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飼い殺し
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しおりを挟む連続での絶頂後でヒクつき、震える内部。
そこにグチュ…と再び根元まで差し込まれた二本の濡れた指が容赦なくまた肚の中を撹拌し始める。
『やめて』、も、『もう許して』も通用しない。
イキまくって辛いのに、手加減をしてくれる様子は全くなくて無情にもすぐに頭の中が真っ白になり、絶頂に達させられる。
既に散々性器から零れる精液やら色んなもので着物は汚れてずぶ濡れになっている。
おれがくーくんとしようとしている行為を諦めるまで繰り返すとでも言われているみたいにこの流れから逃れられない。
グチャグチャグチャグチャ…!!
「…ッぁぅゔゔ…っ!!はぐ…っ、ゆびぃい゛ぃ…っ!!…ッも゛、…やら゛アぁああ゛ぁぁあ゛————…っ、!!?」
無言のまま腰を抱きかかえるようにして何度も吸い付き悶える肉壁の敏感さと抵抗を笑うように摩擦される。
脳の血管が焼き切れそうなぐらい股間から快感が駆け上がってきて、泣き叫ぶほど喘ぎ、声を上げて身を捩った。
びゅっ、しゃーっと、幾度となく絶頂し、射精の後に失禁した。
足の指先に力が入って、がくがくと震える。
……いれる気なんか、さらさらないんだ。
途方もなく混ぜられたことで中の液体が泡立ち、痙攣しながらナカの指を締め付けてぎゅーぎゅーうねる。
「…――――――――っ、は、……は…っ、ひ…っ、……も、…や、ぁ、…っ、ぅゔ、」
にゅる、ぬぢゅ、ごりゅごりゅ、
イッたばかりなのに動かされて膨らんだ前立腺をコリコリされる刺激に応じてビクッ、ビクッと大きく跳ね、腰をくねらせ、ぼろぼろと泣く。
声を上げて喘ぎ、唸り、再びぎゅ――と締め付けて全身を痙攣させた。
その後も軽く指の腹で肚の内側を何往復か撫でられた後、ぐぽ、…と吸い付く肉壁に抗って抜かれていった。
「…っ、ら、んれ、…っ、いへ、れ…っ、ひ、れで、よ…っ、」
「何度も言ってるけど、まーくんと寝る気はない」
「っ、…なん、れ、…ほし、ぃ…のに…」
変わることのない返答に絶望し、数えきれないぐらいイかされ続けて、もう腰が痺れたように重くて動かなかった。
ぐっしょりと濡れ、ヒクヒク穴が余韻で収縮している。
全身汗に塗れて、視界がぼやけていた。
イキすぎたせいか耳鳴りがして、息が荒い。
……結局、くーくんの狙い通りになったんだろう。
今からしようと思ってもできる体力は微塵も残ってない。
起き上がる気力すらなくて、床に這いつくばったまま息を整える。
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