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第十一話 アホの子
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「ところでずっと思ってたんだけど良いか?」
「え、ええ、どうぞ?」
「始業式、ちゃんと見てなくて良いのか?」
今の状況って生徒会役員が率先してサボらせてるって事だもんな。ずーと変だと思ってたんだ。普通注意する側じゃねって。
「ふふっ、そうですけど今回は良いんですよ」
口元に手を当ててクスクスと上品に笑うソラ。
「始業式もそろそろ終わりますね。ごめんなさい、わたしは下に戻ります。あっ、ジョンスさんも一緒に行きますか?」
「おっ、そりゃ良いねって言いたいところだけど、さっきソラが言っただろ?」
「言いましたか? 何をです?」
「生徒会は人気者」
「あっ、ですがそれは……」
「断言するぞ。お前は人気がある」
「……えっ!?」
わかりやすく硬直した後に目を丸くするソラ。繰り返しになるけどまあ、そういう反応だろうな。
「お前自身がカユのファンだからわかってないだろうけど、俺からすれば二人とも美人だからな。同じ生徒会属性持ちだし、確実に人気があるだろうな」
これは本人には言わないでおくけどソラのファンクラブもあると思うんだ。想像でしかないけどカユと双璧を成してる気がする。
「そそそ、そうなんですか?」
「そうそう。つまり、そんなお前と一緒にいたら同じ事だろ」
「そう、かもしれないですね」
こいつ……あからさまに照れてるな。こんな美人なのに褒められ慣れてないのか?
「ごほん、それではジョンスさん。お仕事だという事はわかっていますけど、折角ですし学校生活を楽しんで下さいね」
へえ、わざとらしい咳払い一つで平静を取り戻すなんて。流石は生徒会ってところか?
最後に小さく手を振って去って行くソラ。
そんな彼女の後ろ姿を見送った後、ずっと思っていた事がこぼれた。
「なんだ? 生徒会は美人しか入れないってルールでもあるのか?」
思わず声に出したけど、そうとしか思えないくらい、生徒会役員の美少女度が高い。
生徒会長のカユ、副会長のソラ、二人とも驚くほどの美少女だからな。
生徒会役員が全員で何人いるのかは知らないけど、五人とかそれくらいってイメージがなんとなくある。その内の二人が美少女とか、他の役員の心がやばそう。
ソラとカユのおかげで始業式を無事にやり過ごすと、俺は一人で教室に向かった。
教室には既にクラスメイトたちが揃っているようだ。遅れてやって来た俺に視線が集まるけど……まあ、今更だ。ここまでの道中も散々見られたからな。俺だけ制服姿じゃないし異物感がとてつもないし当然といえば当然だな。
見られて困る事なんてない。害がなければどうでも良いさ。無視して自分の席に座った。
「なあなあ、ジョンスって前までどこ校だったんだ?」
今日のところはこれで終わりらしく、ホームルームが終わるとゾロゾロと帰るクラスメイトたちの姿があった。
明日から本格的に学校生活が始まるのか。
さーてと、どうなる事やら。
別に平穏であって欲しいとは思わないけど、だからといって慌ただしいのは嫌だな。退屈しない程度に何かがあった方がありがたい。
「ジョンス殿。寮まで案内するぞ」
だから生徒会長が教室まで迎えに来るとか、ちょっとやめてほしかったなーっと。
「……はぁー」
笑顔を向けるカユの後ろには、苦笑しているソラの姿もあった。いや、生徒会のトップツーが揃って来るなよ。
ソラ? 気を付けた方が良いって言ったご本人ですよね?
