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# Act16. 銀狼騎士団長 アレクセイ
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【Side:アレクセイ】
王宮から帰宅した俺を待っていたのは、ヴァルトからの報告だった。
メリザンドがずっと、執務室に籠っているという。
……あの日記を見たのか。
記憶を取り戻してほしいと願う反面、その重圧が彼女を壊すのではないかという恐怖が、喉の奥をせり上がってくる。
この邸での自由を与えたのも、日記を隠さなかったのも、彼女に選ばせたかったからだ――などという言葉は、ただの詭弁だろうな……。
俺は……多分、彼女に知ってほしかったのだろう。
10年間、俺がどれほど醜く彼女を求め続けてきたかを。
記憶のない彼女に、執念を塗り固めた愛を押し付ける。
十年前、守れなかった無能な男が今さら何を。……俺がやっていることは、救済ですらない。ただの共依存の強要だ。
(メルは俺を恨むだろうか……)
俺は重い足取りで執務室に向かった。
※ ※ ※
十年前のあの日。
俺は、つがいと定めた少女を失った。
「アレク、一緒に紅茶飲もう」
吹雪の中を馬車で進む旅では、三時間ごとに休憩をとり体を温める。
メルは馬車が止まると、一目散に俺のところに駆け寄ってきた。
馬車の中では厳格な聖女とお目付け役の侍女がいて、「とてもつまらないの」とよく嘆いていた。
年老いた聖女は俺のことが気に入らないのか、時々じろりと睨んできたが、あまり気にしていなかった。
あのとき、俺は十八で、北部騎士団に配属されていた。
父からは「氷のように冷静であれ」と厳命されていた時期だ。
だから、感情を表に出さず、ただ任務を遂行することだけに神経を尖らせていた。
――そんな俺の張り詰めた空気を、彼女はいとも簡単に溶かしてしまった。
休憩中に、メルは焚火を見ながらよく溜息をついていた。
彼女は毒を体に集める珍しい体質だった。それを根本から治癒させるために、神殿にある聖石が必要だった。
十五歳で親元を離れ、遠い神殿まで旅をする。俺はその警護としてメルの父親に雇われていた。
そして――
「アレクの目ってあったかいね」
「……よく冷たい色だと言われるが」
「私も最初はそう思ったんだけど、よく見ると家の暖炉の部屋の窓ガラスに似てるの。外の冷たい雪から守ってくれる色だよ」
そのとき、降りしきる雪が視界から掻き消えた。
耳をつんざくような木枯らしの悲鳴も、もう聞こえない。
無音の中で、ただ彼女の笑みだけが胸を満たしていく。
――初めて、女を愛おしいと感じた。
メルの乗った馬車を警護するため、移動中は馬で並走していた。
小さな窓から彼女の蜂蜜色の髪が揺れているのを見るだけで、胸が甘く、切なく色づいていく。
あまりに吹雪いて視界が悪いときは、怖がっていないか不安になった。
並走しながら馬上からコツコツと窓を叩くと、彼女は安心したように笑ってくれた。
しかし、そんな淡い想いに反応したのか、ふとした瞬間に、俺の中の獣が頭をもたげるようになった。
古の狼の血……意識したこともなかったのに、彼女が微笑むたびに、その気配が濃くなっていく。
休憩の時間になり、馬車が止まった。
いつものように焚火を囲んで紅茶を飲んでいるとき、彼女がぽつりと言った。
「お菓子……食べたいなぁ……ママの作ったクッキー……」
その言葉に、腰袋に蜂蜜の飴が入っていることに気づいた。
疲れたとき用にと、邸の料理人が作ってくれたものだ。
「蜂蜜! 大好きなの」
俺は腰袋の中から飴を一つ取った。
「手袋外すと寒いから、口の中に入れて!」
「……仕方ないな」
俺は歯で革手袋を噛んで引っ張って脱いだ。
そして、素手で包装紙を開いた。
彼女は少し頬を赤らめながら、口を開けた。その唇はふっくらしていて、とても可憐だった。
口の中に手を入れたとき、指先に彼女の粘膜の熱が伝わった。
その刹那――。
鼓膜を突き破るような咆哮が脳内で響いた。
俺の中から溢れ出したドロリと重い気配が、無垢な彼女を逃さぬよう、その華奢な体にまとわりついていく。
それは怖いほど冷たい匂いをしていた。
『俺の、俺の番だ!』
メルが飴を舐めている姿が、スローモーションのように瞳に映る。
「わぁ、美味しい!」
彼女の喉がこくりと動いた次の瞬間、彼女は雪の上に尻もちをついた。
「……あれ?」
「メル……!?」
「なんか変……体が熱くて……」
彼女の手が、自分の腹をなでる。
俺の冷たい匂いに呼応するように、彼女から熱く甘い香りが立ち上る。
蜜のようにとろとろした、理性をくすぐる匂いだ。
『番だ! 早くマーキングを! そうしないと――』
「――取られる……」
俺の口が思ってもいない言葉を吐きだした。
「クソッ、出て……来るな……!」
必死に獣を抑え込もうと、ぎゅっと目を閉じた。
理性と本能が危ういバランスで拮抗していて、動けない。
――彼女を傷つけてはいけない!
