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王立アルカディア魔法学園編
25.先生、クセ強すぎ…
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「諦めろって、、エル?負けたんだから仕方ないだろ?」
「でも~…」
さっきぶりです…エルです。どうして元気が無いかと言うと、、端っこの席取られてしまいましたぁ~、、
「まさかあんなに発案者のラファエル様がジャンケン?が弱いとは……。」
「そ、れは、、だって~…」
「お前さっきから“でも~,,や“だって~,,しか言ってないぞ」
むぅぅ。。そうなんです。皆端っこがいいって言うから前世おなじみジャンケンで決めようって提案したんですけど、、はい。全く勝てませんでした。3回勝負までして貰ってるのに一回も勝てないなんて、、、
僕がまだ不満げな顔していると、
「お前直ぐふらふらするから丁度いいじゃねぇかw」
れ、レオ様酷い……
「その様ですね。クラス分け表が張り出されている場所まで向かっている時、ラファエル様がふらふらしている所を見かけましたよ?」
うっ!フェリクス様まで……
ガラッッ!!
「皆さん、全員席に着いていますか?…はい、全員揃っていますね。改めまして、本日からこのSクラスを受け持つ事となりました。エドガー・イェンスと申します。初めまして」
ぱちぱちぱちぱち
「ははっ。拍手ありがとうございます。今日のオリエンテーションでは自己紹介と、抜き打ちでSクラス限定イベントがありますのでお楽しみに、、フフッ」
ざわざわざわ…
え?Sクラス限定?つまり他クラスではしないイベントって事だよね??何するんだろう…
「あいつ知ってる。優秀だけど、相当な変わり者らしぜ」
「その話なら聞いた事があります。なんでもかなり独特な方法で生徒を指導なさるとか、、。でもイェンス先生が受け持ったクラスは色々な所で活躍しているらしいですよ」
「へ~…」
「はい!お喋りはここまで。さっさと自己紹介を終わらせましょう。まずは、、君から!そうです。君、青い髪の男の子!」
「は、はい!ケネット伯爵家、次男のヨーイ・ケネットです。好きな事は植物の実験をすること。将来的には科学者を目指しています。あ、属性は水です。宜しくお願いします。」
「あぁ、ケネット家と言えば、水魔法の使い手として有名ですよね。この後のイベントが楽しみですね。では、次、後ろの君。前の人の発表が終わったらドンドン自己紹介をしていって下さい。」
えぇ、、この様子だと1人1人コメントしていくスタイルなの?先生、、
それにこのスピードだと、あっという間に順番きちゃう!!
話すこと考えなきゃっっ
「……頑張って下さいね。では、次の人。えー、、ラファエル・ウェルトンくん」
「は、はい!初めまして、ウェルトン公爵家次男、ラファエル・ウェルトンです!す、好きなことは衣服のデザインを考える事。将来の夢はデザイナーになって、自分のお店を持つ事です。属性は光、闇です。。」
「へー、、君があの有名な公爵家の天使か。納得というかそれ以上ですね((ボソッ。君は色々な所からよく話に上がってきますよね。例えば、君の母君、ウェルトン公爵夫人が夜会、お茶会、舞踏会など様々なパーティで着ているドレスは全て君のデザインしたものだとか。貴族間の中ではもう固定の話題になってますよね…。それに属性が何方も貴重な光と闇。普通こんな事あり得ないですよね。魔力量によりますが、、。この後のイベントでは多いに期待していますよ!!」
「あ、ありがとうございましゅっ」
あ、終わったな。もう今日ダメだわ…
どうかこの惨めな僕を笑ってくれ。皆顔を背けて、震えるくらいなら笑い飛ばしてくれっっ
帰ったら泣こ、、、
※公爵家の天使という言葉はエルの耳には届かなかった、、。by作者
「ん"んっ!そ、それでは次、第二王子、レオンハルト・シュウェーデルくん」
魂が抜けていた僕はこの後、第二王子が物騒な事を言っているとは知らず、ひたすら干からびていたのだった。。
*・゜゚・*:.。..*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「はいっ!自己紹介が終わって早々、この第一大運動場に集まって貰ったのは、、、」
そうなんです。レオ様に声を掛けられて気付いたらもう自己紹介が終わってました。しかも、何故かクラスメイトの皆が此方をチラチラ見て、目が合っては怯える様な顔をして目を逸らされる始末。僕が干からびてる間に何があった……。そして本当に早々、先生が15分以内に第一大運動場に集まる様言われ、パッと光ったかと思えばもうそこは間抜けの殻。
勘弁して下さい、、。15分って。この学園バカみたいに広いの知ってますよね。
えぇ、もう意地で間に合わせましたよ。悪いですかっ(キレ気味で失礼しますm(__)m)
「なんとっ!」
溜めるなぁー。無駄に(キレ気味で失礼しますm(__)m)
「抜き打ち実力テストをして貰うからです!!!」
「「「「「「「「「「……は?」」」」」」」」」」
綺麗にクラス全員の声が合わさりましたよ。はい。
「でも~…」
さっきぶりです…エルです。どうして元気が無いかと言うと、、端っこの席取られてしまいましたぁ~、、
「まさかあんなに発案者のラファエル様がジャンケン?が弱いとは……。」
「そ、れは、、だって~…」
「お前さっきから“でも~,,や“だって~,,しか言ってないぞ」
むぅぅ。。そうなんです。皆端っこがいいって言うから前世おなじみジャンケンで決めようって提案したんですけど、、はい。全く勝てませんでした。3回勝負までして貰ってるのに一回も勝てないなんて、、、
僕がまだ不満げな顔していると、
「お前直ぐふらふらするから丁度いいじゃねぇかw」
れ、レオ様酷い……
「その様ですね。クラス分け表が張り出されている場所まで向かっている時、ラファエル様がふらふらしている所を見かけましたよ?」
うっ!フェリクス様まで……
ガラッッ!!
