46 / 65
第46話 『初詣とスカートの中と愛撫』
しおりを挟む
1986年(昭和61年)正月 <風間悠真>
初詣には行った記憶がない。
というのは言い過ぎだが、行ったのは社会人になってからだ。
宗像大社や川崎大師、その他にもあるが、ようやくできた彼女と行ったのが記憶に残っている。
だから、オレの家では家族で初詣なんてしきたりはなかったし、どうなんだろう? 友達も初売りに行ったという話は聞いても、初詣はあまり聞かなかったような気がする。
というか去年もそうだった。正月は家族で過ごし、佐世保の初売りに行ってギターを買った。
「あ、悠真! 明けましておめでとう。今年もよろしくね♡」
子供のころ、というかこれは社会人になってもそうだったかもしれないが、好きな子に会いたくて、少しでも話をしたくて、その子がいそうな場所や移動経路に理由をつけては行ったもんだ。
ストーカーなんて野暮なこと言わないでくれよ。純粋に、ただ純粋に出会いを求めていたに過ぎないんだから。
「おお! 美咲♪ なに? 1人? 家族と来たの?」
「ううん、1人なの。家族と一緒に来たんだけど、別行動。先に帰ってもいいって」
美咲が頬を染めながら答える。クリスマスの記憶が、まだ新鮮に残っているんだろう。
「そっか。じゃあ、一緒に参拝する?」
「え? あ、うん……でも、悠真は家族と来てないの?」
「ああ、うちはあんまりそういう習慣がなくてさ。初売りには行くけど」
境内は確かに人混みでごった返していたが、由緒正しいとはいっても小さな神社だ。
数組の参拝客が思い思いにお参りをしているが、大きな神社みたいに整然と並ぶような場所もないから、みんな適当に間隔を空けて参拝している。
ただ神社の境内の下の大通りは混雑していた。
「じゃ、じゃあ……一緒にお詣りしよっか」
美咲が小さな声で言った。ピンク色のセーターに紺のスカート姿の美咲は、いつもと違う雰囲気だ。クリスマスのコスメセットで化粧してきたのかな。
いや、そこまでじゃないか。
賽銭を投げながら、美咲が急に真剣な表情になる。
「あたしね……」
「んー?」
首に巻いたマフラーに顔を半分埋めるように、小さな声で話しかけてきた。
「もう願い事決めたの」
「へぇ、なに?」
「も、もう! 聞かないでよ、バカ!」
え? いや、聞いてほしいから言ったんじゃないのか? この頃から女の気持ちがわからん!
美咲は慌てて鈴を鳴らし、手を合わせた。
「……でも、その……叶うといいな」
大通りの騒がしさが遠くに聞こえる。小さな神社なのに、今日は珍しくにぎやかだ。子供の頃はこうやって神社に来ることもなかったな。
「ね、悠真の願い事は?」
「それは内緒」
「もー! ずるいよ!」
何がずるいのかわからないが、美咲が膨れっ面をする。寒さで頬が赤くなっているのが、かわいい。
クリスマスにキスして、胸を触って、スカートの中に手を入れたのがつい最近なのに、今はそんな雰囲気じゃない。神聖な場所だからか、それとも昼間っから人が多いからか。
まあオレの願いは決まっている。卒業までに美咲とセックスすることだ。それ以外に、ない。……あ、いや、あった。凪咲と純美と礼子と菜々子と恵美とセックスすることだ。
「ね、悠真……」
美咲がコートの袖を引っ張る。手袋越しの感触。
「今年も……よろしくね。っていうか、絶対によろしくしなさいよ!」
え、なんだろうなこの突然のツンデレ豹変イベント? まあ、それも含めてかわいいんだけれども。
境内の賽銭箱に硬貨が当たる音と鈴の音が続いている。オレは美咲の言葉を聞いて気持ちを新たにした。正直に言えば、いや、言わなくても美咲のことは好きだ。
でも、凪咲も純美も礼子も菜々子も恵美も好きなんだ。結局のところ、オレは前世でモテなかった反動なのかもしれない。今、こうして複数の女の子と関係を持てる状況に、完全に溺れている。
反動というよりも、そう決めたんだ。やってやる、ってね。
「うん、よろしく」
神社を出るとき、美咲がまたオレの袖を引っ張った。
「ねぇ、おなかすいてない?」
「ん? ああ、そういえば……」
「じゃあ、ラーメン屋さん行かない? あたし、お年玉もらったんだ♪」
「おごってくれるの?」
「もう、そういうこと言うと、おごらないんだから!」
結局、オレが払うんだろうな。
そう思いながら、美咲と一緒に階段を下りていった。大通りの人混みの中に消えていく二人。元旦に店が開いているなんて今では当たり前になったけど、当時はあり得なかったんだ。
普通の店は三が日が明けてから初売りするし、飲食店にしたって初売りはないけど、それでも三が日以降に仕事始めになる。それは転生した今世でも同じだ。
年末年始は家族と一緒に過ごす。これが基本だったのだ。
しかし、この神社周辺の飲食店は違った。参拝客がいるので店を開けば客が入るのだ。そのためラーメン屋は大盛況している。その名も五峰亭。いかにもだが、あごだしラーメンはうまい。
ラーメンを食べ終わったオレは美咲を家まで送っていった。
家族と別行動というのは本当だったようだ。まあ、家から1時間もかからない場所にあるし、行きは家族と一緒に来て、別行動をとったようだ。
でもその途中に例の神社がある。初詣の神社ではなく、無人の小さな神社。
いつも美咲と寄り道して時間を過ごすあの神社だ。というよりもわざと回り道をしたのだ。まっすぐ帰れば通らない。美咲はそれに関して何も言わなかった。
期待していたのだろうか?
ただ、黙って顔を赤くしている。
「悠真……♡」
「美咲……♡」
真っ昼間だが、誰もいない。さびれた神社だが、晴れやかな元旦から、こんなことをするのは気が引けた。……が、まあいい。気にしてもしょうがない。あとでお賽銭を入れておこう。
「ん……」
キスをして胸をもんで、そしてスカートの中に手を入れる。まだ2回目だから美咲の体から緊張が感じられる。そういえば……オレは処女とそういう関係になったことがなかった。
まあ付き合う前からあなたは処女ですかって質問するわけにもいかず、結果論的にオレ自身が経験する時期が遅かったので、相手が全員経験者だったというのもあるのかもしれない。
だから、厳密に言えば、処女に対する正しい接し方というのは、実体験では知らない。
ただ、それに近い経験をしたこともあるし、おおよその見当はつく。相手の経験が豊富なほど、いろいろとはしょってもいいプロセスが増えてくるものだ。
だからゆっくり、ゆっくり、やさしく、やさしく手をはわせ、キスをしたり、舐めたりした。耳たぶや首や鎖骨の辺り……。
多分、美咲に限ったことじゃないが、『あ……』とか『ん……』というのは感じているというよりも、緊張してぐっと力を入れるとか、その行為に対しての自然な反応というのが正しい表現だろう。
今回は、手をその中にまで入れてみた。ちょっとした驚きはあったようだが、抵抗というほどでもない。やさしく、やさしくその周辺をなでて、終わった。
ちゃりんちゃりーん。
「今年も、そして来年も、未来永劫ハーレムモテモテやりやり金持ちになりますように」
(欲張り!)
次回 第47話 (仮)『凪咲と純美、午前と午後の初詣』
初詣には行った記憶がない。
というのは言い過ぎだが、行ったのは社会人になってからだ。
宗像大社や川崎大師、その他にもあるが、ようやくできた彼女と行ったのが記憶に残っている。
だから、オレの家では家族で初詣なんてしきたりはなかったし、どうなんだろう? 友達も初売りに行ったという話は聞いても、初詣はあまり聞かなかったような気がする。
というか去年もそうだった。正月は家族で過ごし、佐世保の初売りに行ってギターを買った。
「あ、悠真! 明けましておめでとう。今年もよろしくね♡」
子供のころ、というかこれは社会人になってもそうだったかもしれないが、好きな子に会いたくて、少しでも話をしたくて、その子がいそうな場所や移動経路に理由をつけては行ったもんだ。
ストーカーなんて野暮なこと言わないでくれよ。純粋に、ただ純粋に出会いを求めていたに過ぎないんだから。
「おお! 美咲♪ なに? 1人? 家族と来たの?」
「ううん、1人なの。家族と一緒に来たんだけど、別行動。先に帰ってもいいって」
美咲が頬を染めながら答える。クリスマスの記憶が、まだ新鮮に残っているんだろう。
「そっか。じゃあ、一緒に参拝する?」
「え? あ、うん……でも、悠真は家族と来てないの?」
「ああ、うちはあんまりそういう習慣がなくてさ。初売りには行くけど」
境内は確かに人混みでごった返していたが、由緒正しいとはいっても小さな神社だ。
数組の参拝客が思い思いにお参りをしているが、大きな神社みたいに整然と並ぶような場所もないから、みんな適当に間隔を空けて参拝している。
ただ神社の境内の下の大通りは混雑していた。
「じゃ、じゃあ……一緒にお詣りしよっか」
美咲が小さな声で言った。ピンク色のセーターに紺のスカート姿の美咲は、いつもと違う雰囲気だ。クリスマスのコスメセットで化粧してきたのかな。
いや、そこまでじゃないか。
賽銭を投げながら、美咲が急に真剣な表情になる。
「あたしね……」
「んー?」
首に巻いたマフラーに顔を半分埋めるように、小さな声で話しかけてきた。
「もう願い事決めたの」
「へぇ、なに?」
「も、もう! 聞かないでよ、バカ!」
え? いや、聞いてほしいから言ったんじゃないのか? この頃から女の気持ちがわからん!
