ショウ・タイム~異世界最速攻略記~

人羊ゲーム

文字の大きさ
11 / 21

完全勝利!一人でクラスメイト全員ぶっ飛ばす!!

しおりを挟む
「お前達は先程の宿屋に避難しておけ」

翔はマリー達に避難を指示する。
マリー達は翔の的確な指示に従い迅速に避難した。

「良い事?」

翔はギルデンスターン三世に問う。

「奴隷とは最下層の人間がなるものだ。動物を使役する場合、家畜と呼ぶのだ」

ギルデンスターン三世は悪意に満ちた声で語る。

「わはははははははははははははは/                /ははははは
はははははははははははははは/                 /ははははははは
はははははははははははは/                 /ははははははははは
はははははははははは/   ズバン!!!    /ははははははははははは
はははははははは/                 /ははははははははははははは
はははははは/                 /ははははははははははははははは
はははは/                 /ははははははははははははははははは
はは/                 /ははははははははははははははははははは
/                 /はははははははははははははははははははは」

ギルデンスターン三世の悪罵に誘発された群衆達の嘲笑は斬撃の轟音で、あるものと共に切り裂かれた。
あるもの、それは、

城だった。

正義の城が、斜めに一刀両断されていた。
翔の剣の一振りが、正義の城を切り裂いた。
正義の城は傾き、崩れ落ちようとしている。

リーン、、、ゴーン、、、、ディーン、、、、、ドーン。。。。。。。

城が傾き、崩れ落ちようとした事で、大鐘楼が鳴り響く。

「ゲームスタート」

翔は呟いた。

「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

城の頂上にいたギルデンスターン三世、クラスメイト、兵士たち、そして城下の広場にいる群衆は城の崩落に絶叫する。

「スキル発動!!≪空中浮遊≫!!」

陸上部のエースがスキルを発動した。
崩落しかけた城が浮遊する。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

群衆やクラスメイト、兵士たちが歓声を上げた。

「へえ」

翔はスキルを目の当たりにして、好奇心を刺激された。

「他にはどんなスキルが有る?」

ズバン!!

翔は跳躍して、浮遊する城を更に両断する。

「やばい!支えきれない!」

陸上部のエースが叫ぶ。

「城は捨てる!誘導するから着地しろ!!」

陸上部のエースはスキル効果の対象を切断された城から、そこにいた人々へと変更する。
切断された城はスキル効果を喪失して広場へ落下する。

「ぎゃあああああああああ!!!!!」

広場の群衆は逃げ惑う。

ズウウウウウウンンンン。。。。。!!!!!!!!!!

両断された城は崩落して、広場に瓦礫の山が生まれた。

「ショウ・タイム(俺の時間)だ」

翔は高層建築に飛び移りながらギルデンスターン三世に接近する。

「ふざけるなよ!」

怒号と共に剣道部のエースが翔に斬りかかる。
剣道部のエースの職は剣士だった。

ガキイィィン!!

翔と剣道部のエースが鍔迫り合い、刀剣が火花を散らす。

「スキル発動!!≪斬撃増殖≫!!」

剣道部のエースはスキルを発動した。
スキル効果により、剣道部のエースによって繰り出される斬撃が増殖する。

「この斬撃の嵐は防ぎきれまい!!」

ギイン!ギイィン!!ギイィィン!!!

斬撃の嵐を翔は難無く防ぐ。

「面白いな」

翔は笑う。
その様子を見て剣道部のエースは憤激した。

「城ごと切り落とすとは大した腕前だな!だがお前は最低だ!!お前が斬り落とした城が崩落した所為で、死傷者が出たんだぞ!!」

剣道部のエースは陸上部のエースのスキル効果で浮遊し、翔は建物を飛び移りながら剣戟を交わす。

「だから何だ?お前が真に民草を憂うならば、ゲームが始まる前に避難させておけば良いだけの事だ。己の無能を他者の責任にするな」

翔の言葉に剣道部のエースは激昂する。

「お前が大人しくギルデンスターン三世に従っておけば、こんな事にはならなかったんだ!!」

剣道部のエースは怒号した。

「俺が何処で何をするかなど、俺自身が決める以外に手立てが無い。成功するのも、失敗するのも俺次第だ」

翔は事も無げに言葉を返す。
剣道部のエースは怒りに呑まれ、攻撃が大味になる。

「団体行動の出来ない悪党め!!!」

剣道部のエースは大きく振りかぶった。

「隙だらけだぞ」

ズバアァァン!!

