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魔王カリキュラム討伐
激震するローランシア
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ローランシアの生体反応装置のある反応が消えた
「え!・・故障じゃないよな・・」
監視員が故障を疑う、魔導装置は動いている・・故障ではない
「勇者ハーバス・・・反応が消えました!」
その場の空気が止まる感じがした
「もう一度言ってくれるか?」
「勇者ハーバスの反応が、無くなっています」
職員があわただしく動き出す、今回招集した勇者の中で間違いなく一番の実力者ハーバスの反応が消えたというのだ
「すぐに南方面の勇者に招集をかけよ!北方の勇者だけでは対処できぬぞ!」
クロノスの神官ゼギアは直ぐに支持を出した、ハーバスを倒す相手となると今回のメンバーでは厳しい、キキョウなどの実力者もいるがハーバスは別格である
南方戦線、東方戦線、西方戦線 各方面の余剰勇者をピックアップするゼギア
「勇者バルスイはどうだ?」
「バルスイが抜けるとバンパイア共に南方は駆逐されます」
「西の勇者王ガルダムはどうだ?」
「ガルダムなき国家に西の魔王ゴーゴンが見逃すとは思いませぬが」
「うぬぬぬ、あとはレベル30付近かそれ以下ばかりか」
数日悩むが結論が出ないゼギアいくつかSランクを討伐した勇者も出現しているがハーバスを倒すとなるとSSランクいやそれ以上だろう
ゼギアは頭を悩ます
「ハーバスの反応復活しました、ナフラの町です」
「本当か!ナフラだと・・・何があったか分からぬがハーバスがナフラに現れたとなればナフラの危機は脱する!」
----------
「コカトリスか・・・・コカトリスまで操るとは、魔王カリキュラム、侮っていたら勇者達は痛い目にあうだろうな」
鶏が魔物化したコカトリス、腐食する毒を吐き強靭な足の攻撃で多くの人間が犠牲になっている鳥
危険度はB⁺といった所だが集団で出現することがあり大変危険である
だが肉は物凄くうまく、肝は魔力回復効果、毒消し効果を持つ。羽毛は固く毛芯は針としても使える、矢の羽としても加工されている
西北の魔獣の魔王の国では馬の代わりに飼育されており、人間との戦争で使用されている。
魔獣の国アルハンブライドは闇の勢力だがその性質は他の魔王と少し違う、あくまで人間と敵対する国であり
人間から見れば魔王だがアルハンブライドは自治独立している異質の国だ
そこの国がカリキュラムに加担するというのは考えにくい
コカトリスは狂暴だが、臆病でもあり格上の相手に死ぬまで戦いを挑むことは本来ない。
野生のコカトリスなら猶更である
だが無謀にもハーバスに挑んできたコカトリスは50匹以上、死ぬまで攻撃を仕掛けてきた
よってハーバスはこのコカトリスが操られた存在であることを確信している
~勇者ハスラー 消失いたしました~
そして毎日のように流れる勇者の死、魔王カリキュラム陣営が予想以上に強大である印でもある。
だがそれは珍しい事でもない、勇者が死ぬというのはよくある事でもある、死ねば新たな勇者が生まれる。
事実5年前に発生した巨人の王では歴戦の勇者ローエングリンが戦死している他
討伐に出た60の勇者で生き残ったのは5組だけである
しかし今回は200を超える勇者が集まる勇者召集が発令された
それはローランシアもカリキュラムの危険性を把握しての事だろう、
事実、同一系統の魔物の大発生が多い悪魔達の楽園なのに対し、今回のカリキュラムは、ゴブリン族を筆頭にゴーレム族、エキドナの魔物、魔虫、そして魔獣もカリキュラムの手駒として現れている。
特にゴブリンキングなどは単独で魔王級の実力を持つのに、カリキュラムの手駒として存在している。
「これだけのコカトリスだ、近くの村に報告に行くか」
ハーバスはコカトリスの亡骸を後にし近くのサズの村を目指す
しかしサズの村は様子がおかしかった
