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フェリクスの治療
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魔法学園内の医務室ではフェリクスが先日の戦いでダークマントから受けた傷の治療を受けていた。
あの後フェリクスはすぐに処置室へと運ばれ、学園つきの医師や薬師の治療を受けた。
幸い命を落とすほどの重症とはならなかったけれど毒素の一部が体にまわってしまったらしく、熱が下がらない状態が続いていた。
「今すぐ命を落とすことはありませんが、このまま熱が続くと危険です」
私とルーク様は医務室で医師からの説明を聞いている。
「応急処置が的確だったのでこの程度の症状で済んでいますが危ないところでした」
初老の医師は続ける。
「しかしなんとかして解毒しなければ徐々に衰弱していくでしょう」
「ダークマントの解毒……と言いますと、ティアロットの薬草が必要ですわね?」
私の発言に医師が驚いたようにこちらを見た。
「……なんと、ダークマントの爪毒の解毒方法をご存知なのですか?」
「以前家にある蔵書で読んだことがありますの」
「その若さでそれほどの医学・薬学の知識をお持ちとは……」
「君は薬学の知識も持ち合わせているのか?! 本当に君には驚かされてばかりだな」
ルークまで驚きの表情で私を見る。
「そんな知識というほどのものでは……。たまたま知っていただけですわ」
気恥ずかしくなった私は頬を赤らめて言う。
「おっしゃるとおり、ティアロットの薬草を煎じて飲ませれば体内の毒は解毒されます。ですが……」
医師が言葉を濁した。
「問題はティアロットの薬草が生えている場所ね」
私が言うと医師は頷いた。ルーク様が尋ねる。
「場所が問題……というのはどういう意味だ?」
「ティアロットの薬草はフェンリルの森でしか育たないの」
私の答えに医師は再び頷き、ルークは目を見開いた。
「フェンリルの森……? あの狂暴で凶悪な魔獣の住むあの森か?」
「ええ。あの森に行かなければティアロットの薬草は手に入らない」
「だが……もしフェンリルに遭遇すれば命はないぞ?」
ルーク様のおっしゃる通りだった。
フェンリルとは魔獣の中でも最強クラスの強さを誇るモンスターだ。平均レベルは50、高い魔力を持ち、状態異常や行動制限などの特殊魔法を使う。その上攻撃力が高く動きも俊敏だ。
物理・魔法、攻守ともに能力に隙のない凶悪な魔獣だ。
「いったんその話は後にして、一度フェリクスの様子を見に行かないか?」
私とルーク様は病室のフェリクスを見舞うことにした。
・
・
・
病室に入ると一番窓側のベッドに横になっているフェリクスの姿があった。
臥せっているフェリクスを見て私は謝罪の言葉を発せずにはいられなかった。
「ごめんなさい、フェリクス。私の処置が遅れたばかりに……」
「何を言うエマ!」
フェリクスとルーク様の二人が揃って声をあげる。
ハモってしまった後でなんだか気まずそうにお互い顔を見合わせていた。
発言権を譲り合うような雰囲気になってからルークが口を開いた。
「何を言うエマ。フェリクスの病状が今この程度で済んでいるのはすべて君のおかげだ。王宮の医師も君の応急処置の的確さに驚いていたよ。それにあの時は残りのダークマントの対処を優先しなければみんなの命が危うかった。君が謝らなければならないことなんて何もないんだよ」
続けてフェリクスが言った。
「ルーク様の言う通りだ。君に感謝こそすれ、君のせいだなどとはつゆほども思っていない。君は僕の命の恩人だ。もし君をそのことで責めるような者がいれば僕が全力で相手になるさ」
「そ、そうですか……?」
二人から結構な勢いで言われ、私はもはや黙るしかなかった。
ルーク様がフェリクスに向かって言う。
「フェリクス、君の体は必ず僕が治してみせる。だからどうか心配しないでほしい」
ルーク様の言葉にフェリクスは申し訳なさそうな表情を浮かべた。
「申し訳ありません、ルーク様、ありがとうございます」
・
・
・
フェリクスの病室を出た後、私はルーク様に向かって言った。
「フェンリルの森に薬草を探しに行きたいのです」
「エマ……」
ルーク様は私の言葉に決断をしかねている様子だ。
「わかった。しかしフェンリルの森へは王国直下の騎士団を行かせる。君を行かせるわけにはいかない」
「ですが王国騎士団は現在、隣国のイレ共和国に遠征中では?」
ルーク様は小さくため息をついた。
「やれやれ、君はなんでもお見通しだな」
「騎士団が遠征から帰るのは一ヶ月後。それからでは間に合いません」
私は続けた。
「……フェリクスの容体は今は安定していますが、そうのんびり構えてはいられません。フェリクスの爪毒は神経毒です。長引けば長引くほど後遺症の危険性が高まります」
ルーク様は悩んでいるようだ。
「ルーク様、心配には及びません。私には光魔法のシールドがありますから森にいる間常時シールドを張れば自身の魔力の気配を隠すことができます。フェンリルにさえ遭遇しなければさほどの危険はありません。薬草を摘んだらすぐに戻ってまいります」
「しかし……」
ルーク様はなかなか賛成してくれない。
あの後フェリクスはすぐに処置室へと運ばれ、学園つきの医師や薬師の治療を受けた。
幸い命を落とすほどの重症とはならなかったけれど毒素の一部が体にまわってしまったらしく、熱が下がらない状態が続いていた。
「今すぐ命を落とすことはありませんが、このまま熱が続くと危険です」
私とルーク様は医務室で医師からの説明を聞いている。
「応急処置が的確だったのでこの程度の症状で済んでいますが危ないところでした」
初老の医師は続ける。
「しかしなんとかして解毒しなければ徐々に衰弱していくでしょう」
「ダークマントの解毒……と言いますと、ティアロットの薬草が必要ですわね?」
私の発言に医師が驚いたようにこちらを見た。
「……なんと、ダークマントの爪毒の解毒方法をご存知なのですか?」
「以前家にある蔵書で読んだことがありますの」
「その若さでそれほどの医学・薬学の知識をお持ちとは……」
「君は薬学の知識も持ち合わせているのか?! 本当に君には驚かされてばかりだな」
ルークまで驚きの表情で私を見る。
「そんな知識というほどのものでは……。たまたま知っていただけですわ」
気恥ずかしくなった私は頬を赤らめて言う。
「おっしゃるとおり、ティアロットの薬草を煎じて飲ませれば体内の毒は解毒されます。ですが……」
医師が言葉を濁した。
「問題はティアロットの薬草が生えている場所ね」
私が言うと医師は頷いた。ルーク様が尋ねる。
「場所が問題……というのはどういう意味だ?」
「ティアロットの薬草はフェンリルの森でしか育たないの」
私の答えに医師は再び頷き、ルークは目を見開いた。
「フェンリルの森……? あの狂暴で凶悪な魔獣の住むあの森か?」
「ええ。あの森に行かなければティアロットの薬草は手に入らない」
「だが……もしフェンリルに遭遇すれば命はないぞ?」
ルーク様のおっしゃる通りだった。
フェンリルとは魔獣の中でも最強クラスの強さを誇るモンスターだ。平均レベルは50、高い魔力を持ち、状態異常や行動制限などの特殊魔法を使う。その上攻撃力が高く動きも俊敏だ。
物理・魔法、攻守ともに能力に隙のない凶悪な魔獣だ。
「いったんその話は後にして、一度フェリクスの様子を見に行かないか?」
私とルーク様は病室のフェリクスを見舞うことにした。
・
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病室に入ると一番窓側のベッドに横になっているフェリクスの姿があった。
臥せっているフェリクスを見て私は謝罪の言葉を発せずにはいられなかった。
「ごめんなさい、フェリクス。私の処置が遅れたばかりに……」
「何を言うエマ!」
フェリクスとルーク様の二人が揃って声をあげる。
ハモってしまった後でなんだか気まずそうにお互い顔を見合わせていた。
発言権を譲り合うような雰囲気になってからルークが口を開いた。
「何を言うエマ。フェリクスの病状が今この程度で済んでいるのはすべて君のおかげだ。王宮の医師も君の応急処置の的確さに驚いていたよ。それにあの時は残りのダークマントの対処を優先しなければみんなの命が危うかった。君が謝らなければならないことなんて何もないんだよ」
続けてフェリクスが言った。
「ルーク様の言う通りだ。君に感謝こそすれ、君のせいだなどとはつゆほども思っていない。君は僕の命の恩人だ。もし君をそのことで責めるような者がいれば僕が全力で相手になるさ」
「そ、そうですか……?」
二人から結構な勢いで言われ、私はもはや黙るしかなかった。
ルーク様がフェリクスに向かって言う。
「フェリクス、君の体は必ず僕が治してみせる。だからどうか心配しないでほしい」
ルーク様の言葉にフェリクスは申し訳なさそうな表情を浮かべた。
「申し訳ありません、ルーク様、ありがとうございます」
・
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フェリクスの病室を出た後、私はルーク様に向かって言った。
「フェンリルの森に薬草を探しに行きたいのです」
「エマ……」
ルーク様は私の言葉に決断をしかねている様子だ。
「わかった。しかしフェンリルの森へは王国直下の騎士団を行かせる。君を行かせるわけにはいかない」
「ですが王国騎士団は現在、隣国のイレ共和国に遠征中では?」
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