我が家転送 ~大変だ!ばーちゃんが魔法使ってる!~

鮪鱚鰈

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魔王カリキュラム討伐

エリンの救出

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{戦いなさい 勇者エリン!}

エリンは失った意識の中で賢者キミの姿をみる、ちらっとしか会っていない賢者だが、賢者などそういる物ではないため印象に残っていた者、勇者セレンの恋人でパーティメンバーだった者・・

そんなことを考えていた

そうか・・私は死んだのか?・・・キーマが死んだという事まで思い出した・・・勇者セレンもあの攻撃を防ぐことは不可能だろう・・・軌跡でも起きない限り。 !乙女隊は?・・・ああ私は彼女たちを守れなかった・・ゴブリンに捕まった女はひどい扱いをうける、死後の世界で償いきれるだろうか・・・

{戦いなさい!勇者エリン!まだ負けていません!}



{あなたのパーティは再び戦っています!あなたも立ち上がりなさい!生き残った者の宿命!魔を滅ぼしなさい!}

「しかし!私は!既に!!」

エリンは目が覚める
そこは見た事もない空間であった

ふかふかの椅子にガラス張りの箱の中、窓からキラービーがゴブリン達に攻撃をしている
そしてこの箱、動いている、動く箱はゴブリン達を轢き殺している、ちょっとした戦士や剣士以上に強いと言える

そして言葉を話す猫の指示の元、キラービーの攻撃は適格だ・・・

そしてガラス越しに外が見える

4人の人間?いや一人はデーモンスパイダーだ・・・そしてミノス族に人間が2人

対峙しているのはゴブリンロード・・・ただのロードではない、空間移動を操る特異個体のロードだ

{戦いなさい!勇者カズヤが光の戦士として召喚に応じました、あなたはただ見ているだけですか?勇者なら戦いなさい!そして私の役目は終わります}

賢者キミどういうことだ?

{勇者セレンは死にました、私もゴブリンに捕まり凌辱されました、しかし奇跡は置きました、勇者ヤマシタの放った大殺界により、私は私である為に最後の務めを与えられました、勇者セレンの共である賢者キミとして、このタイミングで究極魔法『メガザオル』を得ました、自らの命と引き換えに、全ての負傷者を完全回復しなお、逆転しえるえりすぐった勇者を召喚できる魔法、さあ私の最後の仕事です、勇者エリン立ち上がりなさい}

「まて!キーマは!」

{既に死んだ者にまで私は干渉できません、ならばあなたはキーマの分まで戦いなさい}

「そうか・・やはりキーマは死んだか・・・」



「娘!気が付いたにゃ~!!ゴブリンが多すぎる!手伝うにゃ!」

「ああ!・・・一つ聞いていいか!」

「何にゃ!」

「どうやって、降りるんだこの箱は!」

「そこかにゃ!」



地面に降り立つエリン!周りを無数のゴブリンが囲む、ギズモ、ゴブリン、ボブゴブリン、ゴブリンオーガ、ゴブリンメイジと恐ろしく多い

「うらうらうら!タァツマァキセンプゥ~キャ~ク」

武闘家の娘が恐ろしい技でゴブリンを巻き上げる、その竜巻に巻き込まれたゴブリンは無残に切り刻まればらばらになる

「まだまだ!リリス!魔力頂戴!」

「はあ!うだうだ言ってんじゃねえよ!消滅させるぞ!いいからお前も手伝えクソ悪魔!」

武闘家の娘が独り言行っていると思いきやいきなり甘い匂いが立ち込める

ゴブリン達は男同士でつながり出す

「うげ~気持ち悪い物見せるなよ!リリス!」

「うら!ソニックブゥーム!」
その娘は今度は鋭角な衝撃波を出して、おかしくなったゴブリン達を刻んだ

だが見ているだけのエリンではない
娘にゴブリンメイジの魔法が降り注ぐ

「あぶない!グラビティガード!」

重力の結界が美菜を守った!

「お!気が付いたね!結界ありがとう! ハドゥーケン!」

そういって美菜はゴブリンメイジに気弾を浴びせる



「喰らいなさい!ストリングカッター!」

その一撃でゴブリンは数十体が切り刻まれる

梅の怒りの攻撃である、ギズモもゴブリンもメイジも堅いオーガでさえも、その攻撃の前では豆腐の様である

「梅ちゃん・・怒こってる!?」

美菜が話しかける

「怒ってます!」


「あれは私ではなくて、この悪魔・・ああリリス!梅ちゃんに謝りなさいよ!ああ?ふざけんじゃないわよ!」

「美菜さんが和也さんに兄妹以上の感情を持っているのは知っています・・・だからそれに怒こっているのではありません」

2人は背中を合わせながら語り合う

「じゃあ何?」

「私に怒こっているのです、私はデーモンスパイダー・・・闇の属性を持つもの、闇の属性は精神攻撃に強い抵抗を持ちます・・・そんな私が精神攻撃で負けたのです!そこは止まってなさーい!」

梅はそういいながら襲いにくるゴブリンオーガにネバリアルミストを欠ける
粘液を欠けられたゴブリンオーガは身動きが出来なくなりもがいている。

「和也さんを好きな気持ちではだれにも負けません!でも精神攻撃に負けた自分が不甲斐ないのです・・・同じような悪魔が出ればまた私は負けてしまう、だからもっと強くなって和也さんの役に立ちたいのです!ダァークゥミストォ!」

梅の放ったダークミストで100以上のゴブリンが溶け出した



エリンは驚愕していた

武闘家の娘だけではない、このデーモンスパイダーも半端ではない・・・もし単体で悪魔側で現れたら、乙女隊は今の攻撃を防げただろうか・・・
デーモンスパイダーを使いこなす魔人も過去に出現した記録もある。

