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旅立ちの時
神々の集い
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神の最上位
それは存在するのかさえも分からぬものである
ギリシャ神話の世界だとカオスからガイアとエロスとタルタロスが生まれた
日本ではイザナギとイザナミでありインドのヴェーダ神話ではブラフマーが造り、ヴィシュヌが守りシヴァが壊す。
一元論では宇宙そのものが神である
どれが正解なのかは、これはわからぬ、だがその歴史、信仰者の数、普及度によってこの世界では力が違う
オリュンポス信仰では最高神はゼウスだがゼウスを生んだクラノス、クロノスを生んだウラノスそしてウラノスを生んだガイア、ガイアを生んだカオスという風に力は上がっていく
しかし原初の神カオスは原理そのものである、存在しない物でもある
世界そのものがカオスであり、光がガイア 闇がタルタロス、そして繁栄がエロスである
現在光と闇の攻防の中で光が押されているのは事実である
それは光は有限であり闇は無限だからである、そして光こそが闇を生み出し闇の世界を強くする
ウラノスとクロノスが作ったこの世界だが80%以上が闇に覆われている、人間や闇に属さないものは20%にひしめき合っている
もしすべてを闇が覆えばそれは表の世界にも広がりやがて現実世界も闇に覆われる、そしてそれは天界も同じである
だから他神教の神もこの世界の防衛に参加している
エロスでさえもこの世界に肩入れしているほどである
すべてが闇になればそれは性もなくなる、エロスの存在も消滅してしまうからである
だが光の創造新であるガイアに関しては関心がない、闇に覆われれば新たな場所を作ればいいだけである
陣営だけ見れば光の陣営の神は圧倒的に多い、しかし闇に勝てないのは必然であり、その抵抗をするのも必然である。
絶対神ウロノス・クロノスは対局する台座に座る
ウロノスは大地を作りクロノスは実りを与えた、しかし両者の仲は悪い、ウロノスの性器を切り落としたクロノス、ウロノス唯一の快楽であった性行を封じられた相手だからだ、
ウロノスの妻はガイアであり母でもある、一方でクロノスは妹のレイアーとまぐわい、オリュンポスの神々の父でもある
しかしウロノスの怒りを買い、ガイアの命で自分の息子に封印をされた過去もある
「ふん!マザーファッカーが!偉そうに」
対極に座るクロノスは絶えずウロノスを睨む、一方でウロノスも
「我が最大の楽しみを奪いおって・・シスコンバカ息子め」
一方でウロノスとクロノスのこの世界の役割はウロノスは職に祝福を与え、クロノスは転生の秘術を与えている
ウロノスの目指すものは調和であり闇である魔は決して倒せないものであるので、適度に領地を守っていればいい
一方でクロノスは闇の殲滅を目指し神々に転生や移転者を募らせている
両者の思惑などはその他の神が気が付いている者は少ない
ウラノスの前に美しい黒髪の女性が二人現れた
「ご機嫌麗しゅうございますウロノス様。そんな難しい顔をしていますと、幸が逃げますよ」
「ほんと、神様は常に笑顔じゃないと!」
大人びた女性は天照と無邪気な女性は月読である
「天照と月読か、久しいな・・・しかし異教の娘も美しい、我の物があったならまぐわいをしてみたいものだな」
「御冗談を・・・ウラノス様とまぐわうなど・・どんな魔物が生まれるかわかりませぬ・・これ以上闇を強くするのはよくないと思いますわよ・・・ふふふ」
「ほんと!ウラノス様はスケベですわ~きゃははは」
日本の絶対神である天照と月の女神月読はウロノスの考えに近く、魔は滅びない・・ならば盤面の駒を楽しもうではないかという考えである
一方でクロノスの台座にも
「クロノス殿お招きありがとうございます、イザナギでございます」
「はるか遠くからご苦労でありましたな」
「なに・・我が使役のお披露目にござるからな・・・妻のイザナミもいきり立っていますぞ!」
「頼もしい!魔なぞ殲滅してしまえばいいものを、あのマザコン野郎はチキンだからな」
「これこれクロノス殿声が大きいございますぞ・・・ははははは」
日本神話における原初神、イザナギとイザナミ・・戦うことが好きであり、クロノスと共に魔を殲滅する考えに同調している者である。
