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旅立ちの時
カモナの街
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広大な草原を付き走る、流石は悪路に強いSUV、しかもかなり進化しているためか、全然揺れない
いくつかの小さな町による、すでに僕たちはシラクサが発行した身分証をもっている
職業 勇者 カズヤ
なんて書かれていると少し照れる
美菜は
ミナ 職業 武闘家
しかし納得いかないのが
ウメ デーモンスパイダー カズヤの眷属
ツボミ キラービー カズヤの眷属
である、僕と梅ちゃんはパードナーなのに・・・
これにはシラクサさんが教えてくれた
人間では無い者を妻にしている場合は眷属となる、亜人や妖魔は神が違うためにウラノスの祝福を得られない。
パーティメンバーなどでもパーティの人間の眷属として登録される、各段珍しいことではないのです。
それはしょうがないのだが、守衛達が梅ちゃんを見る目が気に食わない・・・
梅ちゃんの悲しそうな感情が僕にも伝わるだけに余計だ、そして僕の感情が伝わるのか梅ちゃんが強がってるところも少し悲しい。
{デーモンスパイダーは人間会ではそういう目で見られる、これを覆すには並大抵の努力ではない}
シラック・・トビエクと小さな町を回ったが強そうな人は見受けれなかった、というか僕たちがもう普通の人間では無いという事だろう、何人か勝負を挑んできた男もいた、要求は簡単だ、梅ちゃん寄越せだの美菜にちょっかいをだす愚かな奴までいた
当然みんな返り討ちだ、ミナスの魔物のほうがよっぽど強いし、シラクサの兵士が実はそれなりにレベルが高かったんだなと思った。
3個目の街カモナではすでに勇者一行の噂があったようである、手厚く迎えてくれた
そしてその街には女性が少なかった、ゴブリンの襲撃でかなりの被害が出ているという事だ。
町一番の館に案内された僕たちに町長が依頼に来た
「町長のツヴァイクと申します」
「カモナ衛兵長のヤマムと申します」
町長さんはともかくこのヤマムさんの目つきはあまり好ましいものではなかった
敵対する目ではないが明らかにがっかりした感じだ
{レベル探知を使われたようだ}
レベル探知?
{作用、レベル探知はそのまま相手のレベルを図る魔道具である、高価な魔道具を使用している辺りを考えるとこの街はもっと大きな町だったのであろう}
その割には街に活気がない、人が少ないのだ
「勇者様ご一行が町に来ていると報告を受けまして、早速ですがご依頼に上がりました」
町長のツヴァイクは頭を下げる
「いえ!頭を上げてください、幸い時間には余裕はあります、僕たちにできることでしたら、協力いたします」
「わが町カモナはゴブリンに襲われています、以前までならゴブリンなどは衛兵で十分に対処できたのですが、ゴブリンロードが現れました、おそらくは新魔王カリュキュラムに力を貰ったんでしょう、ゴブリンロードが率いるゴブリンは統率も取れ大変危険な存在です、恥ずかしながら討伐隊はほぼ壊滅しました」
ゴブリンか・・・受けたほうがいいのか?
{うむ、ゴブリンは単体では大した魔物ではないが、集団行動をとると厄介な魔物である、新参の冒険者などを殺す新人殺しなどと呼ばれます、ましてはロードがあらわれたとなるとかなり厄介でしょうな、しかし名声を得るチャンスでもあります、名声が高まれば梅殿の名声も上がります、称号でも付くようなら梅殿を変な目で見る人間はいないでしょう}
称号・・母さんみたいにか?
{作用!多くに人々を助けたり、有名な魔物や悪魔を討伐したりすると、自然と人々からたたえられますそして称号を得ます、称号にはそれなりの効力もあります、例えば怪力の〇〇などは実際に力が上昇します}
一種の自己暗示、いや集団暗示みたいな物か、スポーツ選手でホームチームのほうが有利となるものと同じ要領だ応援があれば強くなる、集団的にそう思われればその方面が強くなる的な。
{あながち間違ってはいない、だがこの世界では人間も魔力を操るので、その力は現実世界の数倍といえよう}
僕で勝てるかい
{ゴブリンロードで長年過ごしていたゴブリンならかなり苦戦するでしょうが、新参者のロードでは和也の相手にならないでしょう}
どういうこと?
{この戦士もそうだがlvだけでその者の強さが決まるものではない、レベルはあくまで身体能力や魔力総量を決める物、それを使いこなしてこそ初めてその者の強さが分かる、ゴブリンロードはレベル50相当である、確かに力や魔力は高いが和也なら勝てる、それにレベル毎基礎値はゴブリンは低い、ゴブリンのレベル50は勇者ならせいぜい40くらいの魔力量でしょう}
それでも僕はレベル25、大丈夫か?
{先ほども言ったように和也は和義から剣術を学び、康江や美恵から魔法を学んでいる、そして練習相手には美菜もいるし、ゼオン氏のような高レベル者の指導も受けている、くわえて祝福者は全知全能の神ゼウスである、負ける要素はない}
「引き受けましょう、どうすればいいですかね」
「どうもも・・毎晩攻めてきます、今晩でも来るでしょう・・お願いです勇者様」
「ありがとうございます」
二人は扉を閉めて出ていく
「ふん!いけ好かないにゃ・・・どうせ死んでもいいや的な考えだったにゃ」
ミーニャは二人を観察していた読心術もできるのか・・・
実際そうであった
「町長、勇者はレベル25でした、勇者が一番死ぬレベルlv40以下の勇者です」
「しょうがないだろ!一人でも多くの戦力が欲しい、レベルが低くても衛兵5人分くらいの活躍はしてくれるだろ」
「それどころか、他は女でしたよ・・・ゴブリンの餌にでもなったら高レベルの女は強いゴブリンを産みます・・却ってゴブリンが強化される可能性もあります」
「時間稼ぎしてくれたらいい!ローランシアで勇者招集がかかった、間違いなくロードも討伐対象だろう、先に何人か勇者が死んでも仕方ないだろ・・」
「わかりました・・とりあえず今晩の防衛のため、男どもを集めておきます、しかし皆怪我だらけで、それほど長く持ちません」
この二人の会話はミーニャを通して僕たちの耳にも入った
「ならば最初にやるべきことはあるね」
「そうだね!」
{あまり魔力を消費しないでおいてくれよ和也}
「わかってるよ、それにプラドには魔力回復の婆ちゃん特性の薬もある」
「でもあれ苦いよね・・・」
「うん苦い」
薬の苦さを思い出して唾があふれてくる
薬の知識はゼオンさんで薬の精製は婆ちゃんが行った
斎藤印の薬はシラクサでも評判の交易品だ
「でもゴブリンですか~簡単な任務になりそうですね」
「梅ちゃんはゴブリンと戦ったときあるの?」
「はい、私がまだ蜘蛛型でしたからゴブリンも襲ってきませんでしたけど、ゴブリンって動物のメスも襲うんですよね、私の可愛がってた山牛のメスをゴブリンにやられたので皆殺しちゃいました」
そうか・・エモナにゴブリンがいなかったのは梅ちゃんが皆殺しにしてたのか
納得
それでなんで梅ちゃんに称号がつかないんだ?助けられたシラクサの人は多いだろうに
{簡単な話、人間がそれを知らないからである、それにゴブリンごときでは知名度もさほど上がらない、今回はロードである為、知名度も上がるだろう}
そういう事か・・・派手に活躍しないといけないんだな
{そういう事だ}
城門につく 明らかにいろんなところが壊れている。
門兵も無傷ではない
「私は勇者和也です!皆さん共に頑張りましょう!では傷ついた方治療をしますここに集まって下さい」
僕は集まった人たちに母さんから教わったエリアヒーリングをかけた
ハイヒールほどの治癒力じゃないが門兵をしているくらいの傷ならこれで十分だしより多くの人をいっぺんに直せる
「私もできるよ!美少女武闘家美菜とは私の事!」
美菜は気功術をする、患者自身が持つ治癒力を活用するため魔力をあまり使わないでヒールくらいの治癒力をもつ、
よし軽症者は美菜に任せよう
ちなみに梅ちゃんは罠を仕掛けてに出かけた。
「重症の人はいますか?」
