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5、わたくしへの想いをお教えいただきました②

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 運んでいただいたベッドの上で、わたくしはお嬢様と口づけを交わしながら、寝間着も下着も脱いでしまいました。お嬢様もすぐさま全裸になり、座って向き合っているわたくしを抱き寄せて温かな肌を重ねてくださいます。

「はっ……♡♡ んちゅっ♡♡ エレナ……♡♡」
「んっ♡♡ ぁんっ♡♡」

 濡れた口もとに吹きかかる熱い吐息も気持ちが良くて、あっという間に呼吸が乱れてしまいました。余裕なく唇を離してしまったわたくしを、お嬢様は愛情の籠った眼差しで見つめてくださいます。さらに力強く引き寄せてくださったお嬢様の柔らかな胸がわたくしの胸と重なり、蕩けるような心地よさに溺れてしまうようでした。

(ぁっ……♡♡! お嬢様のおちんちんが、わたくしのお腹に……♡♡♡)

 すでに硬くなっている熱いおちんちんが、わたくしのお腹をつついてきます。わたくしに触れてお嬢様が興奮してくださっているのだと思うと嬉しさが込み上げて、お股からとろぉ……♡♡と蜜が垂れるのがわかりました。
 悦びに喘ぐわたくしの顔中に、お嬢様が艶やかな唇で口づけを落としてくださいます。ちゅっ♡♡ちゅぅ♡♡と肌をついばむような軽やかな口づけにうっとりとため息を漏らすと、熱く潤った舌がわたくしの唇をなぞりました。

(ん……っ♡♡ わたくしの体中を舐めてくださっていた、お嬢様の舌が……♡♡♡)

 わたくしを気持ち良くしてくださったお嬢様の舌を労わるように、唇でちゅう♡♡と挟み込みます。ぬめる舌を纏っている唾液が甘やかに感じられて、わたくしは弱く吸い付き、お嬢様にもっとください♡♡とねだりました。

「んちゅぅ……♡♡ はぁっ……ん♡♡ れろぉっ♡♡」
「ちゅ、っんぅ♡♡ ちゅう、ちゅっ♡♡ おじょう、さま……♡♡」

 お嬢様のお背中に回した腕に力を込めて、顔を寄せます。息継ぎに唇を離したお嬢様は、またわたくしの唇を舐めると舌を挿し込んでくださいました。

「ぢゅるっ♡♡ ぬちゅっ、れろれろ♡♡」
「んむぅっ♡♡ ちゅうっ……、ん、ふっ……♡♡」

 熱い粘膜が絡み合う度に、腰を揺さぶってしまうほどの快感が走ります。作法がわからずぎこちない息継ぎをして、お嬢様の深い口づけを受け入れました。あまりの気持ち良さに蕩けてしまってわたくしからは上手に舌を絡められないのですが、お嬢様は繰り返し口内を探り、感じてしまう場所をれろれろ♡♡とくすぐってくださいます。慣れていらっしゃるのかもしれない、と思うと嫉妬心が湧き上がってしまい、お嬢様の舌を強く吸い上げて甘い唾液を奪ってしまいました。

「んんっ……♡♡! ぢゅっ♡♡ はっ、……エレナ♡♡♡」
「ぢゅぅぅうっ♡♡♡ んちゅっ♡♡ ふぁ、……っぁ、あの……♡♡」

 お顔を離したお嬢様は、唾液でますます艶やかになった唇を舐めてわたくしを見つめてくださいます。どうしたの♡♡? と首を傾げて言葉を待ってくださるお嬢様に、嫉妬心を抑えきれない恥ずかしさに声を震わせながら、ご経験があるのかをお訊ねしました。

「……エレナがはじめてよ。……やはり拙くて、気持ち良くは」
「いいえっ……! 違うのです、……気持ち良すぎて、わたくしが勝手に、嫉妬を……」
「……っ♡♡! そう……♡♡ エレナがそう感じてくれているなら、とても嬉しい♡♡♡」
「ぅぅ……♡♡ 申し訳ございません、不躾なことを……」
「気にしていないわ♡♡ ……エレナの素直な気持ちを、私に教えてね♡♡♡」
「は、はい♡♡ お嬢様……♡♡」
「……ねえエレナ、準備が整うまでの間は、二人きりのときだけで構わないから……、名前で呼んでくれない……?」

