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七十話
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僕は実際に釣りをしたことがないのだが、母さんのお父さん、つまりお爺ちゃんが釣りバカだ。
父さんが自分は釣りができないのでとよく釣れる様に釣り餌や釣り竿を一から勉強して作り上げて、お爺ちゃんにプレゼントしたのだという話は母さんから聞いていた。それをきっかけにお爺ちゃんと父さんは仲良くなったのだとか。
お爺ちゃんは孫と釣りをするのが夢だったらしく、僕へよく釣りの話をしてくれた。と言っても小さいころから僕の体は弱く、長時間風が当たる場所や揺れる場所なんかにはいられないので、実際には室内の釣り堀のようなところで、お爺ちゃんが釣りをしている姿を見ていることしかできなかったが。
お爺ちゃんはそれでも満足らしく、同い年くらいの悪戯っ子を思わせるような、綺麗な歯を見せた大きな笑顔で僕に釣りのコツを話してくれたことを思い出す。
『魚ってのは全部の水面に満遍なくいて、釣り糸を垂らせば時間経過で釣れるようなもんじゃねぇ。魚が住んでそうな場所、食いつきやすそうな動かし方、投げ入れた時の深度、そういうんをひっくるめてうまくなってくんだ』
お爺ちゃん、あなたの教えは少し時間が経ってファンタジー世界で役に立ってます。
「ミヅキ先輩、確かに水は透明ですけどミヅキ先輩が狙っているような大物はそういうところにいないで、ああいう岩の影とかに潜んでいて……」
ミヅキ先輩も大物を釣ったことはほとんどないのだろう。このゲームはお爺ちゃんの教えを受けた父さんが携わっているせいか、無駄に凝っている。確かに水面に近いところをぴちぴちと泳いでいる小魚たちは僕のような初心者の針にもかかるのだが、ミヅキ先輩が狙っているような大物の魚は全く姿を現さないのだ。
と言っても影すら見えないので本当に何かしらの出現法則があるのかもしれない。というわけで現実に即した釣り方をミヅキ先輩に教えているのだ。
「……分身を送りこんで針で……」
「たぶんゲームなのでそれやっても出てこないと思いますし、台無しですよそれ」
獲物を狙う動物のように鋭い瞳で湖を眺め、普段話す声音よりも低く小さく呟く。あまり感情を感じさせない顔なので本気で言っているのか、冗談で言っているのかの区別がつけづらい。
そういえばともう一人の同行者の動向が気になり、振り返る。するとそこにはなぜかそこそこの大きさのベッドと天街、床に敷かれたカーペットのような布、そしてそれに横たわるドリさん……いや何してんのこの人。
「夢の得意技、高速ベッド建築。夢はベッド作成に必要な素材はだいたい持ち運んでる」
「インベントリの四割はこれに使ってるですー」
「絶対に必要ない特技だ」
胸を張り嬉しそうにするドリさんへ聞こえないような声で呟く。
インベントリの四割使うほどの量を素材に使うなら大人しく現物を持ち歩けばいいのになぜわざわざその場で組み立てるのだろうか。
疑問を抱いていることを察したのかミヅキ先輩が僕へ耳打ちする。
「ソムリエだからその場に合わせた色とか素材、作りを変えてる」
「なるほど……僕にはよくわからない拘りですね」
「大丈夫、私もわからない」
なんだ、僕がわかっていないだけかと思ったらミヅキ先輩もわかっていないのか。なら大丈夫だ。
少しの間雑談に興じていると、ミヅキ先輩の釣り竿が揺れを見せる。急いで僕が釣り竿を持ち、ミヅキ先輩を呼ぶ。
「なんかでかいの掛かって……って力強!」
「貸して」
ミヅキ先輩へすぐに釣り竿を渡すと瞬きするほどの時間をもってミヅキ先輩の姿が三人へ増える。制約やデメリットは知らないが、見た目だけなら単純に三倍力だ。そして大物がかかった気配を察してドリさんもベッドから起き上がってくる。
「なんかかかったんですかー?」
「ミヅキ先輩の釣り竿に引っかかったみたいで……って魚影でっか」
湖畔からは奥の方はしっかりと見えないが、今まで見た中で言うと優に熊を凌ぐほどの影が見えた。サイズで言うと竜騎士レベルには及ばないがそれよりやや小さい程度のサイズだろうか。レイドボスと比較できるという時点で十分巨大である。
……これどうやって釣り上げるんだ。三人に増えたミヅキ先輩は、一人は竿を、一人は背中を支え、一人は何かアイテムを取り出している。この場面で必要なアイテムとは。
