俺たちの××

怜悧(サトシ)

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三学期編

※甘い束縛 →side T

俺の脳みそはどうにかなっちまったのだろうか。

何も考えることができないくらい、体から這い上がる痺れにジンジンと蝕まれてしまっている。
放出できない下半身は重くて、康史の腕の中で何の抵抗さえできずただただ咽び泣くしかない。
いや、抵抗なんか最初からしてない。
ぐちゅぐちゅと中に挿れたボールを出し入れするだけで、康史自身は俺を抱こうともしない。
ただ、腕の中に抱きしめているだけ。
何度となく果てても、充足感が得られず痺れた脳みそで、情けなく腰を揺らしてイキ続けている。

「……ッ…う…ッンはァ、ハァ、ハァ……や……やす…やす…っ…ハァハァ…」

もう頭の中は中に熱いものを突っ込まれたくてたまらなくて、助けを求めて名前を呼ぶことしかできない。
ガシャガシャとかけられた手錠を揺さぶる音だけが、乾いいた音をたてる。

「トール……トールが悪いわけじゃねえって、頭じゃ分かってるんだけどな」
たらたらと顎先まで流れる涎を唇をくっつけてなめとりながら、康史は優しい手つきで俺の背中を擦るように撫でる。
ぼこぼことしたボールで柔らかい内部を何度も擦られると、内股が痙攣する。
頭の中はどろどろに溶けてしまったように、まったく考えがおいつかない。
欲しくてしかたがない感情だけむき出しになってしまう。

「ちんこ、苦しい?」

耳元で囁きながら、指先で乳首に刺したピアスをひっかける。

「ッ――ッアア、アア、ハァ、うう、ハァアア――ンンンッ」

筋肉がきゅうっと収縮して、胎内のものをぎゅっと締め付けてさらに身体は追い詰められる。
抱きしめる腕に縋りつくことしかできずに、背を反らして喉を晒して呼吸を詰めていく。
弄ぶようにいじることしかしない、康史の股間も膨らんで見えるがまったくそれを見せようともしない。
興奮しているはずなのに、それを抑えるように何度も俺を抱きしめる。
抱きしめられるだけで安心してしまって、すべて預けてしまっている。
このままぶっ壊れてしまって、構わないとさえ思ってしまう。

「苦しそうな顔には見えないね……エロくてたまんねえよ。なあ、他のやつにも、そんな顔みせたの?」

ちゃらっと音をたてて康史は俺の首に、以前つけられた首輪を嵌めて、しゃくりあげる俺の髪を指で掬ってすきあげる。
体の中で渦巻く熱をどうしようもなくなる。
ぎゅっと抱きしめる腕の強さに安堵する。どんな俺でも、こうやって受け入れて抱きしめてくれるのが心地いい。

首輪にチェーンをかけられて、ぎゅうっと強く康史に抱かれるのは嬉しいと思える。
目覚めてるとかいうのとは、なんか違う気がする。

ただ、呼吸が速くなって熱くて仕方がなくなる。

このまま、何も考えずからだじゅう、全部、溶けてしまえばいいと、思う。
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