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3章
142 ひとつに…※
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「ん…ぅん…っ」
舌を絡め合うくちゅくちゅといった水音とアリシアの鼻に抜ける甘い声がする。
ぎこちないながらもアリシアも舌を絡めて応えてくれている。そのことにレイヴンは心から幸せを感じていた。
アリシアの唇と舌をたっぷり堪能した後レイヴンはちゅっと音を立てて唇を離す。うっとりとした表情でアリシアの耳元へ口づけながら甘い声で囁いた。
「僕の背中に手をまわして」
それまで朦朧としていたアリシアがハッとした顔をする。アリシアの両手は体に沿って投げ出されていた。
それはこれまでに染みついた癖の様なもので、レイヴンに触れるのが嫌なわけではない。そろそろと腕をまわすと背中に着いた傷に触れた。
「レイヴン様!傷が…」
「大丈夫。だからそのままで」
傷に触れられてもそれ程痛いわけではない。それよりもアリシアに触れてもらえる喜びが大きい。
狼狽えるアリシアの気を逸らすように耳たぶを口に含んだ。丹念に舐めて軽く歯を立てる。
「あ、ぁんっ」
「可愛い、アリシア」
体が密着している分、これまでよりアリシアの体が跳ねるのを感じることが出来る。アリシアが感じているのがわかってレイヴンの興奮も高まっていく。
レイヴンは丁寧に唇を這わせながら体を下へとずらして言った。
レイヴンを抱き締めることは出来なくなるが、アリシアの腕がレイヴンから離れることはない。
乳房に唇を這わせ、両手で揉みながら頂を口に含む。
「あ!あぁっ」
アリシアの腰が跳ねる。
これまで散々舐めてきたのでアリシアが胸を吸われるのが好きなのはわかっている。今までの様に執拗にしゃぶることはなくても感じさせたい。
そしてやっぱりレイヴンも柔らかい胸が好きなのだ。
「んぁ!ああっ!」
頂を唇をすぼめてきゅっと吸うとアリシアが一際大きな声を上げて腰を跳ねさせた。
「あ…?」
レイヴンの手が下へと下がっていくとアリシアが物足りないような顔でレイヴンの手を視線で追う。
思わずレイヴンの顔の笑みが浮かぶ。
これまで沢山胸を可愛がっていたからこれぐらいでは物足りないようだ。
「もっとして欲しい?」
レイヴンが訊くとアリシアは真っ赤な顔で首を振った。
そんなところを見るのも初めてだ。
これまでアリシアは我慢して抱かれていると思っていたから、そんなこと訊けなかった。
「可愛い、アリシア。可愛い」
ちゅっちゅっと音を立てて口づけながら胸から腹へと唇を滑らせていく。アリシアの手はもう肩に触れているくらいだ。それでもその暖かさが嬉しい。
茂みに触れるとしっとりと濡れていた。
レイヴンは躊躇わずそこに口づける。
「ああっ!」
アリシアの腰がビクンと跳ねる。
舌を動かすたびにアリシアの腰がビクビクと跳ねていた。
「あぁ!いや…っ!」
レイヴンの舌が花芯に触れた時だった。
一際大きな声が上がり、レイヴンは咄嗟に唇を離す。
アリシアの両手はレイヴンの肩に置かれているので口を塞ぐことが出来なかったのだ。
自分が拒否をされているのではないとわかっていても心臓がどくどくと嫌な音を立てている。
レイヴンはそっと視線を上げてアリシアの顔を窺った。アリシアが泣きそうな顔でレイヴンを見ている。
その顔を見てレイヴンは胸が苦しくなった。
先に動いたのはアリシアだった。
顔を真っ赤にしながら泣きそうな顔で首を横に振る。
「いや…じゃ、ありません…っ」
「アリシア!」
レイヴンは慌てて起き上がり、アリシアを抱き締める。
羞恥からかアリシアは泣いていた。
「嫌じゃありません、レイヴン様…っ」
「わかってる、アリシア。本当にごめん…っ」
レイヴンに抱き締められながらアリシアは泣きじゃくっていた。
レイヴンは背中を撫でて宥めながらもアリシアの腹に触れる昂ぶりを抑えることができない。
アリシアも泣きながら両腿を擦り合わせるようにして身の内に燻る快感を逸らしていた。
「もう一度、触れても良い?」
アリシアが落ち着いた頃、レイヴンが問い掛けた。アリシアが小さく頷く。
もどかしいのはアリシアも同じである。
レイヴンは先に指で触れた。
「あっ!」
アリシアの腰が跳ね、くちゅっと水音が響く。ぬかるみが渇いていないことにレイヴンはホッとした。
レイヴンは体を落として秘所へ口づける。
もう一度丁寧に襞を舐めていく。ビクビクと跳ねる腿を押さえつけて溢れる蜜を啜った。
「ああああっ!!」
レイヴンが花芯に触れた途端、アリシアは腰を跳ね上げた。
ガクガクと体を震わせ、達しているのがわかる。
レイヴンはアリシアの体の震えが収まるのを待って秘所へ昂ぶりを押し当てた。
そのままゆっくりと入っていく。
「ああっ…!レイヴン様…っ!」
「っ!!」
繋がっている時に初めて名を呼ばれた。
いつもならもうくぐもった喘ぎ声が聞こえるだけだ。
「アリシアっ!アリシアっ!!」
「レイヴン様…っ!」
レイヴンは夢中になって腰を打ち付けた。