ミヅキ先輩が取り出したアイテムを湖の中へ投げ込む。武器や防具よりも大きく見えたが、形状からは何なのかあまり察しがつかない。
ちなみにドリさんはベッドにまた転がった。いや、釣り上げたらドリさんにも出番があると思うんですけど。
「どうせミヅキのことだから一回は失敗するのですよー」
「いやいくらなんでも……」
という会話をミヅキ先輩の背後で繰り広げていると、唐突に水中から轟音があたりへ響き渡る。
え、何今の音。もしかしてミヅキ先輩。
「……機雷じゃ駄目だった」
当たり前でしょ、何してんだこの人。
機雷とは要するに水中で炸裂する地雷だ。近くを通り過ぎるかぶつかると爆発する仕組みのアイテムなのだが。ツッコミどころか多い。このゲームで機雷作れるんだっていうところと、機雷ぶん投げて使うんだってところと、そもそも釣り上げるのになぜ機雷を使おうとしたのかってところ。
そういえばこの人PKの洞窟にいただけのアカリさんキルさせたり……キルしたのは僕だがそれはおいておいて……初対面でもうっかり僕をPKしようとしたりと結構ドジが多い人だった。バイオレンスに偏っているだけで。
「ほら、失敗したのですよー」
と寝返りをうちながら得意げに話すドリさんの背中を、ミヅキ先輩が分身と二人……いや一人なんだけど。手数二倍でポカポカと殴る。ミヅキ先輩、それくらいにしておかないとドリさんのステータスだと普通にダメージが通ってますから……
ドリさんは何らかの魔法を使ったのか一切不動になると同時に盾のようなエフェクトが周りにつく。おそらくVITに対するバフ系のスキルだろう。今ここで使うべきではないことだけはわかる。
ミヅキ先輩はドリさんに背を向け湖へ向き直る。その目はドリさんに対する思いか、釣り上げられなかった魚へ対する思いかわからないが、普段の感情を感じさせない顔と違い熱意を感じさせた。
「絶対に釣り上げる……!」
先程の出来事でミヅキ先輩の元からあった闘志に更に燃料が追加されたらしい。ただそのやる気を釣りに使ってほしい。なぜさらに機雷を投げ込んでいるんですか。それに釣り竿は五本設置しても意味ないと思います。
時折響く轟音に耳を塞ぐドリさん、爆発する物体を水中に投げ込み続けるミヅキ先輩……カオスだ。
僕は釣り楽しいし、普通に釣りしてようかな……
父さんが自分は釣りができないのでとよく釣れる様に釣り餌や釣り竿を一から勉強して作り上げて、お爺ちゃんにプレゼントしたのだという話は母さんから聞いていた。それをきっかけにお爺ちゃんと父さんは仲良くなったのだとか。
お爺ちゃんは孫と釣りをするのが夢だったらしく、僕へよく釣りの話をしてくれた。と言っても小さいころから僕の体は弱く、長時間風が当たる場所や揺れる場所なんかにはいられないので、実際には室内の釣り堀のようなところで、お爺ちゃんが釣りをしている姿を見ていることしかできなかったが。
お爺ちゃんはそれでも満足らしく、同い年くらいの悪戯っ子を思わせるような、綺麗な歯を見せた大きな笑顔で僕に釣りのコツを話してくれたことを思い出す。
『魚ってのは全部の水面に満遍なくいて、釣り糸を垂らせば時間経過で釣れるようなもんじゃねぇ。魚が住んでそうな場所、食いつきやすそうな動かし方、投げ入れた時の深度、そういうんをひっくるめてうまくなってくんだ』
お爺ちゃん、あなたの教えは少し時間が経ってファンタジー世界で役に立ってます。
「ミヅキ先輩、確かに水は透明ですけどミヅキ先輩が狙っているような大物はそういうところにいないで、ああいう岩の影とかに潜んでいて……」
ミヅキ先輩も大物を釣ったことはほとんどないのだろう。このゲームはお爺ちゃんの教えを受けた父さんが携わっているせいか、無駄に凝っている。確かに水面に近いところをぴちぴちと泳いでいる小魚たちは僕のような初心者の針にもかかるのだが、ミヅキ先輩が狙っているような大物の魚は全く姿を現さないのだ。
と言っても影すら見えないので本当に何かしらの出現法則があるのかもしれない。というわけで現実に即した釣り方をミヅキ先輩に教えているのだ。
「……分身を送りこんで針で……」
「たぶんゲームなのでそれやっても出てこないと思いますし、台無しですよそれ」
獲物を狙う動物のように鋭い瞳で湖を眺め、普段話す声音よりも低く小さく呟く。あまり感情を感じさせない顔なので本気で言っているのか、冗談で言っているのかの区別がつけづらい。
