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終章
頼もしいのか? 君…
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あの日。
雪が降った日。
私の人生が変わった日。
────楓彩? 今日から宜しくな…王志 剣得だ…
────はや…と…? さん?
────剣得でいいよ…
その時、剣得さんは優しく手を握ってくれた。
────あれ…どこだっけ…剣得さんと出会った場所は…
思い出す。
母の最後の言葉。
────あなたを守ってくれる人は絶対にいるから…だから…絶対に生きてね…
────あれ…私…のお母さん…名前…なんだっけ…
────そうあなたはそうやって失っていくの…全てを…
────私は見ていてあげる…“あなた達”が自壊していく姿を…
「───はっ!!」
朝、楓彩は不気味な夢に目を覚ます。
今までのトラウマ全てを詰め込んだような夢。
「…はぁ…はぁ…」
楓彩の額からは汗がにじみ出て、顔色の良くなかった。
「あ、あれ…花麗さんは…」
辺りを見回すと、隣に寝ていた花麗の姿はなく、部屋には時計の秒針が進む音だけが響いていた。
楓彩はその部屋を出て今へ向かう。
「お、おはようございます…」
「おはよう、楓彩…」
楓彩よりも先に、居間にはショウ、彩楓、そして瑛太の姿が。
「今、花麗が朝飯作ってるから、もう少し待って」
「はい…ショウさん」
楓彩はショウの隣に腰を下ろす。
「ほーい、出来たぞー」
居間の入口から花麗が朝食を持って現れる。
「みんな起こしてきて来るがよい!」
楓彩は臨と小雨を起こしに、2人が寝ている部屋へ向かおうとしたその時。
「…え…」
花麗の後ろにもう1人、人影があることに気がつく。
「真希菜…さん?」
着物を来たサイボーグ──真希菜が朝食が乗ったお盆を持って花麗の後ろについてきていた。
「どうも…」
その後、朝の食卓に皆が着き、話題は真希菜の事で持ちきりになった。
「へぇー…真希菜ちゃんってまだ成人してなかったんだー」
「はい…歳はまだ17です。機会の体を貰ってので歳はあまり関係ないと思いますが…」
カワイイ子大好きな小雨に寄られ、真希菜は若干困っている様子だった。
「ねーねー…おっぱい触らせてー?」
「はぁ……は?」
「作り物? それとも本物?」
小雨は回答を聞く前に真希菜の脇の下から腕を胸に回す。
「ふむふむ…柔らかい…」
「ちょ…まぁいいですけど…減るものじゃありませんし…」
真希菜も、くすぐったがる様子を見せずに小雨の好きにさせた。
その時、小雨の頭に臨の手刀。
真希菜の頭にショウの手刀が下ろされる。
「「見てるこっちの神経がすり減るわ!! やめろ!!」」
「改めまして…里宮《りみや》 真希菜《まきな》といいます…体の90%は機械です…宜しくお願いします」
真希菜は正座をして皆に挨拶をする。
瑛太や花麗は以前、海に遊びに行った際に出会った事を覚えていた。
「さ、新しい味方が加わったことだし、今日も仕事するぞ!」
ショウの号令で皆は食事を摂り始めた。
食後、彩楓、真希菜は庭に出て楓彩の特訓に付き合った。
「速さで勝負をかけると逆に、よまれやすい…お前は上手さで勝負しろ」
「はい!」
楓彩は片腕で木刀を持つ彩楓に向かって木刀を一心不乱に振り回していた。
「敵が上から切り伏せてきた時は──」
彩楓は楓彩より高い身長を活かして楓彩の頭上から木刀を振り下ろす。
「柄を上に向けて相手の刀身を受け流す!」
楓彩は柄を上にあげ、木刀の鎬で彩楓の攻撃を下に受け流す。
「そうだ! いいぞ!」
「そして下に来た刀を踏みつけて──チェックメイト…です」
楓彩は彩楓の首元に木刀を近づけ、「決まった…」と、満足気な表情をする。
「なーに、格好つけてんだ…相手が刀を放棄して攻撃してきらどうするつもりだよ…」
「え、あぁ…そうですね…」
「それにしてもだ…なかなか筋がいい…近接戦闘を模した運動はこれくらいでいいだろう…どうだ? 体の調子は…少しは軽くなったか?」
「はい! 割と動けるようになりました!」
楓彩は右肩をぐるぐる回して明るい表情を見せる。
どうやら彩楓に褒められたことがなかなか嬉しいらしい。
「次だ…近接戦闘は実際の戦闘ではほとんど役に立たない…。そこでお前が覚えなければならないのは銃弾への対策」
「え…そ、それは…」
「まぁ、いい…。いきなりやれって言われても無理だろう…里宮!」
そこで彩楓は近くで2人を見ていた真希菜を呼ぶ。
「例のやつを頼む!」
「了解です」
真希菜はそう言われると右腕を前に突き出す。
次の瞬間、真希菜の前腕が展開し、無数の銃口が露《あらわ》になる。
「えぇぇぇーーーー!!」
楓彩はそのショッキングな光景に声を上げてしまう。
確かに、楓彩が以前戦った時は銀腕からの展開だったのでこれと言ってどうとも思わなかったが、今回は作り込まれた人の肌が機械的に展開したのだ。
花麗が見たらトラウマ物だろう。
そんな事を他所に、彩楓は木刀を真剣に構える。
「少しは離れてろ…楓彩…」
次の瞬間、連続する破裂音と共に無数のゴム弾が撃ち込まれる。
彩楓は見事な身のこなしでそのゴム弾を弾いていく。
数秒にわたる射撃が終わり、彩楓は一息ついて楓彩の方を見る。
「とまぁ、こんな感じだ…っ!!」
楓彩はうつ伏せに倒れていた。
どうやら流れ弾が数発当たっていたようだ。
彩楓はそんな楓彩に近づく。
「おい…大丈夫か?」
「えへへ…だ、大丈夫です…当たると痛いですね…」
その後、楓彩はゴム弾の餌食となった。
雪が降った日。
私の人生が変わった日。
────楓彩? 今日から宜しくな…王志 剣得だ…
────はや…と…? さん?
────剣得でいいよ…
その時、剣得さんは優しく手を握ってくれた。
────あれ…どこだっけ…剣得さんと出会った場所は…
思い出す。
母の最後の言葉。
────あなたを守ってくれる人は絶対にいるから…だから…絶対に生きてね…
────あれ…私…のお母さん…名前…なんだっけ…
────そうあなたはそうやって失っていくの…全てを…
────私は見ていてあげる…“あなた達”が自壊していく姿を…
「───はっ!!」
朝、楓彩は不気味な夢に目を覚ます。
今までのトラウマ全てを詰め込んだような夢。
「…はぁ…はぁ…」
楓彩の額からは汗がにじみ出て、顔色の良くなかった。
「あ、あれ…花麗さんは…」
辺りを見回すと、隣に寝ていた花麗の姿はなく、部屋には時計の秒針が進む音だけが響いていた。
楓彩はその部屋を出て今へ向かう。
「お、おはようございます…」
「おはよう、楓彩…」
楓彩よりも先に、居間にはショウ、彩楓、そして瑛太の姿が。
「今、花麗が朝飯作ってるから、もう少し待って」
「はい…ショウさん」
楓彩はショウの隣に腰を下ろす。
「ほーい、出来たぞー」
居間の入口から花麗が朝食を持って現れる。
「みんな起こしてきて来るがよい!」
楓彩は臨と小雨を起こしに、2人が寝ている部屋へ向かおうとしたその時。
「…え…」
花麗の後ろにもう1人、人影があることに気がつく。
「真希菜…さん?」
着物を来たサイボーグ──真希菜が朝食が乗ったお盆を持って花麗の後ろについてきていた。
「どうも…」
その後、朝の食卓に皆が着き、話題は真希菜の事で持ちきりになった。
「へぇー…真希菜ちゃんってまだ成人してなかったんだー」
「はい…歳はまだ17です。機会の体を貰ってので歳はあまり関係ないと思いますが…」
カワイイ子大好きな小雨に寄られ、真希菜は若干困っている様子だった。
「ねーねー…おっぱい触らせてー?」
「はぁ……は?」
「作り物? それとも本物?」
小雨は回答を聞く前に真希菜の脇の下から腕を胸に回す。
「ふむふむ…柔らかい…」
「ちょ…まぁいいですけど…減るものじゃありませんし…」
真希菜も、くすぐったがる様子を見せずに小雨の好きにさせた。
その時、小雨の頭に臨の手刀。
真希菜の頭にショウの手刀が下ろされる。
「「見てるこっちの神経がすり減るわ!! やめろ!!」」
「改めまして…里宮《りみや》 真希菜《まきな》といいます…体の90%は機械です…宜しくお願いします」
真希菜は正座をして皆に挨拶をする。
瑛太や花麗は以前、海に遊びに行った際に出会った事を覚えていた。
「さ、新しい味方が加わったことだし、今日も仕事するぞ!」
ショウの号令で皆は食事を摂り始めた。
食後、彩楓、真希菜は庭に出て楓彩の特訓に付き合った。
「速さで勝負をかけると逆に、よまれやすい…お前は上手さで勝負しろ」
「はい!」
楓彩は片腕で木刀を持つ彩楓に向かって木刀を一心不乱に振り回していた。
「敵が上から切り伏せてきた時は──」
彩楓は楓彩より高い身長を活かして楓彩の頭上から木刀を振り下ろす。
「柄を上に向けて相手の刀身を受け流す!」
楓彩は柄を上にあげ、木刀の鎬で彩楓の攻撃を下に受け流す。
「そうだ! いいぞ!」
「そして下に来た刀を踏みつけて──チェックメイト…です」
楓彩は彩楓の首元に木刀を近づけ、「決まった…」と、満足気な表情をする。
「なーに、格好つけてんだ…相手が刀を放棄して攻撃してきらどうするつもりだよ…」
「え、あぁ…そうですね…」
「それにしてもだ…なかなか筋がいい…近接戦闘を模した運動はこれくらいでいいだろう…どうだ? 体の調子は…少しは軽くなったか?」
「はい! 割と動けるようになりました!」
楓彩は右肩をぐるぐる回して明るい表情を見せる。
どうやら彩楓に褒められたことがなかなか嬉しいらしい。
「次だ…近接戦闘は実際の戦闘ではほとんど役に立たない…。そこでお前が覚えなければならないのは銃弾への対策」
「え…そ、それは…」
「まぁ、いい…。いきなりやれって言われても無理だろう…里宮!」
そこで彩楓は近くで2人を見ていた真希菜を呼ぶ。
「例のやつを頼む!」
「了解です」
真希菜はそう言われると右腕を前に突き出す。
次の瞬間、真希菜の前腕が展開し、無数の銃口が露《あらわ》になる。
「えぇぇぇーーーー!!」
楓彩はそのショッキングな光景に声を上げてしまう。
確かに、楓彩が以前戦った時は銀腕からの展開だったのでこれと言ってどうとも思わなかったが、今回は作り込まれた人の肌が機械的に展開したのだ。
花麗が見たらトラウマ物だろう。
そんな事を他所に、彩楓は木刀を真剣に構える。
「少しは離れてろ…楓彩…」
次の瞬間、連続する破裂音と共に無数のゴム弾が撃ち込まれる。
彩楓は見事な身のこなしでそのゴム弾を弾いていく。
数秒にわたる射撃が終わり、彩楓は一息ついて楓彩の方を見る。
「とまぁ、こんな感じだ…っ!!」
楓彩はうつ伏せに倒れていた。
どうやら流れ弾が数発当たっていたようだ。
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