いるはずの門兵がいなく、街中は死体だらけである
「黒死病か・・・治癒士はいないのか?」
ハーバスは死体を確認する
「ただの黒死病ではないな・・・」
死体は黒く爛れ、皮膚は固くなっている、酷い脱水症状だったのであろう
しかし、ほぼミイラに近い状態でありながら暴れた形跡がある、
すると死体の目が見開きハーバスに噛みつく
「愚かな・・・・人間を操るか悪魔め」
ハーバスは立ち上がり噛みついてきた死人を剣で切り割いた
噛みつかれた首筋が黒くなるがハーバスは闘気をまとい克服する
「ふはははは、さすがハーバス殿でんなあ、我が毒も全く意に介さない」
無数のカラスに運ばれ現れた鳥頭の男、恐ろしい程の魔力を有する
「悪魔か・・魔界でおとなしくしていればいい物を」
ハーバスは剣を抜き取り鳥頭に詰め寄る
「おっとぉ、いきなりなにしまんがな、自己紹介も済んでないやろ」
「ふん!死ぬ奴の名前など聞きたくもない」
ハーバスの一撃は鳥頭を捉えたが無数のカラスがそこに死に絶えただけであった
「ああ、わしのかわいいカラスちゃんをかわいそうになあ、これならどうです?」
ハーバスの周りを無数の死人が囲い込む
「勇者でしたら浄化できるかもしれませんな!ハーバスどん」
「ふん!」
ハーバスは輪上に衝撃波を放った
ゾンビとなっていた死人はすべてその衝撃で崩れ去る
「ほぉ~おそろしいでっせ!元人間ですやんよくそんな惨いことできまんあ!ならこれでどうです?」
今度は子供のゾンビがハーバスを襲う
ハーバスは剣を土に刺し土の津波を起こし子供ゾンビを飲み込ませた
「ふぇ~子供にも容赦がない!ほんまに勇者でっか?」
「既に死んでいる物にすぎない、ならば土に返すことこそが浄化であろう、そして貴様は殺す!」
ハーバスは鳥頭にめがけクロスウェーブを仕掛ける、剣を交差した遠距離攻撃である
「おっとと!危ないでっせ!わてみたいな高貴な悪魔を殺しちゃあきまへん!」
「魔王の子買いが何をほざく」
ハーバスはクロスウェーブを次々と出していく
「ひえ~危ない危ない・・・確かにわて位の悪魔なら、直接魔王にも成れましょう!だがより高貴なお方が魔王に受肉してますからなあ」
「なんだと?魔王に受肉だと?」
「あんさんはよく知ってますやろなあ」
「まさか! 黒死病もそうか・・・ベルゼブブ!」
「ふぇ~ひひひ、あんさんの嫁はんもあの方の回廊で命を落としましたなあ、と言っても魂は回収出来なかったみたいですが」
そういいつつ鳥頭は地下の階段を下りる
「あのお方ならあんさんの嫁さんの復活も出来ますのになあ、悪魔としてですがふひひひ、残念残念」
そう言いながら鳥頭ことアモンは闇に消えていく
「まて貴様!」
ハーバスは亜門を追いかける
剣が警告の光をだす、しかしハーバスはそれに気が付かない
ハーバスは闇の中に飛び込んだ
{ハーバス!いけないはここは}
その声にハーバスは立ち止まる
「エリーゼか?エリーゼなのか?」
{ここは亜空の回廊・・・ハーバス、またここにきてしまったのね}
「はははは!ほんまに単純ですなあ、カリキュラム様の言うとおりでしたは」
「貴様!だましたか!」
「いや嘘は言うてまへんで、亜空の回廊を作れるお方などそういないですからな、そう迷宮の王ラビ、そして猫の王ケットシー、あとは蠅の王ベルゼブブ様ぐらいじゃおまへんか?」
『作用!亜空回廊を出るには、光の召喚を行えるものがお前を召喚するしかなくなるな、ハーバスよ』
アモンの後ろに突如現れたのはハーバスが忘れもしないベルゼブブであった
「ベルゼブブ!貴様!殺す!貴様は!殺す」
ハーバスは二人に切りかかる
しかしその剣は空を切る
『忘れたか?ハーバスこの領域は私の手中だ、愚かにも再びお前はここに入った、次出れるのは何年さきだろうな?表では1時間がここでは1年に相当する時間軸、再び長くつらい闇に閉ざされるがよい、それでもお前は死なないだろうがな、エリーゼと違い』
「ふふふふホンマにあほでっせ、同じ罠に2回もかかるなんて」