翔は剣道部のエースを切り裂いた。

「竹刀でチャンバラごっこをして、強くなった気で居たのか?」

翔は冷たく言い放つ。

「これは真剣勝負だぞ」

「バ、馬鹿な」

「お前、弱いな」

翔は剣道部のエースに対する興味を失くす。
皆が地上に着地したのを見て、翔は陸上部のエースを斬り伏せた。

「ぐあ」

陸上部のエースは地に倒れた。

「ノロマめ」

翔は冷たく言い放つ。

「やれ!相手は一人だぞ!」

ギルデンスターン三世が叫んだ。

「うおおおおおおおおおお!!」

クラスメイトは鬨の声を上げる。

「相手が一人だと勇ましいな」

翔は皮肉を言った。

「テメエ、いつも浮いてんだよ!!スキル発動!!≪超貫通≫!!」

ビュン!!

リア充が弓矢を翔に向けて放つ。
しかし、

ズバン!!

翔はいとも容易く矢を切り裂いた。

「馬鹿な!!アイツの動体視力どうなってんだ!?」
リア充は狼狽する。

「ええい、愚か者どもめ!小生が指揮を執る!スキル発動!!≪未来予知≫!!」

学級委員長は未来予知のスキルを発動した。

「テニス部に正面から攻撃をさせろ!ラグビー部は右後方から攻撃、弓道部は遠距離攻撃、敵が攻撃を交わしたらサッカー部が攻撃しろ!!」

学級委員長の指示に従い生徒達が動き出す。

「アイツを倒せ!!スキルも武器も惜しみなく使え!!」

リア充と弓道部は矢を次々と放つ。

「うおりゃああああああああああああああああああ!!!」

翔は雄叫びを上げると矢の嵐を切り裂く。

「馬鹿な!!」

クラスメイトは愕然とする。
ケンタウロス達の矢の嵐を凌いだ翔にとって、リア充や弓道部の放つ矢を弾き飛ばす事など造作もなかった。

「ええい、怯むな!!行けえ!!」

「スキル発動!!≪怪力付加≫!!」

「スキル発動!!≪炎熱乱舞≫!!」

「スキル発動!!≪防護強化≫!!」

次々とスキルが発動されていく。

「うおおおおおおおおおおおおおお!!」

ラグビー部達が怪力付加の効果を得て、翔に襲いかかる。

ズバババン!!!!

襲い来るラグビー部達は次々と翔の刀の錆になった。

「ぐあっ」

「ぎゃあ」

「うぎゃ」

理性など持たず、躊躇う事も無いトロールの群れを斬り伏せた翔にとって、スキルで怪力付加されたラグビー部たちなど敵では無い。

ボオオオオ!!!

炎熱乱舞のスキルにより発生した無数の火球が翔に四方八方から襲いかかる。
回避、回避、回避。
翔は全ての火球を回避しながら切り刻んだ。

「馬鹿な!!ありえない!!」

クラスメイトは狼狽する。
俊敏なワーウルフの猛攻を回避した翔にとって、スキルによって発生した単調な火球の攻撃を回避する事など造作も無かった。

「怯むな!!行け行けぇ!!」

テニス部の騎士部隊が突撃してくる。

「スキルで防御強化されているんだ!怯むな!!」

学級委員長は檄を飛ばす。

「うおおおおおおおお!!!」

テニス部の騎士部隊が槍を構えて突進した。

ズババババン!!!!

「ぐああああ!!」

テニス部達は悲鳴を上げる。

「馬鹿な!スキルで防御強化しているはずだろう!?」

クラスメイトは狼狽する。
頑丈な鱗の外皮を持つリザードマンを切り裂いた翔にとって、スキルで防御強化されたクラスメイトなどバターを切り裂くようなものだった。

「行け行け!怯むな!休む間を与えるな!!」

サッカー部やクラスメイトが次々に襲いかかる。

「ぐあ」

「ぎゃあ」

「助け」

次々とスキルや職能を発揮するサッカー部とクラスメイトが敗れ去った。

「あり得ない!!」

学級委員長は狼狽する。
岩山でゴブリンの狡猾で練られた猛攻を凌ぎ、斬り伏せた翔にとって、即席のサッカー部とクラスメイト達の攻撃など
児戯に等しい。

「熱いじゃねーか!オレと勝負しろや!!」

野球部のエースが翔に襲いかかる。

「オレはスキルと職が授与される前から、自分の力で周辺のモンスターを倒して来たぜ!!レベルも6だ!!オレに勝ってみろや!!」

確かに野球部のエースは他の生徒よりは強かった、が。

ズバアァァン!!

翔は容易く野球部のエースを斬り伏せた。

「ば、馬鹿な!!オレは異世界召喚されて一週間も経って無いのにレベル6だぞ!?
それをスキルも職も授与されていない陰キャぼっちに負けるなんて。。。!!!」

野球部のエースは意識を集中して翔のステータスを確認する。

≪翔・Lv56・HP729・MP384・攻撃力865・守備力587・知力981≫

「ば、化物め」

野球部のエースは愕然とした。意識を失いながら、挑んだ敵の巨大さに戦慄し身震いした。
野球部のエースが倒して来たのはギルデンスターン王国の周辺に居るスライムなどの雑魚モンスターばかりだった。
しかし、翔は異世界召喚されてから1週間足らずでワーウルフを制圧し、リザードマンを倒し、ケンタウロスを制し、盗賊を斬り伏せ、トロールを倒し、ゴブリンを倒していた。
積んで来た経験のレベルが違うのだ。
翔と野球部のエースに生じたレベルの差も、当然過ぎるほど当然だった。
勿論、単純なスペックの差も有る。
翔はレベル2の時点で、すでにレベル6の野球部のエースよりも全ての要素でステータスを上回っていた。
チートスキルは無い。
ただ、翔自身がチートとでも形容すべき人間だった。

「レベル56、、、、だと、、、、」

野球部のエースは崩れ落ちた。


56と言う数字で人を此処まで驚かせたのは、山本五十六と翔ぐらいだった。
明治維新後に日本にやって来た一人の外国人がいた。
彼は一郎と言う名前が長男に付けられ、次郎と言う名が二男に付けられ、三郎と言う名が三男に付けられると知った。
そして山本五十六と言う名前を知った時、56番目の子供なのかと驚愕した。
勿論違う訳だが。



「行け、クラスメイト諸共で構わん!稲妻を落とせ!!!」

学級委員長は号令を出す。

「待ちくたびれたぜ!!」

DQNはスキルを発動する。

「スキル発動!!≪稲妻投下≫!!」

稲妻が翔とテニス部に襲いかかる。

ズバアアン!!ビシャア!!

翔は稲妻を切り裂いた。

「ンだと!?ザッケンナョ!!」

DQNは息巻いたが、

ズバン!!!

直ぐに翔に斬られた。

「そ、そんな。。。」

学級委員長とクラスメイトは絶望する。
岩山の出口を塞ぐ巨石を切り裂き、乱舞する火球を切り刻み、何よりも聳え立つ城を一刀両断した翔にとって、稲妻を切り裂く事など造作もなかった。

「未来予知が出来るんだろう?俺に勝つ未来を導いてみたらどうだ?」

翔は学級委員長に向かい跳躍する。

「ふん!そんな事、言われるまでも、、、、!!!ば、馬鹿な!!アイツに勝てる未来が、、、一つも、、無い??そんな、そんな、そんな、、、きょええええええええええええええええええええええええええ!!!!」

学級委員長は発狂した。

リア充もDQNも学級委員長も運動部のエース達も敵わなかった。
たった一人の翔と言う人間にクラスメイトや他学級、他学年の生徒達で立ち向かっても勝つ事が出来なかった。
翔の強さが常人の其れを遥かに超越した超人であると学校の人間も群衆も兵士も気付かざるを得なかった。

「なんなんだ、あいつは」

「戦闘経験が豊富過ぎる、段違いだ」

「いや、それ以上に戦闘センスがズバ抜けてる」

「状況判断が速すぎる、それに、的確だ」

「ショウ、あいつ、何者なんだ、、、!?」

「職もスキルも授与されていないのに」

「ショウ自身が強いって事だろ」

「認めるしかない、か」

皆、翔の偉大さを目の当たりにした。

遠くから眺めていた、ギルデンスターン三世の唯一の子、フォーティンブラス王女も翔に釘付けになっていた。

「か、かっこいい、、、」

恍惚とした表情で翔を見詰めるフォーティンブラス王女。

「王女?お気を確かに」

家臣がフォーティンブラス王女の様子を不審がる。

「ショウ様。。。。。」

フォーティンブラス王女は陶酔しながら翔の名を口にした。

「ショウ『様』?王女!偉大なるギルデンスターン王国の後継者たるあなた様が、王族以外に様付けなどしてはなりませぬ!!」

家臣はフォーティンブラス王女を諌める。
しかし、フォーティンブラス王女は完全に翔の虜になっていた。


翔に勝つ事など出来はしない。
皆、その揺るぎ無い厳然たる事実に向き合おうとしていた。
しかし、その事実を受け入れようとせずに悪足掻きをする人物がいた。

「ええい、何をしている!アイツの首を討ち取れ!アイツを討ち取った者には、褒美として宮廷騎士団長の地位を与える!!」

そう言ったのはギルデンスターン三世だった。
しかし、戦意を高揚させるその言葉を発するには遅すぎた。
皆、すでに戦意喪失している。
もっとも、開戦前に告知していたとしても、結果は変わらないが。