「ジョンス殿?」
「へいへい、今行きますよーっと」
荷物もないし手ぶらのまま立ち上がると、憂鬱な気分を一先ずは心の奥にしまい込み、こうなったら美人二人と両花放課後デートだって楽しむかーっと思う事にした。ハンターたるもの何事もポジティブに生きていかなくては。
この学院に通う生徒たちは全員が専用の寮で生活する決まりになっている。生徒手帳にもそう書いてある。
「なあソラ、とりあえず何か言ってみろよ」
「その、すみません。でもわたしは止めましたよ?」
「止まってないじゃん」
「……ごめんなさい」
寮に向かっている間、とりあえずソラを問い詰めてみた。
お姉さん系の美人がしゅんとしている姿って……なんか良いな。
「カユを止められないってわかった時点でせめて引けよ。なんでお前まで来るんだよ。目立ち度が倍になったわけだが?」
「……あっ」
思わず立ち止まるソラ。こりゃ完全に気が付いていなかったみたいだ。
こいつってカユの事が好き過ぎて自己肯定度が低いからなー。己の魅力というか影響力をもっと理解しろー。
「まっ、別にいいけどな。他人なんて興味ないし」
金にならない面倒ごとは嫌いだけど、向かって来る鴉は撃ち落とすだけってね。
「ほう、一人では退屈だと思いソラに頼んだのだが、想像していたよりも仲良くなれたみたいだな」
「ソラにも言ったけどそれで良いのか? 生徒の模範となるべき生徒会役員、それも会長殿が始業式を軽んじる発言をしてさ」
「なるほど、確かにジョンス殿の言葉は正しい。ただ、私はそんな頑固な生徒会長ではいたくないな」
「へえー、意外」
「ほう、そう見えるか?」
「見えるだろ。雰囲気とか口調とか、規則に厳しいイメージがあるな。それにお嬢様だって聞くし、尚更そんなイメージ」
「ふふっ、確かにこの口調ではそういう姿を幻視されてしまうのも仕方がないか、私自身そう思うよ」
そう言いながら何やら楽しそうに笑うカユ。
なるほど、お嬢様の思考回路は理解の外だな。
「本来ならばジョンス殿にも式に参加してもらうつもりだったのだが、こちらの手違いによって制服が用意出来なかったのでな、流石に一人が、それも今日が初登校である貴方に私服で参加するようにはさすがの私も言えんよ。何より生徒たちがざわめき、式の進行を妨げる恐れもあったのだ。とはいえ初日早々一人では退屈だろうと思ってな。今日からの貴方にとって始業式など何の興味もないだろうし、ならば話し相手と思ったのだ」
「へー、まあそれは正直助かった。あのままじゃ暇過ぎて死にそうだったからな」
何よりソラという美少女と出会えたからな。流石にこれは言わないけど。
「え、ええ、どうぞ?」
「始業式、ちゃんと見てなくて良いのか?」
今の状況って生徒会役員が率先してサボらせてるって事だもんな。ずーと変だと思ってたんだ。普通注意する側じゃねって。
「ふふっ、そうですけど今回は良いんですよ」
口元に手を当ててクスクスと上品に笑うソラ。
「始業式もそろそろ終わりますね。ごめんなさい、わたしは下に戻ります。あっ、ジョンスさんも一緒に行きますか?」
「おっ、そりゃ良いねって言いたいところだけど、さっきソラが言っただろ?」
「言いましたか? 何をです?」
「生徒会は人気者」
「あっ、ですがそれは……」
「断言するぞ。お前は人気がある」
「……えっ!?」
わかりやすく硬直した後に目を丸くするソラ。繰り返しになるけどまあ、そういう反応だろうな。
「お前自身がカユのファンだからわかってないだろうけど、俺からすれば二人とも美人だからな。同じ生徒会属性持ちだし、確実に人気があるだろうな」
これは本人には言わないでおくけどソラのファンクラブもあると思うんだ。想像でしかないけどカユと双璧を成してる気がする。
「そそそ、そうなんですか?」
「そうそう。つまり、そんなお前と一緒にいたら同じ事だろ」
「そう、かもしれないですね」
こいつ……あからさまに照れてるな。こんな美人なのに褒められ慣れてないのか?
「ごほん、それではジョンスさん。お仕事だという事はわかっていますけど、折角ですし学校生活を楽しんで下さいね」
へえ、わざとらしい咳払い一つで平静を取り戻すなんて。流石は生徒会ってところか?