どちらの神もやることは変わらない・・人間を転生か移転させて魔と戦わせる、しかし少しの考え方の違いでいろいろな軋轢を生む
「主どう思う・・・」
「どうでもいいが・・・やることは変わらないからな・・・」
大国主と建御名方親子は遠巻きで両陣営を見ていた
「姉じゃ!姉じゃ!今回は俺の使役が強いんじゃ!魔王を5.6人ぶっ倒しちまうぞ!」
「これ!須佐之男、ウラノス殿の前であるぞ!」
「そうじゃった!ウラノス殿はあまり戦わないお方じゃった!ではあっちに行ってくる、父上と母上には負けたくないしな」
「すみません・バカな弟で」
「構わん・・・ふっ、愚かな考えだがな」
天照、月読、須佐之男はともにイザナミとイザナギの子であり、日本を収める神である、その3人に国を明け渡したのが大国主であり建御名方である
天照と大国主はウラノス・クラノス級の力を持ち、他の物もオリュンポス12神クラスの力を持つ異教神である。
日本の神だけではない
「魔などみんなぶっ壊してしまえばよい物を・・・ぐずぐずしておると我が使役がみんな壊してしまうぞ」
と冷徹にクラノスの側から言い放つシヴァ神
「壊して何になる・国を固め信仰を強めさせてこその光じゃ・・・・まったく」
ヴィシュヌ神はシヴァを睨む
「ならば二人で手を組めばいいではないか、シヴァが壊しヴィシュヌが救う、これでこの世界も救われよう」
二人をまとめ上げるブラフマー
ヒンデューの三神である
「戦いは金を生む・金は富を生み・富は幸福をもたらす・・・みんなして愚かである」
こういう冷ややかな目で見るのはヒンデューのガネーシャ神である
また新人ならぬ新神もいる
人から神になった存在だ
「叶うならわしが行って暴れたいが・・使役に任せるしかないのか」
難しい顔で髭をなぞる関帝こと、もと中国後漢の国蜀の英雄「関羽雲長」
「学ぶべきことはまだまだある学問こそすべて」
というのは菅原道真である
まだまだ神たちは集まりだす
亀に乗った玄天上帝・白き虎に乗る白天上帝・不死鳥を連れて歩く赤天上帝、青き龍に跨る青天上帝
北米のケツアルコアトルや南米の太陽神インティなど上位神がこれだけ勢ぞろいするのは数世紀に一度とされる
「みんなよく集まってくれた、我が息子たちに他神の方々よ」
クロノスが声を上げた
みなが押し黙る
「勇者は集まる!新たなる光の大地を造りに!、我ら光の神に勝利あれ!」
「おおおおお」
「諸君!私からも言おう!、新しい大地に目移りして、自らの土地を魔に奪われないように努力するがよい、そのための使役でもある」
「おう!」
そのとき会場に音楽が響き渡る
「アーユーレディ?」
「イヤ~」
会場が沸き上がる
「あいしあってるか~い?」
「イャ~!」
会場はトランス状態のように盛り上がる
「エロス様!エロス様!」
「はーいみんなのアイドルエロス様だよ!」
「おおお!エロス様!是非わたくしと子造りを」
「じゃあみんな適当に頑張ろう!で子作りさせようね!」
「お~う!」
「「クソが!ロリババアが・・・」」
ウラノスとクロノスの舌打ちが被った時だった
原初神であるエロスの人気は高い・・エロスが登場するだけで厳格な神たちでさえも高揚し乗せられてしまう
それがエロスの力でもある
男と女を造り羞恥心と愛を作った神だ・・年齢ではここにいる神々の倍以上あるだろう、ガイアがいれば別だがこの中の神々の中で最高齢である。だが見た目は15.6歳の少女である
その姿を見ると人間だったら皆その気にさせて近くの異性と交尾を始めてしまうだろう
だが神々はそこまでは心酔しないが興奮状態にはなる
神々すら陥れる魔力は計り知れない
「ちょっとあんた!なにドサクサに他の女神をくどいてんだよ!しばくぞこら!」
「ちょっとまてヘーラー・・・ほら和也の登場じゃ、さっきのはエロス様のお力なんじゃ」
「どうだかね!あんたにゃ説得力ないんだよ!」
どさくさに気分の高揚していた天照を口説こうとしたゼウスはヘーラーにつかまり縛かれていた
「ふふふふ面白いお爺様とお孫さんだこと」
天照はその様子を含み笑いで見ていた
各神は使役達が移るオーブを覗き込む
すべての神が使役を持つわけではないが今回の招集にはかなりの数の勇者や使役が参加する、自分の国の使役は応援したくなるものだ
人間たちでは1年2年の戦いも神からすれば1時間に満たない娯楽みたいなものである
ゼウスもオーブを覗き込んだ
*****************
今回は神の回でした
いろいろ資料見ながら大変でした・・・眠い
それは存在するのかさえも分からぬものである
ギリシャ神話の世界だとカオスからガイアとエロスとタルタロスが生まれた
日本ではイザナギとイザナミでありインドのヴェーダ神話ではブラフマーが造り、ヴィシュヌが守りシヴァが壊す。
一元論では宇宙そのものが神である
どれが正解なのかは、これはわからぬ、だがその歴史、信仰者の数、普及度によってこの世界では力が違う
オリュンポス信仰では最高神はゼウスだがゼウスを生んだクラノス、クロノスを生んだウラノスそしてウラノスを生んだガイア、ガイアを生んだカオスという風に力は上がっていく
しかし原初の神カオスは原理そのものである、存在しない物でもある
世界そのものがカオスであり、光がガイア 闇がタルタロス、そして繁栄がエロスである
現在光と闇の攻防の中で光が押されているのは事実である
それは光は有限であり闇は無限だからである、そして光こそが闇を生み出し闇の世界を強くする
ウラノスとクロノスが作ったこの世界だが80%以上が闇に覆われている、人間や闇に属さないものは20%にひしめき合っている
もしすべてを闇が覆えばそれは表の世界にも広がりやがて現実世界も闇に覆われる、そしてそれは天界も同じである
だから他神教の神もこの世界の防衛に参加している
エロスでさえもこの世界に肩入れしているほどである
すべてが闇になればそれは性もなくなる、エロスの存在も消滅してしまうからである
だが光の創造新であるガイアに関しては関心がない、闇に覆われれば新たな場所を作ればいいだけである
陣営だけ見れば光の陣営の神は圧倒的に多い、しかし闇に勝てないのは必然であり、その抵抗をするのも必然である。
絶対神ウロノス・クロノスは対局する台座に座る
ウロノスは大地を作りクロノスは実りを与えた、しかし両者の仲は悪い、ウロノスの性器を切り落としたクロノス、ウロノス唯一の快楽であった性行を封じられた相手だからだ、
ウロノスの妻はガイアであり母でもある、一方でクロノスは妹のレイアーとまぐわい、オリュンポスの神々の父でもある
しかしウロノスの怒りを買い、ガイアの命で自分の息子に封印をされた過去もある
「ふん!マザーファッカーが!偉そうに」
対極に座るクロノスは絶えずウロノスを睨む、一方でウロノスも
「我が最大の楽しみを奪いおって・・シスコンバカ息子め」
一方でウロノスとクロノスのこの世界の役割はウロノスは職に祝福を与え、クロノスは転生の秘術を与えている
ウロノスの目指すものは調和であり闇である魔は決して倒せないものであるので、適度に領地を守っていればいい
一方でクロノスは闇の殲滅を目指し神々に転生や移転者を募らせている
両者の思惑などはその他の神が気が付いている者は少ない
ウラノスの前に美しい黒髪の女性が二人現れた
「ご機嫌麗しゅうございますウロノス様。そんな難しい顔をしていますと、幸が逃げますよ」
「ほんと、神様は常に笑顔じゃないと!」
大人びた女性は天照と無邪気な女性は月読である
「天照と月読か、久しいな・・・しかし異教の娘も美しい、我の物があったならまぐわいをしてみたいものだな」
「御冗談を・・・ウラノス様とまぐわうなど・・どんな魔物が生まれるかわかりませぬ・・これ以上闇を強くするのはよくないと思いますわよ・・・ふふふ」
「ほんと!ウラノス様はスケベですわ~きゃははは」
日本の絶対神である天照と月の女神月読はウロノスの考えに近く、魔は滅びない・・ならば盤面の駒を楽しもうではないかという考えである
一方でクロノスの台座にも
「クロノス殿お招きありがとうございます、イザナギでございます」
「はるか遠くからご苦労でありましたな」
「なに・・我が使役のお披露目にござるからな・・・妻のイザナミもいきり立っていますぞ!」
「頼もしい!魔なぞ殲滅してしまえばいいものを、あのマザコン野郎はチキンだからな」
「これこれクロノス殿声が大きいございますぞ・・・ははははは」
日本神話における原初神、イザナギとイザナミ・・戦うことが好きであり、クロノスと共に魔を殲滅する考えに同調している者である。
どちらの神もやることは変わらない・・人間を転生か移転させて魔と戦わせる、しかし少しの考え方の違いでいろいろな軋轢を生む
