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「落ち着け!鼻水といってもあくまでも彼らは木だから、樹液みたいなものだ」バルカンが悲鳴を上げ続けるフロティナの肩を掴みながら彼女に言い聞かせるように言う。
しかし――――
奇怪樹には顔がついているのだ。
その大きさに合わせて一本に一つ……それぞれ木の太さに合った顔が。
その鼻のような辺りに樹液腺があり、樹液はそこから……まるで蓄膿症の患者の鼻水のような樹液が「ヴォエ!」奇怪樹について解説を始めたフロティナが思わずえずくと「お、おいやめろ……俺も食べているんだぞ!……ヴォエ~」とバルカンもえずきはじめた。
「忘れたい忘れたい……」
「奇怪樹を知っておったとはな……正直すまんかった」
フロティナとバルカンはヒザを抱え、テーブルに置いてあった水差しから水をがぶ飲みしていた。
(考えないようにするが吉だわ……)フロティナはグラスを抱えながら楽しいことを考える。バルカンは鞄を漁るとフロティナに「甘い物を食べよう」とキャラメルを手のひらにのせた。
「バルカン様ぁ♡」
数分後、バルカンは正気を失ったフロティナを抱きしめると「仕方がない女だ」と言いながら彼女の頭に頬を寄せた。
「バルカン様、手を繋いで寝ましょう」
「また下らん事を……」バルカンはブツブツと文句を言いながらフロティナの手を握ると、眉間にしわを寄せて目を閉じた。フロティナはその寝顔をずっと……ずっと眺めた。
そうして彼が寝息を立てた時「まだ……バルカン様はフロティナと婚約解消したいですか?」と呟いて涙をポロリとこぼす。
「………………したいわけないじゃないか!」
バルカンはそう言いながらフロティナを引き寄せると胸に抱いた。
「バルカン様……フロティナはずっとバルカン様のお傍に居たく存じます」フロティナは彼の胸に頬をすり寄せるとそう言ってしくしく泣く。
「俺もだ……もうこのまま結婚しようティナ」
バルカンはそう言ってフロティナの唇を吸う。
フロティナもそれを受け入れて、彼の唇を食んだ。
クチクチと二人の唾液が交じり合う音が静かな部屋に響く。
フロティナは背中を駆け上がる快感に、もどかし気に膝をこすり合わせる。
快楽を知ってしまった今、もうフロティナはその次が欲しくて欲しくて堪らなくなった。
そしてそれは……バルカンにも伝わっていることだろう。
彼がフロティナの太ももを撫でる。
下着が濡れてしまう……そう思う前にバルカンがフロティナの皮膚から下着を離した。
スースーと今まで守られていた箇所が外気に晒されて、すでにそこが期待に濡れてしまっていることをフロティナは感じる。
バルカンの指が陰部を割って侵入してきた。彼の指先が、自身の太ももで圧迫していた陰核に触れる。ビクッとフロティナが腰を揺らしたのを見て……バルカンはそこを捏ねるように撫でたので、フロティナの快感はドンドン深まっていく。
(イキそう……)
フロティナがヒクヒクと陰部を震わせると、バルカンはそれをなだめる様に周りのヒダを優しく撫でた。ヌルヌルと自身の愛液がその動きを助けている。もうすでにぷっくりと膨らんだヒダは絶頂をまだかまだかと待ちわびて震える陰核とは違い、ほんの少しだけぬるま湯に浸かったような快感をフロティナに与えた。
情熱的なキスをしながら、とぷりと溢れ出た愛液を指で救い上げ……バルカンは再び陰核に触れた。すぐそこまでやって来ていた絶頂は、すぐにまたフロティナに襲い掛かる。
ヒクン、ヒクン……と前より強い期待に陰部が震える。
ヒクヒク……もう膨らみきりそうな快感にフロティナが身を委ねようとしたその時――バルカンはその指をゆっくりフロティナの中に差し込んだ。
先ほどの愛撫で濡れ切っていたそこは、まるでそれを欲していたかのように指を絞めつけてしまう。なんとも言えない違和感にフロティナは眉をしかめる。その時バルカンが「大丈夫か?」と甘い声で囁いたのでキスをせがむ。舌を絡ませると先ほどの違和感が和らいでいく……
柔らかな動作でバルカンがフロティナの背中を抱き寄せると、彼女は幸福感に包まれて子宮がキューっと音を立てたように切なくなった。
先ほど違和感のように感じていた中への刺激が、次第に柔らかな快感を生み出していく。
バルカンが親指で陰核を優しく押しつぶすように触れているせいだ。
(心地よい……)
適温の湯船に浸かっているような柔らかな快感の波にフロティナはくったりとベッドに身を沈めた。「痛くないか」バルカンに耳元でそう囁かれたフロティナはヒク……っと彼の指を絞めつけて「気持ちがいいです……」と呟く。
眠気の狭間にいるような心地よさが、じんわりとフロティナを包んだ。
強烈な快感ではないが……多幸感を含む心地よさにバルカンの指を締め付けるヒクヒクとした痙攣が止まらない。彼の指にフロティナの中がしっとりと馴染んだ頃、バルカンはゆっくりと指を抜く。その解放感にも似た感覚にフロティナは震える程の快感を覚えた。
「ああ……」
思わず声が漏れる。
バルカンは再びゆっくりと指を差し込んで彼女の陰核を押しつぶした。
中の壁を撫でる様に彼の指がまた先ほどの位置に収まると、フロティナの中は歓びに震える様にそれを締め付ける。まだ慣れてはいないが……何よりも労わるように背中を抱く彼の手のぬくもりと陰核への刺激にフロティナはバルカンの指を強く締め付けると、くったりとベッドに身を沈めていった。
