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第三章 貴方となら何でも出来る気がしました
62・手がかり
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その後、ライネルはアルヴェリオに連れられて、とある屋敷にやって来た。
そこはこじんまりとしていながら、手入れの行き届いた美しい屋敷だった。
置かれた装飾品やインテリアは、どれも値の張るものだと一目でわかる。
「あの……アルヴェリオ様、ここは?」
「当分、君が暮らす場所だ」
「えっ?ここに……?」
「ああ、男爵邸に連れて帰りたかったが、今あそこにはアシュレイがいるからな」
「……それはつまり、一緒に暮らしていると言うことですか?」
思わず声が刺々しくなってしまい、ライネルは慌てて口を塞ぐ。
(アシュレイとは、なんでもないってわかってるのに!……僕は本当に浅ましい)
それでも、気になってしまうのだ。ライネルはそんな自分にほとほと嫌気が差した。
「いつまでも婚約式をしようとしない俺に業を煮やして転がり込んできたんだ。まぁ、お互い仕事が忙しいから、ほとんど顔を合わせることもないがな」
「そうですか」
「ああ、もうすぐあいつを追い詰められる。あと一歩なんだ。……だから寂しいだろうが、しばらくここで身を隠していてくれ」
「……寂しくなんかないですよ」
「そうか?」
「はい、全く全然!」
そう言って、背中を向けるライネルを、アルヴェリオの腕が後ろから包み込んだ。
「えっ……アルヴェリオ様?」
「俺は寂しい」
「……!!」
アルヴェリオは小柄なライネルを抱きしめて、甘えるように後ろから首筋に顔を埋めた。
吐き出される暖かい吐息がライネルの心をじわじわと溶かしていく。
「……本当は……僕も寂しいです」
振り向いたライネルの顔は、見事に赤く染まっており、それを見たアルヴェリオの心に火をつけた。
「ライネル……!」
──だが、次の瞬間。
「お邪魔するわ!!」
バタン!!と大きな音を立てて扉が開かれる。そこに現れたのはアルヴェリオの従姉妹、ペンネだった。
「……本当に邪魔だな。どうして俺がここにいると分かった?」
「お父様が話しているのを聞いたんですわ!」
「……」
長らく使っていなかったこの別荘を整えるのに、ペンネの父であるティラミス侯爵の力を借りたのが裏目に出たようだ。
「立派な不法侵入だぞ」
「あら!不法だなんて。ブラウンが入れてくれましたわよ?」
ペンネの後ろでは困り果てた顔のマルゲリータとブラウンがため息をついているが、アルヴェリオにとってかけがえのない時間を邪魔されたことに変わりはない。
「すぐ家まで送るよう馬車を手配する」
「まあ!酷い!どうしても伝えたいことがあって来たんです!……お兄様の婚約者のことで」
「なんだと?婚約者?」
「ええ、あのいけすかないアシュレイ・グランチェスターのことですわ」
それだけ言うと、ペンネはずかずかと部屋に入り、ソファに腰掛けてメイドにお茶を要求した。
「……止められず申し訳ありません。ペンネ!帰るわよ!」
「いや、マルゲリータのせいじゃない。ブラウンが責任を取ると言っているので気にするな。……それよりあいつのことで伝えたい事とは?」
「あの人、とんでもない悪人よ。アルヴェリオお兄様、結婚はおやめになって」
「どうしてそう思う?」
ペンネは少し落ち着いたのか、ゆっくりとお茶を飲みながら話を始めた。
「あのむかつく男の弱みを握れないかと、しばらく人を遣って調べさせてたんですの。そうしたら、案の定尻尾を掴みましたわ!」
「尻尾とは?」
「夜になると侯爵邸の端にある古い小屋に入って行くんですの。護衛のような男と二人で!あれは逢瀬ですわ!浮気してるんです!あんな人アルヴェリオお兄様に相応しくないから即刻婚約破棄するべきです!」
「……その護衛というのはどんな男か分かるか?」
「……確かフェルナンド?と呼んでいたようです」
「ペンネ、よくやった。ありがとう!初めてお前に感謝したよ」
「……引っかかる言い方ですわね。まあいいわ。これで婚約破棄ですわよね?」
「ああ、(まだ婚約はしてないが)破棄だな」
アルヴェリオがそう言うと、ペンネはご機嫌な顔で、恐縮するマルゲリータと共に邸を後にした。
「思わぬところから尻尾が出てきたな。……ライネル、その小屋とやらの覚えはあるか?」
静かになった部屋で、三人は顔を突き合わせて今後の策を練った。
「ええ……確かに庭の外れに小屋はありますが、なにもいれてません。古くていつ崩れるか分からないとかで、中に入るのを禁止されてたんですけど」
「そこを調べてみる価値はある。何しろフェルナンドと一緒だったと言うんだからな」
「そうですね。小屋自体は鍵もかかってませんし、いつでも入れるはずですが」
けれどあんな所に大事な書類を隠すだろうか?いつ倒れてもおかしくないほど古びているのに。
ライネルは首を捻った。
「だが、他に手がない以上は調べるしかない。以前、ライネルに教えて貰った侯爵邸の“鍵のかかった部屋”があっただろう?」
「ええ」
「アシュレイにそれとなく聞いてみたら、意外にもすぐ鍵を開けてくれた。けれどただの書斎で本棚と机しかなかったし、何の仕掛けもないようだった」
「……じゃあその部屋はフェイクだったと?」
ブラウンの言葉にアシュレイが頷いた。
そこはこじんまりとしていながら、手入れの行き届いた美しい屋敷だった。
置かれた装飾品やインテリアは、どれも値の張るものだと一目でわかる。
「あの……アルヴェリオ様、ここは?」
「当分、君が暮らす場所だ」
「えっ?ここに……?」
「ああ、男爵邸に連れて帰りたかったが、今あそこにはアシュレイがいるからな」
「……それはつまり、一緒に暮らしていると言うことですか?」
思わず声が刺々しくなってしまい、ライネルは慌てて口を塞ぐ。
(アシュレイとは、なんでもないってわかってるのに!……僕は本当に浅ましい)
それでも、気になってしまうのだ。ライネルはそんな自分にほとほと嫌気が差した。
「いつまでも婚約式をしようとしない俺に業を煮やして転がり込んできたんだ。まぁ、お互い仕事が忙しいから、ほとんど顔を合わせることもないがな」
「そうですか」
「ああ、もうすぐあいつを追い詰められる。あと一歩なんだ。……だから寂しいだろうが、しばらくここで身を隠していてくれ」
「……寂しくなんかないですよ」
「そうか?」
「はい、全く全然!」
そう言って、背中を向けるライネルを、アルヴェリオの腕が後ろから包み込んだ。
「えっ……アルヴェリオ様?」
「俺は寂しい」
「……!!」
アルヴェリオは小柄なライネルを抱きしめて、甘えるように後ろから首筋に顔を埋めた。
吐き出される暖かい吐息がライネルの心をじわじわと溶かしていく。
「……本当は……僕も寂しいです」
振り向いたライネルの顔は、見事に赤く染まっており、それを見たアルヴェリオの心に火をつけた。
「ライネル……!」
──だが、次の瞬間。
「お邪魔するわ!!」
バタン!!と大きな音を立てて扉が開かれる。そこに現れたのはアルヴェリオの従姉妹、ペンネだった。
「……本当に邪魔だな。どうして俺がここにいると分かった?」
「お父様が話しているのを聞いたんですわ!」
「……」
長らく使っていなかったこの別荘を整えるのに、ペンネの父であるティラミス侯爵の力を借りたのが裏目に出たようだ。
「立派な不法侵入だぞ」
「あら!不法だなんて。ブラウンが入れてくれましたわよ?」
ペンネの後ろでは困り果てた顔のマルゲリータとブラウンがため息をついているが、アルヴェリオにとってかけがえのない時間を邪魔されたことに変わりはない。
「すぐ家まで送るよう馬車を手配する」
「まあ!酷い!どうしても伝えたいことがあって来たんです!……お兄様の婚約者のことで」
「なんだと?婚約者?」
「ええ、あのいけすかないアシュレイ・グランチェスターのことですわ」
それだけ言うと、ペンネはずかずかと部屋に入り、ソファに腰掛けてメイドにお茶を要求した。
「……止められず申し訳ありません。ペンネ!帰るわよ!」
「いや、マルゲリータのせいじゃない。ブラウンが責任を取ると言っているので気にするな。……それよりあいつのことで伝えたい事とは?」
「あの人、とんでもない悪人よ。アルヴェリオお兄様、結婚はおやめになって」
「どうしてそう思う?」
ペンネは少し落ち着いたのか、ゆっくりとお茶を飲みながら話を始めた。
「あのむかつく男の弱みを握れないかと、しばらく人を遣って調べさせてたんですの。そうしたら、案の定尻尾を掴みましたわ!」
「尻尾とは?」
「夜になると侯爵邸の端にある古い小屋に入って行くんですの。護衛のような男と二人で!あれは逢瀬ですわ!浮気してるんです!あんな人アルヴェリオお兄様に相応しくないから即刻婚約破棄するべきです!」
「……その護衛というのはどんな男か分かるか?」
「……確かフェルナンド?と呼んでいたようです」
「ペンネ、よくやった。ありがとう!初めてお前に感謝したよ」
「……引っかかる言い方ですわね。まあいいわ。これで婚約破棄ですわよね?」
「ああ、(まだ婚約はしてないが)破棄だな」
アルヴェリオがそう言うと、ペンネはご機嫌な顔で、恐縮するマルゲリータと共に邸を後にした。
「思わぬところから尻尾が出てきたな。……ライネル、その小屋とやらの覚えはあるか?」
静かになった部屋で、三人は顔を突き合わせて今後の策を練った。
「ええ……確かに庭の外れに小屋はありますが、なにもいれてません。古くていつ崩れるか分からないとかで、中に入るのを禁止されてたんですけど」
「そこを調べてみる価値はある。何しろフェルナンドと一緒だったと言うんだからな」
「そうですね。小屋自体は鍵もかかってませんし、いつでも入れるはずですが」
けれどあんな所に大事な書類を隠すだろうか?いつ倒れてもおかしくないほど古びているのに。
ライネルは首を捻った。
「だが、他に手がない以上は調べるしかない。以前、ライネルに教えて貰った侯爵邸の“鍵のかかった部屋”があっただろう?」
「ええ」
「アシュレイにそれとなく聞いてみたら、意外にもすぐ鍵を開けてくれた。けれどただの書斎で本棚と机しかなかったし、何の仕掛けもないようだった」
「……じゃあその部屋はフェイクだったと?」
ブラウンの言葉にアシュレイが頷いた。
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