治療魔法を使う人もいるようだが、人数が少なくしかも魔力も低いようだ、重傷者はそのまま自然治癒に任せている感じか、衛兵に連れられて行った場所には重傷者が多くいた
見たところ兵士は少ない、ゴブリン退治のためにかき集められた町人といった所だろう。
下は15歳くらい上は70歳くらいまでいそうだ
僕はまず手前にいる、右腕を欠損している15歳くらいの男児にハイヒールをかけた。
やはり僕の腕では欠損部分の再生までは不可能のようだ、せめて欠損部位があれば可能かもしれないが・・
男児の傷口はふさがり、傷から出ていた膿も消え去った
「これをこの子に飲ませて下さい」
婆ちゃん特性の魔力回復薬だ、子供なんでみずで薄めたバージョンだ、苦みも抑えられている
魔力が回復すれば生命力もそれに比例してくる、右腕を欠損しているがこの子は助かるだろう
つぎに老人だ・・かなり傷が深い、すぐにハイヒールをかけた、生命値もかなり弱っている
魔力薬を濃い目で少し飲ませる
「にが~!」
老人が飛び上がった!
「あれ!わしたっとる、あなたが直してくれたんか!・・・なんという!」
次の男性は・・・これは僕では直せない、肺がつぶれているし内臓が血だらけだ、形成術は生きた細胞を使う、ほとんどの細胞が損傷している、残念だが可能性のある人を優先する、これは母さんの教えだ
「娘を・・娘を助けてください」
その男性が僕を見て言う
この女性・・・魔力で診断する・・女性の膣が破壊されている・・・どういうことだ
「この女性はゴブリンになぶられましてな・・・まあ連れ去られる前に助けられたのは幸いだったんですが、精神的に・・」
精神的に何とかする方法か・・とりあえずハイヒーリングで損傷部分を修復する・・子宮まで壊れているようだ・・って僕はそんなにその部分は詳しくないよ・・・
{致し方ない!では正常な子宮だ!}
パソコンが目の前に子宮の写真を見せる・・・まあネットにはそういったものはごろごろしているからね
イメージが出来た。土魔法の成型術を施す、
そして子宮は完全に再現されている、子供だって産むことはできるはずだ、しかしこんな若い子まで・・・
傷は治ったが女性の目に力を感じない・・アーウーしか言わないのだ
{女性を救いたいと強く願ってみるのだ、そして手をあてがうのだ女性に光るを当てるイメージで}
女性の額のあたりに手をかざすそして願う、この子に光を当ててほしい
すると僕の手が光りだした
{魔法を覚えたようだ、悪しきものを吹き飛ばす魔法。「ホーリー」攻撃にも使えるし、こういう治癒にも使える、彼女から悪しき記憶は消え去った}
パソコンの解析通り女性から血色が戻る、
「え・・・あれ!あ父さんは?」
女性が周りをきょろきょろする
だが彼女が探している人は既に手遅れだ・・・僕にはその力はない、あきらめた人だった
「お父さん!」
「ミミか・・・そうか・・ミミを助けたくれた方、ありがとう・・・ありがとう・・・」
男性は安心するように眠りについた
「お姉ちゃん!・・・」
最初に治療した右腕の欠損の子だった
「ダイ!無事だったの?」
「この人に助けてもらった・・・」
「ありがとうございます・・・ありがとうございます・・せめてお名前を・・・」
売名行為で治療しようとしていたのが恥ずかしくなってきた・・・
「このお方は勇者カズヤ様です」
「おお!勇者様!」
「偽りなき勇者様だ!」
そして重傷者のいる施設で勇者カズヤコールが起きた
ヤマム衛兵長は新たな徴収兵を連れて門に訪れる
「いいかC地区の男たちはもう満身創痍だ、D地区の者よ!決死の覚悟でゴブリンの侵攻を許すな!C地区の者はいったん休め?」
「いえ!俺たちも戦う!俺たちの町だ俺たちが守る!それに勇者様だっている!」
満身創痍なはずのC地区の男たちにやる気がみなぎっているどういうことだ