眉間に縦皺が深く刻まれる。
脂汗がじっとりと額を伝い……顎からぼたりと落ちた。
そのとき、棒立ちになっている俺の後ろから、数名の影が彼女に襲い掛かった。
「きゃぁああああああ!!」
メリザンドを襲ったのは共に護衛していた聖騎士たちだった。
彼女から漂う甘い気配に、理性を焼かれ――獣のように彼女にのしかかっている。
男が服を引き裂こうと握った刹那。
「――退けッ!!」
俺は無防備なその背中を、フルスイングで蹴り上げた。
「グベッ!」
空気が潰れるような音と共に、男の体はボールのように吹き飛んでいった。
俺は彼女に覆いかぶさる男どもをことごとく地面にのしていった。
呻きながら転がる男たちの中で仁王立ちになる俺を見て、メルは怯えていた。
馬車で同行していた、年老いた聖女が歩み寄ってきた。
俺を睨みつけ、杖を掲げる。
「……この、獣がっ! 無垢な少女を番にしおって!」
罵倒しながら、老婆は俺とメルを交互に見つめ、ふっと息を呑んだ。
「……なんと。魂が、溶け合っておる……。これほど強固な結びつきは、見たことがない」
老婆の目が、畏怖の色に変わった。
「これでは引きはがすことなどできぬ」
「……俺が、メルをつがいにしてしまったのか?」
呆然と呟いて、はっとして彼女を見た。
メルは尻もちをついたまま、まん丸な目で俺を見ている。
「……メル」
それ以上、何も言えなかった。
魂が結びつくほどの強力な番。
そんなものに彼女を巻き込んでしまったのだろうか。
メルは尻もちをついたまま、瞬きもせずに老婆の話を聞いていた。
俺が恐る恐る伸ばした手を、彼女は拒まなかった。
「いいの、私も……」
そう言って笑った彼女の手を握って引っ張り上げた。
その時に、バチッという衝撃が走って、二人とも驚いて顔を見合わせた。
「魂の番だからじゃ。馴染めば離れられんようになる」
北部の境まできたとき、王宮騎士団が迎えにきていた。
随分大勢で武装までしている。
直感だった。これはおかしい。
「メリザンド・ランベールだな。ここからは我らが王宮騎士団が警護する。馬車もこちらに乗り換えるように」
「馬車を? なぜだ!」
「お前は北部騎士団の護衛だな。ここまででいい。後は我々がやる」
「待て! こんなのはおかしい!」
「王命だ。ここに書状がある」
王宮の馬車に押し込まれる彼女は、最後まで俺に手を伸ばした。
「行きたくない、アレク!」
「メル!」
そのときも、かなり強いと自負があった俺だったが、三十ほどの騎士団には敵わなかった。
馬車が閉まり、俺を押さえている騎士が言った。
「追いかけてどうするつもりだ。あの女は毒をその身に溜めると聞いている。王宮の大結界なくしては生きられない」
「神殿に聖石があるんだろう?!」
俺の叫びに、王宮騎士団の男たちは顔を見合わせた。
一人が鼻で笑い、嘲るように口を割る。
「……ああ、あるさ。王宮の結界を維持するための『部品』になれば、拝めるかもな」
「なっ……」
その言葉の意味を理解する前に、馬車は無情にも走り出した。
俺の背後から、年老いた聖女の呟きが聞こえた。
「聖石は、かなり昔に紛失したと聞いている。今あるのは紛い物じゃ」
「なん…だと……!」
「今は追うな。生きていれば王に近づく手段はある」
「メル……」
雇い主であるメルの父親が、俺の手を取り、涙ながらに頭を下げた光景が頭に浮かぶ。
「この子は毒を体に集めてしまう体質。聖石の力で完治させてあげたい」「どうか、どうか無事に送り届けてほしい」と。
俺は己の無力さへの憤りを拳に込めて、ただ立ち尽くすしかなかった。
(……待っていろ、メル。必ず、本物の聖石を手に入れて、君を奪い返す)
拳を握りしめた手のひらから、血が滴り、雪を赤く染めた。
彼女が連れ去られた後には、ただ白い帽子が残されているだけだった。
王宮から帰宅した俺を待っていたのは、ヴァルトからの報告だった。
メリザンドがずっと、執務室に籠っているという。
……あの日記を見たのか。
記憶を取り戻してほしいと願う反面、その重圧が彼女を壊すのではないかという恐怖が、喉の奥をせり上がってくる。
この邸での自由を与えたのも、日記を隠さなかったのも、彼女に選ばせたかったからだ――などという言葉は、ただの詭弁だろうな……。