 だめかしら……? と眉を下げて見つめてくださる愛おしいお嬢様のお願いを、わたくしが断ることなどできません。準備とはなんのことかと気にかかりましたが、ぎゅうっ♡♡と強く抱き寄せられて声を呑み込んでしまいました。お願いだからと甘えるように頬をすり寄せたお嬢様が、わたくしの耳もとで……エレナ♡♡と囁きます。全身に広がる淡い快感に、息が震えてしまいました。

「……っ、リーゼ様♡♡♡」
「ありがとうエレナ……♡♡♡ ……ほんとうは、『様』も付けなくていいのだけれどね♡♡♡」

 お気持ちは大変ありがたいのですが「さすがにそれは……」、と申し上げると、お嬢様は「いまは我慢するわ」とおっしゃいました。ひとまずご納得いただけたご様子のお嬢様は、腕に抱いてくださっているわたくしを優しくベッドに押し倒しました。

「また、……たくさん触らせてね♡♡♡」
「んっ……♡♡ はい、リーゼ様♡♡♡」

 見上げるお嬢様がお美しい金糸を掻き上げて、わたくしに口づけてくださいます。重なる唇から注いでいただける愛情を味わっていると、お嬢様はわたくしの胸を揉みはじめました。むにゅ♡♡もにゅぅ♡♡と乳房の形を変えて、細く繊細な指を食い込ませてしまいます。たぷ♡♡たぷ♡♡と両方の乳房をくっつけるようにして持ち上げては手を離してたぷんっ♡♡と弾ませ、揺れ動くおっぱいを楽しんでいるご様子でした。

「エレナのおっぱい、ふわふわでしっとりしていて……、すごく気持ちいい♡♡♡ 乳首も、もう美味しそうに膨れているわね♡♡♡ んちゅ♡♡♡ れろぉっ♡♡♡」
「ぁあんっ♡♡ ぁっ♡♡! ふっ、ぁあ♡♡♡」

 口づけてくださっていたお嬢様の唇が、首筋から胸もとへと下りていきます。てのひらで変わらずもにゅ♡♡むにゅん♡♡とおっぱいを揉みしだかれ、とうに勃ち上がっていた乳首にも音を立てて吸い付かれてしまいました。

(んぁっ♡♡♡ お嬢様が、またおっぱいに夢中になって……っ♡♡♡ そんなに乳首を吸われると、お股がじんじんしてしまいます♡♡♡♡)

 熱心な愛撫に悦んだ下腹部が甘く疼いて、お股から垂れた蜜がお尻まで濡らしてしまいます。わたくしははしたない声を押さえることもせず、おっぱいにしゃぶりつく可愛らしいお嬢様の頭をやんわりと抱きしめました。昨夜お嬢様が残してくださった痕を上書きするようにおっぱいを強く吸われて、乳首を口内に含まれてはぬめる舌で舐め転がされてしまいます。

「ぢゅぅうっ……♡♡♡! ちゅっ♡♡♡ れろれろっ♡♡♡ んぢゅぅ♡♡♡」
「んぁあっ……♡♡♡! ぁ、ぁあっ♡♡♡ あんっ♡♡♡ んっ、ぁあ♡♡♡」

 お嬢様が与えてくださる快感を貪欲に受け取って高まったわたくしは、寄せてくださっている脚にお股を擦り付けるように腰を揺すってしまいました。お嬢様の太ももを溢れた蜜でぬちょ♡♡と濡らしてしまうと、全身に背徳的な快感が駆け抜けてしまいます。わたくしはいけないと思いつつ、お股をぬちゅ♡♡ぬりゅ♡♡と押し付ける動きを止められませんでした。

「んちゅっ♡♡♡ ふふ、おっぱいだけじゃもどかしそうね♡♡♡ 可愛い……、エレナ♡♡♡」
「ぁんっ♡♡♡ は、ぁあ……♡♡♡! おじょうさま……っ、ぁっ♡♡♡!」
「ちゅぅっ♡♡♡ 名前で呼ばないと、だめでしょう♡♡♡?」
「ふぁっ、ぁ、んぁぁああ……っ♡♡♡♡!」

 唾液に濡れた両方の乳首を摘ままれて指先でくりくり♡♡と引っかかれてから、強めにぐにぐに♡♡と押し転がされてしまいます。背中を反らして声を上げても、お嬢様は手を緩めてはくださいませんでした。

