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第5話(服っ!服だァっ!)
しおりを挟む皆川玲奈side
てか、こんな寒いところ(視覚的)になんで神様落としたんだろ。
「ゴホンッ!レ、レイグ山脈って?」
『そうだな。説明しよう。レイグ山脈とはカンナリア大陸の最北端に位置する山脈だ。そして、フェンリル一族が守る土地でもある。』
「ファンタジー……!」
『ちなみに君……。名前はなんて言うんだ?』
「玲奈。皆川ダヨ。」
白いもふもふわんこ改めフェンリルに名前を聞かれた。
「フェンリルさん。なまえは?」
『ミル・レイグだ。レイナよ。君は私の娘としてこれから生きるだろう。だから、お父さんと呼ぶが良い。』
「おとーさんか。てか、血縁関係はないよね?養子的なやつ?」
『いや、我の死体を有効活用したのだろう。レイナは我の死体に入り今こうして話している。だから、厳密には我の身内として考えられる。故にレイナは我の娘なのだ。』
「おぉ。なんか凄い話だなぁ。ついでに聞くけどおとーさんって、家族いルの?」
『……。いるのはいるな。親不孝な息子と別居中の妻がな。』
「……。そっか。」
気まず……。
「あっ。そうだっ!裸なのどうにかしないとっ!!」
『あぁ。なるほど、獣化したら気にならないぞ?』
「なっ!?そうじゃなくて人型の時はダメでしょー!??」
『そうなのか?人型の服が来たいなら村があるぞ?行ってみるか?』
「行く行くっ!!」
次回!フェンリル玲奈敬われる!
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