30 / 37
二人目の犠牲者
しおりを挟む
「シ、シア!」
そう⋯⋯こちらを見ていたのはシアだ。
俺はシアがすぐ後ろに来るまで気配を感じなかったことに恐怖し、思わず声が震えてしまった。
「んっ? シアだよ。ユクト様は何をしているのかな? かな?」
表情は笑顔だが目が笑っていない。シアから殺気のようような物を感じるんだが気のせいだろうか。
「べ、別に何もしてないぞ」
「へえ⋯⋯本当に? 本当は如何わしいことをしようとしてたんじゃないのぉ」
「俺が? ルイ姉に? いやいや、何を言ってるんだ」
「何を? ふう⋯⋯作戦成功だな。寝てしまえばこっちのものだって言ってたよね?」
「ご、誤解だ! あれはそういう意味で言ったんじゃない」
最悪のタイミングを見られたな。こういう切り取りで冤罪を被せるのはマジでやめてほしい。
「ふ~ん⋯⋯」
シアの表情が終始笑顔なのも怖いぞ。心の中で何を考えているのか全く読めない。普段の緩い雰囲気はどこへ行ったんだ。
そして笑顔のシアの視線が俺から外れ、カウンターへと注がれる。
そこにはルイ姉のために作ったカルーアミルクのグラスがあった。
「これでルイさんを酔わせたの?」
シアはグラスに視線を向け、手を伸ばす。そしてルイ姉と同じように一気にグラスの中を飲み干した。
「甘くて美味しい♪」
カルーアミルクがシアの怒りを和らげたのか、圧がなくなった。しかしそれは一瞬のことだった。
「美味しいけど⋯⋯アルコールがけっこう入ってるよね? 甘さで誤魔化してわからないようにするなんて⋯⋯悪いことを考えてるね」
「これはこういう酒なの!」
「でもルイさんが、あん⋯⋯ユクトちゃんそんな所触らないで⋯⋯って言ってたから」
「そ、それは⋯⋯」
「百人いたら百人とも黒だって言うと思うよ」
本当嫌な所を聞いてるなあ。客観的に状況証拠だけ見ると俺がルイ姉を酔わせて、如何わしいことをしようとしていると思われても仕方ないかもしれないが、ここは敢えて言おう。
「それでも俺はやってない!」
「でも⋯⋯」
「俺がそんなことすると思うか?」
「⋯⋯」
えっ? 無言? 俺って信用ないの?
ちょっとショックだぞ。
「ユクト様は信じてますけど、女の子が絡むと信用出来ないかな」
女性にだらしないと言いたいのだろうか。仮にもルイ姉は美少女と言っても過言ではない。そんなルイ姉が酔って寝ているのに、如何わしいことをしなかった俺はこの上なく紳士と言えるだろう。どこが信用できないというのか。
「と、とにかくルイ姉をこのままにしておく訳には行かない。ベッドに運んで来る」
「それなら私がやるね⋯⋯羽よ」
シアが魔法の言葉を口にするといくつもの羽が顕現する。
俺は羽の上にルイ姉を横たわらせると、羽に乗ったルイ姉はプカプカと浮き始めた。
「ベッドで横になったルイさんを見たら、ユクト様もイケナイことを考える可能性があるから」
「後でルイ姉にぶん殴られたくないからそんなことしないぞ」
ルイ姉に本気で殴られたら、確実に死が見えるのは間違いないからな。俺はまだ死にたくない。
「はあ⋯⋯わかってない。もういいです。行ってきます」
シアはため息をついてルイ姉と共に二階へ行ってしまった。
何だか今日のシアは機嫌が悪かったな。ルイ姉を酔わせたのがよくなかったのか?