怪我人まで復活している・・・何があったのだ
「ヤマム様!ありがとうございます!勇者様が!けが人の手当てにプラスして皆の意欲も上げていただきました!真の勇者様があらわれた!この町も救われる」
A地区B地区の男たちの50%以上は死んだ、40%の男たちは重症で動けない者ばかりその重傷者すら何人か志願しているいったい
「勇者カズヤ様!」
衛兵の一人が和也に話しかける
「あ!ヤマムさん先に動かしていただきました、すみません」
「ゆ・・勇者殿・・いったい何を」
「けが人の治療です」
「勇者殿だけではありません、勇者殿の妹で美少女武闘家ミナ様も治癒を行ってくれています」
美菜・・・自分らを売り込めとは言ったがなんだよ美少女武闘家って・・・
「和也さん罠の設置終わりました」
「ありがとう梅ちゃん」
「ゆ・・勇者様、このデーモンスパイダーは・・?」
「妻です!」
「なんと!」
流石に衛兵もがやがやしだした、デーモンスパイダーを妻にするなんて、よほどの好き者ぐらいだ
「なんなら、町一番の美女を用意します!」
「大丈夫!間に合ってます!」
ヤマムは一つ思い出した、テイマー勇者ローエングリン・・・人間の女に手を出さない勇者で魔王を退治した、死んだと聞いていたが・・それにこんな若いはずはないし、レベルだって低すぎる、この若者は一体・・
****************
和也は光魔法を覚えた
「ホーリー」lv6
「ホーリーホープ」lv8
和也 勇者Lv25
スキル「神の知識」lv11
「一刀両断」戦士スキル、一撃で致命傷を与える
「絆の共同体」
剣技 lv35
剣技スキル「エクスカリバー」
剣技短剣 lv35
短剣スキル「追撃手裏剣」
棒術 lv35
棒術スキル「旋風打」
治癒魔法「ハイヒール」lv30
「エリアヒーリング」lv5
光魔法 「ホーリー」lv6
「ホーリーホープ」lv8
風魔法「エアカッター」lv45
火魔法「火球」lv35
土魔法「土移動」lv30
「泥人形」lv10
梅 魔蜘蛛 lv25
スキル 「勇者を支えるもの」
「絆の共同体」
「ポイズンシャワー」
闇魔法 「ブラックスモーク」lv30
「ダークミスト」lv20
粘糸
「ネバリアルミスト」
鋼糸
「ストリングカッター」
常人化
美菜 格闘家lv40
スキル 「竜巻旋風客」lv20
「一撃必殺」lv10
「チャクラ」lv30
「気功術」lv30
「気弾」lv25
和義 戦士 lv55
スキル 固有武器「チェーンソー改」
剣技 lv60
「エクスカリバー」
「マグマソード」
剣技短剣 lv60
「追撃投戟」
美恵 賢者 lv50 称号『女神』
スキル 「ヘーラーの祝福者」
風魔法「エアカッター」lv40
水魔法「女神の祝福」 lv2
治癒魔法「ハイヒーリング」 lv40
康江 魔法使い lv95
スキル 火魔法「火球」lv87
土魔法「形成術」lv60
光魔法「サーチライト」lv40
空気魔法「空気圧縮」lv50
闇魔法 「バイオコントロール」lv40
「ダークミスト」lv45
美以 職業未定 lv1
ミーニャ 化け猫 lv15
「猫パンチ1101」
タロ エスケープドック lv12
「スーパーエスケープ」lv20
花 殺人蜂 lv50
スキル 「婆ちゃんのお気に入り」よく働く花ちゃんは婆ちゃんのお気に入り
「大号令」
蕾 殺人バチ lv2
スキル 「戦士の遺伝子」キラービー+戦士の力、配下の働き蜂の突進力が上がる
「ファイアニードル」子供の内は卵管がなく女王であっても針を飛ばせる、火属性の針である
守護者 ゼオン 長寿朴 lv85
スキル「魂感知」
いくつかの小さな町による、すでに僕たちはシラクサが発行した身分証をもっている
職業 勇者 カズヤ
なんて書かれていると少し照れる
美菜は
