生き残りBAD END

とぅるすけ

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第1章 犯罪制裁 編

アルバイトです!!

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 東区スラム周辺

「目標を発見、例の 組織の一員だと思われます」
『了解、G,S,Aに連絡を入れ、応援要請をする、それまで、持ちこたえてくれ』
「了解」

 深夜0時、スラム街周辺は騒然としていた。
 約50名もの武装警官がビルの谷間にいる1人の男を包囲している。

「武器を捨て、投降しなさい!」

 拡声器で変換された声が響く。

「はぁ、警察か……」

 包囲されているのは、フードで顔を隠し、左手に日本刀を握っている男だった。

「まぁいい、お前らとの戦いは慣れてる」

 刹那──

 男は姿を消した。

「っ!!」
『どうした!』
「お、男が姿を消しました!!」
『何!?一体どういう───な、なんだ貴様!───プツ』

 通信は途絶えた。
 警官たちに混乱が生まれたその時。
 男は再び元の位置に姿を現す。

「っ!?」

 そして警官たちが目にしたのは、男の右腕に掴まれているものだった。

「ひっ!」

 警官たちに戦慄が走る。
 そして男は持っているものを盾を構えている警官に投げつける。
 それは、つい先程まで通信をしていた刑事の生首だった。

「うわぁぁ!!」

 警官の数人が腰を抜かし、陣形が乱れる。

「撃てーー!!」

 その合図と共に銃声が雨の音のように響き渡る。
 だが、男は姿をけしたり、現したりするため、銃弾が当たる気配は無く、隊員の首が次々と飛んでいく。
 その時、何が起こっていたのか理解出来たものは居なかった。
 そして、危険を感じ逃げ出すもの、恐怖に何も出来ないもの、果敢に挑むもの。
 男は不思議と逃げようとしたものは逃がした。
 そのお陰か、生き残ったものは多数いた。
しかし、戦意を削がれ、心身ともに再起不能となってしまった。


 G,S,A本部 集会室

「再び集まってもらったのは、今朝報道された事件についてだ」

 剣得は再びG,S,Aの隊員を集め、会議を行った。

「軽率だった、俺らが手を出さない間、奴らが手を出さない保証なんか無かった……」

 嘆く剣得。

「よって、警備隊を組織する」

そう、出来ることは一つ…。

「守るぞ、奴らから、この島を。」


 その後、剣得は会議を終わらせると、総督室で掃除を頼んでいた楓彩のもとへ向かう。

「楓彩───っ!!」

 剣得が戸を開けて総督室に入ると、床は鏡のように輝き、乱雑に置いてあった資料は日付け事に並べられ、窓には汚れ一つ無い。

「あ、剣得さん今ちょうど終わったところです。」

 と水の入ったバケツを持ち上げ、唖然としている剣得に近づいてくる。

「お、お前……ヤバイな……」
「……えへへ」

 と照れる楓彩。

「バケツ片付けてきますね」
「お、おう」

 その後、楓彩は掃除用具を片付けると総督室のソファに腰を下ろす。

「会議、どうでしたか?」
「あぁ、その事で話がある」
「?」
「……」

 剣得は躊躇う。

「どうしたんですか? 難しい顔して」
「……お前、アルバイトする気ある?」
「? お仕事ですか?」

 剣得は、無言で頷く。

「さっき、お掃除しましたよ?」
「そ、そうじゃなくて……」
「?」

 剣得は会議の内容を話した。警備隊を組織することを。

「そ、それに参加するんですか? ……私が」
「危険な事だからな無理にとは言わない、むしろやるな。」

 だが、楓彩は予想通り

「や、やらせて下さい!!」
「…!(で、ですよねーー)」

 予想通りの返事に面を食らった剣得。

「わ、私は何をすればいいんでしょう!?」

 興奮する楓彩に対し

「ま、まて!条件がある」
「条件?」
「あぁ、ショウも同行する」
「ショウさん?」
「あぁ、ショウにはもう頼んである、実際、パトロールをする簡単な仕事だ」
「はい」


