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6.推しにご飯誘われました。
しおりを挟む夜ご飯を食べて帰ると、スマホには藍月くんからの連絡が来ていた。思わず思考が固まるが、と、と、とりあえず返信しないと!
(藍月:リンさん!こんばんは!)
(臨弥:藍月くんこんばんは。)
推しからの連絡に動揺した手で無難な答えを返す。誤字してないな…よし!すぐに既読がついて返信が来る。
(藍月:嬉しくて、早速連絡しちゃいました!)
(臨弥:俺も嬉しいけど、なんか変な感じですね)
(藍月:そうですか?嬉しいって言ってもらえて俺も嬉しいです!それで、早速なんですが週末ご飯行きません?)
ご飯…だと…!?いや対面で話したときは確かにそう言ってたけど、でも流石に拙くないか?そう思い遠回し?になっているかわからないけど、忠告してみる。
(臨弥:…えっと…マネージャーさんとかには…)
(藍月:大丈夫です!むしろ応援されてます!)
応援されて??なんで??
俺の頭の中は疑問だらけになったけれど、推しからの折角の誘いを断るのも嫌だったので、了承の答えを返す。男同士だし…友達、だもんね…。大丈夫だよ…ね?
(臨弥:そうなんですね。じゃあ行きます。)
(藍月:やったー!!嬉しいです!場所は俺の家で良いですか?)
?!
我が推しは、何を言っているんだ…。簡単に家の場所をファンに教えて良い訳ないだろ!!
(臨弥:駄目です!ファンに簡単に家の場所教えたりしたら!)
(藍月:でも、マネージャーにもリンさんならいいよって言ってました!)
マネージャーの俺への謎の信頼感は何処からきてるんだよ!確かに知ったところで何かしようとか思ってないけども…。
(臨弥:駄目です!)
(藍月:わかりました…)
へこませてしまった…でも絶対駄目だと思うんだ。
そうだ!俺の家に誘ってみるか!狭いし汚いけど…。
(臨弥:狭いし汚いですけど俺の家で良いなら来ますか?)
(藍月:ほんとですか!いいんですか!!嬉しいです!行きたいです!)
結局俺の家に招待することに決まってしまった。自分の部屋を見回す。alfalfaのグッズだらけだな…?その部屋に本人を招待してしまった。
出来るだけ片付けよう。あんまりグッズありすぎて引かれそうだし。推しに引かれたら泣く。
(藍月:料理は俺が作るので!食材も買っていきます!)
(臨弥:わかりました、飲み物とかは俺の方で準備しておきます!)
(藍月:はい!週末楽しみにしています!)
料理に自信もないので、作ってくれるという藍月くんに任せる。
藍月くんの手料理…だと…!?
あまり考えていなかったが、推しが、手料理を振る舞ってくれる…。冷静に考えて嬉しすぎる。俺はもうすぐ召されるのだろうか…。
最近は、運が良すぎるし、幸せすぎる…。
狭い部屋だが、週末に向けて磨き上げていく。推しが少しでも過ごしやすいようにと、クッションも新調したし、料理を作ってくれる藍月くんのために、切れ味のいい包丁や、ボウルやまな板なども買ってみた。
藍月くんは、好きな飲み物はレモンスカッシュだと答えていたのを見たことがある。それに近いような飲み物も揃えておいた。
きっとこれで完璧!!
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