完 敵の勇者が私に媚薬を飲まされた責任取れと言ってくる

鈴鈴躊躇

文字の大きさ
7 / 22

7

しおりを挟む

 勇者のせいで身体が前後に揺さぶられながらも何とか湯呑みに入ったお茶を確認したが……色も変わってないしどこもおかしい所がないいつものお茶だった。

「あっあっあっ出るっ!!アリス好き!!アリスッアリスゥー!!」

 激しい勇者の突き上げに私の身体も揺さぶられて私はとうとう怒りが込み上げて来た。
  幾ら何でも一言言ってやらないと気が済まない。だから一言ってやろうと勇者が腰振りをしている自分の背後へ振り向いた瞬間、運悪く勇者のペニスから大量の白い体液が発射され私の下半身どころか、顔や髪迄ベッタリとついてしまった。

「おいっ…………ふっふっふざけるな!!」

 いくら媚薬を盛られたとしてもだ!!私をおかずにする必要が何処にあるんだ!!
 しかも飛ばす場所っ!!やめろっ!!
 飛ばす場所は私にじゃなくてもいいだろ!!体液を飛ばすなら方向は下に向けてっ、掃除しやすい床とかにだなぁ!!

 そんな事が考えていたら怒りで身体がワナワナと震えだし、涙目になりながら勇者を睨みつけた。

「ハアハア……アリスゥ……」


 勇者は少し意識が戻ったのか、私の涙をペロンとひと舐めしてからゆっくりと腰を私に擦り付けて、最後の体液を出し切ろうとしている所だ。

 くぅっ……最後まで私を使って出し切るんじゃないっ!!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

処理中です...