最後に小さく手を振って去って行くソラ。
そんな彼女の後ろ姿を見送った後、ずっと思っていた事がこぼれた。
「なんだ? 生徒会は美人しか入れないってルールでもあるのか?」
思わず声に出したけど、そうとしか思えないくらい、生徒会役員の美少女度が高い。
生徒会長のカユ、副会長のソラ、二人とも驚くほどの美少女だからな。
生徒会役員が全員で何人いるのかは知らないけど、五人とかそれくらいってイメージがなんとなくある。その内の二人が美少女とか、他の役員の心がやばそう。
ソラとカユのおかげで始業式を無事にやり過ごすと、俺は一人で教室に向かった。
教室には既にクラスメイトたちが揃っているようだ。遅れてやって来た俺に視線が集まるけど……まあ、今更だ。ここまでの道中も散々見られたからな。俺だけ制服姿じゃないし異物感がとてつもないし当然といえば当然だな。
見られて困る事なんてない。害がなければどうでも良いさ。無視して自分の席に座った。
「なあなあ、ジョンスって前までどこ校だったんだ?」
今日のところはこれで終わりらしく、ホームルームが終わるとゾロゾロと帰るクラスメイトたちの姿があった。
明日から本格的に学校生活が始まるのか。
さーてと、どうなる事やら。
別に平穏であって欲しいとは思わないけど、だからといって慌ただしいのは嫌だな。退屈しない程度に何かがあった方がありがたい。
「ジョンス殿。寮まで案内するぞ」
だから生徒会長が教室まで迎えに来るとか、ちょっとやめてほしかったなーっと。
「……はぁー」
笑顔を向けるカユの後ろには、苦笑しているソラの姿もあった。いや、生徒会のトップツーが揃って来るなよ。
ソラ? 気を付けた方が良いって言ったご本人ですよね?
「ジョンス殿?」
「へいへい、今行きますよーっと」
荷物もないし手ぶらのまま立ち上がると、憂鬱な気分を一先ずは心の奥にしまい込み、こうなったら美人二人と両花放課後デートだって楽しむかーっと思う事にした。ハンターたるもの何事もポジティブに生きていかなくては。
この学院に通う生徒たちは全員が専用の寮で生活する決まりになっている。生徒手帳にもそう書いてある。
「なあソラ、とりあえず何か言ってみろよ」
「その、すみません。でもわたしは止めましたよ?」
「止まってないじゃん」
「……ごめんなさい」
寮に向かっている間、とりあえずソラを問い詰めてみた。
お姉さん系の美人がしゅんとしている姿って……なんか良いな。
「カユを止められないってわかった時点でせめて引けよ。なんでお前まで来るんだよ。目立ち度が倍になったわけだが?」
「……あっ」
思わず立ち止まるソラ。こりゃ完全に気が付いていなかったみたいだ。
こいつってカユの事が好き過ぎて自己肯定度が低いからなー。己の魅力というか影響力をもっと理解しろー。
「まっ、別にいいけどな。他人なんて興味ないし」
金にならない面倒ごとは嫌いだけど、向かって来る鴉は撃ち落とすだけってね。
「ほう、一人では退屈だと思いソラに頼んだのだが、想像していたよりも仲良くなれたみたいだな」
「ソラにも言ったけどそれで良いのか? 生徒の模範となるべき生徒会役員、それも会長殿が始業式を軽んじる発言をしてさ」
「なるほど、確かにジョンス殿の言葉は正しい。ただ、私はそんな頑固な生徒会長ではいたくないな」
「へえー、意外」
「ほう、そう見えるか?」
「見えるだろ。雰囲気とか口調とか、規則に厳しいイメージがあるな。それにお嬢様だって聞くし、尚更そんなイメージ」
「ふふっ、確かにこの口調ではそういう姿を幻視されてしまうのも仕方がないか、私自身そう思うよ」
そう言いながら何やら楽しそうに笑うカユ。
なるほど、お嬢様の思考回路は理解の外だな。
「本来ならばジョンス殿にも式に参加してもらうつもりだったのだが、こちらの手違いによって制服が用意出来なかったのでな、流石に一人が、それも今日が初登校である貴方に私服で参加するようにはさすがの私も言えんよ。何より生徒たちがざわめき、式の進行を妨げる恐れもあったのだ。とはいえ初日早々一人では退屈だろうと思ってな。今日からの貴方にとって始業式など何の興味もないだろうし、ならば話し相手と思ったのだ」
「へー、まあそれは正直助かった。あのままじゃ暇過ぎて死にそうだったからな」
何よりソラという美少女と出会えたからな。流石にこれは言わないけど。
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