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「まさかあんたたちもこの場にいるなんてね」
どうしようかとベルヴァに意見を求めようとしたら、先んじて女戦士が彼女に絡んできた。
相も変わらずだな、この人も。
いや、穿ち過ぎだったか。俺の体格は日本にいたころとそう変わっていない。更にジャージの上からローブだろ。
華奢でも魔法使いなら、この場に集まった人たちの中でも俺に近い体型の人はいる。
だがしかし、俺は素手である。杖なんぞ持っていない。持っていたとしても杖なんて俺にとっては鈍器以外に使い道がないがね。
それも一回で確実に折れる。
そんなわけなので、俺とベルヴァが一緒だったら百人いたら百人が彼女の方をリーダーと判断するだろう。
パーティに対して何か話をするなら、リーダーへというのは分かる。
肝心のベルヴァといえば、女戦士と目を合わせようともせず逆に俺へ目くばせしてきた。
俺も絡みたくないのだけど、面倒事をベルヴァに押し付けるってのも気が引ける。
「検討中だ」
「そういやあんたもいたんだった。見た所、術師ぽいけど杖を使わないのかい?」
「共闘することがあったら、俺がどんな魔法を使うのか見せるよ」
「そうかい。楽しみにしてるよ」
ばあんと俺の背中を叩き、踵を返す女戦士。
やっぱり俺が勝手に彼女のことをいけ好かない人だと勘違いしていただけだったようだ。きっぷの良い姉御肌の人って感じかな?
ドラゴニュートとのパーティとはいえ、二人だけでAランク以上となると俺にもそれなりの実力があると判断したってところか。
この場にいる、ということだけでどれだけ弱そうな見た目であっても実力を認めるって中々できることじゃないと思う。
最初に会った時の態度は酷いものだったけど、彼女に限ったことじゃないしなあ。受付嬢の方が酷かった気がする。
「あ、あの……」
女戦士がある程度離れたところでベルヴァが蚊の鳴くような声で喘ぐように俺へ顔を向けた。
「依頼を受けるか受けないか、のことだよな? 冒険者ってのは義務とか強制ってのがないのがいいよな。緊急事態であっても自主性が尊重される」
「いえ、そうではなく。ヨシタツ様のように深い海のような懐の大きさを私も少しでもと恥ずかしくなってしまいました」
「器の大きな行動なんてした覚えがないんだけど、あの女戦士のこと?」
「はい。ヨシタツ様ではなく私に声をかけてきたことにムッとしたんです。ですからあのような態度を」
「見た目で判断するなってのは難しい話だよ。巨大なドラゴンとジャンガリアンを比べて、どっちが怖そうだと思う?」
「ドラゴンです」
「そう言う事」
「わ、私。そんなに恐ろしそうに見えますか……」
「あ、いや。そう言う事じゃなくて。ベルヴァさんはすっとした美人だと思うよ。怖そうなんてことは微塵もない」
駄竜も全く怖そうに見えないけどな。なんて言葉は心の中だけで留めて置く。口に出すと、駄竜がウザ絡みしてきそうだし。
そして、フォローしたつもりだったのに、ベルヴァがうつむいて肩を震わせている。
う、うーん。下手な事を言ったらより事態が悪化しそうだし、ここはだんまりを決め込むことにしよう。
そうだな。
立ち上がり、暇そうにしているいかついハゲ頭のところへ向かう。
「もちろんお前さんらも大歓迎だぜ」
「いや、いつまでに決めたらいいのかなって」
何を思ったのかおっさんが手を口元に当て声のトーンを落として俺だけに聞こえるように囁く。
「実のところ、お前さんらに一番期待してんだぜ」
「Sランクのパーティもいるんですよね?」
「まあな。エリオットたちは間違いなくドロテア最強のパーティだぜ。バランスもいい」
「へえ」
「全員Sランクだしな」
「そういや、Sランクって一番上のランクなんですよね?」
「いいところを指摘してくるな。Sランクは上限がない」
「となるとSランクは実力の開きが大きいというわけですか」
「その通りだ。エリオットとマーガレットの実力が図抜けている」
「あ、あの女戦士は? 彼女も強そうでしたけど……?」
「いいところに目をつけたな。俺的個人ランキングでは戦士でナンバー2だな。トップはエリオットだ」
あの人、そんな強かったんだ。
エリオットってのは白銀の鎧を着た金髪のイケメンだよな。イケメンはもれなく爆発すればいい。
マーガレットは戦士じゃないとすると、ローブ姿のエルフぽい人か軽装の女の子のどちらかだな。
『案ずるな。どれもお主には遠く及ばぬ』
聞いてないから! 駄竜の奴、いつの間にかトコトコと俺の足もとまで来ていて、自慢気に何やら言っている。
そんなことで俺が誤魔化されると思ったか。俺の脚を齧っていることを見逃すわけがないだろ。
すかさず尻尾を掴み上げ、宙吊りにする。
自惚れているわけじゃあないけど、物理攻撃しかしてこない相手ならこの中の全員が俺にかかって来ても相手にならない。
それで俺が安心するとでも?
答えは、否。断じて否である。
なんだか久しぶりだな、このノリ。
この世界にはゲームのような魔法やら特殊攻撃がある。麻痺や毒は俺に効果を及ぼさないのは分かっているから問題ない。
じゃあ、眠りはどうだ? 幻覚は? 混乱は?
どれも喰らうとこちらがまともな対処をすることができず一方的に倒されてしまうだろう。
油断禁物。どのような相手でも気を引き締めて事に当たらねばならない。
『何をするう』
「アイテムボックスの中に入っとくか?」
『やなこったい』
「その言葉遣い誰からだよ」
『お主からだが?』
「……」
俺はそんな下品な言葉を使った覚えはない。ベルヴァでもないし。
……俺は考えるのを止めた。
というわけで、再びマスターに問いかけることにする。
「マスター。今回の依頼って『調査』ですよね?」
「そうだぜ」
「だったら、聞き込みも出来たりするんです?」
「まあ、ほどほどにな。証書も出す」
「分かりました。ありがとうございます」
「今日中なら受け付ける。俺か受付嬢に言ってくれ」
なるほど、なるほど。こいつはいい。
緩む頬そのままに座席に戻る。
ちょうどベルヴァも元の状態になっているし、丁度いい。
「ベルヴァさん。依頼を受けようと思っているんだけど、いいかな?」
「私はヨシタツ様のあるところにいつも共にありたいです」
「い、一応。理由もあるんだ。聞いてもらえるかな?」
「是非!」
喰いつき圧が激しい。漫画で例えるとコマ割りから顔が半分出ているくらいの勢いだ。
どうしようかとベルヴァに意見を求めようとしたら、先んじて女戦士が彼女に絡んできた。
相も変わらずだな、この人も。
いや、穿ち過ぎだったか。俺の体格は日本にいたころとそう変わっていない。更にジャージの上からローブだろ。
華奢でも魔法使いなら、この場に集まった人たちの中でも俺に近い体型の人はいる。
だがしかし、俺は素手である。杖なんぞ持っていない。持っていたとしても杖なんて俺にとっては鈍器以外に使い道がないがね。
それも一回で確実に折れる。
そんなわけなので、俺とベルヴァが一緒だったら百人いたら百人が彼女の方をリーダーと判断するだろう。
パーティに対して何か話をするなら、リーダーへというのは分かる。
肝心のベルヴァといえば、女戦士と目を合わせようともせず逆に俺へ目くばせしてきた。
俺も絡みたくないのだけど、面倒事をベルヴァに押し付けるってのも気が引ける。
「検討中だ」
「そういやあんたもいたんだった。見た所、術師ぽいけど杖を使わないのかい?」
「共闘することがあったら、俺がどんな魔法を使うのか見せるよ」
「そうかい。楽しみにしてるよ」
ばあんと俺の背中を叩き、踵を返す女戦士。
やっぱり俺が勝手に彼女のことをいけ好かない人だと勘違いしていただけだったようだ。きっぷの良い姉御肌の人って感じかな?
ドラゴニュートとのパーティとはいえ、二人だけでAランク以上となると俺にもそれなりの実力があると判断したってところか。
この場にいる、ということだけでどれだけ弱そうな見た目であっても実力を認めるって中々できることじゃないと思う。
最初に会った時の態度は酷いものだったけど、彼女に限ったことじゃないしなあ。受付嬢の方が酷かった気がする。
「あ、あの……」
女戦士がある程度離れたところでベルヴァが蚊の鳴くような声で喘ぐように俺へ顔を向けた。
「依頼を受けるか受けないか、のことだよな? 冒険者ってのは義務とか強制ってのがないのがいいよな。緊急事態であっても自主性が尊重される」
「いえ、そうではなく。ヨシタツ様のように深い海のような懐の大きさを私も少しでもと恥ずかしくなってしまいました」
「器の大きな行動なんてした覚えがないんだけど、あの女戦士のこと?」
「はい。ヨシタツ様ではなく私に声をかけてきたことにムッとしたんです。ですからあのような態度を」
「見た目で判断するなってのは難しい話だよ。巨大なドラゴンとジャンガリアンを比べて、どっちが怖そうだと思う?」
「ドラゴンです」
「そう言う事」
「わ、私。そんなに恐ろしそうに見えますか……」
「あ、いや。そう言う事じゃなくて。ベルヴァさんはすっとした美人だと思うよ。怖そうなんてことは微塵もない」
駄竜も全く怖そうに見えないけどな。なんて言葉は心の中だけで留めて置く。口に出すと、駄竜がウザ絡みしてきそうだし。
そして、フォローしたつもりだったのに、ベルヴァがうつむいて肩を震わせている。
う、うーん。下手な事を言ったらより事態が悪化しそうだし、ここはだんまりを決め込むことにしよう。
そうだな。
立ち上がり、暇そうにしているいかついハゲ頭のところへ向かう。
「もちろんお前さんらも大歓迎だぜ」
「いや、いつまでに決めたらいいのかなって」
何を思ったのかおっさんが手を口元に当て声のトーンを落として俺だけに聞こえるように囁く。
「実のところ、お前さんらに一番期待してんだぜ」
「Sランクのパーティもいるんですよね?」
「まあな。エリオットたちは間違いなくドロテア最強のパーティだぜ。バランスもいい」
「へえ」
「全員Sランクだしな」
「そういや、Sランクって一番上のランクなんですよね?」
「いいところを指摘してくるな。Sランクは上限がない」
「となるとSランクは実力の開きが大きいというわけですか」
「その通りだ。エリオットとマーガレットの実力が図抜けている」
「あ、あの女戦士は? 彼女も強そうでしたけど……?」
「いいところに目をつけたな。俺的個人ランキングでは戦士でナンバー2だな。トップはエリオットだ」
あの人、そんな強かったんだ。
エリオットってのは白銀の鎧を着た金髪のイケメンだよな。イケメンはもれなく爆発すればいい。
マーガレットは戦士じゃないとすると、ローブ姿のエルフぽい人か軽装の女の子のどちらかだな。
『案ずるな。どれもお主には遠く及ばぬ』
聞いてないから! 駄竜の奴、いつの間にかトコトコと俺の足もとまで来ていて、自慢気に何やら言っている。
そんなことで俺が誤魔化されると思ったか。俺の脚を齧っていることを見逃すわけがないだろ。
すかさず尻尾を掴み上げ、宙吊りにする。
自惚れているわけじゃあないけど、物理攻撃しかしてこない相手ならこの中の全員が俺にかかって来ても相手にならない。
それで俺が安心するとでも?
答えは、否。断じて否である。
なんだか久しぶりだな、このノリ。
この世界にはゲームのような魔法やら特殊攻撃がある。麻痺や毒は俺に効果を及ぼさないのは分かっているから問題ない。
じゃあ、眠りはどうだ? 幻覚は? 混乱は?
どれも喰らうとこちらがまともな対処をすることができず一方的に倒されてしまうだろう。
油断禁物。どのような相手でも気を引き締めて事に当たらねばならない。
『何をするう』
「アイテムボックスの中に入っとくか?」
『やなこったい』
「その言葉遣い誰からだよ」
『お主からだが?』
「……」
俺はそんな下品な言葉を使った覚えはない。ベルヴァでもないし。
……俺は考えるのを止めた。
というわけで、再びマスターに問いかけることにする。
「マスター。今回の依頼って『調査』ですよね?」
「そうだぜ」
「だったら、聞き込みも出来たりするんです?」
「まあ、ほどほどにな。証書も出す」
「分かりました。ありがとうございます」
「今日中なら受け付ける。俺か受付嬢に言ってくれ」
なるほど、なるほど。こいつはいい。
緩む頬そのままに座席に戻る。
ちょうどベルヴァも元の状態になっているし、丁度いい。
「ベルヴァさん。依頼を受けようと思っているんだけど、いいかな?」
「私はヨシタツ様のあるところにいつも共にありたいです」
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