タクシー運転手さんと

クレイン

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タクシー運転手さんとの出会い

入室して触れ合う

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 一日の終わりに到着したのはラブホテルだった
「……運転手さん?」
「お客さん、お支払いをお願いします。」
「えっいや」
「…………」
「わ、分かりました。…20000円ちょうどです。」
「確かに20000円お預かり致しました。最後にお客様お名前をお教え願いますか?」
「えっ、狭山です。」
「下のお名前は?」
「慶介です。」
「そうですか、教えていただきありがとうございます。では本日は上運天鏡花がお供させていただきました。本日のご利用ありがとうございました。」
「あっはい。こちらこそありがとうございました。」
 事務的な会話が続いていく。外はもう薄暗いのもあって、停車したときから彼女の顔がはっきりと見えない。
 
「……これで今私は今日の仕事が終わりました。」
「はい?」
「…今の私は仕事が終わって自分のプライベートな時間になりました。」
「はい。」
「慶介さん、休憩…いえ宿泊していきませんか?」
「…はい。是非お願いします。」
 運転手さんがエンジンを止めると空車の掲示も消えた。エンジン音が消えて外の喧騒だけが遠くに聞こえる。2人で一緒にタクシーを降りた。

 彼女と並んで歩いて受付する。無難に部屋を選んで2人で半分ずつ支払った。部屋までの道中、エレベーターでは互いに無言である。
 鍵を開けて部屋に入り、後ろでドアが閉まった音が聞こえた。
「あっ」
 後ろから彼女の首に手を回し抱きしめる。今日一日一緒にいて今初めて彼女に触れた。スーツの感触があって頬からは彼女の体温を感じる。
「運転手さん。」
「鏡花って呼んでください。」
「鏡花さん。」
「あっ」
 彼女を振り向かせてキスをした。脇の間から背中に手を回し抱きしめる。彼女も抱きしめ返してくれる。互いに目を閉じて唇と舌に集中する。今日何度も見た彼女の唇は柔らかくて、舌を絡めるとキシリトールの匂いとうっすら昼食のチャーシュー麺の味がする。
 顔を動かしながら唇を押し付けあって舌を絡め合う。薄目を開けると彼女も僅かに目を開けてこちらを見ていた。
「鏡花さん。」
「はい。」
「すごく気持ちいいです。」
「私もです。」
 チュッチュ 時折唇を当てるだけの軽いキスを繰り返す。

 キスを続けながら背中に回した両手を滑らせて彼女の尻を撫でる。スーツのサラサラとした感触と奥に感じる柔らかさが心地いい。そのまま尻を揉むがその大きさでスーツが張っているので表面しか揉むことができない。
「…お尻好きなんですね。今日ずっとチラチラ見てましたし。」
「……気付いてたんですね。」
「そりゃああんな情熱的な視線で見られたら分かりますよ。こっちまで熱くなっちゃいましたもん。」
 今度は彼女からキスをされて唇を吸われる。俺の両手は彼女の尻を揉み続ける。自分の陰茎が固くなってズボンを押し上げて彼女の股に当たっている。
「私座りっぱなしなので、お尻固くないですか?」
「いえ、すごく柔らかくて気持ちいいです。」
 力を強くして尻を揉み続ける。
「そうですか?なら良かったです。…そろそろ進みますか。」
「あっはい。行きましょう。」
 尻から手を離した。

 ベッドに着いてそれぞれ荷物を置き上着を脱ぐ。2人で寝転んでも十分スペースがあるベッド。ここで今から彼女と――興奮して息が荒くなる。
「鏡花さん。」
「…あっ、待ってください。先にシャワー浴びてくるので。」
「あっはい。どうぞ。」
 押し倒そうと両手を半ばまで上げていたが、なんとか下ろしてバスローブを持った彼女を見送る。
 風呂場に歩いていく彼女の尻を眺めて後の楽しみを想像する。
 1人になると途端に静かになった。手持ち無沙汰になりテレビをつけると流れるAV。女優を見ると確かに美人でスタイルもいいが、先ほど触れた彼女の方が遥かにいい女だと思う。テレビを消すと彼女が脱いだ上着が目に入ったが何とか目を逸らす。
 そういえばラブホテルのコンドームは期限切れのやつもあるから自分のを使えと聞いたことを思い出した。俺は財布を取り出しその中から未使用のコンドームを取り出す。
「こんなことになるなんてな。」