ミナ 職業 武闘家
しかし納得いかないのが
ウメ デーモンスパイダー カズヤの眷属
ツボミ キラービー カズヤの眷属
である、僕と梅ちゃんはパードナーなのに・・・
これにはシラクサさんが教えてくれた
人間では無い者を妻にしている場合は眷属となる、亜人や妖魔は神が違うためにウラノスの祝福を得られない。
パーティメンバーなどでもパーティの人間の眷属として登録される、各段珍しいことではないのです。
それはしょうがないのだが、守衛達が梅ちゃんを見る目が気に食わない・・・
梅ちゃんの悲しそうな感情が僕にも伝わるだけに余計だ、そして僕の感情が伝わるのか梅ちゃんが強がってるところも少し悲しい。
{デーモンスパイダーは人間会ではそういう目で見られる、これを覆すには並大抵の努力ではない}
シラック・・トビエクと小さな町を回ったが強そうな人は見受けれなかった、というか僕たちがもう普通の人間では無いという事だろう、何人か勝負を挑んできた男もいた、要求は簡単だ、梅ちゃん寄越せだの美菜にちょっかいをだす愚かな奴までいた
当然みんな返り討ちだ、ミナスの魔物のほうがよっぽど強いし、シラクサの兵士が実はそれなりにレベルが高かったんだなと思った。
3個目の街カモナではすでに勇者一行の噂があったようである、手厚く迎えてくれた
そしてその街には女性が少なかった、ゴブリンの襲撃でかなりの被害が出ているという事だ。
町一番の館に案内された僕たちに町長が依頼に来た
「町長のツヴァイクと申します」
「カモナ衛兵長のヤマムと申します」
町長さんはともかくこのヤマムさんの目つきはあまり好ましいものではなかった
敵対する目ではないが明らかにがっかりした感じだ
{レベル探知を使われたようだ}
レベル探知?
{作用、レベル探知はそのまま相手のレベルを図る魔道具である、高価な魔道具を使用している辺りを考えるとこの街はもっと大きな町だったのであろう}
その割には街に活気がない、人が少ないのだ
「勇者様ご一行が町に来ていると報告を受けまして、早速ですがご依頼に上がりました」
町長のツヴァイクは頭を下げる
「いえ!頭を上げてください、幸い時間には余裕はあります、僕たちにできることでしたら、協力いたします」
「わが町カモナはゴブリンに襲われています、以前までならゴブリンなどは衛兵で十分に対処できたのですが、ゴブリンロードが現れました、おそらくは新魔王カリュキュラムに力を貰ったんでしょう、ゴブリンロードが率いるゴブリンは統率も取れ大変危険な存在です、恥ずかしながら討伐隊はほぼ壊滅しました」
ゴブリンか・・・受けたほうがいいのか?
{うむ、ゴブリンは単体では大した魔物ではないが、集団行動をとると厄介な魔物である、新参の冒険者などを殺す新人殺しなどと呼ばれます、ましてはロードがあらわれたとなるとかなり厄介でしょうな、しかし名声を得るチャンスでもあります、名声が高まれば梅殿の名声も上がります、称号でも付くようなら梅殿を変な目で見る人間はいないでしょう}
称号・・母さんみたいにか?
{作用!多くに人々を助けたり、有名な魔物や悪魔を討伐したりすると、自然と人々からたたえられますそして称号を得ます、称号にはそれなりの効力もあります、例えば怪力の〇〇などは実際に力が上昇します}
一種の自己暗示、いや集団暗示みたいな物か、スポーツ選手でホームチームのほうが有利となるものと同じ要領だ応援があれば強くなる、集団的にそう思われればその方面が強くなる的な。
{あながち間違ってはいない、だがこの世界では人間も魔力を操るので、その力は現実世界の数倍といえよう}
僕で勝てるかい
{ゴブリンロードで長年過ごしていたゴブリンならかなり苦戦するでしょうが、新参者のロードでは和也の相手にならないでしょう}
どういうこと?
