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# act18. 盗賊の宝②※
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アレクセイは部屋の中央で私を抱きしめたまま、貪るように口づけてきた。
いつも優しい口づけから入るのに、今日は食べられているのかと思うほどの激しいキス。
舌が口内を蹂躙する。
応える暇もないくらいに味わい尽くされて……。
呼吸も出来なくて、頭がぼうっとしてきた――意識が落ちる寸前、唇が離れて、肺に空気が流れ込んでくる。
「……あ、はぁっ……っ、ぁ、……はぁ」
肩で大きく息をしていると、彼はフロントレースの紐を歯で咥えて引き抜いてしまった。
ドレスが肩からずり落ちる。
露になった胸が、彼の……捕食者の目に、晒されている。
「……美しい」
その一言に、体中に震えが走った。
何かのスイッチが入ってしまったみたいに。
彼は私を抱えたまま、胸にむしゃぶりついた。
「ベッドで」と言ったのに、彼の耳にはその言葉が、飼い主の『ヨシ』の合図に聞こえたのだろうか。
私を食べることしか考えられないみたい。
乳首を口に含み、舌で転がされる。
その瞬間、甘い疼きが胸からお腹まで、一気に走った。
「……んっ」
こんな、口と舌だけで、なんて。
空中で彼にしがみつきながら、情熱的な愛撫に翻弄されていた。
彼は私の胸から離れようとせず、むしゃぶりついたまま数歩進んだ。
視界が揺れる。
次の瞬間、背中に柔らかい衝撃が走った。
ふかふかの羽毛布団に身体が沈み込む。
ようやく彼が顔を上げると、熱情に濡れた瞳と目が合った。
銀色の髪が乱れ、いつも整えられている騎士服もシワになっている。
あんなに威厳のある「銀狼の騎士団長」が、今はただの飢えた男の顔をしていた。
気付くと、私のドレスははだけ、胸は唾液で濡れ光っている。
そして、フリルのレースがたっぷり重なった、短いドロワーズだけの姿になっていた。
「……待てない」
彼の手が、ドロワーズのリボンにかかった。
でも、サテンの紐は固く結ばれていて、かなかな外すことができない。
「……くそ、この紐は……」
その手に重ねて、私は自分で結び目を解いた。
私が紐を引くと、リボンは呆気なく解けた。
彼は焦れたように、レースの布地を足首まで引き下ろした。
私は恥ずかしさに思わず足を閉じようとしたが、彼は必死だった。
大きな手が私の内腿を割り開き、祈るように、一番熱い場所に触れた。
「……っ」
ビクリと腰が跳ねる。
彼の指先が、私の蜜で濡れそぼった。
それを見たアレクセイの目が、驚きに見開かれる。
「……メル。君も……こんなに……」
あなたを怖がってなんていない。
本能がひとつのなりたいと叫んでいるみたい。
自分の欲望を確認されるなんて、死ぬほど恥ずかしいけど、こんなに必死に求められたら……。
「……私だって、す、すきなんだ……からっ」
「……っ、メルっ!」
足を持たれて、ごろんとベッドに転がってしまった。
「……このままじゃ、突き殺してしまうっ……、すまない、メル」
両足を抱え上げられて――私は彼の凶悪なまでに大きくなったペニスに、一気に奥まで貫かれるのを覚悟した。
いくら濡れているとはいえ、ろくな愛撫もなくそんなことをされたら、きっと中が傷ついてしまう。
だけど、受け入れてあげたかった。
火傷しそうなほど熱くなった陰茎が、私の襞に触れた。
目を閉じて衝撃を待ったが、彼のものは侵入してこなかった。
その代わり、襞の上を滑るように動いた。
私の足を閉じさせて、自らの陰茎を挟み込んで――擦っている。
彼は荒い息を吐きながら、獣のように腰を振っている。
(私に配慮しないと、こんな風なんだ……)
体を揺さぶられながら、今までいかに大事にされてきたかを身をもって知らされてしまう。
ガツガツと腰を振り、自らを追い上げていく。
まるで彼の自慰を見てしまったかのような背徳感。
自分の体が自慰の道具にされてしまったような気がして……でも、少しの寂しさは圧倒的な快感で上書きされていった。
彼のペニスが擦れるたびに、襞が潤みを帯びていく。
ずっとほしかった御馳走が目の前に現れたとき、唾液腺が痛むみたいに。
きゅうっと奥が痛くなって、じゅわっと蜜が溢れてくる。