俺は……多分、彼女に知ってほしかったのだろう。
10年間、俺がどれほど醜く彼女を求め続けてきたかを。
記憶のない彼女に、執念を塗り固めた愛を押し付ける。
十年前、守れなかった無能な男が今さら何を。……俺がやっていることは、救済ですらない。ただの共依存の強要だ。
(メルは俺を恨むだろうか……)
俺は重い足取りで執務室に向かった。
※ ※ ※
十年前のあの日。
俺は、つがいと定めた少女を失った。
「アレク、一緒に紅茶飲もう」
吹雪の中を馬車で進む旅では、三時間ごとに休憩をとり体を温める。
メルは馬車が止まると、一目散に俺のところに駆け寄ってきた。
馬車の中では厳格な聖女とお目付け役の侍女がいて、「とてもつまらないの」とよく嘆いていた。
年老いた聖女は俺のことが気に入らないのか、時々じろりと睨んできたが、あまり気にしていなかった。
あのとき、俺は十八で、北部騎士団に配属されていた。
父からは「氷のように冷静であれ」と厳命されていた時期だ。
だから、感情を表に出さず、ただ任務を遂行することだけに神経を尖らせていた。
――そんな俺の張り詰めた空気を、彼女はいとも簡単に溶かしてしまった。
休憩中に、メルは焚火を見ながらよく溜息をついていた。
彼女は毒を体に集める珍しい体質だった。それを根本から治癒させるために、神殿にある聖石が必要だった。
十五歳で親元を離れ、遠い神殿まで旅をする。俺はその警護としてメルの父親に雇われていた。
そして――
「アレクの目ってあったかいね」
「……よく冷たい色だと言われるが」
「私も最初はそう思ったんだけど、よく見ると家の暖炉の部屋の窓ガラスに似てるの。外の冷たい雪から守ってくれる色だよ」
そのとき、降りしきる雪が視界から掻き消えた。
耳をつんざくような木枯らしの悲鳴も、もう聞こえない。
無音の中で、ただ彼女の笑みだけが胸を満たしていく。
――初めて、女を愛おしいと感じた。
メルの乗った馬車を警護するため、移動中は馬で並走していた。
小さな窓から彼女の蜂蜜色の髪が揺れているのを見るだけで、胸が甘く、切なく色づいていく。
あまりに吹雪いて視界が悪いときは、怖がっていないか不安になった。
並走しながら馬上からコツコツと窓を叩くと、彼女は安心したように笑ってくれた。
しかし、そんな淡い想いに反応したのか、ふとした瞬間に、俺の中の獣が頭をもたげるようになった。
古の狼の血……意識したこともなかったのに、彼女が微笑むたびに、その気配が濃くなっていく。
休憩の時間になり、馬車が止まった。
いつものように焚火を囲んで紅茶を飲んでいるとき、彼女がぽつりと言った。
「お菓子……食べたいなぁ……ママの作ったクッキー……」
その言葉に、腰袋に蜂蜜の飴が入っていることに気づいた。
疲れたとき用にと、邸の料理人が作ってくれたものだ。
「蜂蜜! 大好きなの」
俺は腰袋の中から飴を一つ取った。
「手袋外すと寒いから、口の中に入れて!」
「……仕方ないな」
俺は歯で革手袋を噛んで引っ張って脱いだ。
そして、素手で包装紙を開いた。
彼女は少し頬を赤らめながら、口を開けた。その唇はふっくらしていて、とても可憐だった。
口の中に手を入れたとき、指先に彼女の粘膜の熱が伝わった。
その刹那――。
鼓膜を突き破るような咆哮が脳内で響いた。
俺の中から溢れ出したドロリと重い気配が、無垢な彼女を逃さぬよう、その華奢な体にまとわりついていく。
それは怖いほど冷たい匂いをしていた。
『俺の、俺の番だ!』
メルが飴を舐めている姿が、スローモーションのように瞳に映る。
「わぁ、美味しい!」
彼女の喉がこくりと動いた次の瞬間、彼女は雪の上に尻もちをついた。
「……あれ?」
「メル……!?」
「なんか変……体が熱くて……」
彼女の手が、自分の腹をなでる。
俺の冷たい匂いに呼応するように、彼女から熱く甘い香りが立ち上る。
蜜のようにとろとろした、理性をくすぐる匂いだ。
『番だ! 早くマーキングを! そうしないと――』
「――取られる……」
俺の口が思ってもいない言葉を吐きだした。
「クソッ、出て……来るな……!」
必死に獣を抑え込もうと、ぎゅっと目を閉じた。
理性と本能が危ういバランスで拮抗していて、動けない。
――彼女を傷つけてはいけない!
