15 / 118
15 ダイババ
しおりを挟む
ダイババは奥まった部屋の私室で呑気に読書をしていた。
欠伸をして俺達を出迎える。
「俺に殺される為によく来たな」
三十過ぎの髭面の男だ。
鑑定する。
戦力値は110。
ゲームと同じだな。
そして、神から愛されたステータスだと言える。
カルマオンラインで生を受けた人間のなかで、生まれ持った純粋な戦力値だけなら一番高い男だろう。
ダイババが俺達を全く警戒していない理由が手に取るように分かる。
誰も、強さにおいて彼と並んだことがないのだろう。
今日、俺に出会うまで、まるでゲーム感覚で戦いに勝利してきたに違いない。
他の盗賊から一目置かれていた男も、ダイババからすれば子供と変わらない。
その隔絶した強さが、ダイババの人生を狂わせたのだろうか。
どんな事情があるにせよ、俺が彼を許すことなどないが。
「お前が盗賊を率いて略奪を繰り返していたことは分かっている。俺の村の娘も奴隷にされた」
「だから俺を殺しにきたのか。何だつまらん。手下が裏切ったわけじゃなかったか」
悪びれた様子が一切ないな。
反省の気持ちなんて欠片もないらしい。
「死にたくなかったら剣を構えろ」
「小僧。まるで俺に勝てるような口ぶりだな。面白いが、俺の心を動かす程ではない」
億劫そうにダイババが三日月刀を手に立ち上がる。
「俺の名は――」
「いい。どうすぐ死ぬんだ。このダイババとやりあって無事でいた奴なんかいねえ。お前もすぐに骸に変えてやるよ」
まるで風のような動きだった。
瞬間移動かと思わせる程の速度。
ワーグ、そしてここにいた盗賊連中を倒したことで、俺のレベルは30に達した。
戦力値は109まで伸びた。
魔剣を使用せずにいた場合、彼我の戦力値の差はたったの1。
しかし、それでもまだ1もかけ離れている。
システムというのは残酷だ。
1の違いが、ダイババに有利を与える。
ダイババの方が、俺より僅かに早い。僅かに反射神経が上だ。僅かに筋肉も強い。ほんの少し、しかし埋めようのない差が、俺とダイババの間にはある。
もし魔剣を持参していなければ、俺はジリ貧になって負けていただろう。
ダイババの精神力は完成されている。
運が俺を有利にするといったこともなさそうだ。
「何がおかしいんだぁ?」
俺はあえて魔剣を抜かずに、賊から奪った三日月刀でダイババと打ち合っていた。
カナミとネリスには反対されたが、俺はどうしてもダイババの強さを身を以って知っておきたかった。
こんな機会、二度とないだろうからな。
実力は伯仲している。
内心、ダイババも舌を巻いていることだろう。
人生でこれ程の使い手にあったことは、ないに違いない。
「クソが、思ったよりやるじゃねえか」
「あんたは想定していた通りに強いな。だが、想定以上に強くはなかった。安心したよダイババ。お前を潰すことに何の支障もない」
「何が言いてえんだぁ!?」
もう分かった。十分に理解した。
基本的にシステムは絶対だ。
戦力値の差は埋めがたい絶対的な差だった。
「魔弾を撃て!」
「ちいっ」
カナミとネリスにダイババの足を止めさせ、俺は距離を取って三日月刀を放り投げた。
そして、水の魔剣を抜いた。
瞬間、俺の戦力値は119へと変貌し、ダイババを上回った充実感に心が支配される。
「さあ、第二ラウンドと行こうか」
「うざってえんだよ!」
連続で剣を振る。速度が、重さが、ダイババをいたぶる。
奴の剣は俺を掠らず、俺の反撃は着実にダイババの身体を裂いていくようになる。
俺の剣に当たればダイババの三日月刀は弾かれ、慌てて構えなおした剣も弾き飛ばされそうになる。
「俺は神の子だ! ダイババ様だ! 王国の騎士も冒険者も、俺には勝てねえ! そうだろう!」
「お前はただの負け犬だ。社会に馴染めず俺に裁かれるのを待っていただけの、ひ弱な男だ」
初めて、ダイババの瞳に恐怖が宿った。
そうだ、その感情が見たかった。
倒すにしても、後悔もさせずに負かすことはしない。
その為に、手を抜いてやってたんだ。
「うああああああ……!」
「お前にも見せてやるよ!」
狂乱するダイババに水刃が直撃する。
左手の指が飛び、ダイババが両手から右手に三日月刀を持ち替える。
もう、こいつに勝ち目はなくなった。
「終わりだな。もう二度と、お前の思い通りになることなんて一つもないんだ」
ヒューヒューとダイババが肩で息をする。
その血走った目が、カナミに向いた。
「ああ……っ! あああああっ!」
だが、遅いんだよ。
