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愛しい君の好きな物 ウィリアム編2 【ローズ】
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迎えたウィリアム様とのお出かけの日。
初めてのウィリアム様とのお出かけ。
ドキドキする。
でも、正直とても楽しみだった。
だって前世で画面越しに恋した相手だから。
そんな推しと一緒にお出かけできるなんて。
婚約者である今だけの特別な一日。
ウィリアム様が迎えに来るのは昼頃だというのに、朝早くから支度をしていた。
今日は思い切り楽しまなくちゃ!
「義姉さん、嬉しそうだね」
ふと声をかけられ、後ろを見ればニコルが立っていた。
「わっ!びっくりしたー……」
「言っておくけど、ノックはしたからね」
ノックを返さなかったら開けてもいいってことにはならないと思うけれど……。
でも、ニコルがどこか拗ねているような顔をしていて、咎められない。
「どうしたの?」
「別に。ノックに気づかないほど夢中なんだなって思って」
ノックに気づかなかったのは申し訳なかったけれど、それでどうしてニコルが拗ねるんだろう。
首をかしげる。
もしかして……。
「ニコルもお出かけしたいの?」
何も言わず、ニコルの目がそらされる。
感激のあまり口を押さえる。
ニコル、可愛い!
この家へ来た時の幼さはなくなり、背丈も私より大きくなったのにまだまだ甘えん坊なところは残っているのね。
でも、ウィリアム様に「二人で」って言われてしまったし……。
「今度は二人でお出かけしましょう」
「え、二人で?」
「えぇ」
「私でよければ」って続けようとしたけれど、ニコルが嬉しそうな顔をしたからその必要はなさそうだった。
「今日、ウィリアム様と一緒に行くお店で良いところがあったら、ニコルも行きましょう」
「嫌だ」
即答だった。
「え、え?」
さっきまで姉弟で、仲良い感じだったのに。
「そんなの嫌だ。僕が別の良いお店見つけるから、そこに行こう」
「そ、そうね」
行きたいお店の目星があったのかな?
約束通り、ウィリアム様が屋敷まで迎えにきてくれた。
「さぁ行こうか、ローズ」
おとぎ話の王子様のように手を差し伸べてくれるウィリアム様。
まぁ、ほんとに王子様なんだけど。
それがさまになってしまうくらいかっこいい。
「はい、ウィリアム様」
手を取り、馬車へと乗り込んだ。
王宮の馬車はそれは豪華で煌びやかなものを想像していたけれど、うちが所有しているものをそう変わりないように見えた。
「今日は一貴族に扮してのお忍びだからね」
心を読んだようにウィリアム様が言う。
なるほど。
確かに王子であるウィリアム様が街に出れば大騒ぎになるか。
街の広場に着き、乗った時と同様にウィリアム様の手を取り、馬車から降りた。
周りはウィリアム様を護衛するための近衛騎士たちによって囲まれていた。
お忍びなんだよね?
バレバレじゃない?
「ここから先は私が護衛させて頂きますよ、ウィリアム様」
私の護衛役としてついてきていたライリーがウィリアム様に言った。
こんなにたくさん近衛騎士がいるのだから、今日くらいお休みしたらよかったのに。
「ここから先も近衛騎士に護衛を頼むから大丈夫だよ、ライリー」
「いえいえ、ローズお嬢様の身の安全を護ることが私の仕事なので」
「いやいや、私がローズを護るから安心していいよ」
にこやかに断るウィリアム様に、ライリーも引き下がらない。
ウィリアム様とライリーは同い年ということもあり、幼い頃からお互いをよく知る幼馴染だ。
そのためか、普通の騎士ならすぐに了承するところを、ライリーはなかなか折れなかった。
「ライリー、今日はお休みしていいって言ったのに」
私がそう言うと、目つきの悪い視線を向けられた。
え、なんで?