 それから色々な研修を経て、仕事初日。

「今日はよろしくお願いします、ショウさん」
「うん、よろしく」

 楓彩は少し、袖の長さが合わず、着られている感が否めないが、G,S,Aの制服に身を包んで、ショウの隣に立っていた。

「あ、あの楓彩?」
「?」
「右手に持ってるのは……?」
「はい、木刀です!」

 どうやら銃刀を扱えない楓彩に唯一使える武器ということで剣得が与えた物だろう。

「まぁ、なんにも起こんないと思うけど、気をつけてね?」
「はーい」

 と楓彩は元気よく返事をする。

「伸ばすな」
「…はい」


 そして始まったパトロール。
 日が沈みゆく街中をショウと楓彩は2人で歩いていた。

「♪」
「楓彩やけに楽しそうだね?」
「えー? そんなことないですよー?」

 どうやら剣得が楓彩に本格的な仕事をくれたこと、信頼してくれた事が楓彩にとってはすごく嬉く、機嫌がいい。

「大丈夫かな……」

 ショウは浮かれ気分の楓彩を心配していた。
すると

「おや? 楓彩ちゃんかい?」

 話かけてきたのは剣得の家の近所にある商店街の薬局のおばさんだった。

「あ! こんにちは!」
「おやおや、制服似合ってるわねぇ?」
「えへへ……」

 その後、目立った出来事もなく、無事パトロールを終えた。


「お疲れ様でした」
「お疲れ」

 2人は本部に戻り、総督室へ向かう。

「剣得ー入るよー」

ショウと楓彩は総督室に入る。

「お? 帰ったか、お疲れさん」
「割と疲れました」

 楓彩はそう言うと、まるで自分の家のように総督室のソファに腰をかける。

「ふぅわぁーーー」

 と深い息をつく。

「オヤジかお前、お前ら……晩飯は?」  
「まだです……剣得さんのお料理が食べたいです……」
「そういえば私も剣得の手料理食べてみたい」
「? 別に構わないが……」

 その時、総督室の扉が開く。

「失礼します、“総督”」

 入室してきたのは低身長で首元で短い二つ結びの真面目な印象の女性、臨だった。

「臨さん?」
「臨?」
「あれ? 皆いる」
「どうしたんだ? 臨、別に総督って呼ばなくてもいいのに」
「え、いや、業務連絡なので……」
「そうか」

 臨はパトロールの結果報告をする。

「で、では失礼します」

 臨が退室しようとしたその時

「臨、ウチくるか?」
「え!?」

臨は瞬時に振り返ると同時に赤面する。

「そーですよ、臨さん、家に行きましょう!剣得さんのお料理食べませんか?」
「し、しかし、迷惑では?」

 すると、ショウが臨の耳元で囁く。

「臨、よーく考えてみな? 私は仕事がまだ残ってるから9時前後には帰るし、楓彩は9時になったら寝てしまう、ね? その後“夜の任務”を止めるものは誰もいないよ?」
「っ!!!!」

 臨の顔はもはやトマトになり、脳天から煙を出していた。

「ショウさん?」

 楓彩はショウの裾を引っ張る。

「“夜の任務”って何ですか? これから仕事があるんですか? それなら、参加したいです!」

 曇り無き眼で、ショウを見つめる楓彩。

「え、えぇ!?あ、いや臨と剣得はこれから仕事があるみたなんだよぉ?(楓彩!? 耳良すぎ!!)」

 と嘘をつくが

「そんな、仕事ないぞー」

 と剣得のジト目。

「え? あ、あはは……」


 街灯が灯り始めた街中を楓彩、剣得、臨、そして頭に大きなたんこぶを作ったショウが歩いていた。

「うぅっ、痛い……」
「大丈夫ですか? ショウさん」
「ありがとう、楓彩、優しいね? どっかの誰かさんとは違って!!」

 と剣得を睨む。

「お前な……少しは自重しろよ…」
「むぅー、“そーゆー知識”はたくさんつけといた方がいいよ?童貞剣得くん」

 と笑い混じりに剣得を小馬鹿にする。

「ショウさんショウさん?」

 またもや袖を引っ張られる。

「?」
「“そーゆー知識”って何ですか?」

 と真剣な顔をして尋ねる。

「身につけておいた方がいいんですよね?」
「え、えぇ?」
「教えてください」
「こ、今度ね…」

 と剣得の方をチラチラ見ている。

「はぁー」

 剣得は自分の拳に息を当て、ゲンコツの準備に取り掛かっていた。

「剣得さん? ショウさんは知らなければ行けないことを教えてるだけですよ? なんでぶつんですか?」
「え、あ、いや、大人の事情だ」
「むぅ、とにかく暴力は良くないので話し合ってください」
「「はい」」

 楓彩の説教にしゅんとする2人。

「ごめんな? 臨いつもこんな感じなんだよ」
「あ、いえ、オレは羨ましいと思いますけど」
「そうか?」
「まぁでも、小雨とは長いのでこんな感じの会話はしますけどね」
「そーいえば小雨と臨ってどれくらいの仲なんだ?」