そういえばともう一人の同行者の動向が気になり、振り返る。するとそこにはなぜかそこそこの大きさのベッドと天街、床に敷かれたカーペットのような布、そしてそれに横たわるドリさん……いや何してんのこの人。
「夢の得意技、高速ベッド建築。夢はベッド作成に必要な素材はだいたい持ち運んでる」
「インベントリの四割はこれに使ってるですー」
「絶対に必要ない特技だ」
胸を張り嬉しそうにするドリさんへ聞こえないような声で呟く。
インベントリの四割使うほどの量を素材に使うなら大人しく現物を持ち歩けばいいのになぜわざわざその場で組み立てるのだろうか。
疑問を抱いていることを察したのかミヅキ先輩が僕へ耳打ちする。
「ソムリエだからその場に合わせた色とか素材、作りを変えてる」
「なるほど……僕にはよくわからない拘りですね」
「大丈夫、私もわからない」
なんだ、僕がわかっていないだけかと思ったらミヅキ先輩もわかっていないのか。なら大丈夫だ。
少しの間雑談に興じていると、ミヅキ先輩の釣り竿が揺れを見せる。急いで僕が釣り竿を持ち、ミヅキ先輩を呼ぶ。
「なんかでかいの掛かって……って力強!」
「貸して」
ミヅキ先輩へすぐに釣り竿を渡すと瞬きするほどの時間をもってミヅキ先輩の姿が三人へ増える。制約やデメリットは知らないが、見た目だけなら単純に三倍力だ。そして大物がかかった気配を察してドリさんもベッドから起き上がってくる。
「なんかかかったんですかー?」
「ミヅキ先輩の釣り竿に引っかかったみたいで……って魚影でっか」
湖畔からは奥の方はしっかりと見えないが、今まで見た中で言うと優に熊を凌ぐほどの影が見えた。サイズで言うと竜騎士レベルには及ばないがそれよりやや小さい程度のサイズだろうか。レイドボスと比較できるという時点で十分巨大である。
……これどうやって釣り上げるんだ。三人に増えたミヅキ先輩は、一人は竿を、一人は背中を支え、一人は何かアイテムを取り出している。この場面で必要なアイテムとは。
ミヅキ先輩が取り出したアイテムを湖の中へ投げ込む。武器や防具よりも大きく見えたが、形状からは何なのかあまり察しがつかない。
ちなみにドリさんはベッドにまた転がった。いや、釣り上げたらドリさんにも出番があると思うんですけど。
「どうせミヅキのことだから一回は失敗するのですよー」
「いやいくらなんでも……」
という会話をミヅキ先輩の背後で繰り広げていると、唐突に水中から轟音があたりへ響き渡る。
え、何今の音。もしかしてミヅキ先輩。
「……機雷じゃ駄目だった」
当たり前でしょ、何してんだこの人。
機雷とは要するに水中で炸裂する地雷だ。近くを通り過ぎるかぶつかると爆発する仕組みのアイテムなのだが。ツッコミどころか多い。このゲームで機雷作れるんだっていうところと、機雷ぶん投げて使うんだってところと、そもそも釣り上げるのになぜ機雷を使おうとしたのかってところ。
そういえばこの人PKの洞窟にいただけのアカリさんキルさせたり……キルしたのは僕だがそれはおいておいて……初対面でもうっかり僕をPKしようとしたりと結構ドジが多い人だった。バイオレンスに偏っているだけで。
「ほら、失敗したのですよー」
と寝返りをうちながら得意げに話すドリさんの背中を、ミヅキ先輩が分身と二人……いや一人なんだけど。手数二倍でポカポカと殴る。ミヅキ先輩、それくらいにしておかないとドリさんのステータスだと普通にダメージが通ってますから……
ドリさんは何らかの魔法を使ったのか一切不動になると同時に盾のようなエフェクトが周りにつく。おそらくVITに対するバフ系のスキルだろう。今ここで使うべきではないことだけはわかる。
ミヅキ先輩はドリさんに背を向け湖へ向き直る。その目はドリさんに対する思いか、釣り上げられなかった魚へ対する思いかわからないが、普段の感情を感じさせない顔と違い熱意を感じさせた。
「絶対に釣り上げる……!」
先程の出来事でミヅキ先輩の元からあった闘志に更に燃料が追加されたらしい。ただそのやる気を釣りに使ってほしい。なぜさらに機雷を投げ込んでいるんですか。それに釣り竿は五本設置しても意味ないと思います。
時折響く轟音に耳を塞ぐドリさん、爆発する物体を水中に投げ込み続けるミヅキ先輩……カオスだ。
僕は釣り楽しいし、普通に釣りしてようかな……
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