ウィリアム様が「ふふっ」と笑う。
「ほら、君の主人もそう言っていることだし……あとは、他の近衛騎士に任せなよ」
王子の前だというのに、ライリーは舌打ちした。
なんか、不穏な空気。
「だってライリーったら、ほとんど休み取らないじゃない?今日くらい自分のために休みを使って」
「自分のためって言ったって……ローズを護ることが俺の全てだから」
「ありがとう。でも、今日だけ。本当に私はライリーには感謝してるの。もしあなたさえ良ければこれからも一緒にいてほしいから。そのためには、たまのお休みも必要よ」
「これからも、一緒……?」
「えぇ、もちろんよ」
私がウィリアム様の婚約者である限りは。
完全には納得していない様子だったが、それでもライリーは「分かった」と言ってくれた。
「君は本当に罪深いね」
ウィリアム様が困ったように言う。
その表情と言葉の意味はよく分からなかった。
その後、ウィリアム様に高そうなレストランや劇場へ連れて行ってもらい、とても楽しい時間を過ごした。
ウィリアム様に退屈な思いをさせないか不安だったけど、杞憂に過ぎなかったようだ。
日も傾き、街がオレンジ色に染まりだした頃、ウィリアム様とともに馬車が待つ広場へと向かっていた私はふと古びた雑貨屋を見つけた。
無意識に足を止める。
ショーウインドーから見えるお人形や小物たちがとても可愛かったからだ。
「寄ってみるかい?」
ウィリアム様が私の視線の先を見て、提案してくれる。
「ありがとうございます!」
ウィリアム様は数名の護衛たちを店の外に待機させて、私の手を引いてくれた。
カランカランッと扉につけられた鈴が心地よい音を鳴らす。
中はお洒落な家具やお人形、アクセサリーが売られていた。
どれも私にはキラキラと輝いて見えた。
特に種類豊富なアクセサリーから目が離せなかった。
前世では身体が弱く、なかなかお洒落する機会がなかった。
だからテレビや雑誌の中でアクセサリーを上手に使って自分の魅力を引き立てる女性たちにすごく憧れた。
あれ、これって……。
たくさんのアクセサリーの中から一つの髪飾りを手に取る。
細かな装飾が施され、その中心には琥珀色の綺麗な宝石が輝いている。
この琥珀色に既視感があった。
「その髪飾りが気に入ったのかい?」
ウィリアム様が私の手を覗き込んでくる。
その瞳を見て、この既視感の正体が分かった。
「これ、とても素敵です」
「じゃあ、私が買って……」
「だって……だって、見てください!この宝石、ウィリアム様の瞳と同じ色です!とても綺麗です!」
ウィリアム様の目が見開かれる。
ほら、やっぱり同じ色。
鮮やかな宝石たちをもう一度見れば、他にもそう思わせる宝石がたくさんあって……。
「あ、これはニコルと同じ色!ライリーも!メアリーはこの宝石ね!……って、あれ?」
ウィリアム様を見れば、もう私の言葉は聞いていないようで、手で顔を覆い、黙ってしまっていた。
「あの?ウィリアム様?」
はしゃぎ過ぎて、呆れさせてしまったのだろうか。
ウィリアム様は何も言わないまま、私の手から髪飾りを奪うとそのまま店主の元へ行ってしまった。
……え?
そして戻ってきたウィリアム様はやはり何も言わないまま、私の髪にその髪飾りをつけてくれた。
「えっ?えぇっ!だ、だめです!ウィリアム様!」
「なかなか恰好つけさせてくれないね」
「え?どういう……」
「今日の記念だと思って受け取ってよ」
ウィリアム様の顔が少しだけ赤い気がする。
「ウィリアム様?顔が赤いですよ。熱があるのでは……」
そっとその額に触れようとして、思いとどまった。
一国の王子になんて馴れ馴れしい。
だが、引っ込めようとしたその手を掴まれ、ウィリアム様の頬に寄せられた。
その顔はやはり温かく、むしろ熱いくらいで……。
「君はずるいね。私がこうなってしまうのは全て君のせいなのに」
言っている意味は分からないが、私の手に擦り寄るウィリアム様のしぐさと表情を見て、こちらも顔に熱が集まる。
か、かっこよぎるよ。
「今度こそは私に恰好つけさせてね」
もう十分かっこいいと思うのに、頭が真っ白になってしまった私は何も言うことができず、その後どうやってウィリアム様と別れたのか、どうやって帰ってきたのか記憶が曖昧だった。
ぼんやりしていた私にニコルが声をかけ、また不機嫌にさせてしまうのはまた別の話。
初めてのウィリアム様とのお出かけ。
ドキドキする。
でも、正直とても楽しみだった。
だって前世で画面越しに恋した相手だから。
そんな推しと一緒にお出かけできるなんて。
婚約者である今だけの特別な一日。
ウィリアム様が迎えに来るのは昼頃だというのに、朝早くから支度をしていた。
今日は思い切り楽しまなくちゃ!