 その時、剣得と楓彩の家に到着する。

「ただいまー!」「ただいま」「おっじゃまー」「お邪魔します」

 楓彩は小走りでリビングに向かうと

「シロンー」

 楓彩がリビングの扉を開けた瞬間、白い影が楓彩の胸元に飛びつく。

「わぁ!」

 楓彩は白猫をキャッチすると

「ただいま戻りました!」

 と撫で回す。
楓彩と白猫とともに、とても幸せそうな絵面だ。
 その後剣得は台所に付き、調理を開始する。
 3人は猫と触れ合うためテレビの前の白いカーペットに腰を下ろす。

「そーいえば小雨さんは……」
「まだ入院してる、精神が不安定だから」
「そうですか。」

 重くなる空気。
 ショウが咳払いをして

「んじゃ、楓彩、さっきのやつ教えてあげようか───」

 その時、台所から包丁が3本、ショウを囲むように床に突き刺さる。

「悪ぃ、手が滑った」

 キッチンにいる剣得から殺気に満ちた声がする。
 そして臨は床に刺さった包丁を拾い、剣得に返しに行く。

「楓彩、今日のバイトどうだった?」

 ショウが気を取り直して質問する。

「……は、はい、割と楽しかったですね。」
「まぁ、楽しいのはいい事だ、でも気を付けるんだよ?」
「はーい」
「伸ばすなって、まぁ今はいっか」
「…はい」

 そしてしばらくして…

「おーい、出来たぞー。」

 剣得がそう言うとショウと楓彩は立ち上がり、食卓に着く。

「あれ?臨手伝ってたの?」
「う、うん」
「助かったよ、臨」
「お、オレなんかが手伝って、邪魔じゃなかったですか?」 
「臨さんお料理出来るんですね?」
「まぁ、一人暮らしだからね、まだまだ、下手だけど」
「んじゃあ、今度教えてやろうか? 臨」
「え、えぇ!?」

 またもや赤面する臨。
 すると、ショウが肘で突っついてくる。

「その後、2人はお互いを調理し合うのであっ───」

 臨の左手の甲がショウの鼻にクリーンヒットする。

「ぶはっ!!………うぅ今日だけで2回も叩かれた!!」

 その後、剣得と臨の作った料理が食卓に並べられる。
 その料理に、ショウ以外は絶賛した。

「そんなに美味しい?これ……」

 ショウは首を傾げて、リアクションも取らずに黙々と剣得の料理を食べていた。


 そして、夕食を済ませると時刻は9時をむかえる。

「楓彩、寝た?」
「あぁ、いつも通りぐっすりだ」
「楓彩どうしたんですか? まだ寝るには早い時間だと思いますが…」

 臨は不思議そうに尋ねる。

「あれ? 臨も知らなかったか」

 剣得は臨に楓彩の確時睡眠症の事を話した。

「し、知らなかった」
「まぁいいや、私帰るね」
「あれ?ショウ帰るのか?」
「ショ、ショウ!?」

 臨は激しく動揺している。

「臨はどうする?」

 剣得の問に応えようとするも

「え、え?オ、オレはそ、その……」

 臨はショウをチラチラ見ると、ショウはアイコンタクトをして。

「じゃあねぇー」
「おう、お疲れ」
「あっ!まっ───」 

 臨が引き止める前にドアは閉まってしまった。

「……」
「やあ、臨?」

 強ばった顔で硬直する臨になぜか挨拶する剣得。

「………」


《あぁ剣得さん……》
《臨、割と子供っぽい体してるな》
《み、見ないで……ください。……恥ずかしいです…》
《大人にしてやるよ───》


「きゃぁぁぁあ!!!」

 と悲鳴と共に顔を赤くする。

「どどど、どうした!?」
「かかか帰ります!!」
「え?」

 臨は身支度を手短に済ませると

「お、お邪魔しました!!」 

 と深くおじぎをして剣得の家から飛び出した。

「何なんだよ」

 そして、剣得は臨が出ていき静かになった廊下の右側にある寝室のドアを軽く開けて楓彩の様子を確認する。

「…(うん、よく寝てる)」
「はや…とさん…」
「っ!!」
「けんかはだめですよ…」

どうやら寝言だったようだ。



????
 
「そして、奴らG,S,Aを潰す」
「計画は順調だ」

SABERの暗翼にG,S,Aは翻弄される。
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