こんな風にされたら、確かに抱きつぶされてしまうかも。
その甘い恐怖がさらに快感を押し上げる。
こんなに乱暴なのに、入れる時は優しいなんて……いつも、どれだけ我慢してるの。
「……っ、メル……!」
あっけなく、彼は私の足の間に射精した。
驚くほど大量の精液がお腹や胸まで飛び散り、秘所にまでべっとりと滴っていた。
「……ハアッ……ッ」
彼は私の足を抱えた腕に力を込めたまま、脱力したように動きを止めた。
私は起き上がり、肩で息をしている彼に抱き付いた。
驚いたことに、彼のペニスは全くしぼむことはなく、天を向いている。
私はそれに手を伸ばした。
彼がビクッと体を強張らせる。
射精後で敏感になっているようだったが、拒否されることはなかった。
「メル……手が汚れるぞ」
「いいの」
彼は私が興味本位で触っていると思っているのだろう。
確かに、男性の性器をしっかり触るのはほとんど初めてだった。
彼のは大きいけど形は綺麗で、カリの部分はパンパンに張っていた。
「さて、これでやっと落ち着いて君を愛せる」
彼は私の髪を自らの指に絡ませた。
「まず湯あみをして、汚れを流してから……」
(なに一人だけスッキリ(?) してるのよ。私はそんな悠長なことしてられない)
私は彼に抱き付いたまま、陰茎についた白濁液を指ですくった。
それはどろりとした粘着質な糸をひく。
ペニスの鈴口からは、今もゆっくりと精液が染み出している。
(これ、彼の赤ちゃんの素なのよね)
そう思うと、お腹の奥がきゅんきゅんして、止まらなくなっていく。
私は彼の首に回した腕に力を込めた。
座っている彼の膝に跨ると、腰を浮かせる。
そして、彼の屹立に片手を添えると、自らの蜜壺の入り口へとあてがった。
「……メ、ル……? 正気、か……?」
「ん……っ」
目の前にある、彼の驚愕に染まった顔が爽快だった。
それが、自分の幸福が信じられないという表情に変わっていく。
10年も待って、あんなに我慢して……やっと手に入れたのに、まだ遠慮しようとする臆病な私の狼さん。
もう、逃がしてあげない。
私だって、あなたを愛……うん。愛しているんだから。
ちゅっと音を立ててキスをする。
私は腰を落として、白濁液にまみれたペニスを、自らの胎内に受け入れた。
彼の種ごとお腹の中に納める。その幸福感で、とろけそうだった。
いつも優しい口づけから入るのに、今日は食べられているのかと思うほどの激しいキス。
舌が口内を蹂躙する。
応える暇もないくらいに味わい尽くされて……。
呼吸も出来なくて、頭がぼうっとしてきた――意識が落ちる寸前、唇が離れて、肺に空気が流れ込んでくる。
「……あ、はぁっ……っ、ぁ、……はぁ」
肩で大きく息をしていると、彼はフロントレースの紐を歯で咥えて引き抜いてしまった。
ドレスが肩からずり落ちる。
露になった胸が、彼の……捕食者の目に、晒されている。
「……美しい」
その一言に、体中に震えが走った。
何かのスイッチが入ってしまったみたいに。
彼は私を抱えたまま、胸にむしゃぶりついた。
「ベッドで」と言ったのに、彼の耳にはその言葉が、飼い主の『ヨシ』の合図に聞こえたのだろうか。
私を食べることしか考えられないみたい。
乳首を口に含み、舌で転がされる。
その瞬間、甘い疼きが胸からお腹まで、一気に走った。
「……んっ」
こんな、口と舌だけで、なんて。
空中で彼にしがみつきながら、情熱的な愛撫に翻弄されていた。
彼は私の胸から離れようとせず、むしゃぶりついたまま数歩進んだ。
視界が揺れる。
次の瞬間、背中に柔らかい衝撃が走った。
ふかふかの羽毛布団に身体が沈み込む。
ようやく彼が顔を上げると、熱情に濡れた瞳と目が合った。
銀色の髪が乱れ、いつも整えられている騎士服もシワになっている。
あんなに威厳のある「銀狼の騎士団長」が、今はただの飢えた男の顔をしていた。
気付くと、私のドレスははだけ、胸は唾液で濡れ光っている。
そして、フリルのレースがたっぷり重なった、短いドロワーズだけの姿になっていた。
「……待てない」
彼の手が、ドロワーズのリボンにかかった。
でも、サテンの紐は固く結ばれていて、かなかな外すことができない。
「……くそ、この紐は……」
その手に重ねて、私は自分で結び目を解いた。
私が紐を引くと、リボンは呆気なく解けた。
彼は焦れたように、レースの布地を足首まで引き下ろした。
