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魔王カリキュラム討伐
戦士ライアン
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「魔法隊!弓隊を支援し貫通力を挙げろ、弓隊は矢じりに爆裂矢じりを使え!」
「は!」
魔法の支援を受けた弓隊の弓はすべてがブラックセンチペイドにヒットする、火っとした矢は爆発を起こしブラックセンチペイドは苦しみだす
「騎士隊我と共に突っ込むぞ!奴の体液を浴びるな!溶けるぞ!」
「おう!」
勇者コーディアルを筆頭に聖騎士10騎はランスという大槍をもちブラックセンチペイドに突き刺す
「くたばりなさい!ムカデ野郎! ダイナミックサンダー」
コーディアルの掲げたランスから稲光が光り輝きブラックセンチペイドに直撃する
キシャー!!
それでもなおブラックセンチペイドは動き続ける
「ライアン!ぶち込め!」
「おう!エクスカリバー!」
戦士ライアンが放ったエクスカリバーはブラックセンチペイドを二つに分断した
「魔法士結界を張れ!」
ブラックセンチペイドから噴き出す体液を結界が弾く
二つに分断されながらもブラックセンチペイドは動き続ける
「まだ死なぬか!くらえ!ホーリーランス!」
勇者コーディアルを光が包み、一本の矢のように動き続けるブラックセンチペイドを貫いた
キシャアー
断末魔とも言えない音を挙げながらブラックセンチペイドは動きを止めた
「王子お見事でした」
ライアンはコーディアルの元に歩み寄る
「ありがとうライアン、今回はけが人もなく倒せたよ」
勇者コーディアルのパーティは当初105人いたが現在は52人まで減っている
半分まで減ったが
Aランク相当の魔物を次々と討伐し兵たちも大きくレベルアップしている
王子である勇者コーディアルはlv35まで上がった、勇者としても恥ずかしくないレベルだ
兵の中では祝福の紋を持つ聖騎士サンダーを中心とする聖騎士10名は全員レベルが40を突破している
魔法士や弓兵もレベルを上げていて、兵数は半分まで数を減らしたが戦力は倍以上増えているだろう
それぞれの顔つきがスターライトを出発した時の平和になれた顔から戦場の顔に代わっている
兵士たちの成長をうれしく思うライアンだったが、当然不安もある
スターライト王国に王子は3人いる中でコーディアル王子は3男である
王位継承権も3位であり、勇者の使命を果たしに出ることを拒むことは出来なかった。
ライアンの目から見てもコーディアルは有望である、ほかの二人の王子が無能という訳ではないが、指揮力、戦闘力、カリスマ性どれをとっても群を抜いていた。
国にとってはそれは、有望な人材ではなく危険な人物になりえる。故にブレイドフェスティバルでは国軍の精鋭を出さずにコーディアルの私兵だけで組まれたメンバーである
だがライアンの不安は今回の魔王が今までの魔王の数倍強いという事だ。
今までの魔王だったら今のこのメンバーでいい戦いができるレベルまで来たが
この地域を包む悪しき気配は今までの魔王発生の場所と比べ物にならないほど強い
「セシルいるか?」
「は!ここに」
「周りに様子はどうだ?」
「以上はありません、」
「うむ・・・嫌な気もする引き続き警戒してくれ」
「かしこまりました」
祝福の紋を持つ奴隷の子を見つけ、養子に迎え、育て上げたライアン
セシルは立派な偵察役となった
彼女はライアンの娘としてコーディアルと共に育ち、そしてコーディアルを守る存在である
セシルの職業はアサシンである陰の存在としてもうってつけであった
「セシル!見ていてくれたか!」
「コーディアル様・・はい!流石でございました」
「まだまだだ!セシルだったら一人で片づけた相手だっただろ?」
「いえ!そこまで私は強くありません!」
「ふ!まあいい、もっと強くなってセシルを抜いてやるからな!」
「ええコーディアル様、楽しみにしております」
「これセシル!任務に戻れ!」
「はい父上!」
セシルは素早く消えていった
ライアンの頭の痛い問題がこれでもある
コーディアル王子はセシルを気に入っている、そしてセシルもまたコーディアル王子を好いている・・・
ライアン王子は3男とは言え王子だし、セシルは私の養子とは言え、奴隷の印を押されている・・・決して結ばれない二人だ・・・
子供のいないライアンにとって二人とも子供みたいなものである、もし適うなら結び付けたいが・・・
そうもいかぬだろう・・・
「なあライアン!もっと中心部に進むか?」
「なりませぬ・・確かに腕を挙げましたが、魔王と対峙するなどまだまだの腕でございます、もう出なくともSランク幹部が相手でもまだ危ないでしょう、ハーバスなどの高能力の勇者もいます今は修行の時でしょう」
「そうか・・・魔王ってそんなに強いのか・・・」
「先ほどの魔虫が100匹くらい現れると思っていただけたら幸いです」
「うーん確かに・・・」
~勇者ゴウタク、消失いたしました~
「ライアンの言う通りだな・・・」
~勇者キーマ、消失いたしました~
~勇者セレン、消失いたしました~
立て続けに勇者の悲報が頭に流れる、それでコーディアルもライアンの言うことを聞いた所もある。
コーディアルが先を急ぎたいと思った理由もこの頭に流れる文字である
勇者ハーバスの活躍は解るが
勇者トーマスのSランク討伐、そこそこ有名な勇者だけにまだ納得したが
勇者カズヤのSランク討伐にはびっくりした
確か自分と同じ初めての魔王討伐の勇者だ・・だから少し競争意欲を持ってしまった
しかし勇者ゴウタクや勇者セレンといった称号もちの勇者が立て続けに消失した悲報である
考え直すには充分であった
勇者カズヤか・・・一度話してみたいものだ・・・
「は!」
魔法の支援を受けた弓隊の弓はすべてがブラックセンチペイドにヒットする、火っとした矢は爆発を起こしブラックセンチペイドは苦しみだす
「騎士隊我と共に突っ込むぞ!奴の体液を浴びるな!溶けるぞ!」
「おう!」
勇者コーディアルを筆頭に聖騎士10騎はランスという大槍をもちブラックセンチペイドに突き刺す
「くたばりなさい!ムカデ野郎! ダイナミックサンダー」
コーディアルの掲げたランスから稲光が光り輝きブラックセンチペイドに直撃する
キシャー!!