「義姉さん、嬉しそうだね」
ふと声をかけられ、後ろを見ればニコルが立っていた。
「わっ!びっくりしたー……」
「言っておくけど、ノックはしたからね」
ノックを返さなかったら開けてもいいってことにはならないと思うけれど……。
でも、ニコルがどこか拗ねているような顔をしていて、咎められない。
「どうしたの?」
「別に。ノックに気づかないほど夢中なんだなって思って」
ノックに気づかなかったのは申し訳なかったけれど、それでどうしてニコルが拗ねるんだろう。
首をかしげる。
もしかして……。
「ニコルもお出かけしたいの?」
何も言わず、ニコルの目がそらされる。
感激のあまり口を押さえる。
ニコル、可愛い!
この家へ来た時の幼さはなくなり、背丈も私より大きくなったのにまだまだ甘えん坊なところは残っているのね。
でも、ウィリアム様に「二人で」って言われてしまったし……。
「今度は二人でお出かけしましょう」
「え、二人で?」
「えぇ」
「私でよければ」って続けようとしたけれど、ニコルが嬉しそうな顔をしたからその必要はなさそうだった。
「今日、ウィリアム様と一緒に行くお店で良いところがあったら、ニコルも行きましょう」
「嫌だ」
即答だった。
「え、え?」
さっきまで姉弟で、仲良い感じだったのに。
「そんなの嫌だ。僕が別の良いお店見つけるから、そこに行こう」
「そ、そうね」
行きたいお店の目星があったのかな?
約束通り、ウィリアム様が屋敷まで迎えにきてくれた。
「さぁ行こうか、ローズ」
おとぎ話の王子様のように手を差し伸べてくれるウィリアム様。
まぁ、ほんとに王子様なんだけど。
それがさまになってしまうくらいかっこいい。
「はい、ウィリアム様」
手を取り、馬車へと乗り込んだ。
王宮の馬車はそれは豪華で煌びやかなものを想像していたけれど、うちが所有しているものをそう変わりないように見えた。
「今日は一貴族に扮してのお忍びだからね」
心を読んだようにウィリアム様が言う。
なるほど。
確かに王子であるウィリアム様が街に出れば大騒ぎになるか。
街の広場に着き、乗った時と同様にウィリアム様の手を取り、馬車から降りた。
周りはウィリアム様を護衛するための近衛騎士たちによって囲まれていた。
お忍びなんだよね?
バレバレじゃない?
「ここから先は私が護衛させて頂きますよ、ウィリアム様」
私の護衛役としてついてきていたライリーがウィリアム様に言った。
こんなにたくさん近衛騎士がいるのだから、今日くらいお休みしたらよかったのに。
「ここから先も近衛騎士に護衛を頼むから大丈夫だよ、ライリー」
「いえいえ、ローズお嬢様の身の安全を護ることが私の仕事なので」
「いやいや、私がローズを護るから安心していいよ」
にこやかに断るウィリアム様に、ライリーも引き下がらない。
ウィリアム様とライリーは同い年ということもあり、幼い頃からお互いをよく知る幼馴染だ。
そのためか、普通の騎士ならすぐに了承するところを、ライリーはなかなか折れなかった。
「ライリー、今日はお休みしていいって言ったのに」
私がそう言うと、目つきの悪い視線を向けられた。
え、なんで?