「エレナはおっぱいのほかに、どこを触って欲しいの♡♡♡? ちゃんと教えて、エレナ♡♡♡」
「ひぁっ♡♡♡! ぁあ、んっ♡♡♡ リーゼ、様ぁ……っ♡♡♡」

 ぴんっ♡♡と弾かれて解放された乳首が、快感の名残で震えてしまいます。わたくしの脚を大きく開いて体を割り込ませたお嬢様は、すっかり濡れそぼっているお股にじっくりと視線を這わせました。

(ぁっ♡♡♡ お嬢様の視線を感じるだけで、蜜が垂れてしまいます……♡♡♡ は、早く弄って欲しい♡♡♡ お嬢様に、奥までほじくって欲しい♡♡♡♡)

 恥ずかしくてたまりませんが、わたくしは早くお嬢様に触れて欲しい一心で卑猥な言葉を口にしました。

「わたくしの、おまんこを……っ♡♡♡ 触って、んっ……舐めて、ください……っ♡♡♡♡」
「っ……可愛いエレナ、たくさんしてあげるわね……♡♡♡♡」

 ご褒美の口づけをくださると、お嬢様はわたくしの膝裏に手をかけて持ち上げてしまいました。重ねられたクッションに頭を預けて仰向けに寝転ぶわたくしにも、自分のお股がぐっしょりと濡れているのが見えてしまいます。

「ぁっ……、薄紅色のきれいなおまんこが、もうこんなに蜜を垂らしているわ♡♡♡ でももっと奥まで見たいから、エレナの手で広げてくれる……♡♡♡?」
「ぁ……んっ♡♡♡ これで……っ♡♡♡ よろしい、でしょうか……♡♡♡♡?」

 わたくしは脚を抱えるようにして腕を伸ばし、お嬢様の眼前で蠢くお股をくぱぁ……♡♡と左右に割り広げました。お股だけでなく、お尻まで見られてしまっている羞恥で腰が揺れてしまいます。

「……っありがとう、エレナ♡♡♡♡ 湿った恥毛が張り付いて、ぷっくり膨れた陰核がとても美味しそう♡♡♡ 濡れた襞も、物欲しそうにひくついてる可愛らしい膣口も、よく見えるわ♡♡♡♡ っ……、たっぷり、味わうわね♡♡♡♡」
「はっ……♡♡♡ ……ぁあ、っん♡♡♡」

 自分でも見えてしまうお股は、お嬢様のお言葉通りの淫らさでした。耐えがたい羞恥で目を逸らしてしまいたいのに、疼くお股にお嬢様が唇を寄せてくださると高まる期待に釘付けになってしまいます。
 自分で恥ずかしいところを広げてお嬢様に差し出しているということにも興奮して、わたくしは触れられる前からお股を蠢かせてしまいました。

「っ……見られてるだけで感じるなんて、エレナはいやらしいのね♡♡♡♡」
「やぁっ……♡♡♡ おっしゃらないで、ください……っ♡♡♡♡!」

 私は大好きだけれど……♡♡♡♡ とお股に息を吹きかけて囁いたお嬢様が、秘唇に赤い舌を這わせます。ぬちゅう♡♡ぢゅるぢゅる♡♡と淫靡な音を立てて割れ目を往復されると、抱え上げられている腰が小刻みに震えるほど感じてしまいました。

「んちゅ♡♡♡ ……っ、エレナは言葉でも感じてくれるみたいだから、やめられないわ♡♡♡♡ れろぉっ♡♡♡ ぢゅる♡♡♡ はっ……、気持ち良くなって欲しいもの♡♡♡♡」
「ひ、ぁ……っ♡♡♡  ぁんっ♡♡♡ ぁっ、そこで……っ♡♡♡ おやめ、くださっ……、んぁあっ♡♡♡!」

 襞の隅々まで舌で執拗に蹂躙するお嬢様はお顔を上げないまま会話を続けられているため、さらけ出したお股がすべてを快感として受け取ってしまいます。涙目になっているのを自覚しつつ見上げると、お嬢様は美しい薔薇色の瞳をいたずらっ子のように細めて、いっそう強くお股にしゃぶりついてしまいました。

「ぢゅうぅぅっ♡♡♡ んぢゅぅっ♡♡♡ ちゅっ、ちゅぅぅぅっ♡♡♡!」
「ぁああっ♡♡♡ ん、ぁっ、ぁあんっ♡♡♡ もう、あっ……ぁ、ぁぁああっ―――♡♡♡♡!!」