背中にまわされた腕に力がこもり、ぎゅっと抱き締められる。
触れ合ったところから溶けてしまうようだった。
舌を絡め合うくちゅくちゅといった水音とアリシアの鼻に抜ける甘い声がする。
ぎこちないながらもアリシアも舌を絡めて応えてくれている。そのことにレイヴンは心から幸せを感じていた。
アリシアの唇と舌をたっぷり堪能した後レイヴンはちゅっと音を立てて唇を離す。うっとりとした表情でアリシアの耳元へ口づけながら甘い声で囁いた。
「僕の背中に手をまわして」
それまで朦朧としていたアリシアがハッとした顔をする。アリシアの両手は体に沿って投げ出されていた。
それはこれまでに染みついた癖の様なもので、レイヴンに触れるのが嫌なわけではない。そろそろと腕をまわすと背中に着いた傷に触れた。
「レイヴン様!傷が…」
「大丈夫。だからそのままで」
傷に触れられてもそれ程痛いわけではない。それよりもアリシアに触れてもらえる喜びが大きい。
狼狽えるアリシアの気を逸らすように耳たぶを口に含んだ。丹念に舐めて軽く歯を立てる。
「あ、ぁんっ」
「可愛い、アリシア」
体が密着している分、これまでよりアリシアの体が跳ねるのを感じることが出来る。アリシアが感じているのがわかってレイヴンの興奮も高まっていく。
レイヴンは丁寧に唇を這わせながら体を下へとずらして言った。
レイヴンを抱き締めることは出来なくなるが、アリシアの腕がレイヴンから離れることはない。
乳房に唇を這わせ、両手で揉みながら頂を口に含む。
「あ!あぁっ」
アリシアの腰が跳ねる。
これまで散々舐めてきたのでアリシアが胸を吸われるのが好きなのはわかっている。今までの様に執拗にしゃぶることはなくても感じさせたい。
そしてやっぱりレイヴンも柔らかい胸が好きなのだ。
「んぁ!ああっ!」
頂を唇をすぼめてきゅっと吸うとアリシアが一際大きな声を上げて腰を跳ねさせた。
「あ…?」
レイヴンの手が下へと下がっていくとアリシアが物足りないような顔でレイヴンの手を視線で追う。
思わずレイヴンの顔の笑みが浮かぶ。
これまで沢山胸を可愛がっていたからこれぐらいでは物足りないようだ。
「もっとして欲しい?」
レイヴンが訊くとアリシアは真っ赤な顔で首を振った。
そんなところを見るのも初めてだ。
これまでアリシアは我慢して抱かれていると思っていたから、そんなこと訊けなかった。
「可愛い、アリシア。可愛い」
ちゅっちゅっと音を立てて口づけながら胸から腹へと唇を滑らせていく。アリシアの手はもう肩に触れているくらいだ。それでもその暖かさが嬉しい。
茂みに触れるとしっとりと濡れていた。
レイヴンは躊躇わずそこに口づける。
「ああっ!」
アリシアの腰がビクンと跳ねる。
舌を動かすたびにアリシアの腰がビクビクと跳ねていた。
「あぁ!いや…っ!」
レイヴンの舌が花芯に触れた時だった。
一際大きな声が上がり、レイヴンは咄嗟に唇を離す。
アリシアの両手はレイヴンの肩に置かれているので口を塞ぐことが出来なかったのだ。
自分が拒否をされているのではないとわかっていても心臓がどくどくと嫌な音を立てている。
レイヴンはそっと視線を上げてアリシアの顔を窺った。アリシアが泣きそうな顔でレイヴンを見ている。
その顔を見てレイヴンは胸が苦しくなった。
先に動いたのはアリシアだった。
顔を真っ赤にしながら泣きそうな顔で首を横に振る。
「いや…じゃ、ありません…っ」
「アリシア!」
レイヴンは慌てて起き上がり、アリシアを抱き締める。
羞恥からかアリシアは泣いていた。
「嫌じゃありません、レイヴン様…っ」
「わかってる、アリシア。本当にごめん…っ」
レイヴンに抱き締められながらアリシアは泣きじゃくっていた。
レイヴンは背中を撫でて宥めながらもアリシアの腹に触れる昂ぶりを抑えることができない。
アリシアも泣きながら両腿を擦り合わせるようにして身の内に燻る快感を逸らしていた。
「もう一度、触れても良い?」
アリシアが落ち着いた頃、レイヴンが問い掛けた。アリシアが小さく頷く。
もどかしいのはアリシアも同じである。
レイヴンは先に指で触れた。
「あっ!」
アリシアの腰が跳ね、くちゅっと水音が響く。ぬかるみが渇いていないことにレイヴンはホッとした。
レイヴンは体を落として秘所へ口づける。
もう一度丁寧に襞を舐めていく。ビクビクと跳ねる腿を押さえつけて溢れる蜜を啜った。
「ああああっ!!」
レイヴンが花芯に触れた途端、アリシアは腰を跳ね上げた。
ガクガクと体を震わせ、達しているのがわかる。
レイヴンはアリシアの体の震えが収まるのを待って秘所へ昂ぶりを押し当てた。
そのままゆっくりと入っていく。
「ああっ…!レイヴン様…っ!」
「っ!!」
繋がっている時に初めて名を呼ばれた。
いつもならもうくぐもった喘ぎ声が聞こえるだけだ。
「アリシアっ!アリシアっ!!」
「レイヴン様…っ!」
レイヴンは夢中になって腰を打ち付けた。
背中にまわされた腕に力がこもり、ぎゅっと抱き締められる。
触れ合ったところから溶けてしまうようだった。
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