俺にはシアの不機嫌な理由がわからない。
俺はカウンターの中に視線を向ける。
「とりあえずカルーアミルクの材料が後数杯分あるから作るか。俺も飲みたいしな」
できたカルーアミルクのグラスをカウンターに置く。そして椅子に座り、グラスに手を伸ばそうとしたその時。
「ただいま戻りました」
ギルドの扉の方から、リーゼロッテの声が聞こえてきた。どうやらミーア達と遊びは終わって、ギルドに帰ってきたみたいだ。
「おかえり」
「子供達は本当に元気ですね。体力には自信があるつもりでしたが疲れました」
疲れたと口にしたリーゼロッテの額には、大粒の汗が見えた。
今日は気温も高いし、子供達と遊ぶのは大変だっただろう。
確かカシスオレンジが美味しいって言ってたな。
俺はカクテルを作るためにオレンジに手を伸ばす。
しかしリーゼロッテは俺がカシスオレンジを作る前に、カウンターに置いてあるカルーアミルクに気がつく。
「これはコーヒーミルクですか?」
「いや、これはコーヒーミルク味の酒だ」
「お酒? 美味しそうですね」
「飲んでもいいぞ」
「本当ですか? ありがとうございます」
リーゼロッテはグラスに軽く口をつける。
「これは⋯⋯」
一言言葉を漏らすと、今度は勢いよくグラスの中身を飲み干した。
「美味しいですね。もう一杯頂けますか」
「あいよ」
俺はリーゼロッテの要望に従って新たなカルーアミルクを作製し、カウンターの上に置く。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
リーゼロッテはグラスを手に取ると、さっきと同じように一気にカルーアミルクを飲み干してしまう。
「美味しい⋯⋯もう一杯お願いします」
「わかった。でも一気に飲んで大丈夫か?」
「大丈夫です。このお酒⋯⋯凄く飲みやすいですね」
本人が大丈夫だと言うので、俺は再びカルーアミルクを作る。
そしてこの後リーゼロッテは、さらに四杯のカルーアミルクを飲み干した。
おいおい少し飲み過ぎじゃないか? リーゼロッテはそんなにお酒は強くないように見えたけど⋯⋯
「もう一杯おにぇがいしましゅ~」
ん? 何か言葉がおかしくないか?
目もトロンとして来て、カウンターに寄りかかっている。
やっぱり飲み過ぎ何じゃ⋯⋯
これ以上は身体によくないと判断し、止めようと声をかける。
「呂律が回ってないぞ。もう飲まない方が⋯⋯」
「わらしだって⋯⋯にょみたいときがあるんでしゅ⋯⋯変な男にきゅうこ⋯⋯」
リーゼロッテは何か言いかけてカウンターに突っ伏し、動かなくなってしまった。
「やれやれ。だから言ったのに」
飲み過ぎはよくないぞ。しかも若い女の子が酔いつぶれると如何わしいことをされかねないから、気をつけてほしいものだ。
ん? 何だかさっきみた光景と同じだな。
確かさっきはこの後⋯⋯
「ひぃっ!」
俺は気配を感じて後ろを振り向く。するとそこには、またしても笑顔だけど目が笑ってないシアの姿があった。
「これはどういうことかな、かな」
「いや、これは⋯⋯」
「また女の子を酔い潰して、何をするつもりなの?」
「え~と⋯⋯」
シアの視線は、俺の全てを見通しているかのように感じたため、真実のみを話す。
