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第三章 魔術の授業
ギルド登録
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学園から30分ほどぞろぞろと歩き、冒険者ギルドに到着した。
冒険者ギルドは3階建てのレンガ造りの建物で1回には受付の他に酒場もあるようだった。
「すいませ~ん、この子たち全員の登録をお願いできますか?」
冒険者ギルドの中は朝のピークが終わったばかりのようで閑散としていた。
マリアたちは真っ直ぐカウンターの方に向かった。受付の女性にカーラが代表して声をかける。
「わかりました。って多いですね?」
「ええまぁ」
人数に目を丸くした後、気を取り直したように説明を始めた。
「こちらの紙に最低限お名前と、書ければ他の項目の記入もお願いします。名前以外は強制ではありませんので。代筆が必要な場合は申し出てください」
全員に向かって説明された後、一人一人登録作業を行っていく。途中から他の職員も出てきて2人になった。
そしてマリアの番となった。
「えっと、お名前はマリアさん。歳は10歳で間違いありませんか?」
「はい」
学園長の方針で職種の欄は未記入で出すことになっている。登録時にまだ武器が決まっていない人も多く、珍しいことではないらしい。
「それではこちらのカードに血を一滴垂らしてください」
白いカードと針を差し出された。
このカードがギルド証で身分証明にも使える。そのため悪用ができないようにその者の血を垂らすことで魔力を登録することができる。もちろん魔力を流すことでも登録はできるのだが、魔術師でない者が魔力を使える筈もなく、この方式となっている。身分証明が必要な場合には専用の魔道具があり、手を置くだけでその者の魔力をギルド証と照合することができるが、高価で、大抵は町の入口にあるだけだ。
マリアは指示通りに針で指を指すと、出てきた血をカードに押し付けた。
「それでは処理を致しますので少々お待ちください」
手元の機械をいじると、30秒ほどで差し出された。さっきは何も書かれていなかったが、今は名前と、Hとランクが刻まれている。
「ギルドについての説明は後ほど皆さん纏めてご説明いたします」
全員分のギルド登録が終わったのは登録作業を開始してから15分ほど経ってからだった。
「それではギルドについてご説明いたします。冒険者のランクはH~SまででSが最高です。C、Dランクがベテラン、A、Bランクが一流と認識されています。Sランクはほとんどいません。この国にも2名いるだけです。また、依頼にもランクが存在いたしまして、Hランク冒険者はHランクのみ、それ以上は1つ上のランクまでしか受けることができません。冒険者ランクは一定回数以上連続で自分のランク以上の依頼を完了させた上で、ランクアップ試験に合格することで上げることができます。HからGに上がる時のみすぐに試験を受けることができ、ある程度の戦闘能力が認められれば上げられます。個人のランクとは別にパーティーランクというものも存在いたしまして、これはパーティーメンバーの平均ランクとなります。また、依頼も2つ上のものまで受けられます。依頼の受注方法についてですが、あちらにボードがいくつかあるのが見えますか?」
指された方には紙が何枚も貼られたボードが並んでいた。
「あちらのボードはランクによって分かれています。受けたい依頼が書かれた紙をこちらに持ってきていただければ受注となります。依頼は早い者勝ちですのであしからず。……以上で説明を終わりますが、何か質問がある方はいらっしゃいますか?」
その質問に一人が手を挙げた。
「パーティーはどうやって組むんだ?」
「メンバー全員でこちらまで来ていただければパーティー結成の手続きを致します。他に質問は?」
「……」
「無いようですが、この後ランクアップ試験を受ける方はいらっしゃいますか?」
すると全員が手を挙げた。
「そ、それでは受ける方は地下の演習場までお越しください」
マリアたちはギルドの地下の演習場に向かった。
☆★☆★☆
ちなみにギルド登録の際、苗字は記入していません。
冒険者ギルドは3階建てのレンガ造りの建物で1回には受付の他に酒場もあるようだった。
「すいませ~ん、この子たち全員の登録をお願いできますか?」
冒険者ギルドの中は朝のピークが終わったばかりのようで閑散としていた。
マリアたちは真っ直ぐカウンターの方に向かった。受付の女性にカーラが代表して声をかける。
「わかりました。って多いですね?」
「ええまぁ」
人数に目を丸くした後、気を取り直したように説明を始めた。
「こちらの紙に最低限お名前と、書ければ他の項目の記入もお願いします。名前以外は強制ではありませんので。代筆が必要な場合は申し出てください」
全員に向かって説明された後、一人一人登録作業を行っていく。途中から他の職員も出てきて2人になった。
そしてマリアの番となった。
「えっと、お名前はマリアさん。歳は10歳で間違いありませんか?」
「はい」
学園長の方針で職種の欄は未記入で出すことになっている。登録時にまだ武器が決まっていない人も多く、珍しいことではないらしい。
「それではこちらのカードに血を一滴垂らしてください」
白いカードと針を差し出された。
このカードがギルド証で身分証明にも使える。そのため悪用ができないようにその者の血を垂らすことで魔力を登録することができる。もちろん魔力を流すことでも登録はできるのだが、魔術師でない者が魔力を使える筈もなく、この方式となっている。身分証明が必要な場合には専用の魔道具があり、手を置くだけでその者の魔力をギルド証と照合することができるが、高価で、大抵は町の入口にあるだけだ。
マリアは指示通りに針で指を指すと、出てきた血をカードに押し付けた。
「それでは処理を致しますので少々お待ちください」
手元の機械をいじると、30秒ほどで差し出された。さっきは何も書かれていなかったが、今は名前と、Hとランクが刻まれている。
「ギルドについての説明は後ほど皆さん纏めてご説明いたします」
全員分のギルド登録が終わったのは登録作業を開始してから15分ほど経ってからだった。
「それではギルドについてご説明いたします。冒険者のランクはH~SまででSが最高です。C、Dランクがベテラン、A、Bランクが一流と認識されています。Sランクはほとんどいません。この国にも2名いるだけです。また、依頼にもランクが存在いたしまして、Hランク冒険者はHランクのみ、それ以上は1つ上のランクまでしか受けることができません。冒険者ランクは一定回数以上連続で自分のランク以上の依頼を完了させた上で、ランクアップ試験に合格することで上げることができます。HからGに上がる時のみすぐに試験を受けることができ、ある程度の戦闘能力が認められれば上げられます。個人のランクとは別にパーティーランクというものも存在いたしまして、これはパーティーメンバーの平均ランクとなります。また、依頼も2つ上のものまで受けられます。依頼の受注方法についてですが、あちらにボードがいくつかあるのが見えますか?」
指された方には紙が何枚も貼られたボードが並んでいた。
「あちらのボードはランクによって分かれています。受けたい依頼が書かれた紙をこちらに持ってきていただければ受注となります。依頼は早い者勝ちですのであしからず。……以上で説明を終わりますが、何か質問がある方はいらっしゃいますか?」
その質問に一人が手を挙げた。
「パーティーはどうやって組むんだ?」
「メンバー全員でこちらまで来ていただければパーティー結成の手続きを致します。他に質問は?」
「……」
「無いようですが、この後ランクアップ試験を受ける方はいらっしゃいますか?」
すると全員が手を挙げた。
「そ、それでは受ける方は地下の演習場までお越しください」
マリアたちはギルドの地下の演習場に向かった。
☆★☆★☆
ちなみにギルド登録の際、苗字は記入していません。
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