 ソワソワしながら待つこと20分、彼女が戻ってきた。白いバスローブに包まれた姿はすごく妖艶に見える。シャワーを浴びてシットリした髪、メガネが外され上気した頬、裾から伸びる脚、全てが女性的魅力に溢れている。特にスーツで見えなかった脚がすごく美しく見える。大きな尻と同じく太めの太ももとふくらはぎがよく見える。
 思わず歩み寄って肩を掴んでしまう。
「あ」
「…あっ!すみません。俺もシャワー浴びてきます。」
「はい。焦らずゆっくり浴びてきてくださいね。」
「ちゃんと洗ってなるべく早く上がります。」
「はい。待ってます。」
 彼女の肩から手を離し足早に風呂場に向かう。

 再び1人になって気を落ち着かせる。洗面台を見ると彼女が使ったであろう歯ブラシとコップがある。俺も使い捨ての歯ブラシで歯を磨く。彼女とのキスはすごく気持ちよかった。より彼女を感じたいと思いながら歯を擦っていく。
 口を濯いでから服を脱ぎ浴室に入る。床が水で濡れている。つい10分前には一糸纏わぬ彼女がここに立っていた。鏡の前でシャワーを浴びて汗を流していた。今鏡に見えるのは見慣れた自分が勃起している姿だが、さっきまで極上の女体を映していた。
 シャワーを浴びながらこの後に見るであろう彼女の裸を想像する。陰茎はまだまだ硬いまま。
 
「お待たせしました。」
「お帰りなさい。慶介さん。」
 バスローブを着て戻ると、鏡花さんはベッドに腰掛けていた。押し倒したい欲を抑えて隣に座る。自分の体温が伝わりそうだ。
「鏡花さん。」
「慶介さん。」
 彼女の名前を呼ぶと目を閉じながら俺の名前を呼んでくれた。互いの顔に手を添えてキスをする。彼女の熱が手の平と唇から伝わってくる。シャワーを浴びた後なのもあるだろうが、自分も彼女も体温が高い気がする。
 唇を押し付けて擦り合い、舌を絡めて唾液を交換する。次第に顔に添えていた手は互いの首の後ろに回り、体勢を変えて背中に回り、そのまま抱きしめ合う。
「んぁ…」
「あっ……」
 抱き合ったまま唇を離し見つめ合う。背中に手を回したまま彼女をベッドに優しく押し倒す。少しの抵抗もなく仰向けになった彼女の上に被さる。
 
「脱がせます。」
「うん。」
 彼女のバスローブの結び目を解いて胸元を開く。巨乳が重力に引っ張られて左右に広がっている。形が歪んでいることでその柔らかさを表していた。二つの塊の頂点には少し黒ずんだ乳首。
 彼女に跨り両手でおっぱいに触れる。想像よりも柔らかい感触が指に伝わり、そのまま沈んでいく。でも力を抜けば指を押し返してくる。息を荒くして巨乳を揉み込んでいく。指を動かす度に同じように形を歪ませるおっぱいがすごく淫靡だ。
「柔らかくて気持ちいいです。」
「んっ、そう、良かった。久しぶりだから。あんっ」
 彼女の言葉を聞いておっぱいを揉む力が強くなる。揉みながら乳首を見るとさっきより膨らんでいる気がする。そのまま乳首を口に含む。

 乳首を咥えて舌を動かし乳首を舐める。唇で挟むと弾力があり、舌で舐めると形を保つために押し返す。乳首を唾まみれにしてからもう片方の乳首も舐める。
「ああっ!」
 彼女が声を上げることも増えてきた。息遣いも荒くなってきている。俺も鼓動が速くなり、鼻息が荒くなっている。乳首を強く吸ってから唇を離すと、その反動で乳首が振れておっぱいが揺れる。
 互いに興奮が高まり見つめ合う視線も熱くなっていた。

 
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