美咲は慌てて鈴を鳴らし、手を合わせた。
「……でも、その……叶うといいな」
大通りの騒がしさが遠くに聞こえる。小さな神社なのに、今日は珍しくにぎやかだ。子供の頃はこうやって神社に来ることもなかったな。
「ね、悠真の願い事は?」
「それは内緒」
「もー! ずるいよ!」
何がずるいのかわからないが、美咲が膨れっ面をする。寒さで頬が赤くなっているのが、かわいい。
クリスマスにキスして、胸を触って、スカートの中に手を入れたのがつい最近なのに、今はそんな雰囲気じゃない。神聖な場所だからか、それとも昼間っから人が多いからか。
まあオレの願いは決まっている。卒業までに美咲とセックスすることだ。それ以外に、ない。……あ、いや、あった。凪咲と純美と礼子と菜々子と恵美とセックスすることだ。
「ね、悠真……」
美咲がコートの袖を引っ張る。手袋越しの感触。
「今年も……よろしくね。っていうか、絶対によろしくしなさいよ!」
え、なんだろうなこの突然のツンデレ豹変イベント? まあ、それも含めてかわいいんだけれども。
境内の賽銭箱に硬貨が当たる音と鈴の音が続いている。オレは美咲の言葉を聞いて気持ちを新たにした。正直に言えば、いや、言わなくても美咲のことは好きだ。
でも、凪咲も純美も礼子も菜々子も恵美も好きなんだ。結局のところ、オレは前世でモテなかった反動なのかもしれない。今、こうして複数の女の子と関係を持てる状況に、完全に溺れている。
反動というよりも、そう決めたんだ。やってやる、ってね。
「うん、よろしく」
神社を出るとき、美咲がまたオレの袖を引っ張った。
「ねぇ、おなかすいてない?」
「ん? ああ、そういえば……」
「じゃあ、ラーメン屋さん行かない? あたし、お年玉もらったんだ♪」
「おごってくれるの?」
「もう、そういうこと言うと、おごらないんだから!」
結局、オレが払うんだろうな。
そう思いながら、美咲と一緒に階段を下りていった。大通りの人混みの中に消えていく二人。元旦に店が開いているなんて今では当たり前になったけど、当時はあり得なかったんだ。
普通の店は三が日が明けてから初売りするし、飲食店にしたって初売りはないけど、それでも三が日以降に仕事始めになる。それは転生した今世でも同じだ。
年末年始は家族と一緒に過ごす。これが基本だったのだ。
しかし、この神社周辺の飲食店は違った。参拝客がいるので店を開けば客が入るのだ。そのためラーメン屋は大盛況している。その名も五峰亭。いかにもだが、あごだしラーメンはうまい。
ラーメンを食べ終わったオレは美咲を家まで送っていった。
家族と別行動というのは本当だったようだ。まあ、家から1時間もかからない場所にあるし、行きは家族と一緒に来て、別行動をとったようだ。
でもその途中に例の神社がある。初詣の神社ではなく、無人の小さな神社。
いつも美咲と寄り道して時間を過ごすあの神社だ。というよりもわざと回り道をしたのだ。まっすぐ帰れば通らない。美咲はそれに関して何も言わなかった。
期待していたのだろうか?
ただ、黙って顔を赤くしている。
「悠真……♡」
「美咲……♡」
真っ昼間だが、誰もいない。さびれた神社だが、晴れやかな元旦から、こんなことをするのは気が引けた。……が、まあいい。気にしてもしょうがない。あとでお賽銭を入れておこう。
「ん……」
キスをして胸をもんで、そしてスカートの中に手を入れる。まだ2回目だから美咲の体から緊張が感じられる。そういえば……オレは処女とそういう関係になったことがなかった。
まあ付き合う前からあなたは処女ですかって質問するわけにもいかず、結果論的にオレ自身が経験する時期が遅かったので、相手が全員経験者だったというのもあるのかもしれない。
だから、厳密に言えば、処女に対する正しい接し方というのは、実体験では知らない。
ただ、それに近い経験をしたこともあるし、おおよその見当はつく。相手の経験が豊富なほど、いろいろとはしょってもいいプロセスが増えてくるものだ。
だからゆっくり、ゆっくり、やさしく、やさしく手をはわせ、キスをしたり、舐めたりした。耳たぶや首や鎖骨の辺り……。
多分、美咲に限ったことじゃないが、『あ……』とか『ん……』というのは感じているというよりも、緊張してぐっと力を入れるとか、その行為に対しての自然な反応というのが正しい表現だろう。
今回は、手をその中にまで入れてみた。ちょっとした驚きはあったようだが、抵抗というほどでもない。やさしく、やさしくその周辺をなでて、終わった。
ちゃりんちゃりーん。
「今年も、そして来年も、未来永劫ハーレムモテモテやりやり金持ちになりますように」
(欲張り!)
次回 第47話 (仮)『凪咲と純美、午前と午後の初詣』
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる