羅刹の花嫁 〜帝都、鬼神討伐異聞〜

【更新再開は来春4月頃予定】
(根気強く連載を追って読んでくださっている方には本当に申し訳ございません。時間がかかっても必ず完結させますので、気長にお付き合いくださると嬉しいです)

自分と目をあわせると、何か良くないことがおきる。
幼い頃からの不吉な体験で、葛葉はそんな不安を抱えていた。

時は明治。
異形が跋扈する帝都。

洋館では晴れやかな婚約披露が開かれていた。
侯爵令嬢と婚約するはずの可畏(かい)は、招待客である葛葉を見つけると、なぜかこう宣言する。

「私の花嫁は彼女だ」と。

幼い頃からの不吉な体験ともつながる、葛葉のもつ特別な異能。
その力を欲して、可畏(かい)は葛葉を仮初の花嫁として事件に同行させる。

文明開化により、華やかに変化した帝都。
頻出する異形がもたらす、怪事件のたどり着く先には?

人と妖、異能と異形、怪異と思惑が錯綜する和風ファンタジー。

(※絵を描くのも好きなので表紙も自作しております)

第7回ホラー・ミステリー小説大賞で奨励賞
第8回キャラ文芸大賞で奨励賞をいただきました。
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