{この戦士もそうだがlvだけでその者の強さが決まるものではない、レベルはあくまで身体能力や魔力総量を決める物、それを使いこなしてこそ初めてその者の強さが分かる、ゴブリンロードはレベル50相当である、確かに力や魔力は高いが和也なら勝てる、それにレベル毎基礎値はゴブリンは低い、ゴブリンのレベル50は勇者ならせいぜい40くらいの魔力量でしょう}
それでも僕はレベル25、大丈夫か?
{先ほども言ったように和也は和義から剣術を学び、康江や美恵から魔法を学んでいる、そして練習相手には美菜もいるし、ゼオン氏のような高レベル者の指導も受けている、くわえて祝福者は全知全能の神ゼウスである、負ける要素はない}
「引き受けましょう、どうすればいいですかね」
「どうもも・・毎晩攻めてきます、今晩でも来るでしょう・・お願いです勇者様」
「ありがとうございます」
二人は扉を閉めて出ていく
「ふん!いけ好かないにゃ・・・どうせ死んでもいいや的な考えだったにゃ」
ミーニャは二人を観察していた読心術もできるのか・・・
実際そうであった
「町長、勇者はレベル25でした、勇者が一番死ぬレベルlv40以下の勇者です」
「しょうがないだろ!一人でも多くの戦力が欲しい、レベルが低くても衛兵5人分くらいの活躍はしてくれるだろ」
「それどころか、他は女でしたよ・・・ゴブリンの餌にでもなったら高レベルの女は強いゴブリンを産みます・・却ってゴブリンが強化される可能性もあります」
「時間稼ぎしてくれたらいい!ローランシアで勇者招集がかかった、間違いなくロードも討伐対象だろう、先に何人か勇者が死んでも仕方ないだろ・・」
「わかりました・・とりあえず今晩の防衛のため、男どもを集めておきます、しかし皆怪我だらけで、それほど長く持ちません」
この二人の会話はミーニャを通して僕たちの耳にも入った
「ならば最初にやるべきことはあるね」
「そうだね!」
{あまり魔力を消費しないでおいてくれよ和也}
「わかってるよ、それにプラドには魔力回復の婆ちゃん特性の薬もある」
「でもあれ苦いよね・・・」
「うん苦い」
薬の苦さを思い出して唾があふれてくる
薬の知識はゼオンさんで薬の精製は婆ちゃんが行った
斎藤印の薬はシラクサでも評判の交易品だ
「でもゴブリンですか~簡単な任務になりそうですね」
「梅ちゃんはゴブリンと戦ったときあるの?」
「はい、私がまだ蜘蛛型でしたからゴブリンも襲ってきませんでしたけど、ゴブリンって動物のメスも襲うんですよね、私の可愛がってた山牛のメスをゴブリンにやられたので皆殺しちゃいました」
そうか・・エモナにゴブリンがいなかったのは梅ちゃんが皆殺しにしてたのか
納得
それでなんで梅ちゃんに称号がつかないんだ?助けられたシラクサの人は多いだろうに
{簡単な話、人間がそれを知らないからである、それにゴブリンごときでは知名度もさほど上がらない、今回はロードである為、知名度も上がるだろう}
そういう事か・・・派手に活躍しないといけないんだな
{そういう事だ}
城門につく 明らかにいろんなところが壊れている。
門兵も無傷ではない
「私は勇者和也です!皆さん共に頑張りましょう!では傷ついた方治療をしますここに集まって下さい」
僕は集まった人たちに母さんから教わったエリアヒーリングをかけた
ハイヒールほどの治癒力じゃないが門兵をしているくらいの傷ならこれで十分だしより多くの人をいっぺんに直せる
「私もできるよ!美少女武闘家美菜とは私の事!」
美菜は気功術をする、患者自身が持つ治癒力を活用するため魔力をあまり使わないでヒールくらいの治癒力をもつ、
よし軽症者は美菜に任せよう
ちなみに梅ちゃんは罠を仕掛けてに出かけた。
「重症の人はいますか?」