「主どう思う・・・」
「どうでもいいが・・・やることは変わらないからな・・・」
大国主と建御名方親子は遠巻きで両陣営を見ていた
「姉じゃ!姉じゃ!今回は俺の使役が強いんじゃ!魔王を5.6人ぶっ倒しちまうぞ!」
「これ!須佐之男、ウラノス殿の前であるぞ!」
「そうじゃった!ウラノス殿はあまり戦わないお方じゃった!ではあっちに行ってくる、父上と母上には負けたくないしな」
「すみません・バカな弟で」
「構わん・・・ふっ、愚かな考えだがな」
天照、月読、須佐之男はともにイザナミとイザナギの子であり、日本を収める神である、その3人に国を明け渡したのが大国主であり建御名方である
天照と大国主はウラノス・クラノス級の力を持ち、他の物もオリュンポス12神クラスの力を持つ異教神である。
日本の神だけではない
「魔などみんなぶっ壊してしまえばよい物を・・・ぐずぐずしておると我が使役がみんな壊してしまうぞ」
と冷徹にクラノスの側から言い放つシヴァ神
「壊して何になる・国を固め信仰を強めさせてこその光じゃ・・・・まったく」
ヴィシュヌ神はシヴァを睨む
「ならば二人で手を組めばいいではないか、シヴァが壊しヴィシュヌが救う、これでこの世界も救われよう」
二人をまとめ上げるブラフマー
ヒンデューの三神である
「戦いは金を生む・金は富を生み・富は幸福をもたらす・・・みんなして愚かである」
こういう冷ややかな目で見るのはヒンデューのガネーシャ神である
また新人ならぬ新神もいる
人から神になった存在だ
「叶うならわしが行って暴れたいが・・使役に任せるしかないのか」
難しい顔で髭をなぞる関帝こと、もと中国後漢の国蜀の英雄「関羽雲長」
「学ぶべきことはまだまだある学問こそすべて」
というのは菅原道真である
まだまだ神たちは集まりだす
亀に乗った玄天上帝・白き虎に乗る白天上帝・不死鳥を連れて歩く赤天上帝、青き龍に跨る青天上帝
北米のケツアルコアトルや南米の太陽神インティなど上位神がこれだけ勢ぞろいするのは数世紀に一度とされる
「みんなよく集まってくれた、我が息子たちに他神の方々よ」
クロノスが声を上げた
みなが押し黙る
「勇者は集まる!新たなる光の大地を造りに!、我ら光の神に勝利あれ!」
「おおおおお」
「諸君!私からも言おう!、新しい大地に目移りして、自らの土地を魔に奪われないように努力するがよい、そのための使役でもある」
「おう!」
そのとき会場に音楽が響き渡る
「アーユーレディ?」
「イヤ~」
会場が沸き上がる
「あいしあってるか~い?」
「イャ~!」
会場はトランス状態のように盛り上がる
「エロス様!エロス様!」
「はーいみんなのアイドルエロス様だよ!」
「おおお!エロス様!是非わたくしと子造りを」
「じゃあみんな適当に頑張ろう!で子作りさせようね!」
「お~う!」
「「クソが!ロリババアが・・・」」
ウラノスとクロノスの舌打ちが被った時だった
原初神であるエロスの人気は高い・・エロスが登場するだけで厳格な神たちでさえも高揚し乗せられてしまう
それがエロスの力でもある
男と女を造り羞恥心と愛を作った神だ・・年齢ではここにいる神々の倍以上あるだろう、ガイアがいれば別だがこの中の神々の中で最高齢である。だが見た目は15.6歳の少女である
その姿を見ると人間だったら皆その気にさせて近くの異性と交尾を始めてしまうだろう
だが神々はそこまでは心酔しないが興奮状態にはなる
神々すら陥れる魔力は計り知れない
「ちょっとあんた!なにドサクサに他の女神をくどいてんだよ!しばくぞこら!」
「ちょっとまてヘーラー・・・ほら和也の登場じゃ、さっきのはエロス様のお力なんじゃ」
「どうだかね!あんたにゃ説得力ないんだよ!」
どさくさに気分の高揚していた天照を口説こうとしたゼウスはヘーラーにつかまり縛かれていた
「ふふふふ面白いお爺様とお孫さんだこと」
天照はその様子を含み笑いで見ていた
各神は使役達が移るオーブを覗き込む
すべての神が使役を持つわけではないが今回の招集にはかなりの数の勇者や使役が参加する、自分の国の使役は応援したくなるものだ
人間たちでは1年2年の戦いも神からすれば1時間に満たない娯楽みたいなものである
ゼウスもオーブを覗き込んだ
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