しかし酔い潰したのが二人目だということもあり、シアは中々俺の言うことを信じてくれず、誤解が解けるまでに多大な労力を有したことは言うまでもなかった。
そう⋯⋯こちらを見ていたのはシアだ。
俺はシアがすぐ後ろに来るまで気配を感じなかったことに恐怖し、思わず声が震えてしまった。
「んっ? シアだよ。ユクト様は何をしているのかな? かな?」
表情は笑顔だが目が笑っていない。シアから殺気のようような物を感じるんだが気のせいだろうか。
「べ、別に何もしてないぞ」
「へえ⋯⋯本当に? 本当は如何わしいことをしようとしてたんじゃないのぉ」
「俺が? ルイ姉に? いやいや、何を言ってるんだ」
「何を? ふう⋯⋯作戦成功だな。寝てしまえばこっちのものだって言ってたよね?」
「ご、誤解だ! あれはそういう意味で言ったんじゃない」
最悪のタイミングを見られたな。こういう切り取りで冤罪を被せるのはマジでやめてほしい。
「ふ~ん⋯⋯」
シアの表情が終始笑顔なのも怖いぞ。心の中で何を考えているのか全く読めない。普段の緩い雰囲気はどこへ行ったんだ。
そして笑顔のシアの視線が俺から外れ、カウンターへと注がれる。
そこにはルイ姉のために作ったカルーアミルクのグラスがあった。
「これでルイさんを酔わせたの?」
シアはグラスに視線を向け、手を伸ばす。そしてルイ姉と同じように一気にグラスの中を飲み干した。
「甘くて美味しい♪」
カルーアミルクがシアの怒りを和らげたのか、圧がなくなった。しかしそれは一瞬のことだった。
「美味しいけど⋯⋯アルコールがけっこう入ってるよね? 甘さで誤魔化してわからないようにするなんて⋯⋯悪いことを考えてるね」
「これはこういう酒なの!」
「でもルイさんが、あん⋯⋯ユクトちゃんそんな所触らないで⋯⋯って言ってたから」
「そ、それは⋯⋯」
「百人いたら百人とも黒だって言うと思うよ」
本当嫌な所を聞いてるなあ。客観的に状況証拠だけ見ると俺がルイ姉を酔わせて、如何わしいことをしようとしていると思われても仕方ないかもしれないが、ここは敢えて言おう。
「それでも俺はやってない!」
「でも⋯⋯」
「俺がそんなことすると思うか?」
「⋯⋯」
えっ? 無言? 俺って信用ないの?
ちょっとショックだぞ。
「ユクト様は信じてますけど、女の子が絡むと信用出来ないかな」
女性にだらしないと言いたいのだろうか。仮にもルイ姉は美少女と言っても過言ではない。そんなルイ姉が酔って寝ているのに、如何わしいことをしなかった俺はこの上なく紳士と言えるだろう。どこが信用できないというのか。
「と、とにかくルイ姉をこのままにしておく訳には行かない。ベッドに運んで来る」
「それなら私がやるね⋯⋯羽よ」
シアが魔法の言葉を口にするといくつもの羽が顕現する。
俺は羽の上にルイ姉を横たわらせると、羽に乗ったルイ姉はプカプカと浮き始めた。
「ベッドで横になったルイさんを見たら、ユクト様もイケナイことを考える可能性があるから」
「後でルイ姉にぶん殴られたくないからそんなことしないぞ」
ルイ姉に本気で殴られたら、確実に死が見えるのは間違いないからな。俺はまだ死にたくない。
「はあ⋯⋯わかってない。もういいです。行ってきます」
シアはため息をついてルイ姉と共に二階へ行ってしまった。
何だか今日のシアは機嫌が悪かったな。ルイ姉を酔わせたのがよくなかったのか?