治療魔法を使う人もいるようだが、人数が少なくしかも魔力も低いようだ、重傷者はそのまま自然治癒に任せている感じか、衛兵に連れられて行った場所には重傷者が多くいた
見たところ兵士は少ない、ゴブリン退治のためにかき集められた町人といった所だろう。
下は15歳くらい上は70歳くらいまでいそうだ
僕はまず手前にいる、右腕を欠損している15歳くらいの男児にハイヒールをかけた。
やはり僕の腕では欠損部分の再生までは不可能のようだ、せめて欠損部位があれば可能かもしれないが・・
男児の傷口はふさがり、傷から出ていた膿も消え去った
「これをこの子に飲ませて下さい」
婆ちゃん特性の魔力回復薬だ、子供なんでみずで薄めたバージョンだ、苦みも抑えられている
魔力が回復すれば生命力もそれに比例してくる、右腕を欠損しているがこの子は助かるだろう
つぎに老人だ・・かなり傷が深い、すぐにハイヒールをかけた、生命値もかなり弱っている
魔力薬を濃い目で少し飲ませる
「にが~!」
老人が飛び上がった!
「あれ!わしたっとる、あなたが直してくれたんか!・・・なんという!」
次の男性は・・・これは僕では直せない、肺がつぶれているし内臓が血だらけだ、形成術は生きた細胞を使う、ほとんどの細胞が損傷している、残念だが可能性のある人を優先する、これは母さんの教えだ
「娘を・・娘を助けてください」
その男性が僕を見て言う
この女性・・・魔力で診断する・・女性の膣が破壊されている・・・どういうことだ
「この女性はゴブリンになぶられましてな・・・まあ連れ去られる前に助けられたのは幸いだったんですが、精神的に・・」
精神的に何とかする方法か・・とりあえずハイヒーリングで損傷部分を修復する・・子宮まで壊れているようだ・・って僕はそんなにその部分は詳しくないよ・・・
{致し方ない!では正常な子宮だ!}
パソコンが目の前に子宮の写真を見せる・・・まあネットにはそういったものはごろごろしているからね
イメージが出来た。土魔法の成型術を施す、
そして子宮は完全に再現されている、子供だって産むことはできるはずだ、しかしこんな若い子まで・・・
傷は治ったが女性の目に力を感じない・・アーウーしか言わないのだ
{女性を救いたいと強く願ってみるのだ、そして手をあてがうのだ女性に光るを当てるイメージで}
女性の額のあたりに手をかざすそして願う、この子に光を当ててほしい
すると僕の手が光りだした
{魔法を覚えたようだ、悪しきものを吹き飛ばす魔法。「ホーリー」攻撃にも使えるし、こういう治癒にも使える、彼女から悪しき記憶は消え去った}
パソコンの解析通り女性から血色が戻る、
「え・・・あれ!あ父さんは?」
女性が周りをきょろきょろする
だが彼女が探している人は既に手遅れだ・・・僕にはその力はない、あきらめた人だった
「お父さん!」
「ミミか・・・そうか・・ミミを助けたくれた方、ありがとう・・・ありがとう・・・」
男性は安心するように眠りについた
「お姉ちゃん!・・・」
最初に治療した右腕の欠損の子だった
「ダイ!無事だったの?」
「この人に助けてもらった・・・」
「ありがとうございます・・・ありがとうございます・・せめてお名前を・・・」
売名行為で治療しようとしていたのが恥ずかしくなってきた・・・
「このお方は勇者カズヤ様です」
「おお!勇者様!」
「偽りなき勇者様だ!」
そして重傷者のいる施設で勇者カズヤコールが起きた
ヤマム衛兵長は新たな徴収兵を連れて門に訪れる
「いいかC地区の男たちはもう満身創痍だ、D地区の者よ!決死の覚悟でゴブリンの侵攻を許すな!C地区の者はいったん休め?」
「いえ!俺たちも戦う!俺たちの町だ俺たちが守る!それに勇者様だっている!」
満身創痍なはずのC地区の男たちにやる気がみなぎっているどういうことだ
怪我人まで復活している・・・何があったのだ
「ヤマム様!ありがとうございます!勇者様が!けが人の手当てにプラスして皆の意欲も上げていただきました!真の勇者様があらわれた!この町も救われる」
A地区B地区の男たちの50%以上は死んだ、40%の男たちは重症で動けない者ばかりその重傷者すら何人か志願しているいったい
「勇者カズヤ様!」
衛兵の一人が和也に話しかける
「あ!ヤマムさん先に動かしていただきました、すみません」
「ゆ・・勇者殿・・いったい何を」
「けが人の治療です」
「勇者殿だけではありません、勇者殿の妹で美少女武闘家ミナ様も治癒を行ってくれています」
美菜・・・自分らを売り込めとは言ったがなんだよ美少女武闘家って・・・
「和也さん罠の設置終わりました」
「ありがとう梅ちゃん」
「ゆ・・勇者様、このデーモンスパイダーは・・?」
「妻です!」
「なんと!」
流石に衛兵もがやがやしだした、デーモンスパイダーを妻にするなんて、よほどの好き者ぐらいだ
「なんなら、町一番の美女を用意します!」
「大丈夫!間に合ってます!」
ヤマムは一つ思い出した、テイマー勇者ローエングリン・・・人間の女に手を出さない勇者で魔王を退治した、死んだと聞いていたが・・それにこんな若いはずはないし、レベルだって低すぎる、この若者は一体・・
****************
和也は光魔法を覚えた
「ホーリー」lv6
「ホーリーホープ」lv8
和也 勇者Lv25
スキル「神の知識」lv11
「一刀両断」戦士スキル、一撃で致命傷を与える
「絆の共同体」
剣技 lv35
剣技スキル「エクスカリバー」
剣技短剣 lv35
短剣スキル「追撃手裏剣」
棒術 lv35
棒術スキル「旋風打」
治癒魔法「ハイヒール」lv30
「エリアヒーリング」lv5
光魔法 「ホーリー」lv6
「ホーリーホープ」lv8
風魔法「エアカッター」lv45
火魔法「火球」lv35
土魔法「土移動」lv30
「泥人形」lv10
梅 魔蜘蛛 lv25
スキル 「勇者を支えるもの」
「絆の共同体」
「ポイズンシャワー」
闇魔法 「ブラックスモーク」lv30
「ダークミスト」lv20
粘糸
「ネバリアルミスト」
鋼糸
「ストリングカッター」
常人化
美菜 格闘家lv40
スキル 「竜巻旋風客」lv20
「一撃必殺」lv10
「チャクラ」lv30
「気功術」lv30
「気弾」lv25
和義 戦士 lv55
スキル 固有武器「チェーンソー改」
剣技 lv60
「エクスカリバー」
「マグマソード」
剣技短剣 lv60
「追撃投戟」
美恵 賢者 lv50 称号『女神』
スキル 「ヘーラーの祝福者」
風魔法「エアカッター」lv40
水魔法「女神の祝福」 lv2
治癒魔法「ハイヒーリング」 lv40
康江 魔法使い lv95
スキル 火魔法「火球」lv87
土魔法「形成術」lv60
光魔法「サーチライト」lv40
空気魔法「空気圧縮」lv50
闇魔法 「バイオコントロール」lv40
「ダークミスト」lv45
美以 職業未定 lv1
ミーニャ 化け猫 lv15
「猫パンチ1101」
タロ エスケープドック lv12
「スーパーエスケープ」lv20
花 殺人蜂 lv50
スキル 「婆ちゃんのお気に入り」よく働く花ちゃんは婆ちゃんのお気に入り
「大号令」
蕾 殺人バチ lv2
スキル 「戦士の遺伝子」キラービー+戦士の力、配下の働き蜂の突進力が上がる
「ファイアニードル」子供の内は卵管がなく女王であっても針を飛ばせる、火属性の針である
守護者 ゼオン 長寿朴 lv85
スキル「魂感知」
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