『ふはははアモンそれだけこの者にとってここは思い出深いのであろう、前回8000年もの間この空間にいたお前だ、最愛の妻が朽ちて腐っていく様をただ見ているしかできない無能な勇者ハーバス・・・ふはははは朽ちていく女は美しかっただろう』
「常人でしたら気が狂いまっせほんまに・・それでも気が狂うことがなかったハーバスどんはさすがでんな」
『さてハーバスお前は私には邪魔だ、またしばらくここにいてもらう!次に会うのはいつになるかな、まあ生きていればの話だが』
「ふひゅひゅ!また無限に戦いなはれ!この間よりそれなりに強い相手を用意しておきましたさかい」
「ふざけるな、何年だろうと耐えて見せる!お前を殺す!それだけを思いながら」
『そうか?楽しみにしているぞ!』
そしてアモンとベルゼブブは消えていく、それと同時に時間が動き始める、アイアンゴーレム危険度A相当、ストーンゴーレム危険度B⁺相当の魔物が壁から地面からわんさか出始めた
{ハーバス、絶えましょう、光の召喚が起こるまで}
「エリーゼすまん・・俺は愚かだな」
{ふふふ、そんな単純なところもハーバスなのよ、私がいないとすぐにこうなんだから}
----
ハーバスが回廊に閉じ込められて6日目
表の世界では6時間が経過していた
ハーバスの目の前に光が現れる
『勇者ハーバス様、こんなところにおられましたか、私は賢者キミ、わが命と引き換えに私の召喚に答えていただけますでしょうか」
「早かったな!」
{本当に・・表の世界ではまた私は意思の疎通ができなくなりますがハーバス、くれぐれも短気はだめよ}
「ああ!お前がこの剣にいることを再確認できただけこの世界も悪くはなかった」
{ふふふ、それは負け惜しみよハーバス、さあ行きましょう}
「賢者キミ、では俺を連れて行ってくれ!」
「もうよろしいですか、回廊は魂との会話も可能な場所、その最愛のお方との会話もしばらくできなくなりますが」
「ああ、いずれエリーゼは復活させる、その為にもカリキュラムは俺が叩き切る」
「では導きます」
賢者キミは明るく光りだしその光に包まれたハーバスは回廊から抜け出した
「え!・・故障じゃないよな・・」
監視員が故障を疑う、魔導装置は動いている・・故障ではない
「勇者ハーバス・・・反応が消えました!」
その場の空気が止まる感じがした
「もう一度言ってくれるか?」
「勇者ハーバスの反応が、無くなっています」
職員があわただしく動き出す、今回招集した勇者の中で間違いなく一番の実力者ハーバスの反応が消えたというのだ
「すぐに南方面の勇者に招集をかけよ!北方の勇者だけでは対処できぬぞ!」
クロノスの神官ゼギアは直ぐに支持を出した、ハーバスを倒す相手となると今回のメンバーでは厳しい、キキョウなどの実力者もいるがハーバスは別格である
南方戦線、東方戦線、西方戦線 各方面の余剰勇者をピックアップするゼギア
「勇者バルスイはどうだ?」
「バルスイが抜けるとバンパイア共に南方は駆逐されます」
「西の勇者王ガルダムはどうだ?」
「ガルダムなき国家に西の魔王ゴーゴンが見逃すとは思いませぬが」
「うぬぬぬ、あとはレベル30付近かそれ以下ばかりか」
数日悩むが結論が出ないゼギアいくつかSランクを討伐した勇者も出現しているがハーバスを倒すとなるとSSランクいやそれ以上だろう
ゼギアは頭を悩ます
「ハーバスの反応復活しました、ナフラの町です」
「本当か!ナフラだと・・・何があったか分からぬがハーバスがナフラに現れたとなればナフラの危機は脱する!」
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「コカトリスか・・・・コカトリスまで操るとは、魔王カリキュラム、侮っていたら勇者達は痛い目にあうだろうな」
鶏が魔物化したコカトリス、腐食する毒を吐き強靭な足の攻撃で多くの人間が犠牲になっている鳥
危険度はB⁺といった所だが集団で出現することがあり大変危険である
だが肉は物凄くうまく、肝は魔力回復効果、毒消し効果を持つ。羽毛は固く毛芯は針としても使える、矢の羽としても加工されている
