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第六章 王都への帰路
追及
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翌日6人はブルメルの街を発った。
「ああだこうだ言って結構長いしちゃったよね」
「2人のアイテムポーチもあったし、仕方ないわよ」
「流石に森の魔物の大量発生は予定外だったがな」
「……それはふつう予定には入れないと思う」
「えっ?そうなのか?」
「そうですよ。魔物の大量発生なんて普通予測もできません」
何の因果か行きに護衛依頼を受けたアレキスたちも一緒だった。
「それにしても驚きましたよ。偶然とは言えこんなにすぐにまたお会いするとは思いませんでしたから」
「僕たちもですよ」
アレキスたちとはブルメルの門で遭遇した。マリアたちを発見した時のアレキスの目は怖いぐらいに爛々と輝いていた。
「ダメもとで頼みましたが、受けてもらえて嬉しいです」
「……断る理由がありませんでしたから」
にこやかに答えたが内心では違うことを考えていた。
((((((い、言えない。目が怖くって断れなかったなんてとてもじゃないけど言えない))))))
そんな6人を元々護衛依頼を受けていた冒険者たち2人は同情に溢れた眼差しで見た。
「……俺らもお前たちのことは散々聞かされていたんだ」
青い髪に緑の目の冒険者、トレークはどこか疲れたように言った。
「えっ?どんな風にです?」
マリアは興味深気にトレークを見た。
「料理が美味い無茶苦茶強い魔術師の嬢ちゃんがいるパーティーがあったてな」
「……そう言ってもらえて嬉しいです」
「他の奴らも強いんだってな?」
「……まぁそれなりには」
マリアは言葉を濁した。
「謙遜するなって。聞いたぞ、嬢ちゃんたちはオーガの群れを単独で倒せるだけの腕があるってな」
「……ただのまぐれですよ」
そんなマリアを灰色の髪に薄いグレーの瞳の男、スコッチはトレークの傍らでジッと何かを探るように見つめていた。
「まぐれでも倒せるってのはスゲぇよ」
「……そんなことないですよ」
「それに聞いたぜ。この前のヨルの森の魔物の大量発生、嬢ちゃんたちも参加したんだって?」
「……ええ、まぁ」
会話をしながらマリアは内心涙目だった。
(追及が終わらないよぉ~。いい加減終わらないかな)
他の者たちも下手に会話に入れず、助けたくっても助けられなかった。
(頼む、マリア。情報流出は最小限に収めてくれ)
何分下手にばらすことができない秘密が多すぎた。アルフォードたち3人が王侯貴族だということ、グレンの正体が紅龍だということ、リオナ以外が属性魔術が使えてリオナも《身体強化》が使えること。最悪魔術のことはばれてもさほど問題はないが、芋づる式に他の秘密が漏れる恐れがあった。
(誰か助けて~!)
トレークの追及はそれから1時間以上続いた。
「ああだこうだ言って結構長いしちゃったよね」
「2人のアイテムポーチもあったし、仕方ないわよ」
「流石に森の魔物の大量発生は予定外だったがな」
「……それはふつう予定には入れないと思う」
「えっ?そうなのか?」
「そうですよ。魔物の大量発生なんて普通予測もできません」
何の因果か行きに護衛依頼を受けたアレキスたちも一緒だった。
「それにしても驚きましたよ。偶然とは言えこんなにすぐにまたお会いするとは思いませんでしたから」
「僕たちもですよ」
アレキスたちとはブルメルの門で遭遇した。マリアたちを発見した時のアレキスの目は怖いぐらいに爛々と輝いていた。
「ダメもとで頼みましたが、受けてもらえて嬉しいです」
「……断る理由がありませんでしたから」
にこやかに答えたが内心では違うことを考えていた。
((((((い、言えない。目が怖くって断れなかったなんてとてもじゃないけど言えない))))))
そんな6人を元々護衛依頼を受けていた冒険者たち2人は同情に溢れた眼差しで見た。
「……俺らもお前たちのことは散々聞かされていたんだ」
青い髪に緑の目の冒険者、トレークはどこか疲れたように言った。
「えっ?どんな風にです?」
マリアは興味深気にトレークを見た。
「料理が美味い無茶苦茶強い魔術師の嬢ちゃんがいるパーティーがあったてな」
「……そう言ってもらえて嬉しいです」
「他の奴らも強いんだってな?」
「……まぁそれなりには」
マリアは言葉を濁した。
「謙遜するなって。聞いたぞ、嬢ちゃんたちはオーガの群れを単独で倒せるだけの腕があるってな」
「……ただのまぐれですよ」
そんなマリアを灰色の髪に薄いグレーの瞳の男、スコッチはトレークの傍らでジッと何かを探るように見つめていた。
「まぐれでも倒せるってのはスゲぇよ」
「……そんなことないですよ」
「それに聞いたぜ。この前のヨルの森の魔物の大量発生、嬢ちゃんたちも参加したんだって?」
「……ええ、まぁ」
会話をしながらマリアは内心涙目だった。
(追及が終わらないよぉ~。いい加減終わらないかな)
他の者たちも下手に会話に入れず、助けたくっても助けられなかった。
(頼む、マリア。情報流出は最小限に収めてくれ)
何分下手にばらすことができない秘密が多すぎた。アルフォードたち3人が王侯貴族だということ、グレンの正体が紅龍だということ、リオナ以外が属性魔術が使えてリオナも《身体強化》が使えること。最悪魔術のことはばれてもさほど問題はないが、芋づる式に他の秘密が漏れる恐れがあった。
(誰か助けて~!)
トレークの追及はそれから1時間以上続いた。
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