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9.次も約束をしました。
しおりを挟む次の日も収録の予定があって帰らなきゃいけなかった。せっかくリンさんの家にお邪魔出来たんだし、ホントなら泊まりたいくらいだったけど。まぁ迷惑かけて嫌われたくないから、しないけどね。リンさんに嫌われたら俺きっと泣く。
「めっちゃ楽しかったです!本当はもっといたいけど、今日のところはそろそろ帰りますね。」
「あ、えと俺の方こそ楽しかったです…料理も美味しくて、ありがとう、ございます。」
「また来てもいいですか?リンさんの好きなもの作るんで!」
「えっと、はい。狭いところですけど、こんなところで良ければどうぞ。」
「やったー!!じゃあまた、予定連絡しますね!」
「はい、俺も連絡しますね。気をつけて帰ってくださいね。」
「ありがとうございます!じゃあまた!」
「はい、また」
マジで名残惜しい…。でもまた来てもいいって言ってくれた。えへへー、うれしいなー。またすぐ来たら流石に迷惑かな…。でもすぐ会いたいよー。
リンさん、あんまり表情動かないみたいだけど、よく見てたら結構わかるんだよね。っていうか、またって言うとき少しニコってして首傾げるとか可愛くない??なに?もしかして誘惑されてる?
1週間後ぐらいならいいかな…。よし、メッセージ送っちゃお。断られたら2週間後ぐらいにしてみよう。
(藍月:次、来週はどうですか?)
(臨也:大丈夫ですよ。)
(藍月:じゃあ、来週行きますね!ご飯何がいいですか?)
(臨也:俺は好き嫌いそんなにないので、藍月くんの好きなもの食べたいです。)
え?俺の好きなもの食べたいとか、リンさん可愛くない?やっぱり誘惑されて…いや、そんなわけない。うん。落ち着け俺。
リンさんのこと好きだなー。最初は応援してくれて、ずっと見てくれるからだったけど。言葉選びとかも優しいし。俺の好きなものならオムライスとかにしようかな?よく作ってるから自信あるし。
(藍月:オムライスとかどうですか?)
(臨也:俺も好きです)
(藍月:よかったー!じゃあ頑張って作ります!)
(臨也:食後のスイーツとか買っておきますね。クッキーシュー好きですよね?)
_______________
好きだって言ってた記事、見たから普通に言っちゃった…。藍月くんのことあんまり知って過ぎたら、引かれるかな…。やばい…。もう会ってくれなかったらどうしよう。
いや、そもそも会えるのが特殊な状況なんだよな。会って一緒にご飯食べたり、話せたりしたせいで、見てるだけじゃ満足出来なくなりそう。ファンとしてあるまじき事だ。
自分を戒めていかないと!
_______________
好み把握されてる…。俺のツイートもインタビューもちゃんと見てくれてるんだ。嬉しすぎる。またみんなに、俺の緩みっぱなしの顔に呆れられちゃうなー。
(藍月:はい!インタビュー記事見てくれてて嬉しいです!)
(臨也:すみません、勝手に知ってるの気持ち悪いですよね。)
(藍月:ホントに嬉しいです!!俺、リンさんが見ててくれると思うだけで頑張れるんです!)
本心からの言葉だが、我ながらリンさんが好きすぎるとは思ってる。もはや、リンさんのためにアイドルしてると言っても過言ではない。アイドルとしては失格かもしれないけど…。
_______________
俺の推しは優しいな。俺が見てるだけで頑張れる、か。俺も推しが頑張っているのを見るだけで頑張れるし、力を貰える。
(臨也:俺は藍月くんが頑張っているのを見るだけで頑張れます。)
(藍月:えへへ、ありがとうございます!これからも頑張るので、よろしくお願いします!)
(臨也:はい、もちろんです。じゃあ来週、また同じくらいの時間に待ってますね)
(藍月:はい!来週また会えるの楽しみにしてます!)
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