「皆さん、全員席に着いていますか?…はい、全員揃っていますね。改めまして、本日からこのSクラスを受け持つ事となりました。エドガー・イェンスと申します。初めまして」
ぱちぱちぱちぱち
「ははっ。拍手ありがとうございます。今日のオリエンテーションでは自己紹介と、抜き打ちでSクラス限定イベントがありますのでお楽しみに、、フフッ」
ざわざわざわ…
え?Sクラス限定?つまり他クラスではしないイベントって事だよね??何するんだろう…
「あいつ知ってる。優秀だけど、相当な変わり者らしぜ」
「その話なら聞いた事があります。なんでもかなり独特な方法で生徒を指導なさるとか、、。でもイェンス先生が受け持ったクラスは色々な所で活躍しているらしいですよ」
「へ~…」
「はい!お喋りはここまで。さっさと自己紹介を終わらせましょう。まずは、、君から!そうです。君、青い髪の男の子!」
「は、はい!ケネット伯爵家、次男のヨーイ・ケネットです。好きな事は植物の実験をすること。将来的には科学者を目指しています。あ、属性は水です。宜しくお願いします。」
「あぁ、ケネット家と言えば、水魔法の使い手として有名ですよね。この後のイベントが楽しみですね。では、次、後ろの君。前の人の発表が終わったらドンドン自己紹介をしていって下さい。」
えぇ、、この様子だと1人1人コメントしていくスタイルなの?先生、、
それにこのスピードだと、あっという間に順番きちゃう!!
話すこと考えなきゃっっ
「……頑張って下さいね。では、次の人。えー、、ラファエル・ウェルトンくん」
「は、はい!初めまして、ウェルトン公爵家次男、ラファエル・ウェルトンです!す、好きなことは衣服のデザインを考える事。将来の夢はデザイナーになって、自分のお店を持つ事です。属性は光、闇です。。」
「へー、、君があの有名な公爵家の天使か。納得というかそれ以上ですね((ボソッ。君は色々な所からよく話に上がってきますよね。例えば、君の母君、ウェルトン公爵夫人が夜会、お茶会、舞踏会など様々なパーティで着ているドレスは全て君のデザインしたものだとか。貴族間の中ではもう固定の話題になってますよね…。それに属性が何方も貴重な光と闇。普通こんな事あり得ないですよね。魔力量によりますが、、。この後のイベントでは多いに期待していますよ!!」
「あ、ありがとうございましゅっ」
あ、終わったな。もう今日ダメだわ…
どうかこの惨めな僕を笑ってくれ。皆顔を背けて、震えるくらいなら笑い飛ばしてくれっっ
帰ったら泣こ、、、
※公爵家の天使という言葉はエルの耳には届かなかった、、。by作者
「ん"んっ!そ、それでは次、第二王子、レオンハルト・シュウェーデルくん」
魂が抜けていた僕はこの後、第二王子が物騒な事を言っているとは知らず、ひたすら干からびていたのだった。。
*・゜゚・*:.。..*:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*
「はいっ!自己紹介が終わって早々、この第一大運動場に集まって貰ったのは、、、」
そうなんです。レオ様に声を掛けられて気付いたらもう自己紹介が終わってました。しかも、何故かクラスメイトの皆が此方をチラチラ見て、目が合っては怯える様な顔をして目を逸らされる始末。僕が干からびてる間に何があった……。そして本当に早々、先生が15分以内に第一大運動場に集まる様言われ、パッと光ったかと思えばもうそこは間抜けの殻。
勘弁して下さい、、。15分って。この学園バカみたいに広いの知ってますよね。
えぇ、もう意地で間に合わせましたよ。悪いですかっ(キレ気味で失礼しますm(__)m)
「なんとっ!」
溜めるなぁー。無駄に(キレ気味で失礼しますm(__)m)
「抜き打ち実力テストをして貰うからです!!!」
「「「「「「「「「「……は?」」」」」」」」」」
綺麗にクラス全員の声が合わさりましたよ。はい。
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