【R18 恋愛 OL 同居】年下イケメンの彼に毎日焦らされてます

大好き

「ベッドの上で俺がどのくらい意地悪か、奈々美さん知ってる？」

　そう言いながら藤澤君は、私のブラウスのボタンを外し始めた。下着が見えると、藤澤君はそのまま乱暴に下着をおろし胸の突起を口に含んで転がした。

「ふうっ……」

　藤澤君は動く舌先をまるで私に見せつけるかのように、ゆっくりと時間をかけて刺激を与え続けた。

「これからたくさん、教えてあげるね？」

　藤澤君にそう囁かれるだけで体が反応してしまう。藤澤君は体を起こすと私のスカートをまくり上げ、再び下着の横から指で私のびしょびしょになった部分の入り口に指をあてた。

　まだ奥まで入れられてもいないのに、藤澤君の指が触れたり離れたりするだけで、そこは、ぴしゃぴしゃと音を立てた。

「ちゃんと音、聞こえてる？」

　黙っていると、足を持ち上げられ大きく足を開かれる。指をゆっくり挿入され、親指の付け根で同時に敏感な突起も刺激される。気持ちよさでまたあえぎ声を止められなくなる。

「ふぅっ……ううん……駄目っ、駄目ぇ」

　駄目という言葉も彼を誘っているようにしか聞こえない。こんなにいやらしい声をあげているのが自分だなんて信じられない。

　熱のこもった眼差しで見つめられるだけで、彼の指を捉えている自分の敏感な部分がキュッと収縮するのが自分でもわかった。

「もっと……気持ちよくしてあげる」

　藤澤君の指に力が入り、その指が更に奥まで進められようとしているのがわかった。

「いや、それは……待って……」

　とっさの抵抗も虚しく、藤澤君の指はいとも簡単に私の奥深くまで侵入し、一番敏感な部分を簡単に探り当てる。彼の指は迷いのない小刻みな動きで、残酷なほどに激しい快感を私に与えた。

「駄目っ、駄目っ、駄目ぇ……」

　私はお願いするように必死に彼の手首を掴んだけれど、それは余計彼を興奮させるだけだった。藤澤君はさらに激しく私の奥深くを責め立てる。同時に唇で胸の突起を刺激される。

「…っ、はあっ、あっ、ああっ……」

　休むことなく与えられる快感に頭の奥がしびれ始めていた。

「そんな声聞かされて、止められると思う？」

　藤澤君はそう言いながら、ぬかるみのなかにもう一本指を挿入しさらに激しく動かした。

「やあっ…ああっ…はあっ……」

「奈々美さんが、もっとやらしくなるのを見たいな……」

　部屋中にぐしゃぐしゃといういやらしい水音と藤澤君の息遣いが響いていた。あまりの気持ちよさに視界がぼやけている。

　藤澤君が切なそうな瞳で私を見つめているのが見えた。私は彼の体を引き寄せ、彼が着ていた白いワイシャツのボタンに手をかけた。

「ちょっ、奈々美さん……」

　シャツを脱がせると、裸の藤澤君の体が目の前にあった。

「奈々美さん……ヤバいって……」

　藤澤君はそう言いながら、服を脱がされたことで動揺しおざなりになっていた指の動きを再び速めた。

　再び与えられ始めた振動で私は自分が確実に高みに近づいていることを感じていた。頭の中の白い部分がどんどん大きくなって止められない。

「はあっ……藤澤君、私……」

　藤澤君は黙って私の目を見て、暗がりのなかで体を離した。カチャカチャとベルトを緩める音と衣擦れの音、何かの袋を破る音がした。再び藤澤君の温もりに包まれたとき、藤澤君自身が私のふちに当てられていることがわかった。

「ごめん……もう、限界……」

　そう言うと藤澤君はそのままゆっくりと入ってきた。

「……っんうっ、藤澤君…… 」

「奈々美さん、可愛い」

　自然に腰が動いてしまうのを止められない。

「奈々美さん、腰、すごい動いてる」

　そう言いながら満足げな表情を浮かべた藤澤君はさらに奥まで挿入してきた。

「……っああっ」

  猛烈な快感にわけがわからなくなるほどだった。

  藤澤君は私の耳を舌で愛撫しながら、ゆっくりと動いた。

「ああっ……はあっ……」

　藤澤君の唇はそのまま耳から唇へ降りてきて何度も深いキスをされる。藤澤君の動きが激しくなり、奥を強く刺激される。藤澤君の息遣いも段々と荒くなってきた。

「奈々美さん、俺、ちょっと、ヤバい……」

　藤澤君はそう言うと、一度体を離し私をうつぶせにさせて再び侵入してきた。藤澤君は顔を私の首筋に寄せ、背中にかけて舌を這わせた。

　藤澤君が再び動き始める。先ほどより、さらに深いところを突かれている感覚がある。藤澤君は有無を言わさず私の腕を掴んで、激しく突いてきた。

「あっ……んんっ、うんっ」

「ヤバい……止まんない……」

　そう言いながら藤澤君は体をつなげたまま手を私の体の前に伸ばしクリトリスを刺激した。

「んううっ……それは駄目ぇ……」

　中と外から快感が突き上げてくる。限界が近づいていた。

「藤澤君っ、私、もうっ、無理、駄目っ……」

「いいよ、イキな……俺も、イキそう……」

　藤澤君の初めて見る切なそうな表情にドキドキが止まらない。次の瞬間、頭の中が真っ白になった。

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「……奈々美さん、もううちに越してくる？」

　ベッドに横たわりながら、藤澤君がからかうように言う。

「え……」

「奈々美さんって本当鈍いよなあ。俺が小遣い欲しさに何とも思ってない女の人を部屋に泊めると思う？」

　藤澤君にそう言われながら髪の毛を指で梳かれている。

「えっ、そうなの？」

　私が驚いて声を上げると藤澤君はくすくすと笑った。

「そうだよ。奈々美さんが本当に俺の部屋に来てくれるか、できるだけ警戒されないように誘うの苦労したよ？」

　そう言って藤澤君は今日何度目かわからないキスをした。

　数か月して、荒井課長は支所に転勤の辞令が下り挨拶もそこそこに異動していった。私と藤澤君の同棲生活は続いていて、私は相変わらず、毎日藤澤君に翻弄される日々を過ごしている。