カナミを人質にしようとしたダイババの、足の腱を切断した。
「俺を素通りして女に近づけるわけないだろ」
全身を切り刻まれ、ついには右手を切断されてダイババは三日月刀を落とした。
「俺の負けだぁ……。許してくれ。俺を殺したら王子が黙ってない……」
「うるせえなぁ。少し寝とけよ」
ダイババの腹を裂いてやった。
「あがああああ!」
「耳障りだから少し寝てろ」
敗北したダイババを昏倒させ、雑にポーションを飲ませる。
こいつは生け捕りにする契約だったからな。
「連れ帰るんですね」
「たっぷりと罰を与えてもらう」
両手両足を縛り、ロープで引きずって持ち帰ることにする。
「それと、セラも連れて帰らないとな。女を置き去りにするなんて最低だろ?」
カナミが倒して動けなくなったセラだが、手足を縛った状態でポーションは飲ませておいた。
このまま遺跡に取り残すわけにもいかないだろ。
というわけで、道を引き返してセラを背負う。
彼女のでかい胸が背中に当たって最高だ。
ここまでグラマラスで色っぽい女もいないだろうな。
「兄さん、その方を助けるなんて……」
「タクマの命を狙った奴だぞ?」
「動けないように縛ってある。それに、何か事情がありそうだった。置き去りにはしない」
敵であろうと女は見殺しにしたくない。
それに、気絶する間際に見せた笑顔の理由が気になった。
そういう思いで、俺はセラを背負って地上へ帰ることにした。
街へ戻った俺は、まず疲れ切っていたカナミとネリスを宿に送り届けた。
二人は一緒にギルドへ行くと言っていたが、汗臭いから湯あみを済ませるよう頼むと、言われた通りにしてくれた。
二人とも年頃だからな。汗について指摘すれば無理についてこなくなるとは思っていた。
その後、俺はセラを宿に預け、ダイババをギルドに送り届けた。
王都と情報を共有していたらしいギルドはとんでもない騒ぎになったが、足止めされたくなかった俺はサルマンドのギルドマスターにダイババを引き渡して、明日の面談時に細かい情報を共有することで了承をもらった。
というか、俺の恰好は鮮血まみれで髪まで真っ赤に染まっていた程だったから、向こうも長居はさせたくなかったんだろうな。
そんなこんなで、俺は用事を済ませるとセラを預けた宿へ向かうのだった。
欠伸をして俺達を出迎える。
「俺に殺される為によく来たな」
三十過ぎの髭面の男だ。
鑑定する。
戦力値は110。
ゲームと同じだな。
そして、神から愛されたステータスだと言える。
カルマオンラインで生を受けた人間のなかで、生まれ持った純粋な戦力値だけなら一番高い男だろう。
ダイババが俺達を全く警戒していない理由が手に取るように分かる。
誰も、強さにおいて彼と並んだことがないのだろう。
今日、俺に出会うまで、まるでゲーム感覚で戦いに勝利してきたに違いない。
他の盗賊から一目置かれていた男も、ダイババからすれば子供と変わらない。
その隔絶した強さが、ダイババの人生を狂わせたのだろうか。
どんな事情があるにせよ、俺が彼を許すことなどないが。
「お前が盗賊を率いて略奪を繰り返していたことは分かっている。俺の村の娘も奴隷にされた」
「だから俺を殺しにきたのか。何だつまらん。手下が裏切ったわけじゃなかったか」
悪びれた様子が一切ないな。
反省の気持ちなんて欠片もないらしい。
「死にたくなかったら剣を構えろ」
「小僧。まるで俺に勝てるような口ぶりだな。面白いが、俺の心を動かす程ではない」
億劫そうにダイババが三日月刀を手に立ち上がる。
「俺の名は――」
「いい。どうすぐ死ぬんだ。このダイババとやりあって無事でいた奴なんかいねえ。お前もすぐに骸に変えてやるよ」
まるで風のような動きだった。
瞬間移動かと思わせる程の速度。
ワーグ、そしてここにいた盗賊連中を倒したことで、俺のレベルは30に達した。
戦力値は109まで伸びた。
魔剣を使用せずにいた場合、彼我の戦力値の差はたったの1。
しかし、それでもまだ1もかけ離れている。
システムというのは残酷だ。
1の違いが、ダイババに有利を与える。
ダイババの方が、俺より僅かに早い。僅かに反射神経が上だ。僅かに筋肉も強い。ほんの少し、しかし埋めようのない差が、俺とダイババの間にはある。
もし魔剣を持参していなければ、俺はジリ貧になって負けていただろう。
ダイババの精神力は完成されている。
運が俺を有利にするといったこともなさそうだ。
「何がおかしいんだぁ?」
俺はあえて魔剣を抜かずに、賊から奪った三日月刀でダイババと打ち合っていた。