しかし――――
奇怪樹には顔がついているのだ。
その大きさに合わせて一本に一つ……それぞれ木の太さに合った顔が。
その鼻のような辺りに樹液腺があり、樹液はそこから……まるで蓄膿症の患者の鼻水のような樹液が「ヴォエ!」奇怪樹について解説を始めたフロティナが思わずえずくと「お、おいやめろ……俺も食べているんだぞ!……ヴォエ~」とバルカンもえずきはじめた。
「忘れたい忘れたい……」
「奇怪樹を知っておったとはな……正直すまんかった」
フロティナとバルカンはヒザを抱え、テーブルに置いてあった水差しから水をがぶ飲みしていた。
(考えないようにするが吉だわ……)フロティナはグラスを抱えながら楽しいことを考える。バルカンは鞄を漁るとフロティナに「甘い物を食べよう」とキャラメルを手のひらにのせた。
「バルカン様ぁ♡」
数分後、バルカンは正気を失ったフロティナを抱きしめると「仕方がない女だ」と言いながら彼女の頭に頬を寄せた。
「バルカン様、手を繋いで寝ましょう」
「また下らん事を……」バルカンはブツブツと文句を言いながらフロティナの手を握ると、眉間にしわを寄せて目を閉じた。フロティナはその寝顔をずっと……ずっと眺めた。
そうして彼が寝息を立てた時「まだ……バルカン様はフロティナと婚約解消したいですか?」と呟いて涙をポロリとこぼす。
「………………したいわけないじゃないか!」
バルカンはそう言いながらフロティナを引き寄せると胸に抱いた。
「バルカン様……フロティナはずっとバルカン様のお傍に居たく存じます」フロティナは彼の胸に頬をすり寄せるとそう言ってしくしく泣く。
「俺もだ……もうこのまま結婚しようティナ」
バルカンはそう言ってフロティナの唇を吸う。
フロティナもそれを受け入れて、彼の唇を食んだ。
クチクチと二人の唾液が交じり合う音が静かな部屋に響く。
フロティナは背中を駆け上がる快感に、もどかし気に膝をこすり合わせる。
快楽を知ってしまった今、もうフロティナはその次が欲しくて欲しくて堪らなくなった。
そしてそれは……バルカンにも伝わっていることだろう。
彼がフロティナの太ももを撫でる。
下着が濡れてしまう……そう思う前にバルカンがフロティナの皮膚から下着を離した。
スースーと今まで守られていた箇所が外気に晒されて、すでにそこが期待に濡れてしまっていることをフロティナは感じる。
バルカンの指が陰部を割って侵入してきた。彼の指先が、自身の太ももで圧迫していた陰核に触れる。ビクッとフロティナが腰を揺らしたのを見て……バルカンはそこを捏ねるように撫でたので、フロティナの快感はドンドン深まっていく。
(イキそう……)
フロティナがヒクヒクと陰部を震わせると、バルカンはそれをなだめる様に周りのヒダを優しく撫でた。ヌルヌルと自身の愛液がその動きを助けている。もうすでにぷっくりと膨らんだヒダは絶頂をまだかまだかと待ちわびて震える陰核とは違い、ほんの少しだけぬるま湯に浸かったような快感をフロティナに与えた。
情熱的なキスをしながら、とぷりと溢れ出た愛液を指で救い上げ……バルカンは再び陰核に触れた。すぐそこまでやって来ていた絶頂は、すぐにまたフロティナに襲い掛かる。
ヒクン、ヒクン……と前より強い期待に陰部が震える。
ヒクヒク……もう膨らみきりそうな快感にフロティナが身を委ねようとしたその時――バルカンはその指をゆっくりフロティナの中に差し込んだ。
先ほどの愛撫で濡れ切っていたそこは、まるでそれを欲していたかのように指を絞めつけてしまう。なんとも言えない違和感にフロティナは眉をしかめる。その時バルカンが「大丈夫か?」と甘い声で囁いたのでキスをせがむ。舌を絡ませると先ほどの違和感が和らいでいく……
柔らかな動作でバルカンがフロティナの背中を抱き寄せると、彼女は幸福感に包まれて子宮がキューっと音を立てたように切なくなった。
先ほど違和感のように感じていた中への刺激が、次第に柔らかな快感を生み出していく。
バルカンが親指で陰核を優しく押しつぶすように触れているせいだ。
(心地よい……)
適温の湯船に浸かっているような柔らかな快感の波にフロティナはくったりとベッドに身を沈めた。「痛くないか」バルカンに耳元でそう囁かれたフロティナはヒク……っと彼の指を絞めつけて「気持ちがいいです……」と呟く。
眠気の狭間にいるような心地よさが、じんわりとフロティナを包んだ。
強烈な快感ではないが……多幸感を含む心地よさにバルカンの指を締め付けるヒクヒクとした痙攣が止まらない。彼の指にフロティナの中がしっとりと馴染んだ頃、バルカンはゆっくりと指を抜く。その解放感にも似た感覚にフロティナは震える程の快感を覚えた。
「ああ……」
思わず声が漏れる。
バルカンは再びゆっくりと指を差し込んで彼女の陰核を押しつぶした。
中の壁を撫でる様に彼の指がまた先ほどの位置に収まると、フロティナの中は歓びに震える様にそれを締め付ける。まだ慣れてはいないが……何よりも労わるように背中を抱く彼の手のぬくもりと陰核への刺激にフロティナはバルカンの指を強く締め付けると、くったりとベッドに身を沈めていった。
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