 快感に膨らみきった秘芯を舐めしゃぶられ根元から吸い上げられたわたくしは、あっけなく達してしまいました。脚を抱え込まれてしまったため、腰を跳ねさせてもお嬢様の口から逃げられないまま、大量の蜜を溢れさせてしまいます。わたくしは快楽に蕩けてしまいながらも、またお顔を汚してしまう……! と焦りました。
 息を切らしてお嬢様のお顔を窺うと、長いまつ毛を伏せて恍惚とした表情でわたくしの蜜を飲み込んでくださっています。まるで甘露をすすっているかのように喉を鳴らすお嬢様から身に余る愛情を感じたわたくしは、長引く快感に翻弄され、何度も蜜を溢れさせてしまいました。

「はっ……♡♡♡ ぁ、あっ……♡♡♡ ふっ……ぁ♡♡♡」
「んっ……ちゅるっ♡♡♡ エレナ……♡♡♡」

 お尻のほうにまで垂れた蜜を舐め取っていただいてしまってから、抱えていた脚が下ろされました。だらしなくお股を開いて喘ぐわたくしを見下ろしたお嬢様は、わたくしのおっぱいにお顔をうずめてお体を寄り添わせます。
 汗ばんだ素肌が重なる心地よさにため息を漏らして、わたくしを気持ち良くしてくださったお嬢様をゆるゆると撫で摩りました。きめ細やかな熱い肌をうっとりと撫でおろして、わたくしはお嬢様の下半身へと手を伸ばします。先走りで濡れたおちんちんが、わたくしのお腹に脈動を伝えていました。

「っ……、リーゼ様♡♡♡ 今度は、わたくしが……♡♡♡♡」
「ふ……っぁ♡♡♡ ありがとうエレナ♡♡♡ でも今夜は……エレナの、ここに……挿れてもいい♡♡♡♡?」

 腰を揺さぶったお嬢様が、わたくしのお腹におちんちんを擦り付けました。肌を撫で上げる硬く逞しい昂ぶりの感触に、わたくしの脚がねだるように開いてしまいます。はじめては痛いと聞き及んでおりましたので恐怖心がない、といえば嘘になりますが、わたくしはお嬢様を受け入れたいと心から願いました。

「ぁん……はっ、はい♡♡♡♡ っ……わたくしのおまんこに、リーゼ様のおちんちんをくださいませ……♡♡♡♡♡」

 押し付けられているおちんちんにお股を擦り付けて伝えると、勢いよく起き上がったお嬢様が真っ赤なお顔でわたくしを見下ろしました。

「……可愛すぎるわ、エレナ……♡♡♡♡♡♡!」

 はあはあと呼吸を荒げたお嬢様がわたくしのおっぱいにむしゃぶりつく合間に、「っ……指で、慣らすわね……♡♡♡♡」と呟きました。苦しそうなおちんちんをすぐに受け入れるつもりだったわたくしは、激しく興奮されていらっしゃるご様子でもお優しいお嬢様にふと「あぁ……っ♡♡♡ 大好きです、リーゼ様♡♡♡♡」と囁いてしまい、はっと口を押さえました。
 驚いたようにおっぱいからお顔を上げたお嬢様の嬉しそうな微笑みに見惚れる間もなく熱烈な口づけを贈られて、またすぐに息が上がってしまいます。お嬢様は片手でわたくしのおっぱいを揉みしだき、もう片方の手でとろとろに蕩けたお股をぐちゅ♡♡にゅちゅ♡♡と責め立ててきました。
 たっぷりと舐めしゃぶっていただいた蜜口は、お嬢様の指を難なく受け入れます。膣壁を広げるように掻き分けられ、敏感な秘芯も同時に転がされると、わたくしは嬌声を抑えることができませんでした。

「……んぁあっ♡♡♡! ひ、ぁっ♡♡♡ 気持ちいい、ですっ……♡♡♡♡!」

 口づけを振りほどくようにして喘ぐと、お嬢様は熱いため息を漏らしてさらに指を進入させます。長くしなやかな指でなかを掻き回され撫で回されると、また達してしまいそうな快感が押し寄せてきます。いつの間にか二本の指が挿入されていたようで、ばらばらに動かされるとどっと蜜が溢れてしまいました。