ウィリアム様が「ふふっ」と笑う。
「ほら、君の主人もそう言っていることだし……あとは、他の近衛騎士に任せなよ」
王子の前だというのに、ライリーは舌打ちした。
なんか、不穏な空気。
「だってライリーったら、ほとんど休み取らないじゃない?今日くらい自分のために休みを使って」
「自分のためって言ったって……ローズを護ることが俺の全てだから」
「ありがとう。でも、今日だけ。本当に私はライリーには感謝してるの。もしあなたさえ良ければこれからも一緒にいてほしいから。そのためには、たまのお休みも必要よ」
「これからも、一緒……?」
「えぇ、もちろんよ」
私がウィリアム様の婚約者である限りは。
完全には納得していない様子だったが、それでもライリーは「分かった」と言ってくれた。
「君は本当に罪深いね」
ウィリアム様が困ったように言う。
その表情と言葉の意味はよく分からなかった。
その後、ウィリアム様に高そうなレストランや劇場へ連れて行ってもらい、とても楽しい時間を過ごした。
ウィリアム様に退屈な思いをさせないか不安だったけど、杞憂に過ぎなかったようだ。
日も傾き、街がオレンジ色に染まりだした頃、ウィリアム様とともに馬車が待つ広場へと向かっていた私はふと古びた雑貨屋を見つけた。
無意識に足を止める。
ショーウインドーから見えるお人形や小物たちがとても可愛かったからだ。
「寄ってみるかい?」
ウィリアム様が私の視線の先を見て、提案してくれる。
「ありがとうございます!」
ウィリアム様は数名の護衛たちを店の外に待機させて、私の手を引いてくれた。
カランカランッと扉につけられた鈴が心地よい音を鳴らす。
中はお洒落な家具やお人形、アクセサリーが売られていた。
どれも私にはキラキラと輝いて見えた。
特に種類豊富なアクセサリーから目が離せなかった。
前世では身体が弱く、なかなかお洒落する機会がなかった。
だからテレビや雑誌の中でアクセサリーを上手に使って自分の魅力を引き立てる女性たちにすごく憧れた。
あれ、これって……。
たくさんのアクセサリーの中から一つの髪飾りを手に取る。
細かな装飾が施され、その中心には琥珀色の綺麗な宝石が輝いている。
この琥珀色に既視感があった。
「その髪飾りが気に入ったのかい?」
ウィリアム様が私の手を覗き込んでくる。
その瞳を見て、この既視感の正体が分かった。
「これ、とても素敵です」
「じゃあ、私が買って……」
「だって……だって、見てください!この宝石、ウィリアム様の瞳と同じ色です!とても綺麗です!」
ウィリアム様の目が見開かれる。
ほら、やっぱり同じ色。
鮮やかな宝石たちをもう一度見れば、他にもそう思わせる宝石がたくさんあって……。
「あ、これはニコルと同じ色!ライリーも!メアリーはこの宝石ね!……って、あれ?」
ウィリアム様を見れば、もう私の言葉は聞いていないようで、手で顔を覆い、黙ってしまっていた。
「あの?ウィリアム様?」
はしゃぎ過ぎて、呆れさせてしまったのだろうか。
ウィリアム様は何も言わないまま、私の手から髪飾りを奪うとそのまま店主の元へ行ってしまった。
……え?
そして戻ってきたウィリアム様はやはり何も言わないまま、私の髪にその髪飾りをつけてくれた。
「えっ?えぇっ!だ、だめです!ウィリアム様!」
「なかなか恰好つけさせてくれないね」
「え?どういう……」
「今日の記念だと思って受け取ってよ」
ウィリアム様の顔が少しだけ赤い気がする。
「ウィリアム様?顔が赤いですよ。熱があるのでは……」
そっとその額に触れようとして、思いとどまった。
一国の王子になんて馴れ馴れしい。
だが、引っ込めようとしたその手を掴まれ、ウィリアム様の頬に寄せられた。
その顔はやはり温かく、むしろ熱いくらいで……。
「君はずるいね。私がこうなってしまうのは全て君のせいなのに」
言っている意味は分からないが、私の手に擦り寄るウィリアム様のしぐさと表情を見て、こちらも顔に熱が集まる。
か、かっこよぎるよ。
「今度こそは私に恰好つけさせてね」
もう十分かっこいいと思うのに、頭が真っ白になってしまった私は何も言うことができず、その後どうやってウィリアム様と別れたのか、どうやって帰ってきたのか記憶が曖昧だった。
ぼんやりしていた私にニコルが声をかけ、また不機嫌にさせてしまうのはまた別の話。
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