「もう、無理ですよ」

「こんなん無理ゲーだって」

「ショウに勝てるわけねー」

「俺は最初からショウがタダものじゃねーって気付いてたけどな」

「やっぱショウくんカッコイイよね」

「告っちゃおっかな」

「実は前から好きだったんだよね」

「え、ずるい、あたしもー」

皆、続々と白旗を揚げる。

「ええい、役立たず共め!!この様な体たらくで二つの災厄を滅する事が出来ると思うか!?今すぐショウを嬲り殺せ!!」

ギルデンスターン三世は怒鳴り声を上げる。

しかし、

「なんであのオッサン、あんな偉そうな訳?」

「王っつっても、俺らの王じゃねーしな」

「萎えるよねー」

ギルデンスターン三世は威光を失っていた。
一人の翔にクラス全員が負けた。
一人の翔に学校全体が負けた。
一人の翔に一つの国が負けた。

「たまには自分自身で戦ってみたらどうだ?」

翔はギルデンスターン三世に歩み寄り、剣の切っ先を向ける。
ギルデンスターン三世は冷や汗を流す。

「そ、そうだ、お前を我が一人娘、フォーティンブラス王女の婿として認めよう!!」

ギルデンスターン三世は提案した。

「お前、会話が出来ないのか?」

女に釣られる翔では無い。
翔は剣をギルデンスターン三世に近付ける。

「お、お前のしている事は人類に対する背信行為だぞ!!二つの災厄を滅するには、ギルデンスターン王国の力が必要なのだ!!」

ギルデンスターン三世は語気を強めた。

「二つの災厄?何だそれは」

翔は興味を持つ。
未知の情報は翔の知的好奇心を刺激した。

「ギルデンスターン王国と外界の接触を阻む、二種の凶悪モンスターだ!!!その名も、ジョン岩山のゴブリンと、ドミニク沼地のトロール!!この二つの災厄を滅ぼさぬ事には、人類に安寧の時など訪れはしないのだ!!」

ギルデンスターン三世の言葉に、翔は拍子抜けする。

「そしてその二つの災厄を滅するには、長い時間をかけて地道にレベルをアップさせて、強力なパーティーを数十組、数百組と編成し、綿密な作戦を立てて、少しずつ敵を滅していくしか解決の手立てが無い!!」

ギルデンスターン三世は力説した。

「その様な遠大な計画を構想し、実行に移し、完遂させるだけの、あらゆる種類の力を持つのはギルデンスターン王国をおいて他には無い!!」

ギルデンスターン三世は声を振り絞る。
翔は溜息を吐いた。

「下らないな」

「下らないだと?人類の未来をなんと心得る!?」

「ジョン岩山のゴブリンとドミニク沼地のトロール?そんなもの、今日一日で全滅させたが?」

翔は、それが造作も無い事で有るかのように語った。
実際は大偉業なのだが、翔にとっては造作もない事だった。

「な、な、な、なにを馬鹿な!!デタラメを言うな!!」

ギルデンスターン三世は狼狽する。

「事実だ。確かめてみろ」

翔が言うと、群衆から一人の男が名乗りを上げた。

「あ、あの、その旦那の仰る事は、本当でさあ」

翔を馬車に乗せた、行商人だった。



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【12月末日公開終了】これは裏切りですか?

たぬきち25番
恋愛
転生してすぐに婚約破棄をされたアリシアは、嫁ぎ先を失い、実家に戻ることになった。 だが、実家戻ると『婚約破棄をされた娘』と噂され、家族の迷惑になっているので出て行く必要がある。 そんな時、母から住み込みの仕事を紹介されたアリシアは……?

異世界からの召喚者《完結》

アーエル
恋愛
中央神殿の敷地にある聖なる森に一筋の光が差し込んだ。 それは【異世界の扉】と呼ばれるもので、この世界の神に選ばれた使者が降臨されるという。 今回、招かれたのは若い女性だった。 ☆他社でも公開

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる

仙道
ファンタジー
 気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。  この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。  俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。  オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。  腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。  俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。  こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。

悪意のパーティー《完結》

アーエル
ファンタジー
私が目を覚ましたのは王城で行われたパーティーで毒を盛られてから1年になろうかという時期でした。 ある意味でダークな内容です ‪☆他社でも公開

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

処理中です...