私は恥ずかしさに思わず足を閉じようとしたが、彼は必死だった。
大きな手が私の内腿を割り開き、祈るように、一番熱い場所に触れた。
「……っ」
ビクリと腰が跳ねる。
彼の指先が、私の蜜で濡れそぼった。
それを見たアレクセイの目が、驚きに見開かれる。
「……メル。君も……こんなに……」
あなたを怖がってなんていない。
本能がひとつのなりたいと叫んでいるみたい。
自分の欲望を確認されるなんて、死ぬほど恥ずかしいけど、こんなに必死に求められたら……。
「……私だって、す、すきなんだ……からっ」
「……っ、メルっ!」
足を持たれて、ごろんとベッドに転がってしまった。
「……このままじゃ、突き殺してしまうっ……、すまない、メル」
両足を抱え上げられて――私は彼の凶悪なまでに大きくなったペニスに、一気に奥まで貫かれるのを覚悟した。
いくら濡れているとはいえ、ろくな愛撫もなくそんなことをされたら、きっと中が傷ついてしまう。
だけど、受け入れてあげたかった。
火傷しそうなほど熱くなった陰茎が、私の襞に触れた。
目を閉じて衝撃を待ったが、彼のものは侵入してこなかった。
その代わり、襞の上を滑るように動いた。
私の足を閉じさせて、自らの陰茎を挟み込んで――擦っている。
彼は荒い息を吐きながら、獣のように腰を振っている。
(私に配慮しないと、こんな風なんだ……)
体を揺さぶられながら、今までいかに大事にされてきたかを身をもって知らされてしまう。
ガツガツと腰を振り、自らを追い上げていく。
まるで彼の自慰を見てしまったかのような背徳感。
自分の体が自慰の道具にされてしまったような気がして……でも、少しの寂しさは圧倒的な快感で上書きされていった。
彼のペニスが擦れるたびに、襞が潤みを帯びていく。
ずっとほしかった御馳走が目の前に現れたとき、唾液腺が痛むみたいに。
きゅうっと奥が痛くなって、じゅわっと蜜が溢れてくる。
こんな風にされたら、確かに抱きつぶされてしまうかも。
その甘い恐怖がさらに快感を押し上げる。
こんなに乱暴なのに、入れる時は優しいなんて……いつも、どれだけ我慢してるの。
「……っ、メル……!」
あっけなく、彼は私の足の間に射精した。
驚くほど大量の精液がお腹や胸まで飛び散り、秘所にまでべっとりと滴っていた。
「……ハアッ……ッ」
彼は私の足を抱えた腕に力を込めたまま、脱力したように動きを止めた。
私は起き上がり、肩で息をしている彼に抱き付いた。
驚いたことに、彼のペニスは全くしぼむことはなく、天を向いている。
私はそれに手を伸ばした。
彼がビクッと体を強張らせる。
射精後で敏感になっているようだったが、拒否されることはなかった。
「メル……手が汚れるぞ」
「いいの」
彼は私が興味本位で触っていると思っているのだろう。
確かに、男性の性器をしっかり触るのはほとんど初めてだった。
彼のは大きいけど形は綺麗で、カリの部分はパンパンに張っていた。
「さて、これでやっと落ち着いて君を愛せる」
彼は私の髪を自らの指に絡ませた。
「まず湯あみをして、汚れを流してから……」
(なに一人だけスッキリ(?) してるのよ。私はそんな悠長なことしてられない)
私は彼に抱き付いたまま、陰茎についた白濁液を指ですくった。
それはどろりとした粘着質な糸をひく。
ペニスの鈴口からは、今もゆっくりと精液が染み出している。
(これ、彼の赤ちゃんの素なのよね)
そう思うと、お腹の奥がきゅんきゅんして、止まらなくなっていく。
私は彼の首に回した腕に力を込めた。
座っている彼の膝に跨ると、腰を浮かせる。
そして、彼の屹立に片手を添えると、自らの蜜壺の入り口へとあてがった。
「……メ、ル……? 正気、か……?」
「ん……っ」
目の前にある、彼の驚愕に染まった顔が爽快だった。
それが、自分の幸福が信じられないという表情に変わっていく。
10年も待って、あんなに我慢して……やっと手に入れたのに、まだ遠慮しようとする臆病な私の狼さん。
もう、逃がしてあげない。
私だって、あなたを愛……うん。愛しているんだから。
ちゅっと音を立ててキスをする。
私は腰を落として、白濁液にまみれたペニスを、自らの胎内に受け入れた。
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