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三章 桜麟と輝久と護り手と
村での暮らし
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翌日、桜麟は朝早くから叩き起こされていた。どうやら輝久は、何が何でも彼女を村に置いて行こうと決めているらしく、村の暮らしを案内してくれるらしい。
「お前には護り手以外にも、選ぶ道はいくらでもあることを教えてやらないとな」
「はあ……」
朝餉もそこそこに、二人は村の道を歩く。その隣で桜麟は気のない返事をしていた。
(わたしは斬妖刀の付喪神なんですけど)
もしも自分が好戦的な性格であれば、護り手こそ相応しい居場所だ。どうも輝久は、その事実を忘れているような気がする。
朝の空気は清々しく、日の出とともに動いているのか、村の屋敷では付喪神が起きている気配がした。農耕道具を持って田んぼへ向かう付喪神の集団もいる。その中には先に出かけた漣の姿もあって、こちらへ手を振ってくる。
「お姉ちゃん~、おはよう! ボクはみんなの手伝いをしてくるよ~」
「みなさん、おはようございます。漣のことよろしくお願いしますね」
丁寧に挨拶をすると、付喪神の一人が立ち止まった。昨日、田んぼで輝久に声をかけた付喪神だ。
「おはよう! あなたは輝久様の護り手なんだってねえ」
「いや、違うぞ。桜麟は護り手ではなく、この村に――」
と、否定しかけた輝久に最後まで言わせることなく、桜麟は前に出た。
「はい! 輝久様の護り手です! 駆け出しで上手くいかないことのほうが多いですけど、一生懸命頑張りますよ」
「うんうん。いい返事だ。それにお似合いの二人だね。ちゃんと輝久様を守っておくれ」
ぽん、と桜麟の肩を叩いてから、先に行っていた集団を追いかける。桜麟はその後ろ姿を見送ってから輝久を見上げた。
「村の人達からは認められていそうですよ?」
「俺はまだ認めていない」
苦虫を噛み潰したような表情で輝久。
「輝久様は往生際が悪いですねぇ。そろそろ年貢の納め時だと思いますけど」
「お前に言われたくはないわっ!」
「それに、わたしたち、お似合いらしいですよ?」
「……お前、意味がわかってそれを言っているか?」
なおも怒鳴ろうとしていた輝久だったが、毒気を抜かれたようにぼやく。真顔で桜麟は問い返した。
「え? よい護り手と主ということですよね?」
「……本当にそれしか思っていないなら、それでいい。とりあえずはここからだ」
話しているうちに、目的の長屋に到着したらしい。「入るぞ」と断ってから輝久が家の扉を開ける。
そこでは若い中性的な青年の姿をした付喪神が機織りをしていた。
「おや、輝久様。仕事をしながらですみません」
ぱたん、ぱたん、と織機を操りながら、首だけ付喪神は振り返った。
「いや、こっちこそ邪魔をしてすまない。気にせず続けてくれ。彼は夕鶴で、元は護り手だったのだ。今は引退して、こうして機織りをしている。奉行所の付喪神が着る小袖などは、彼が作ってくれているのだよ」
どこか誇らしげに輝久が紹介する。
部屋へ上がると、織機の他に糸車もあった。夕鶴の座る反対側には、彼が織ったであろう布が積まれている。それだけではなく、縫いかけの布もあったし、見事な鶴の刺繍が入っている着物もあった。
一人で使うには広い部屋に織機は二つ。近くに付喪神の気配はない。
「こんなにたくさん……もう一人、どなたかいらっしゃるのですか?」
「いや、今は夕鶴だけだな。去年まではもう一人いたのだが……」
語尾を濁したことで、元の姿に戻ったのだろうと察する。そういえば神社には糸車も置いてあった。桜麟は敢えて追及はせずに夕鶴に訊ねた。
「となると、夕鶴さんがお一人でこんなに?」
「ええ、そうですよ。まだ若い付喪神さん」
手を止めて夕鶴が微笑んだ。ほへぇ、と感心していると、輝久が桜麟の腰を押して前に出した。
「夕鶴が助手を欲しがっていたのを思い出してな。どうだと思って連れて来た」
え~、とすぐに抗議の声を上げたかったが、桜麟は唇を噛んでそれを我慢する。これだけの織物を一人でやるのは大変だろう。自分の小袖も夕鶴の作だとしたら、条件反射のように拒否するのは失礼だ。
「ふうん、この子をわたしに?」
興味深そうな瞳が桜麟へと向く。
どうやって断ろう。なるべく穏便な言葉を探していると、不意にケラケラと夕鶴が笑った。
「だめですよ、輝久様。この子が困っております。それは嫌だ、離されるくらいなら妖魔になってやる~、って全身で表現しておりますが」
「え、待ってください!」
慌てて桜麟は口を挟んだ。そんなに嫌そうな顔をしていたつもりはない……はずだ。
「わたしはですね、ええっと……これほど見事な布や着物は、わたしには作れそうにもないなと感心していただけで……」
「でも、わたしの助手にはなりたくないのでしょう?」
「うぐっ……」
正面から問われると口籠ってしまう。ほらね、と勝ち誇ったように夕鶴が微笑んだ。
「輝久様。村では噂になっております。やっと輝久様が護り手をおとりになったと」
夕鶴の口調には、どこか非難めいたものが混じっていた。それを感じたのか、輝久が珍しく口籠った。
「それは……すまないとは思っているが……。だが、少なくとも桜麟は駄目だ。なんせ妖魔を倒せないのだからな」
「ひ、酷い輝久様! どうしてそれをここで言うんですか!」
輝久の容赦のない暴露に、抗議の声を上げる桜麟。だが、夕鶴の反応は予想外だった。
「あらあら、それこそ輝久様にぴったりでしょう」
「だから、どうしてそうなる!」
「輝久様も初めの頃は、妖魔に刃を向けることができなかったではございませんか」
(え……?)
桜麟は弾かれたように振り返っていた。それこそ、「どうしてバラす」といった雰囲気で、桜麟の頭は輝久の両手で挟まれると、強制的に前を向かされた。
「桜麟とやら、そなたも恥じることはないのですよ。昔の自分を見ているようで心配なのでしょう。ですが、輝久様もこうして立派なお方になられた。そなたも努力すれば、きっと籠目にも負けぬ護り手になることでしょう」
絶対的な霊力を持つ輝久に、そんな過去があろうとは思いもよらなかった。付喪神に対しては優しいが、妖魔は片っ端からなぎ倒しているくらいに考えていた。
「昔は昔だ」
よほど自分の顔を見られたくないのか、桜麟の頭はがっちりと固定されてびくともしない。その顔を見てやりたいという悪戯心もあったが、別のことも桜麟は知りたくなっていた。
「あのー、夕鶴さん。輝久様はどうやってそれを克服されたのですか?」
「一度、輝久様が原因で、籠目が怪我をしたことがありましてね。その時の輝久様は、大いに落ち込んでしまって。輝久様が変わったのは、その時からでしょうか」
えっ……と桜麟は言葉を失う。
自分と同じだ。守りたい相手を、自分が原因で傷つけてしまった。
「わ、わたしも……輝久様を……」
「聞いておりますよ」
俯いた桜麟の頭に、夕鶴の繊手がそっと乗った。
「この村の者はみんな知っております。それでいてなお、そなたに輝久様を託そうとしているのです。妖魔を倒せない。そのような優しき心の持ち主であれば、きっと輝久様を理解するよき護り手となる。そなたもその時がくれば、きっと輝久様のために力を使うようになれるはず。だから、今は焦る必要はないのですよ」
その時がくれば――果たして本当にその時はくるのだろうか。
具体的な方法を夕鶴は教えてくれなかった。それは桜麟自身で考えよ、ということなのだろう。
「さあて、輝久様。わたしはお仕事に戻りませんと」
桜麟の頭から手を放すと、夕鶴は織機へ向き直り機織りを再開する。
「……ったく。どうして、どいつもこいつも、桜麟の味方をするのだ?」
当てが外れたとばかりに嘆く輝久へ、夕鶴が声を上げて笑った。
「ふふふ。こんなにわかりやすく感情を表現している子を見れば、みんな応援をしたくもなるというもの。桜麟、その心さえあれば絶対に大丈夫だから、もっと自信を持ちなさい」
「は、はい……!」
自分は応援をされている。輝久の護り手になることを望まれている。それだけでも嬉しくて、身体の奥から勇気がわいてくるのを感じた。
「お前には護り手以外にも、選ぶ道はいくらでもあることを教えてやらないとな」
「はあ……」
朝餉もそこそこに、二人は村の道を歩く。その隣で桜麟は気のない返事をしていた。
(わたしは斬妖刀の付喪神なんですけど)
もしも自分が好戦的な性格であれば、護り手こそ相応しい居場所だ。どうも輝久は、その事実を忘れているような気がする。
朝の空気は清々しく、日の出とともに動いているのか、村の屋敷では付喪神が起きている気配がした。農耕道具を持って田んぼへ向かう付喪神の集団もいる。その中には先に出かけた漣の姿もあって、こちらへ手を振ってくる。
「お姉ちゃん~、おはよう! ボクはみんなの手伝いをしてくるよ~」
「みなさん、おはようございます。漣のことよろしくお願いしますね」
丁寧に挨拶をすると、付喪神の一人が立ち止まった。昨日、田んぼで輝久に声をかけた付喪神だ。
「おはよう! あなたは輝久様の護り手なんだってねえ」
「いや、違うぞ。桜麟は護り手ではなく、この村に――」
と、否定しかけた輝久に最後まで言わせることなく、桜麟は前に出た。
「はい! 輝久様の護り手です! 駆け出しで上手くいかないことのほうが多いですけど、一生懸命頑張りますよ」
「うんうん。いい返事だ。それにお似合いの二人だね。ちゃんと輝久様を守っておくれ」
ぽん、と桜麟の肩を叩いてから、先に行っていた集団を追いかける。桜麟はその後ろ姿を見送ってから輝久を見上げた。
「村の人達からは認められていそうですよ?」
「俺はまだ認めていない」
苦虫を噛み潰したような表情で輝久。
「輝久様は往生際が悪いですねぇ。そろそろ年貢の納め時だと思いますけど」
「お前に言われたくはないわっ!」
「それに、わたしたち、お似合いらしいですよ?」
「……お前、意味がわかってそれを言っているか?」
なおも怒鳴ろうとしていた輝久だったが、毒気を抜かれたようにぼやく。真顔で桜麟は問い返した。
「え? よい護り手と主ということですよね?」
「……本当にそれしか思っていないなら、それでいい。とりあえずはここからだ」
話しているうちに、目的の長屋に到着したらしい。「入るぞ」と断ってから輝久が家の扉を開ける。
そこでは若い中性的な青年の姿をした付喪神が機織りをしていた。
「おや、輝久様。仕事をしながらですみません」
ぱたん、ぱたん、と織機を操りながら、首だけ付喪神は振り返った。
「いや、こっちこそ邪魔をしてすまない。気にせず続けてくれ。彼は夕鶴で、元は護り手だったのだ。今は引退して、こうして機織りをしている。奉行所の付喪神が着る小袖などは、彼が作ってくれているのだよ」
どこか誇らしげに輝久が紹介する。
部屋へ上がると、織機の他に糸車もあった。夕鶴の座る反対側には、彼が織ったであろう布が積まれている。それだけではなく、縫いかけの布もあったし、見事な鶴の刺繍が入っている着物もあった。
一人で使うには広い部屋に織機は二つ。近くに付喪神の気配はない。
「こんなにたくさん……もう一人、どなたかいらっしゃるのですか?」
「いや、今は夕鶴だけだな。去年まではもう一人いたのだが……」
語尾を濁したことで、元の姿に戻ったのだろうと察する。そういえば神社には糸車も置いてあった。桜麟は敢えて追及はせずに夕鶴に訊ねた。
「となると、夕鶴さんがお一人でこんなに?」
「ええ、そうですよ。まだ若い付喪神さん」
手を止めて夕鶴が微笑んだ。ほへぇ、と感心していると、輝久が桜麟の腰を押して前に出した。
「夕鶴が助手を欲しがっていたのを思い出してな。どうだと思って連れて来た」
え~、とすぐに抗議の声を上げたかったが、桜麟は唇を噛んでそれを我慢する。これだけの織物を一人でやるのは大変だろう。自分の小袖も夕鶴の作だとしたら、条件反射のように拒否するのは失礼だ。
「ふうん、この子をわたしに?」
興味深そうな瞳が桜麟へと向く。
どうやって断ろう。なるべく穏便な言葉を探していると、不意にケラケラと夕鶴が笑った。
「だめですよ、輝久様。この子が困っております。それは嫌だ、離されるくらいなら妖魔になってやる~、って全身で表現しておりますが」
「え、待ってください!」
慌てて桜麟は口を挟んだ。そんなに嫌そうな顔をしていたつもりはない……はずだ。
「わたしはですね、ええっと……これほど見事な布や着物は、わたしには作れそうにもないなと感心していただけで……」
「でも、わたしの助手にはなりたくないのでしょう?」
「うぐっ……」
正面から問われると口籠ってしまう。ほらね、と勝ち誇ったように夕鶴が微笑んだ。
「輝久様。村では噂になっております。やっと輝久様が護り手をおとりになったと」
夕鶴の口調には、どこか非難めいたものが混じっていた。それを感じたのか、輝久が珍しく口籠った。
「それは……すまないとは思っているが……。だが、少なくとも桜麟は駄目だ。なんせ妖魔を倒せないのだからな」
「ひ、酷い輝久様! どうしてそれをここで言うんですか!」
輝久の容赦のない暴露に、抗議の声を上げる桜麟。だが、夕鶴の反応は予想外だった。
「あらあら、それこそ輝久様にぴったりでしょう」
「だから、どうしてそうなる!」
「輝久様も初めの頃は、妖魔に刃を向けることができなかったではございませんか」
(え……?)
桜麟は弾かれたように振り返っていた。それこそ、「どうしてバラす」といった雰囲気で、桜麟の頭は輝久の両手で挟まれると、強制的に前を向かされた。
「桜麟とやら、そなたも恥じることはないのですよ。昔の自分を見ているようで心配なのでしょう。ですが、輝久様もこうして立派なお方になられた。そなたも努力すれば、きっと籠目にも負けぬ護り手になることでしょう」
絶対的な霊力を持つ輝久に、そんな過去があろうとは思いもよらなかった。付喪神に対しては優しいが、妖魔は片っ端からなぎ倒しているくらいに考えていた。
「昔は昔だ」
よほど自分の顔を見られたくないのか、桜麟の頭はがっちりと固定されてびくともしない。その顔を見てやりたいという悪戯心もあったが、別のことも桜麟は知りたくなっていた。
「あのー、夕鶴さん。輝久様はどうやってそれを克服されたのですか?」
「一度、輝久様が原因で、籠目が怪我をしたことがありましてね。その時の輝久様は、大いに落ち込んでしまって。輝久様が変わったのは、その時からでしょうか」
えっ……と桜麟は言葉を失う。
自分と同じだ。守りたい相手を、自分が原因で傷つけてしまった。
「わ、わたしも……輝久様を……」
「聞いておりますよ」
俯いた桜麟の頭に、夕鶴の繊手がそっと乗った。
「この村の者はみんな知っております。それでいてなお、そなたに輝久様を託そうとしているのです。妖魔を倒せない。そのような優しき心の持ち主であれば、きっと輝久様を理解するよき護り手となる。そなたもその時がくれば、きっと輝久様のために力を使うようになれるはず。だから、今は焦る必要はないのですよ」
その時がくれば――果たして本当にその時はくるのだろうか。
具体的な方法を夕鶴は教えてくれなかった。それは桜麟自身で考えよ、ということなのだろう。
「さあて、輝久様。わたしはお仕事に戻りませんと」
桜麟の頭から手を放すと、夕鶴は織機へ向き直り機織りを再開する。
「……ったく。どうして、どいつもこいつも、桜麟の味方をするのだ?」
当てが外れたとばかりに嘆く輝久へ、夕鶴が声を上げて笑った。
「ふふふ。こんなにわかりやすく感情を表現している子を見れば、みんな応援をしたくもなるというもの。桜麟、その心さえあれば絶対に大丈夫だから、もっと自信を持ちなさい」
「は、はい……!」
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