カナミとネリスには反対されたが、俺はどうしてもダイババの強さを身を以って知っておきたかった。
こんな機会、二度とないだろうからな。
実力は伯仲している。
内心、ダイババも舌を巻いていることだろう。
人生でこれ程の使い手にあったことは、ないに違いない。
「クソが、思ったよりやるじゃねえか」
「あんたは想定していた通りに強いな。だが、想定以上に強くはなかった。安心したよダイババ。お前を潰すことに何の支障もない」
「何が言いてえんだぁ!?」
もう分かった。十分に理解した。
基本的にシステムは絶対だ。
戦力値の差は埋めがたい絶対的な差だった。
「魔弾を撃て!」
「ちいっ」
カナミとネリスにダイババの足を止めさせ、俺は距離を取って三日月刀を放り投げた。
そして、水の魔剣を抜いた。
瞬間、俺の戦力値は119へと変貌し、ダイババを上回った充実感に心が支配される。
「さあ、第二ラウンドと行こうか」
「うざってえんだよ!」
連続で剣を振る。速度が、重さが、ダイババをいたぶる。
奴の剣は俺を掠らず、俺の反撃は着実にダイババの身体を裂いていくようになる。
俺の剣に当たればダイババの三日月刀は弾かれ、慌てて構えなおした剣も弾き飛ばされそうになる。
「俺は神の子だ! ダイババ様だ! 王国の騎士も冒険者も、俺には勝てねえ! そうだろう!」
「お前はただの負け犬だ。社会に馴染めず俺に裁かれるのを待っていただけの、ひ弱な男だ」
初めて、ダイババの瞳に恐怖が宿った。
そうだ、その感情が見たかった。
倒すにしても、後悔もさせずに負かすことはしない。
その為に、手を抜いてやってたんだ。
「うああああああ……!」
「お前にも見せてやるよ!」
狂乱するダイババに水刃が直撃する。
左手の指が飛び、ダイババが両手から右手に三日月刀を持ち替える。
もう、こいつに勝ち目はなくなった。
「終わりだな。もう二度と、お前の思い通りになることなんて一つもないんだ」
ヒューヒューとダイババが肩で息をする。
その血走った目が、カナミに向いた。
「ああ……っ! あああああっ!」
だが、遅いんだよ。
カナミを人質にしようとしたダイババの、足の腱を切断した。
「俺を素通りして女に近づけるわけないだろ」
全身を切り刻まれ、ついには右手を切断されてダイババは三日月刀を落とした。
「俺の負けだぁ……。許してくれ。俺を殺したら王子が黙ってない……」
「うるせえなぁ。少し寝とけよ」
ダイババの腹を裂いてやった。
「あがああああ!」
「耳障りだから少し寝てろ」
敗北したダイババを昏倒させ、雑にポーションを飲ませる。
こいつは生け捕りにする契約だったからな。
「連れ帰るんですね」
「たっぷりと罰を与えてもらう」
両手両足を縛り、ロープで引きずって持ち帰ることにする。
「それと、セラも連れて帰らないとな。女を置き去りにするなんて最低だろ?」
カナミが倒して動けなくなったセラだが、手足を縛った状態でポーションは飲ませておいた。
このまま遺跡に取り残すわけにもいかないだろ。
というわけで、道を引き返してセラを背負う。
彼女のでかい胸が背中に当たって最高だ。
ここまでグラマラスで色っぽい女もいないだろうな。
「兄さん、その方を助けるなんて……」
「タクマの命を狙った奴だぞ?」
「動けないように縛ってある。それに、何か事情がありそうだった。置き去りにはしない」
敵であろうと女は見殺しにしたくない。
それに、気絶する間際に見せた笑顔の理由が気になった。
そういう思いで、俺はセラを背負って地上へ帰ることにした。
街へ戻った俺は、まず疲れ切っていたカナミとネリスを宿に送り届けた。
二人は一緒にギルドへ行くと言っていたが、汗臭いから湯あみを済ませるよう頼むと、言われた通りにしてくれた。
二人とも年頃だからな。汗について指摘すれば無理についてこなくなるとは思っていた。
その後、俺はセラを宿に預け、ダイババをギルドに送り届けた。
王都と情報を共有していたらしいギルドはとんでもない騒ぎになったが、足止めされたくなかった俺はサルマンドのギルドマスターにダイババを引き渡して、明日の面談時に細かい情報を共有することで了承をもらった。
というか、俺の恰好は鮮血まみれで髪まで真っ赤に染まっていた程だったから、向こうも長居はさせたくなかったんだろうな。
そんなこんなで、俺は用事を済ませるとセラを預けた宿へ向かうのだった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる