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御使い様が誑しに進化しました
【御使い様は学びたい2】
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「駄目駄目駄目絶対駄目―――――っ!!」
「そんなに叫ばなくてもいいだろナル」
「結婚どころかお付き合いもしていない年頃の異性が2人きりで旅なんて、ずぇったいダメェッ!!!」
昼食を取り、ではクロイツに行きたい旨をカグウに伝えようと深海が説明をしたら隣から超音波のような金切り声が聞こえた。
よくそんな高い声が出せるものだ。
鳴海はれっきとして男なのだが…。
うっすらとだが咽喉仏もあるし。
なので鳴海は太めのチョーカーを愛用している。
日本に居た時代から変わらない。
制服に太めのチョーカーを合わせている。
似合っているので特に文句を言う者も居ない。
どころか風紀の教師ですら文句を言わない。
鳴海に甘えた声で、ウルウル上目遣いの瞳で見られたら怒れるものなど居ない。
先生大好き、なんて言って笑顔を浮かべられたら男なら誰でも屈するだろう。
それ程に鳴海の美少女っぷりが凄い。
男相手なら敵なしの誑しだ。
深海が女相手の誑しなので、この双子ある意味そっくりである。
「んじゃマヒロ連れて行けばいいでしょ?3人なら問題n「だ・め・で・す」
食い気味に鳴海がフィルドの言葉を止める。
「男の中に女の子1人ていうのが問題なんです!ふーちゃん女の子ですよ!?忘れてませんよね?」
「物凄く自覚しております……」
色々思う所のあるフィルドである。
特にこの頃ソレを考えさせられる。
出来れば進展したいな~とか思っている異性なのだ深海は。
深海の性別を忘れる訳が無い。
「んじゃ、女の子連れて行けば良いんだな?」
「出来れば信頼できる、ふーちゃんが女の子だって知っても態度の変わらない女の人が良いんだけど…」
うーむ、と鳴海が顎に手を当てる。
「ルナトーを連れていけ」
助け舟を出したのはカグウだった。
「良いんですか!?」
「え、でもルナトーちゃんの仕事大丈夫!?」
深海もフィルドも驚いた。
ルナトーはカグウもお気に入りのこの王宮内で王族以外で影響力のある巫女である。
長い期間になるだろう旅に連行してよいものなのだろうか?
「実はスティルグマからノーライフ氏がカカンに来ることになっている。色々王宮の中も外も見て回りたいそうだ。巫女の仕事も興味があるらしいので、ルナトーに傍に居て貰おうと思っていたのだがな。
クロナが引き篭もっているとはいえ、ライブアだって巫女職に就いている。仕事はして貰わないと困る。
ノーライフ氏にはライブアに付いてもらって巫女職をさせる。暫くはルナトーが居なくても問題ないだろう。と言うかそうでないと困る」
つまり今後ライブアがカカンに必要かを試すつもりもある事が深海・チノシス・コキョウには分かった。
鳴海・フィルド・ラキザは気付かなかったみたいだが。
仕方ない。
これは気付く方の頭の回転が良すぎるのだ。
まぁコキョウは頭の回転が速いより先に、カグウの話す言葉の意味を汲み取る能力が高すぎるのが先に来ている。
愛は偉大である。
「ナル、これなら良いだろう?」
ジッ、と深海が鳴海を見る。
垂れ目の鳴海の目と違って深海は釣り目気味だ。
アーモンド形の釣り目。
瞳の色が、瞳孔とそれ以外の境が分からないほど黒い。
今は日の光で黒い黒曜石の様にキラキラしている。
犬のおねだりとは違う。
コレは猫のおねだりに近い気がする。
そして鳴海は動物に弱い。
それに輪をかけて深海に弱い。
「絶対ルナトーさんの傍は慣れたらダメなんだからね!」
「おうっ!」
深海がニカッと笑った。
その無邪気な笑みを見て「こいつ絶対意味分かってないな」とその場にいた皆が思ったのだった。
「そんなに叫ばなくてもいいだろナル」
「結婚どころかお付き合いもしていない年頃の異性が2人きりで旅なんて、ずぇったいダメェッ!!!」
昼食を取り、ではクロイツに行きたい旨をカグウに伝えようと深海が説明をしたら隣から超音波のような金切り声が聞こえた。
よくそんな高い声が出せるものだ。
鳴海はれっきとして男なのだが…。
うっすらとだが咽喉仏もあるし。
なので鳴海は太めのチョーカーを愛用している。
日本に居た時代から変わらない。
制服に太めのチョーカーを合わせている。
似合っているので特に文句を言う者も居ない。
どころか風紀の教師ですら文句を言わない。
鳴海に甘えた声で、ウルウル上目遣いの瞳で見られたら怒れるものなど居ない。
先生大好き、なんて言って笑顔を浮かべられたら男なら誰でも屈するだろう。
それ程に鳴海の美少女っぷりが凄い。
男相手なら敵なしの誑しだ。
深海が女相手の誑しなので、この双子ある意味そっくりである。
「んじゃマヒロ連れて行けばいいでしょ?3人なら問題n「だ・め・で・す」
食い気味に鳴海がフィルドの言葉を止める。
「男の中に女の子1人ていうのが問題なんです!ふーちゃん女の子ですよ!?忘れてませんよね?」
「物凄く自覚しております……」
色々思う所のあるフィルドである。
特にこの頃ソレを考えさせられる。
出来れば進展したいな~とか思っている異性なのだ深海は。
深海の性別を忘れる訳が無い。
「んじゃ、女の子連れて行けば良いんだな?」
「出来れば信頼できる、ふーちゃんが女の子だって知っても態度の変わらない女の人が良いんだけど…」
うーむ、と鳴海が顎に手を当てる。
「ルナトーを連れていけ」
助け舟を出したのはカグウだった。
「良いんですか!?」
「え、でもルナトーちゃんの仕事大丈夫!?」
深海もフィルドも驚いた。
ルナトーはカグウもお気に入りのこの王宮内で王族以外で影響力のある巫女である。
長い期間になるだろう旅に連行してよいものなのだろうか?
「実はスティルグマからノーライフ氏がカカンに来ることになっている。色々王宮の中も外も見て回りたいそうだ。巫女の仕事も興味があるらしいので、ルナトーに傍に居て貰おうと思っていたのだがな。
クロナが引き篭もっているとはいえ、ライブアだって巫女職に就いている。仕事はして貰わないと困る。
ノーライフ氏にはライブアに付いてもらって巫女職をさせる。暫くはルナトーが居なくても問題ないだろう。と言うかそうでないと困る」
つまり今後ライブアがカカンに必要かを試すつもりもある事が深海・チノシス・コキョウには分かった。
鳴海・フィルド・ラキザは気付かなかったみたいだが。
仕方ない。
これは気付く方の頭の回転が良すぎるのだ。
まぁコキョウは頭の回転が速いより先に、カグウの話す言葉の意味を汲み取る能力が高すぎるのが先に来ている。
愛は偉大である。
「ナル、これなら良いだろう?」
ジッ、と深海が鳴海を見る。
垂れ目の鳴海の目と違って深海は釣り目気味だ。
アーモンド形の釣り目。
瞳の色が、瞳孔とそれ以外の境が分からないほど黒い。
今は日の光で黒い黒曜石の様にキラキラしている。
犬のおねだりとは違う。
コレは猫のおねだりに近い気がする。
そして鳴海は動物に弱い。
それに輪をかけて深海に弱い。
「絶対ルナトーさんの傍は慣れたらダメなんだからね!」
「おうっ!」
深海がニカッと笑った。
その無邪気な笑みを見て「こいつ絶対意味分かってないな」とその場にいた皆が思ったのだった。
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