そして勇者カズヤとミノスの女はさらに驚愕だった


「ちょこちょこウザったいロードだね!」

ミントの一撃はロードの空間移動により防がれる

だがその攻撃は誘導でしかない

最初は空間移動するロードに手こずっていたが、ロード自体の攻撃は大したことは無い
むしろ時折混ざるゴブリンオーガやメイジの攻撃の方が危険だろう

それに空間移動する順番と場所が決まっているようだ

{やはりそうだミントさん!こいつは移動する場所が分かる}

{ほぅ!じゃあ私はただ攻撃するから和也トドメをたのむよ!}

{了解!エクスプロ―ションを放つから少し離れてくださいね}

{ああ!ぶちかましな!」

{まかせて!}


ゴブリンはミントの攻撃を移動で交わした

「ふふふふ何度も何度も同じ攻撃を、、少しは考えて攻撃しなさい・・まあ脳みそも筋肉のミノスじゃ仕方ないですかね・・・あなたは私が味わってあげますよ!その顔が絶望に染まるまで犯し続けてあげます・・・」

だが移動した先でロードは目の前に迫る閃光に気が付く
しかしそれは、余りに遅すぎた

エクスプロ―ションでゴブリンの体は二つに切れる、しかしそれで終わりではないのがこの技である

切り口の水分が水蒸気爆発を起こす

転送のロードはその欠片すら残さずに消え去った


「な!ロードを一撃で・・・・今のはエクスカリバー?いやエクスプローション・・」

エクスカリバー、キーマが練習していたけど使いこなせなかった大技でその上位系がエクスプローション
エクスカリバーによって切られた表面の水分が水蒸気爆発を起こす現象、魔王すら倒すことのできる戦士系最強のスキル

まだlv30代前半の勇者が目の前で使ったのである・・・

キーマは39でエリンも38のレベルを誇っていた、Aクラスな魔物なら協力し合えば倒せるし、自分たちは特別だと思っていた、実際色々なところで会う勇者は自分たちより劣っていた、ハーバスやキキョウと言った勇者は別格だったがいずれは自分たちもあの高みに行けると思っていた、だが違う・・勇者は選ばれた者ではない、勇者の中に選ばれた者がいるのだ。

「お嬢ちゃん!そこのメイジたのんだよ!」

ミントが叫ぶ!

「はい!」

エリンも攻撃に参加する

「いでよ!土の獅子!」
エリンの召喚により、土が盛り上がり5匹の獅子がゴブリンメイジを襲う

私だって勇者!こんなところで負けていられない!

エリンはゴブリンに切りかかる


「あった!あの魔方陣だ!わんさか出てる!」
和也が魔方陣を見つける

ゴブリンが湧き出る魔法陣を見つけた、殺しても殺しても減らないゴブリンの供給源だ

「土の魔法なら私に任せて!大地変動!」

唐突に土の刃が波を打ち魔方陣に向けて突き進む

ゴブリンもその攻撃で串刺しになり死んでいくそして魔方陣も崩れ去った

「さすが!みんな!残りを片付けよう!」

「「おう!」」「「はい」」「当然!」「にゃ」「じゃ」


供給の終ったゴブリン達を始末するのは難しい仕事ではなかった、だが野ゴブリンと違い最後の一匹まで死を恐れず突っ込んでくるゴブリンである、一般の人間ならかなりの脅威だったろう・・・

ゴブリンの供給は絶った、残りは町である

「プラド!行くぞ!」

「いゃっは~、そうだぜ!突っ走るから早く乗りやがれ!」

-------------------

車はナフラに走る

「じゃあミーニャ・・はじめてくれ!」

「にゃにゃ!」


{ちょっとお、なんなのよ!}

「悪魔リリス聞きたいことがある!」
ミントは厳しい顔で美菜を見る

皆が美菜をみる・・

「ちょっと・・思念通話なんだから見なくてもいいでしょ・・」

「それもそうだな・・」

{なんで美菜以外としゃべれるのよ私}

{吾輩の力にゃ!}

{化け猫!}

{ふふふ、吾輩は猫の王!ケットシーに進化したにゃ}

{それより!魔王カリキュラムについて聞きたい}

{あんな魔方陣を作られたらどこの国も危険だよ}

{私だって~あまりわかんないよ!ただ・・・私なんかが足元にも及ばない悪魔がいるのは確かよ・・・}

{それはゴブリンキングもそうなのか?}

{うーんゾフィアも謎なのよ・・・カリキュラムが亜空間で見つけてきたっていうけど、カリキュラムと同じ匂いだし・・・}

{魔王の他の幹部はどんなのがいる?}

{うーん飲んだくれの茨木童子・・それとアモン…あいつは危険ね最悪な病気を人間に植え付けるし、かわいい男の子まで醜くしちゃうのよ、暗黒騎士のクロードは堅物ね私の誘惑が効きやしないし、アルプはいるのかいないのか・・でもいるみたいな?ボーテックスはカリキュラムに忠実な虫だったわね}

{お前が勝てそうなやつは?}

{いるわけないじゃない!私は戦闘力はBクラスくらいしかないんだから・・あいつらは精神支配は効かないし}

{ぷ!リリス弱すぎ・・そのまま魔界に帰っていいよ!}

{やだね~ずっと美菜にとりついてやるんだから}

{くっ糞悪魔!}

{結局何もわからねえじゃねえか・・・はあは}
ミントは背伸びをし出した

「あの~皆さんは何をしているんですか?」

エリンが不思議そうに見ていた





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