていた。朝陽の学力なら入学可能であり、就職先に多い病院の評判が良く、労働条件も良い方だと言っていた。それは黒崎が集めた情報によるものだ。黒崎製菓グループの中で子供が医学部に進学した社員から聞いた話や、学費のこと、進路のこと、病院の中のことなどだ。聖河さんからの話もあった。一貴さんも色々と話をあちこちから聞いてあった。
「朝陽さ。どうしてここの大学を最初に受験しなかったの?難易度は前の大学と同じぐらいだろ?」
「駅から近かったのが前の大学なんだ。ここは駅から遠い」
「遠いって言っても、5分しか変わらないだろ」
「それと、アパートの家賃だ。全然違う。こっちは高い方だ。向こうは安かったんだ」
「そっかーーー。でも、寮を選んだじゃん」
「寮も安かったんだ。もし出ることになったらって考えておいたんだ。こっちは高い」
「いいじゃん。ママが出してくれるんだろ。うひゃひゃひゃ」
ママは大変だと思う。黒崎によって朝陽の進路を変えられてしまい、対応しないといけなくなった。ママは転学することには消極的な意見ではなかった。しかし、賛成でもなかった。2年間も学んでいたのだから、もったいないという意見だった。しかし、朝陽の将来がよりよいものになるのならと、ここの大学を受験することに賛成した。そして、入学を祝った。
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