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10.推しのために頑張ります。
しおりを挟むまた会えるの嬉しい…んだけど、調子に乗りそうというか、勘違いしそうになるというか。距離感バグりそう。でもまた来週か。今週もバイト頑張れそうだな。
「おはよう、彼方」
「ん、はよシバ」
大学で友達の彼方を見つけて、声をかけたものの、いつもの覇気があまり感じられず眠そうだ。
「なんか眠そうだな?」
「昨日徹夜でゲームしちまってな。」
あー、イケメンのくせにゲームオタクだからな。またゲームか。俺も藍月オタクだから、人のこと言えないけどな。
「へー、そんなに面白かったのか?」
「おう!あ、週末俺の家来てやるか?」
「あー、予定あるんだよな。」
「ふーん、珍しいこともあったもんだな。」
「うるせぇ。ま、そんなに面白いなら俺も買ってみようかな。」
「そうだな、お前どうせ暇だろうし。」
「失礼な。バイトと推し活で忙しいっての。」
「あーはいはい。」
ま、だいたい暇というか、人と遊ぶ予定とかないのは事実だけどな。先日と今週末は別として。
授業が始まって、課題が発表された。んー…期限が短めだな。バイトもあるし、週末は藍月くんに会えるし、それまでに頑張って終わらせないとな。
「シバ?帰んねぇの?」
「ん、まぁな。今日発表されてた課題やってくわ。」
「は?いつもギリギリにしかやんねぇじゃん。どういう風の吹き回しだよ。明日は槍でも降るのか?」
「予定があんだよ。」
「ふーん…最近お前ちょっと変だよな。」
「普通だよ、お前が気にし過ぎなだけ」
「…ま、なんかあるなら相談しろよ。」
「おう、ありがとな。また」
「ん、またな。」
口は悪いけど、優しいやつなんだよな、彼方って。まあ流石に推しとのことは秘密なので、相談できないけど。
それから、図書館に向かって、必要な書籍を見つけ出した。全部は流石に終わらなかったけど、気合で7割くらいまで進めることができた。
これからバイトか…。流石にキツいけど頑張るしかないよな。週末には、推しに会えるんだから!
気合で夜のバイトをこなしたものの、流石に身体がバキバキだ。とは言っても、少し寝てまたすぐ大学だからそんなに休めないけど。
「んーシバ顔色悪くね?」
「昨日バイトだったから、ちょっとな。」
「でもいつもはそんなにじゃね?」
「昨日レポートやってたから」
「あー、なるほど。ちゃんと休めよ。俺面倒はゴメンだから。」
「ハイハイ、お前に迷惑はかけねぇよ。」
そんな感じで気合で迎えた週末、頑張りすぎたのか少し寝不足だし、頭が痛い。けど、藍月くんが来てくれるのに、会えないとか嫌だな。
頭痛いのも風邪とかじゃなく、寝不足からくるものだから、移ることはない。だから普通に会うことにした。体調があまり良くないのは、悟られないように気をつけないとな。
とりあえず、藍月くんが来るまでに掃除終わらせとくか。もうひと頑張りだな。
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