西北の魔獣の魔王の国では馬の代わりに飼育されており、人間との戦争で使用されている。
魔獣の国アルハンブライドは闇の勢力だがその性質は他の魔王と少し違う、あくまで人間と敵対する国であり
人間から見れば魔王だがアルハンブライドは自治独立している異質の国だ
そこの国がカリキュラムに加担するというのは考えにくい
コカトリスは狂暴だが、臆病でもあり格上の相手に死ぬまで戦いを挑むことは本来ない。
野生のコカトリスなら猶更である
だが無謀にもハーバスに挑んできたコカトリスは50匹以上、死ぬまで攻撃を仕掛けてきた
よってハーバスはこのコカトリスが操られた存在であることを確信している
~勇者ハスラー 消失いたしました~
そして毎日のように流れる勇者の死、魔王カリキュラム陣営が予想以上に強大である印でもある。
だがそれは珍しい事でもない、勇者が死ぬというのはよくある事でもある、死ねば新たな勇者が生まれる。
事実5年前に発生した巨人の王では歴戦の勇者ローエングリンが戦死している他
討伐に出た60の勇者で生き残ったのは5組だけである
しかし今回は200を超える勇者が集まる勇者召集が発令された
それはローランシアもカリキュラムの危険性を把握しての事だろう、
事実、同一系統の魔物の大発生が多い悪魔達の楽園なのに対し、今回のカリキュラムは、ゴブリン族を筆頭にゴーレム族、エキドナの魔物、魔虫、そして魔獣もカリキュラムの手駒として現れている。
特にゴブリンキングなどは単独で魔王級の実力を持つのに、カリキュラムの手駒として存在している。
「これだけのコカトリスだ、近くの村に報告に行くか」
ハーバスはコカトリスの亡骸を後にし近くのサズの村を目指す
しかしサズの村は様子がおかしかった
いるはずの門兵がいなく、街中は死体だらけである
「黒死病か・・・治癒士はいないのか?」
ハーバスは死体を確認する
「ただの黒死病ではないな・・・」
死体は黒く爛れ、皮膚は固くなっている、酷い脱水症状だったのであろう
しかし、ほぼミイラに近い状態でありながら暴れた形跡がある、
すると死体の目が見開きハーバスに噛みつく
「愚かな・・・・人間を操るか悪魔め」
ハーバスは立ち上がり噛みついてきた死人を剣で切り割いた
噛みつかれた首筋が黒くなるがハーバスは闘気をまとい克服する
「ふはははは、さすがハーバス殿でんなあ、我が毒も全く意に介さない」
無数のカラスに運ばれ現れた鳥頭の男、恐ろしい程の魔力を有する
「悪魔か・・魔界でおとなしくしていればいい物を」
ハーバスは剣を抜き取り鳥頭に詰め寄る
「おっとぉ、いきなりなにしまんがな、自己紹介も済んでないやろ」
「ふん!死ぬ奴の名前など聞きたくもない」
ハーバスの一撃は鳥頭を捉えたが無数のカラスがそこに死に絶えただけであった
「ああ、わしのかわいいカラスちゃんをかわいそうになあ、これならどうです?」
ハーバスの周りを無数の死人が囲い込む
「勇者でしたら浄化できるかもしれませんな!ハーバスどん」
「ふん!」
ハーバスは輪上に衝撃波を放った
ゾンビとなっていた死人はすべてその衝撃で崩れ去る
「ほぉ~おそろしいでっせ!元人間ですやんよくそんな惨いことできまんあ!ならこれでどうです?」
今度は子供のゾンビがハーバスを襲う
ハーバスは剣を土に刺し土の津波を起こし子供ゾンビを飲み込ませた
「ふぇ~子供にも容赦がない!ほんまに勇者でっか?」
「既に死んでいる物にすぎない、ならば土に返すことこそが浄化であろう、そして貴様は殺す!」
ハーバスは鳥頭にめがけクロスウェーブを仕掛ける、剣を交差した遠距離攻撃である
「おっとと!危ないでっせ!わてみたいな高貴な悪魔を殺しちゃあきまへん!」
「魔王の子買いが何をほざく」
ハーバスはクロスウェーブを次々と出していく
「ひえ~危ない危ない・・・確かにわて位の悪魔なら、直接魔王にも成れましょう!だがより高貴なお方が魔王に受肉してますからなあ」
「なんだと?魔王に受肉だと?」
「あんさんはよく知ってますやろなあ」
「まさか! 黒死病もそうか・・・ベルゼブブ!」
「ふぇ~ひひひ、あんさんの嫁はんもあの方の回廊で命を落としましたなあ、と言っても魂は回収出来なかったみたいですが」
そういいつつ鳥頭は地下の階段を下りる
「あのお方ならあんさんの嫁さんの復活も出来ますのになあ、悪魔としてですがふひひひ、残念残念」
そう言いながら鳥頭ことアモンは闇に消えていく
「まて貴様!」
ハーバスは亜門を追いかける
剣が警告の光をだす、しかしハーバスはそれに気が付かない
ハーバスは闇の中に飛び込んだ
{ハーバス!いけないはここは}
その声にハーバスは立ち止まる
「エリーゼか?エリーゼなのか?」
{ここは亜空の回廊・・・ハーバス、またここにきてしまったのね}
「はははは!ほんまに単純ですなあ、カリキュラム様の言うとおりでしたは」
「貴様!だましたか!」
「いや嘘は言うてまへんで、亜空の回廊を作れるお方などそういないですからな、そう迷宮の王ラビ、そして猫の王ケットシー、あとは蠅の王ベルゼブブ様ぐらいじゃおまへんか?」
『作用!亜空回廊を出るには、光の召喚を行えるものがお前を召喚するしかなくなるな、ハーバスよ』
アモンの後ろに突如現れたのはハーバスが忘れもしないベルゼブブであった
「ベルゼブブ!貴様!殺す!貴様は!殺す」
ハーバスは二人に切りかかる
しかしその剣は空を切る
『忘れたか?ハーバスこの領域は私の手中だ、愚かにも再びお前はここに入った、次出れるのは何年さきだろうな?表では1時間がここでは1年に相当する時間軸、再び長くつらい闇に閉ざされるがよい、それでもお前は死なないだろうがな、エリーゼと違い』
「ふふふふホンマにあほでっせ、同じ罠に2回もかかるなんて」
『ふはははアモンそれだけこの者にとってここは思い出深いのであろう、前回8000年もの間この空間にいたお前だ、最愛の妻が朽ちて腐っていく様をただ見ているしかできない無能な勇者ハーバス・・・ふはははは朽ちていく女は美しかっただろう』
「常人でしたら気が狂いまっせほんまに・・それでも気が狂うことがなかったハーバスどんはさすがでんな」
『さてハーバスお前は私には邪魔だ、またしばらくここにいてもらう!次に会うのはいつになるかな、まあ生きていればの話だが』
「ふひゅひゅ!また無限に戦いなはれ!この間よりそれなりに強い相手を用意しておきましたさかい」
「ふざけるな、何年だろうと耐えて見せる!お前を殺す!それだけを思いながら」
『そうか?楽しみにしているぞ!』
そしてアモンとベルゼブブは消えていく、それと同時に時間が動き始める、アイアンゴーレム危険度A相当、ストーンゴーレム危険度B⁺相当の魔物が壁から地面からわんさか出始めた
{ハーバス、絶えましょう、光の召喚が起こるまで}
「エリーゼすまん・・俺は愚かだな」
{ふふふ、そんな単純なところもハーバスなのよ、私がいないとすぐにこうなんだから}
----
ハーバスが回廊に閉じ込められて6日目
表の世界では6時間が経過していた
ハーバスの目の前に光が現れる
『勇者ハーバス様、こんなところにおられましたか、私は賢者キミ、わが命と引き換えに私の召喚に答えていただけますでしょうか」
「早かったな!」
{本当に・・表の世界ではまた私は意思の疎通ができなくなりますがハーバス、くれぐれも短気はだめよ}
「ああ!お前がこの剣にいることを再確認できただけこの世界も悪くはなかった」
{ふふふ、それは負け惜しみよハーバス、さあ行きましょう}
「賢者キミ、では俺を連れて行ってくれ!」
「もうよろしいですか、回廊は魂との会話も可能な場所、その最愛のお方との会話もしばらくできなくなりますが」
「ああ、いずれエリーゼは復活させる、その為にもカリキュラムは俺が叩き切る」
「では導きます」
賢者キミは明るく光りだしその光に包まれたハーバスは回廊から抜け出した
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