銀狼騎士団長は、生贄のつがいを逃がさない。〜十年来の片想いだった騎士に処女を捧げて、子宮の奥まで執着溺愛で満たされています〜

Marine

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初夜②※

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 彼のものは指とは比べ物にならないほど大きくて、熱かった。
 入口に当たっているだけなのに、そこから熱が伝わってきて、私の粘膜がアイスクリームみたいに溶けていく。
 
 彼がゆっくりと体の上に戻ってくる。
 汗ばんだ胸板が触れ合い、熱っぽい瞳が私を射抜いた。

「……メル、入れるぞ」

 逃げ場を塞ぐように、深い口づけが落ちてくる。
 同時に、入口に押し当てられていた熱い塊が、じわりと内側へ侵入を開始した。

「んっ……く、ぅ……!」

 先端の太い部分をゆっくり呑み込まされていく。

「あ……やぁ、ひろがっ……ちゃう」
「ゆっくりする。痛かったらすぐにやめるから」

 言葉通りに、それは本当にゆっくり、じっくりと入ってくる。
 少しの痛みと、圧倒的な充足感に、私は息をついた。

「痛いか?」
「ちょっと……だけ。ぎゅって……して」
「……っ!」

 息を飲み込んだ彼に、さらに密着して抱きしめられた。
 逞しい腕の中に包まれながら、太いものが入ってくる。
 こんなに長い……道が全部塞がっちゃう。
 息がしにくいくらいに、私の隘路はみちみちと太い陰茎でいっぱいになっていた。

 まだ、入ってくる。
 終わりがないんじゃないかと思うほど長い熱が、私の内側を押し広げて進んでいく。

「んっ……あっ、そこ、奥……っ」

 不意に、お腹の底の柔らかい場所を、硬い先端が小突いた。
 これ以上は行けない、私の最奥。
 そこに彼が到達すると同時に、彼の骨盤が私の腰に当たった。

「……は……あ…ッ」

 耳元で、重苦しいほどの深い吐息が聞こえた。
 彼は私の奥深くに埋まったまま、動こうとしない。

(全部入ったんだ……)

 体中がぞわぞわと総毛立って、快感と充足感が渦巻いている。

「……大丈夫か?」

 彼が私の髪をかき上げて、そっとキスを落としてきた。
 その仕草が私の飢餓感を掻き立てて、彼の唇に吸い付いた。――途端、圧迫感も少しの痛みも、快感へと裏返っていく。

「メル……」
「だめ、ちゅーしながら……」

 離れそうになる唇を引き戻して、舌を差し出す。
 それは唇ごと食べられるように彼の口に呑み込まれた。

「んっ、ん……ん」

 彼はゆっくりと腰を動かし始めた。
 ピストンではなく、捏ねるようにねっとりと奥を潰していく。

「ん……んっ、ん、ぁっ、あーっ」
「っは……メルのなかっ、ぬるぬるしてっ……はぁ、気持ちよすぎる……」

 キスしていられないほどの快感が脳天に付き上がる。
 一番奥にぬくっと入ってしまった彼のものが、子宮口をノックしている。
 何度も何度も、奥の気持ちいいところだけを刺激されて、声が止まらない。
 
「んぁ……っ、あ、あっ、……っあ」
「メルのなか……っ、たまらない……」

 内側の弱い場所を、太いカリでねっとりと擦り上げられ、押し潰される感覚。
 気持ちよすぎて、隘路全体が、きゅうっと彼のものに吸い付いているのが分かる。
 でも、その陰茎が太すぎて、頑張って窄まろうとしても広がったままになってしまう。

「ふぅ……っ。おも、い……そこ、ぐりって……」
「襞が……からむっ……そんなに、締め付けると……」

 奥が気持ちよすぎて、足を彼の引き締まった腰に絡めた。
 私の快感が伝わっているのか、彼が体重をかけて中を押しつぶしてくる。

「奥……きもいっ、いいっ、ここ、もっと……」
「くっ……メル、もう、駄目だ……そんなに吸い付かれたら、止まらない……」

 彼が私の首筋に顔を埋め、獣のような唸り声を上げた。
 同時に、最奥に押し付けられた先端が、さらに一回り大きく膨れ上がった気がした。
 
「あ、くる、きちゃう……っ、あ、あ、あぁぁぁ――っ!」
「――っ、中に出すぞ、メル……っ!」

 ドクンッ、と胎内で何かが弾けた。
 次の瞬間、信じられないほどの量の熱いものが、私の中に噴き出した。

「ん、ぐぅ……っ!?」

 熱い。熱すぎる。
 まるで化学変化を起こしたみたいに、お腹の中が燃えている。
 彼は筋肉を硬直させて、何度も注ぎ込んできた。
 つき上がる衝動のままに。そのたびに熱いものがドクドクと中に溢れる。
 
 やがて、彼の筋肉の緊張が解けた。

「ふぅ……」と深く息をついた後、私のからだはぎゅっと彼の腕の中にしまわれてしまった。
 彼のからだの大きさを感じて……子供に戻ったみたいに、安心、してしまう。
 陰茎はまだ大きくて、私の中に埋まったままだけど。

 彼はずっと抱きしめていてくれた。
 でも、体の熱が徐々に引いていくにしたがって、彼が占領している隘路にピリリとした痛みを感じた。

「ん……なんかちょっと、痛いかも」
「……すまなかった、メルの中から離れがたくて……すぐに抜く」
「ゆっくり、ね」

 彼は気を遣って少しずつ抜いてくれた。
 私の中から出てきたそれは、まだ天を向いて反り返っている。
 
(ちょっと待って、普通は出したら縮むものなんじゃないの?!)

 抜かれた途端に、中からどぷっと大量の精液が出てきてしまった。
 普通なら凄く恥ずかしいはずなのに、今はなんだか麻痺してしまっている。

「あっ……」
「……すぐにタオルを」

 彼がクローゼットから布を取り出して戻ってきた。
 そして、私の足の間に溜まっている白濁した液体に、一筋の赤を見つけて、ぎょっとしたように動きを止めた。

「……血!? もしかして、傷つけてしまったのか?」

(アレクセイ様は傷つけるというほど動かなかったわ。奥を優しく刺激してくれて……あ、そうだ。たしか後宮にいたときに習った、あれだわ。)

「す、すぐに医者を……」
「初めてのときは血が出ると教えられたから……きっと、それだと思う……」

 私の何気ない言葉が、彼に与えた衝撃は大きかったようだ。
 目の前で開かれた瞳に、私まで驚いてしまった。
 
「……私……なにか……変なこと、言いました?」
「初めて、だったのか?」
「ええ、まあ」

 考えてみたら、10年も後宮に入っていたら、王の手がついていると考えるわよね。
 ずっと放置されてたなんて、恥ずかしいことをいってしまったわ……。
 
――でも、待って。

 じゃあこの人は、私がずっと王のお古だと思っていたってこと?
 他の男に抱かれ、穢された体だと思いながら……それでも。
 あんなに丁寧に、壊れ物を扱うように、宝物みたいにしてくれたってこと?

 傷つけないように必死に気を遣って、腰を振りたくても我慢して……ゆっくり抱いてくれたってこと?……どうして?  そこまでするほど、私のことを……?

「メル……」
「ひゃっ」

 感極まった声で抱きしめられた。
 首に巻かれた黒い革のチョーカーのアミュレットがからだに当たる。
 
「……俺の、だ……」
「え?」
「君は……誰のものでもなかった……俺の、俺だけの……メル……ッ」

(――俺?)

 言葉は嗚咽(おえつ)に飲み込まれ、首筋に熱い滴(しずく)が落ちてきた。

(アレクセイ様が、泣いている?)

 その涙がなぜか嬉しくて、体が溶けてしまいそう。
 アレクセイ様の体温と、伝わってくる愛が重すぎて……私はされるがまま、その震える背中に腕を回した。
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