10 / 29
11月9日【【落ちこぼれ】の反対は【浮きこぼれ】】
しおりを挟む
今日は土曜日でお休み、なのでカツラのところにお邪魔しようと思ったらなんと父親方に見つかってしまったですがそこは機転を利かせて二者面談を抜き打ちで行うと説明したら、案外納得して家に上がらせてくれたので助かったです。
それにしてもカツラの父親は一夫多妻で妻が8人の息子や娘が9人と大家族、立派なのです。
ちなみに父親は妻が寂しくならないように毎日家を転々としてるらしいのです、カツラが言ってたです。
「おぉっと華丸先生、こんな急に来てくれたってことは誰か何かやらかしたんですか?」
さすがにいきなり先生が訪問するとなると表情がひきつるのも無理はないですが安心するですよ、お子さん達は皆【ある意味で】優秀なのです。
問題はたまに起こすですが……ゆ、優秀なのですよ~。
「そっ、そうではないのです!! え、えーと……そうっ!! 在籍してるミカンというクラスメイトの事でお話なのです。」
カツラの家、もといホテル旅館でミカンの話を持ってくると不信感を持たれるかもしれないですが何とも疑いもせず……。
なんかごめんなさいです。
「ミカンが何かしたんですか!? くっ、俺としたことが家庭の教育に落ち度があったとは。」
確かにとっさに出たミカンと言う息子さんの名前。
「み、ミカンはあまりクラスの皆と馴染めてないようなのです。 天才過ぎるがゆえに皆から疎外されがち、これは由々しき事態なのですよ。」
「確かにミカンは頭がよすぎる。 特に数学面において勝てる人なんてまずほぼいないだろう。」
ミカンは自作でハイクオリティーなゲームを作るほどプログラミングにも強いので無理はないのですが、なんと言うか元々人を拒んでるようなオーラが出てるです。
先生の私は別に良いですがクラスの人はほぼ話しかけないとなるとこのままじゃ孤立するのです。
ここは嘘の二者面談ではなく本当に心配なので普通に教師としてこの問題を解決するべく真面目にやるです。
担任は違うですが、まあなんとかなるですよ……たぶん!!
「ミカンは非常に優秀なのですが、落ちこぼれの逆……所用は浮きこぼれという位置にいるですよ。 休み時間もパソコンとお喋りしてて周りからの視線もあまり良いとは言えないのです。 しかし、我々が無事に友達ができるようにサポートするですから安心するですよ。 学生は友達を作るのも授業の一貫ですので。」
「おお、ありがたやだぜ。」
さてこんなもので良いでしょう。
しかし事が終わってもカツラはどこにもいないのです、こんな休みの日にどこで何をしてるですか!?
ポケットフォンに通知を入れても今日は既読もしてない、むむむ……困るですね。
まぁ明日は日曜日で休みはもう一度あるですから今日がダメでもチャンスはまだあるです、焦ったら敗けなので今日はこの辺で失礼するですよ。
それにしてもカツラの父親は一夫多妻で妻が8人の息子や娘が9人と大家族、立派なのです。
ちなみに父親は妻が寂しくならないように毎日家を転々としてるらしいのです、カツラが言ってたです。
「おぉっと華丸先生、こんな急に来てくれたってことは誰か何かやらかしたんですか?」
さすがにいきなり先生が訪問するとなると表情がひきつるのも無理はないですが安心するですよ、お子さん達は皆【ある意味で】優秀なのです。
問題はたまに起こすですが……ゆ、優秀なのですよ~。
「そっ、そうではないのです!! え、えーと……そうっ!! 在籍してるミカンというクラスメイトの事でお話なのです。」
カツラの家、もといホテル旅館でミカンの話を持ってくると不信感を持たれるかもしれないですが何とも疑いもせず……。
なんかごめんなさいです。
「ミカンが何かしたんですか!? くっ、俺としたことが家庭の教育に落ち度があったとは。」
確かにとっさに出たミカンと言う息子さんの名前。
「み、ミカンはあまりクラスの皆と馴染めてないようなのです。 天才過ぎるがゆえに皆から疎外されがち、これは由々しき事態なのですよ。」
「確かにミカンは頭がよすぎる。 特に数学面において勝てる人なんてまずほぼいないだろう。」
ミカンは自作でハイクオリティーなゲームを作るほどプログラミングにも強いので無理はないのですが、なんと言うか元々人を拒んでるようなオーラが出てるです。
先生の私は別に良いですがクラスの人はほぼ話しかけないとなるとこのままじゃ孤立するのです。
ここは嘘の二者面談ではなく本当に心配なので普通に教師としてこの問題を解決するべく真面目にやるです。
担任は違うですが、まあなんとかなるですよ……たぶん!!
「ミカンは非常に優秀なのですが、落ちこぼれの逆……所用は浮きこぼれという位置にいるですよ。 休み時間もパソコンとお喋りしてて周りからの視線もあまり良いとは言えないのです。 しかし、我々が無事に友達ができるようにサポートするですから安心するですよ。 学生は友達を作るのも授業の一貫ですので。」
「おお、ありがたやだぜ。」
さてこんなもので良いでしょう。
しかし事が終わってもカツラはどこにもいないのです、こんな休みの日にどこで何をしてるですか!?
ポケットフォンに通知を入れても今日は既読もしてない、むむむ……困るですね。
まぁ明日は日曜日で休みはもう一度あるですから今日がダメでもチャンスはまだあるです、焦ったら敗けなので今日はこの辺で失礼するですよ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる