覇道の神殺しーアルカディアー

東 将國

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第2章 神々の運命

第29話 衝突

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 ドゴオオォォォォォンンッ!!!!ドドオォォォォンンッ!!

 神斗と優香が神王会議に出席している中、イデトレアは多数の巨人や魔獣から襲撃を受けていた。
 巨人達は転移門のあるカテレア神殿から侵入したのではなく、突然街中に出現したのだ。

「「「うおぉぉぉぉおお!!!」」」
「攻撃の手を緩めるな!部隊ごとに連携を取り、確実に仕留めよ!!」
「攻撃を受けた奴は無理すんじゃねぇぞ!重傷者はすぐに救護班の元へ連れて行き、他の奴で援護しろ!」
「「「了解ッ!!!」」」

 突然の侵略に対し、イデトレア側は即座に対処していた。
 戦闘部隊は軍務総長である海乃と副長であるヘラクレスの指示のもと、洗練された統率と連携を取っており大きな被害は出ていないようだった。
 さらに攻撃の届かない安全な場所には千里が率いる救護班が待機しており、負傷した者はすぐに治療を受けられる体制だった。

「オオォォォォォッ!!」
「キシャアァァッ!」
「くっ!魔獣の数が多いな。巨人も高い物理耐性と属性耐性があって戦いずらい。このままでは戦線が拡大してしまう」

 しかし、侵略をしている魔獣の数はイデトレア側の数を超えていた。巨人もその図体の大きさと防御力から倒すのに時間を要してしまう。
 イデトレア側は十分な準備をしていたため戦力の低下はしていないが、戦力数の差から少しずつ押され始めていた。

「ヘラクレス!私とお前で部隊を二分しそれぞれ対処するぞ!」
「なるほど!指揮系統を分けて戦線拡大に対応するってわけですね!」
「そうだ。お前は西側、私は東側をやる。時期にカレンが部隊を中央まで上げるだろうからな。それと例の作戦が実行に移された時は予定通り動くように!」
「了解です姉御!!」
「まずは……ここ一帯の敵を屠る!!」

 海乃は水を纏わせたトリアイナを大振りに振るった。すると目の前まで迫っていた巨人を真っ二つにし、さらにその勢いは止まることなく周囲にいた多くの魔獣をも切り刻んだ。

「俺も姉御に続くぜッ!お前ら下がってろ!!」

 ヘラクレスは力を増幅させた。その強大な力の迫力によって周辺にいた魔獣たちは怯んでしまう。
 部隊が自分の邪魔にならないところまで下がったのを確認したヘラクレスは、力を右腕に集中させる。魔獣たちが一斉にヘラクレスに向けて飛びかかったその時、破壊の一撃が放たれた。

「我が拳は破壊の拳ーー“崩拳”グロッフィヤー!!!」

 ドゴゴオオオオオォォォォォォォンンンッッ!!!
 その一撃は飛びかかってきた魔獣たちに当たらず空気を殴っただけだった。しかしただの拳圧によって魔獣たちは絶命の叫びすら発せられずに砕け散った。その一撃は地面を抉りながら遠くにいる魔獣たちまでも吹き飛ばしてしまった。

「ふっ、流石だな。神々から“壊人”と呼ばれ恐れられるだけのことはある」
「いえいえ、俺なんかまだまだです」
「まぁ詰めの甘いところはあるな。だがその話はまた後だ。では、西側は任せる!」
「了解!!よし、おめぇら行くぞ!」
「「「おおおおぉぉぉぉぉお!!!!」」」

 海乃とヘラクレスの攻撃を目の当たりにした部隊はさらに士気が向上し、それぞれの戦場へと進んでいった。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 神王会議が始まって数刻が経った。
 神斗の作戦は見事成功し、その頃には既に神斗は会議において重要な存在となった。それにより神王会議は神斗の独壇場のようになっていた。

『人間界への干渉量の件に関して毎回改正すべきとの声が多いですが、そろそろ見直すべきですかね?』
「いや、今まで通りでいいだろう。少しでも干渉量に変化が生じれば、人間界側へ大きな影響が出る。むやみに変えず、人間界側の変化に合わせるべきだ」
『そ、それもそうですかね』
『うむ、では今回も改正はなしという方向で行く』

 神斗は先程と打って変わって積極的に発言していた。さらに話し合う議案が神斗の発言を基に改定される事が多くなった。
 それは他の神々と違い、神斗は自勢力に利益が出るようにではなく、自勢力に全く影響のない範囲にとどめて話をしていたからだった。
 さらに、他勢力へ均等な利益が出るように配慮もされていた。そのため、他勢力の代表は神斗の発言に割って入る事が出来ないでいた。

「それと、先程の勢力間貿易制度についてだが……」
『ん?その話はもう終わっただろう?』
「まぁそうなんだが、やはり改善をすべきかと思う。勢力ごとに生産力に差があるのも事実であり、またここにいない規模の小さい勢力が我々と差をつけないために少々無理をしている状況でもある」
『しかし、勢力ごとに特例を認めるのでは不平等であると先程も話しましたが?』

 勢力ごとに住む世界の環境は違う。そのため勢力の規模や技術力によってどうしても差が生まれてしまう。先程話した段階ではその差は仕方ないものであり、勢力によって特例を認めては別勢力と不平等となってしまうとして改善は行わず、少しの調整をしつつ続行といいう形となった。
 しかし神斗は今この場にいる勢力ではなく、規模の小さい勢力へと目を向けていた。

「そうだ、不平等だ。我々にとってはな。だがこの会議は何度も言っているが神界のための会議だ。一部の勢力だけがいい思いをするのではそれこそ不平等だろう?」
『………………』
「この場にいる六つの勢力は神界の中でも大きな勢力だ。小さい勢力の利益のため、我々が多少の不利益を被ることは容認するべきだ。神界の平和を守るためには、我々だけでなく規模の小さい勢力の協力も必須だ。自勢力だけでなく他勢力の利益も守る、それがこの神王会議に出席する者としての努めではないだろうか」

 神斗は神王会議に出席する者として、神界の代表者の一人として意見したのだ。
 先程話した勢力間貿易についての決定は、この場にいる勢力にとって不平等を出さないようにするものだった。それは神王会議に出席できない規模の小さい勢力のことは考えられていない決定と言えた。
 それこそ神界全体から見れば不平等だと神斗は考えていた。

『ふむ、それは確かに言えるな。それに我ら北欧は今、長きに渡る厳しい冬に悩まされておる。今まで通りでもなんとかなると思っておったが、改正されるのならば我々北欧神話も助かる』
「いや、改正すべきは規模の小さい勢力との貿易だけだ」
『なんだと!?では我ら北欧神話やラー殿のエジプト神話は貿易での特例を認めないということか!?』
「それはそうだろう。ここにいるのは大きな勢力だろう?経済力を見てもそんな特例を認める必要はないと思うが?それにそんな大きな勢力にまで特例を認めれば、規模の小さい勢力にとって不平等だ」

 平等に利益を生むために勢力間貿易の際に特例を作る。しかし神斗は北欧神話やエジプト神話といった規模の大きい勢力は対象にしないと考えていた。
 ある程度の経済力がある勢力がさらに特例によって利益を産めば、規模の小さい勢力のための特例が意味をなさなくなるからだ。

「もうそろそろ理解してくれないか?この神王会議は出席する勢力のための会議ではない。神界全体のための会議だ!自らの勢力の利益を得ようとする場ではないんだ!!」

 神斗が会議の実権を握る前はどの勢力も自らに利益が生まれるように話し合いをしていた。神斗はそんな状況をずっと見ていた。だからこそ訴えたかったのだ。神王会議とは何のためにあるのか、自分たちは一体何のために話し合っているのかを。
 今この場において、神斗は他のどの神よりも神界の代表者として相応しいと言えた。
 しかし、神斗のそんな訴えや態度に対し我慢ならない者もいた。

『いい加減にしろッ!我々のように神ではない神殺しごときが、調子に乗るなよッ!!』

 神王会議を神斗が牛耳っている今の状況に我慢の限界だったのか、北欧神話の代表トールが声を荒げた。

『そうだ!お前たち神殺しの先々代の王、“暴虐の王”が我々に何をしたかッ!!』
「あー、その話を持ち出されるとこちらとしては何も言えなくなってしまうが、この神王会議に無関係な話をするのはどうかと思うぞ?」
『うむ。これに関しては天帝殿に同意する。この場で話すべきことは多い。関係の無い話を持ち出すのはやめていただきたい。それに天帝殿の言う通り、この神王会議は神界の平和のための会議である。私も人のことは言えないが、私利私欲は捨てるべきだ』
『くッ!』

 トールの意見に同調し、エジプト神話の代表ラーまでもが今の状況に対して抗議をした。両者とも、神ではない存在である神殺しが話を進め、まるで自分たち神々を束ねているような状況に納得できず、腹を立てている様子だった。
 しかし、会議の進行役であるヴィシュヌによって制止され、トールとラーは何も言えなくなってしまった。

『勢力間貿易に関しては勢力ごとに貿易価格等で特例を作り、円滑に貿易が進むか様子を見ることとする。では最後の議題に移ろう。最後は、侵略行為に対する報復についてである。これに対して意見のある者はいるか?』

 侵略行為に対する報復、これは他勢力から侵略攻撃を受けた際にどういった方法で対処するかというものだ。
 もし他勢力から攻撃された時、それを迎撃するのは当然だが問題はまた別にある。ただ攻撃を受けて迎撃するだけでは意味がない。その後再び襲撃を受けないように対策をしなければ何度も攻撃を受け続けることになる。
 そこで重要になるのが、侵略行為をした勢力に対する報復である。侵略を受けた勢力が侵略をした勢力に対し、正当な攻撃が出来るようにするということだ。また協定を結んでいる別勢力も合わさって報復ができれば、なお侵略をされる可能性を減らせる。やがて侵略を始めとした不要な戦いを減らし、戦争の抑止となるのだ。

「俺はこの議題について、これまでよりも内容を厳しくするべきと考える」
『……ッ!』

 そんな神斗の意見に対し、トールは過敏に反応していた。

「今までは一方的な侵略行為に対する報復は別勢力が行うこととなっていた。襲撃を受けた勢力が独自に反撃しては長い戦争に発展してしまうため、別勢力が報復することによって当事者同士の戦争を抑止するため、別勢力との交流を生み出すため、といった理由があったためだな」

 攻撃を受けたから反撃する。それを許せば延々と攻撃し合い、全面的な戦争が始まってしまう。そこに第三者が介入することによって戦争への発展を抑止する。さらに勢力同士で取り決めを作ることで交流を生み出しやすくするのだ。

「確かに他勢力の介入は戦争の抑止になる。だからといって襲撃を受けた勢力が何も出来ないのは不利益だろう。勢力内部には不満が出てしまう。それに戦争回避のためとはいえ介入した別勢力に利益が出るのは問題だ。今は昔と違い、そう簡単に戦争が起こることは無いしな」
『まぁそれもそうだなー。んで、何かいい案があるんだろうな?天帝よぅ』
「ああ、俺は襲撃を受けた勢力による報復行為を容認するべきと考える」

 神斗は別勢力に報復してもらうのではなく、自ら報復行為をするべきと考えていた。
 しかしそれは単純に反撃を可能にするためという理由だけではなかった。そこには神斗のとある思惑が潜んでいたが、他の神々はそれに気付かなかった。

『だが、それでは戦争へ発展してしまうではないか』
「そこでだ、襲撃を受けた勢力による報復を行なった後、第三勢力による介入をするというのはどうだろうか?報復ができることで勢力内部の反発を抑え、戦争への発展も抑止できる。襲撃を受けた勢力が報復を行えない状態の場合は、今まで通り別勢力に報復を依頼すれば良い」
『確かにそれなら勢力内の不満は抑えられますね。第三勢力への利益の発生もなくなる。一昔前では戦争に発展してしまいますが、今の神界の情勢ならば大丈夫かもしれませんね』

 反撃する事で勢力内からの不満を抑え、別勢力が報復によって利益を得ることもなくせる。戦争への発展の可能性はあるが、ミカエルの言う通り今の戦争の起きにくいご時世ならばその可能性も減らせるのだ。
 トールは神斗の思惑の一端に気づいたようで異論を唱えたかったが、先程ヴィシュヌに釘を打たれた上にもともとこういった政治的な問題に疎いことから何も言い出せなかった。

『なるほど。確かに今の神界ならば可能かもしれん。私は天帝殿の案に賛同する。他の者はどうかな?』
『ま、いいんじゃねぇか』
『異論ありません』
『……いいだろう』
『くっ……異論、なし』
『うむ、では襲撃に対する報復行為に関しては当事者による報復行為を容認することとする。そしてこれで話し合うべき議題は全て終了した。ではこれより、本会議で話し合ったことの確認と最終調整を行う』

 神界のトップ陣が集まった神王会議。思惑や私利私欲にまみれた会議はいよいよ終盤にさしかかっていた。
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