それでもなおブラックセンチペイドは動き続ける
「ライアン!ぶち込め!」
「おう!エクスカリバー!」
戦士ライアンが放ったエクスカリバーはブラックセンチペイドを二つに分断した
「魔法士結界を張れ!」
ブラックセンチペイドから噴き出す体液を結界が弾く
二つに分断されながらもブラックセンチペイドは動き続ける
「まだ死なぬか!くらえ!ホーリーランス!」
勇者コーディアルを光が包み、一本の矢のように動き続けるブラックセンチペイドを貫いた
キシャアー
断末魔とも言えない音を挙げながらブラックセンチペイドは動きを止めた
「王子お見事でした」
ライアンはコーディアルの元に歩み寄る
「ありがとうライアン、今回はけが人もなく倒せたよ」
勇者コーディアルのパーティは当初105人いたが現在は52人まで減っている
半分まで減ったが
Aランク相当の魔物を次々と討伐し兵たちも大きくレベルアップしている
王子である勇者コーディアルはlv35まで上がった、勇者としても恥ずかしくないレベルだ
兵の中では祝福の紋を持つ聖騎士サンダーを中心とする聖騎士10名は全員レベルが40を突破している
魔法士や弓兵もレベルを上げていて、兵数は半分まで数を減らしたが戦力は倍以上増えているだろう
それぞれの顔つきがスターライトを出発した時の平和になれた顔から戦場の顔に代わっている
兵士たちの成長をうれしく思うライアンだったが、当然不安もある
スターライト王国に王子は3人いる中でコーディアル王子は3男である
王位継承権も3位であり、勇者の使命を果たしに出ることを拒むことは出来なかった。
ライアンの目から見てもコーディアルは有望である、ほかの二人の王子が無能という訳ではないが、指揮力、戦闘力、カリスマ性どれをとっても群を抜いていた。
国にとってはそれは、有望な人材ではなく危険な人物になりえる。故にブレイドフェスティバルでは国軍の精鋭を出さずにコーディアルの私兵だけで組まれたメンバーである
だがライアンの不安は今回の魔王が今までの魔王の数倍強いという事だ。
今までの魔王だったら今のこのメンバーでいい戦いができるレベルまで来たが
この地域を包む悪しき気配は今までの魔王発生の場所と比べ物にならないほど強い
「セシルいるか?」
「は!ここに」
「周りに様子はどうだ?」
「以上はありません、」
「うむ・・・嫌な気もする引き続き警戒してくれ」
「かしこまりました」
祝福の紋を持つ奴隷の子を見つけ、養子に迎え、育て上げたライアン
セシルは立派な偵察役となった
彼女はライアンの娘としてコーディアルと共に育ち、そしてコーディアルを守る存在である
セシルの職業はアサシンである陰の存在としてもうってつけであった
「セシル!見ていてくれたか!」
「コーディアル様・・はい!流石でございました」
「まだまだだ!セシルだったら一人で片づけた相手だっただろ?」
「いえ!そこまで私は強くありません!」
「ふ!まあいい、もっと強くなってセシルを抜いてやるからな!」
「ええコーディアル様、楽しみにしております」
「これセシル!任務に戻れ!」
「はい父上!」
セシルは素早く消えていった
ライアンの頭の痛い問題がこれでもある
コーディアル王子はセシルを気に入っている、そしてセシルもまたコーディアル王子を好いている・・・
ライアン王子は3男とは言え王子だし、セシルは私の養子とは言え、奴隷の印を押されている・・・決して結ばれない二人だ・・・
子供のいないライアンにとって二人とも子供みたいなものである、もし適うなら結び付けたいが・・・
そうもいかぬだろう・・・
「なあライアン!もっと中心部に進むか?」
「なりませぬ・・確かに腕を挙げましたが、魔王と対峙するなどまだまだの腕でございます、もう出なくともSランク幹部が相手でもまだ危ないでしょう、ハーバスなどの高能力の勇者もいます今は修行の時でしょう」
「そうか・・・魔王ってそんなに強いのか・・・」
「先ほどの魔虫が100匹くらい現れると思っていただけたら幸いです」
「うーん確かに・・・」
~勇者ゴウタク、消失いたしました~
「ライアンの言う通りだな・・・」
~勇者キーマ、消失いたしました~
~勇者セレン、消失いたしました~
立て続けに勇者の悲報が頭に流れる、それでコーディアルもライアンの言うことを聞いた所もある。
コーディアルが先を急ぎたいと思った理由もこの頭に流れる文字である
勇者ハーバスの活躍は解るが
勇者トーマスのSランク討伐、そこそこ有名な勇者だけにまだ納得したが
勇者カズヤのSランク討伐にはびっくりした
確か自分と同じ初めての魔王討伐の勇者だ・・だから少し競争意欲を持ってしまった
しかし勇者ゴウタクや勇者セレンといった称号もちの勇者が立て続けに消失した悲報である
考え直すには充分であった
勇者カズヤか・・・一度話してみたいものだ・・・
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