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しおりを挟む勇者のせいで身体が前後に揺さぶられながらも何とか湯呑みに入ったお茶を確認したが……色も変わってないしどこもおかしい所がないいつものお茶だった。
「あっあっあっ出るっ!!アリス好き!!アリスッアリスゥー!!」
激しい勇者の突き上げに私の身体も揺さぶられて私はとうとう怒りが込み上げて来た。
幾ら何でも一言言ってやらないと気が済まない。だから一言ってやろうと勇者が腰振りをしている自分の背後へ振り向いた瞬間、運悪く勇者のペニスから大量の白い体液が発射され私の下半身どころか、顔や髪迄ベッタリとついてしまった。
「おいっ…………ふっふっふざけるな!!」
いくら媚薬を盛られたとしてもだ!!私をおかずにする必要が何処にあるんだ!!
しかも飛ばす場所っ!!やめろっ!!
飛ばす場所は私にじゃなくてもいいだろ!!体液を飛ばすなら方向は下に向けてっ、掃除しやすい床とかにだなぁ!!
そんな事が考えていたら怒りで身体がワナワナと震えだし、涙目になりながら勇者を睨みつけた。
「ハアハア……アリスゥ……」
勇者は少し意識が戻ったのか、私の涙をペロンとひと舐めしてからゆっくりと腰を私に擦り付けて、最後の体液を出し切ろうとしている所だ。
くぅっ……最後まで私を使って出し切るんじゃないっ!!
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