俺にはシアの不機嫌な理由がわからない。
俺はカウンターの中に視線を向ける。
「とりあえずカルーアミルクの材料が後数杯分あるから作るか。俺も飲みたいしな」
できたカルーアミルクのグラスをカウンターに置く。そして椅子に座り、グラスに手を伸ばそうとしたその時。
「ただいま戻りました」
ギルドの扉の方から、リーゼロッテの声が聞こえてきた。どうやらミーア達と遊びは終わって、ギルドに帰ってきたみたいだ。
「おかえり」
「子供達は本当に元気ですね。体力には自信があるつもりでしたが疲れました」
疲れたと口にしたリーゼロッテの額には、大粒の汗が見えた。
今日は気温も高いし、子供達と遊ぶのは大変だっただろう。
確かカシスオレンジが美味しいって言ってたな。
俺はカクテルを作るためにオレンジに手を伸ばす。
しかしリーゼロッテは俺がカシスオレンジを作る前に、カウンターに置いてあるカルーアミルクに気がつく。
「これはコーヒーミルクですか?」
「いや、これはコーヒーミルク味の酒だ」
「お酒? 美味しそうですね」
「飲んでもいいぞ」
「本当ですか? ありがとうございます」
リーゼロッテはグラスに軽く口をつける。
「これは⋯⋯」
一言言葉を漏らすと、今度は勢いよくグラスの中身を飲み干した。
「美味しいですね。もう一杯頂けますか」
「あいよ」
俺はリーゼロッテの要望に従って新たなカルーアミルクを作製し、カウンターの上に置く。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
リーゼロッテはグラスを手に取ると、さっきと同じように一気にカルーアミルクを飲み干してしまう。
「美味しい⋯⋯もう一杯お願いします」
「わかった。でも一気に飲んで大丈夫か?」
「大丈夫です。このお酒⋯⋯凄く飲みやすいですね」
本人が大丈夫だと言うので、俺は再びカルーアミルクを作る。
そしてこの後リーゼロッテは、さらに四杯のカルーアミルクを飲み干した。
おいおい少し飲み過ぎじゃないか? リーゼロッテはそんなにお酒は強くないように見えたけど⋯⋯
「もう一杯おにぇがいしましゅ~」
ん? 何か言葉がおかしくないか?
目もトロンとして来て、カウンターに寄りかかっている。
やっぱり飲み過ぎ何じゃ⋯⋯
これ以上は身体によくないと判断し、止めようと声をかける。
「呂律が回ってないぞ。もう飲まない方が⋯⋯」
「わらしだって⋯⋯にょみたいときがあるんでしゅ⋯⋯変な男にきゅうこ⋯⋯」
リーゼロッテは何か言いかけてカウンターに突っ伏し、動かなくなってしまった。
「やれやれ。だから言ったのに」
飲み過ぎはよくないぞ。しかも若い女の子が酔いつぶれると如何わしいことをされかねないから、気をつけてほしいものだ。
ん? 何だかさっきみた光景と同じだな。
確かさっきはこの後⋯⋯
「ひぃっ!」
俺は気配を感じて後ろを振り向く。するとそこには、またしても笑顔だけど目が笑ってないシアの姿があった。
「これはどういうことかな、かな」
「いや、これは⋯⋯」
「また女の子を酔い潰して、何をするつもりなの?」
「え~と⋯⋯」
シアの視線は、俺の全てを見通しているかのように感じたため、真実のみを話す。
しかし酔い潰したのが二人目だということもあり、シアは中々俺の言うことを信じてくれず、誤解が解けるまでに多大な労力を有したことは言うまでもなかった。
30
あなたにおすすめの小説
魔力ゼロで出来損ないと追放された俺、前世の物理学知識を魔法代わりに使ったら、天才ドワーフや魔王に懐かれて最強になっていた
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は我が家の恥だ」――。
名門貴族の三男アレンは、魔力を持たずに生まれたというだけで家族に虐げられ、18歳の誕生日にすべてを奪われ追放された。
絶望の中、彼が死の淵で思い出したのは、物理学者として生きた前世の記憶。そして覚醒したのは、魔法とは全く異なる、世界の理そのものを操る力――【概念置換(コンセプト・シフト)】。
運動エネルギーの法則【E = 1/2mv²】で、小石は音速の弾丸と化す。
熱力学第二法則で、敵軍は絶対零度の世界に沈む。
そして、相対性理論【E = mc²】は、神をも打ち砕く一撃となる。
これは、魔力ゼロの少年が、科学という名の「本当の魔法」で理不尽な運命を覆し、心優しき仲間たちと共に、偽りの正義に支配された世界の真実を解き明かす物語。
「君の信じる常識は、本当に正しいのか?」
知的好奇心が、あなたの胸を熱くする。新時代のサイエンス・ファンタジーが、今、幕を開ける。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる