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王立アルカディア魔法学園編
24.新しい出会い
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おはようございます!エルです。さっきぶりですね♪
僕は今、クラス分け表を見ています。
「おっ、エルあったぞ。お前の名前。思った通りSクラスだな。」
「え!?ホント!やったーー、レオ様は??」
「俺もSクラスだ」
良かったーー!お友達が一緒で。。1人放り出されたら、僕、絶対ぼっちだもん……
「エル、すげぇ人見知りだもんなw」
「笑わないで下さい!٩(๑`^´๑)۶プンプン」
むぅ~!と言いながらレオ様の胸を軽く両手で叩くと更に笑われた、、
「分かった分かったw俺が悪かったからww一緒にクラスに行こう。そう言えばオリエンテーションで自己紹介があるらしいが大丈夫か?」
「え!?自己紹介?!無理だぁーー……」
「頑張れwってヤべッ!マジで時間ない。エル!ダッシュでクラスまで行くぞ‼︎」
そう突然言われ、手を取られ走るレオ様。ぼ、僕はレオ様程早く走れないからコケない様、必死に走ろうと軽く決意したのも束の間、レオ様は俺に合わせて、でも遅刻しない様走ってくれた。
優しいなぁ~……。
レオ様はウィル様やアル様より男らしく喋るから貴族の人達に誤解を受ける時もあるけど、本当は1番優しいんだ。。小説の中のエルもこの優しさに恋したのかな?
「ふぅ~。ギリギリ間に合ったな!エル」
「はぁはぁはぁ……はい、レオ様。レオ様のお陰で初日から遅刻せずに済みました。はぁ、はぁ」
「ははっ。大丈夫か?まぁ、これも兄上達がエルを引き止めたせいだ。」
「そろそろ、席に座った方が良いですよ。」
「あ?」
え?…誰だろう。突然知らない人から話しかけられて、僕はもうタジタジ。。
ここでも僕お得意の人見知りが発動し、急いでレオ様の背中へと隠れる。
「誰だ?お前」
「申し遅れました。クリスティアン公爵家長子、フェリクス・クリスティアンと申します。第二王子殿下、ラファエル様」
クリスティアン公爵家…聞いた事ある。この世界の貴族階級は同じ爵位でも、序列があり、公爵も当然、王族と連なりながらも序列がある。1番上が僕の生家、ウェルトン公爵家、2番目がクリスティアン公爵家だったはずだ。光がウェルトン、陰がクリスティアンとよく言われ、その言葉の通り、表ではウェルトン公爵家が、陰ではクリスティアン公爵家が王家を支えている。
「あー、そうか。お前クリスティアン公爵家か。ふーん…」
と言ったきり、レオ様は何か考え込む様に喋らなくなった。
うーん。。フェリクス様か。どっかで見た事あるよーな……
あ、あっー!!僕が入学式で変な返事をしてしまった時、僕を言い方悪いけど凝視してた人だ!
僕は思い出して顔を思いっきり赤くしてしまった。
「ふふっ。その様子ですと、僕の事を思い出された様ですね。あの時はラファエル様を不躾に見てしまい、申し訳ありませんでした。言い訳になりますが、ラファエル様の可愛いらしさに見惚れてしまったのです。」
「え…!」
キーーンコーーンカーーンコーーン、、、
「っと、そろそろ本当に席に着かないといけない様ですね。こちらへどうぞ。ラファエル様、第二王子殿下。僕達は1番後ろの三つ席らしいですよ。」
「あ、はい!」
また、イケメンが現れた。。この世界、ホント顔面偏差値高すぎるよね?!てか、この人ウィル様並みの王子様力だな。もう僕はお腹いっぱいです。
それに三つ席って、、
絶対端っこ勝ち取ってやる!!!
kokoです。
感想、是非お待ちしております!!
僕は今、クラス分け表を見ています。
「おっ、エルあったぞ。お前の名前。思った通りSクラスだな。」
「え!?ホント!やったーー、レオ様は??」
「俺もSクラスだ」
良かったーー!お友達が一緒で。。1人放り出されたら、僕、絶対ぼっちだもん……
「エル、すげぇ人見知りだもんなw」
「笑わないで下さい!٩(๑`^´๑)۶プンプン」
むぅ~!と言いながらレオ様の胸を軽く両手で叩くと更に笑われた、、
「分かった分かったw俺が悪かったからww一緒にクラスに行こう。そう言えばオリエンテーションで自己紹介があるらしいが大丈夫か?」
「え!?自己紹介?!無理だぁーー……」
「頑張れwってヤべッ!マジで時間ない。エル!ダッシュでクラスまで行くぞ‼︎」
そう突然言われ、手を取られ走るレオ様。ぼ、僕はレオ様程早く走れないからコケない様、必死に走ろうと軽く決意したのも束の間、レオ様は俺に合わせて、でも遅刻しない様走ってくれた。
優しいなぁ~……。
レオ様はウィル様やアル様より男らしく喋るから貴族の人達に誤解を受ける時もあるけど、本当は1番優しいんだ。。小説の中のエルもこの優しさに恋したのかな?
「ふぅ~。ギリギリ間に合ったな!エル」
「はぁはぁはぁ……はい、レオ様。レオ様のお陰で初日から遅刻せずに済みました。はぁ、はぁ」
「ははっ。大丈夫か?まぁ、これも兄上達がエルを引き止めたせいだ。」
「そろそろ、席に座った方が良いですよ。」
「あ?」
え?…誰だろう。突然知らない人から話しかけられて、僕はもうタジタジ。。
ここでも僕お得意の人見知りが発動し、急いでレオ様の背中へと隠れる。
「誰だ?お前」
「申し遅れました。クリスティアン公爵家長子、フェリクス・クリスティアンと申します。第二王子殿下、ラファエル様」
クリスティアン公爵家…聞いた事ある。この世界の貴族階級は同じ爵位でも、序列があり、公爵も当然、王族と連なりながらも序列がある。1番上が僕の生家、ウェルトン公爵家、2番目がクリスティアン公爵家だったはずだ。光がウェルトン、陰がクリスティアンとよく言われ、その言葉の通り、表ではウェルトン公爵家が、陰ではクリスティアン公爵家が王家を支えている。
「あー、そうか。お前クリスティアン公爵家か。ふーん…」
と言ったきり、レオ様は何か考え込む様に喋らなくなった。
うーん。。フェリクス様か。どっかで見た事あるよーな……
あ、あっー!!僕が入学式で変な返事をしてしまった時、僕を言い方悪いけど凝視してた人だ!
僕は思い出して顔を思いっきり赤くしてしまった。
「ふふっ。その様子ですと、僕の事を思い出された様ですね。あの時はラファエル様を不躾に見てしまい、申し訳ありませんでした。言い訳になりますが、ラファエル様の可愛いらしさに見惚れてしまったのです。」
「え…!」
キーーンコーーンカーーンコーーン、、、
「っと、そろそろ本当に席に着かないといけない様ですね。こちらへどうぞ。ラファエル様、第二王子殿下。僕達は1番後ろの三つ席らしいですよ。」
「あ、はい!」
また、イケメンが現れた。。この世界、ホント顔面偏差値高すぎるよね?!てか、この人ウィル様並みの王子様力だな。もう僕はお腹いっぱいです。
それに三つ席って、、
絶対端っこ勝ち取ってやる!!!
kokoです。
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