眉間に縦皺が深く刻まれる。
脂汗がじっとりと額を伝い……顎からぼたりと落ちた。
そのとき、棒立ちになっている俺の後ろから、数名の影が彼女に襲い掛かった。
「きゃぁああああああ!!」
メリザンドを襲ったのは共に護衛していた聖騎士たちだった。
彼女から漂う甘い気配に、理性を焼かれ――獣のように彼女にのしかかっている。
男が服を引き裂こうと握った刹那。
「――退けッ!!」
俺は無防備なその背中を、フルスイングで蹴り上げた。
「グベッ!」
空気が潰れるような音と共に、男の体はボールのように吹き飛んでいった。
俺は彼女に覆いかぶさる男どもをことごとく地面にのしていった。
呻きながら転がる男たちの中で仁王立ちになる俺を見て、メルは怯えていた。
馬車で同行していた、年老いた聖女が歩み寄ってきた。
俺を睨みつけ、杖を掲げる。
「……この、獣がっ! 無垢な少女を番にしおって!」
罵倒しながら、老婆は俺とメルを交互に見つめ、ふっと息を呑んだ。
「……なんと。魂が、溶け合っておる……。これほど強固な結びつきは、見たことがない」
老婆の目が、畏怖の色に変わった。
「これでは引きはがすことなどできぬ」
「……俺が、メルをつがいにしてしまったのか?」
呆然と呟いて、はっとして彼女を見た。
メルは尻もちをついたまま、まん丸な目で俺を見ている。
「……メル」
それ以上、何も言えなかった。
魂が結びつくほどの強力な番。
そんなものに彼女を巻き込んでしまったのだろうか。
メルは尻もちをついたまま、瞬きもせずに老婆の話を聞いていた。
俺が恐る恐る伸ばした手を、彼女は拒まなかった。
「いいの、私も……」
そう言って笑った彼女の手を握って引っ張り上げた。
その時に、バチッという衝撃が走って、二人とも驚いて顔を見合わせた。
「魂の番だからじゃ。馴染めば離れられんようになる」
北部の境まできたとき、王宮騎士団が迎えにきていた。
随分大勢で武装までしている。
直感だった。これはおかしい。
「メリザンド・ランベールだな。ここからは我らが王宮騎士団が警護する。馬車もこちらに乗り換えるように」
「馬車を? なぜだ!」
「お前は北部騎士団の護衛だな。ここまででいい。後は我々がやる」
「待て! こんなのはおかしい!」
「王命だ。ここに書状がある」
王宮の馬車に押し込まれる彼女は、最後まで俺に手を伸ばした。
「行きたくない、アレク!」
「メル!」
そのときも、かなり強いと自負があった俺だったが、三十ほどの騎士団には敵わなかった。
馬車が閉まり、俺を押さえている騎士が言った。
「追いかけてどうするつもりだ。あの女は毒をその身に溜めると聞いている。王宮の大結界なくしては生きられない」
「神殿に聖石があるんだろう?!」
俺の叫びに、王宮騎士団の男たちは顔を見合わせた。
一人が鼻で笑い、嘲るように口を割る。
「……ああ、あるさ。王宮の結界を維持するための『部品』になれば、拝めるかもな」
「なっ……」
その言葉の意味を理解する前に、馬車は無情にも走り出した。
俺の背後から、年老いた聖女の呟きが聞こえた。
「聖石は、かなり昔に紛失したと聞いている。今あるのは紛い物じゃ」
「なん…だと……!」
「今は追うな。生きていれば王に近づく手段はある」
「メル……」
雇い主であるメルの父親が、俺の手を取り、涙ながらに頭を下げた光景が頭に浮かぶ。
「この子は毒を体に集めてしまう体質。聖石の力で完治させてあげたい」「どうか、どうか無事に送り届けてほしい」と。
俺は己の無力さへの憤りを拳に込めて、ただ立ち尽くすしかなかった。
(……待っていろ、メル。必ず、本物の聖石を手に入れて、君を奪い返す)
拳を握りしめた手のひらから、血が滴り、雪を赤く染めた。
彼女が連れ去られた後には、ただ白い帽子が残されているだけだった。
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