「はぁっ、はっ……♡♡♡ そろそろ、いいかしら……♡♡♡?」

 不安そうに瞳を揺らすお嬢様を間近で見つめて、「痛くても、いいですから……♡♡♡ はやく、リーゼ様が欲しいです……っ♡♡♡♡♡♡」と訴えます。ごくり、と喉を鳴らしたお嬢様が起き上がり、わたくしのお腹に手を翳しました。痛みも減ると聞いたけれど、辛かったらすぐに言って、とおっしゃったお嬢様は、扱いが難しいとされる避妊の魔法を使用してくださいました。

「んっ……♡♡♡♡♡ リーゼ様……♡♡♡♡♡」

 待ちきれなくなってしまって、わたくしは自分から大きく脚を開き、おちんちんの先端にぬりゅ♡♡ぬちゅ♡♡とお股を擦り付けました。「っ……♡♡♡♡! 煽りすぎよ……♡♡♡♡♡」とおっしゃって困ったように眉間にしわを寄せたお嬢様が、片手で握ったおちんちんをわたくしのお股にぴと♡♡とくっつけます。蜜口に馴染ませるようにちゅぽっ♡♡ぬぽっ♡♡と先端を浅く沈めて抜いてを繰り返したお嬢様がわたくしの腰を掴んで、おちんちんを沈めました。

「く、ぁあ……っ♡♡♡♡♡♡!」
「ひぁ、あっ……んぁああ♡♡♡♡♡♡!」

 秘唇を開き、膣壁を押し広げていく熱い剛直に貫かれていきます。お嬢様に執拗にほぐしていただき、魔法までかけていただいたわたくしのお股は、痛みよりも圧倒的に感じる気持ち良さに歓喜しておちんちんを締め付けてしまいました。わたくしを案じてくださっているのか、おちんちんを挿入したまま動き出さないお嬢様に覚悟していたほどの痛みがないのだとわかっていただきたくて、投げ出していた脚でくびれた腰を引き寄せます。

「リーゼ様……っ♡♡♡♡♡♡♡」
「……っは、エレナ……♡♡♡♡♡ 貴女のおまんこ、気持ち良すぎて……っ♡♡♡♡♡! う、動くわね……♡♡♡♡♡♡♡!」

 お嬢様が腰を前後に揺さぶって膣内を掻き分けると蜜で濡れそぼる襞が絡みついて、ずちゅっ♡♡ぬぷぷっ♡♡ずぷんっ♡♡と卑猥な音が鳴りました。お嬢様のおちんちんの膨らみやくびれた部分まで鮮明に感じたわたくしは、形を覚え込まされているかのような淫靡な想像に囚われてしまいます。

「んぁっ♡♡♡ は、ぁっ……♡♡♡♡ ぜんぶ、入ったわ……♡♡♡♡♡!」
「ぁぁああっ♡♡♡♡♡! リーゼ様のおちんちんっ♡♡♡♡♡! すごいです……っ、わたくしのなかが、擦られてっ……んぁぁああああ―――♡♡♡♡♡!!」

 お嬢様の大きく逞しいおちんちんがすべてわたくしのなかに収まったのだと思うと、底知れぬ感激で胸が震えました。凄まじい質量で圧迫感はあるのですが、自分が淫乱なのではないかと危惧してしまうほど痛みを感じません。お嬢様のおちんちんがわたくしの襞を掻き分けてお腹側の壁をごりゅごりゅ♡♡と擦ったり、奥深い場所をどちゅっ、どちゅっ♡♡と押し上げられる度に未知の快感が高みへと押し上げて、瞬く間に達してしまいました。
 またもわたくしだけ絶頂を味わわせていただいてしまったことが申し訳ないと思いつつ、まだまだ硬く猛々しいおちんちんに意識を向けます。息の整わないわたくしに「ごめんなさい、エレナ……っ♡♡♡♡♡♡♡!」と叫ぶようにおっしゃったお嬢様が痙攣する襞を掻き分けて、深く激しい抽挿で膣奥を責め立ててきました。

「ひぁっ、ぁあああっ……♡♡♡♡♡!! リーゼ、さまぁ……っ♡♡♡♡♡♡!!」
「はっ♡♡♡♡ エレナのおまんこっ♡♡♡♡ おちんぽに吸い付いて、離れない……っ♡♡♡♡♡ はぁっ、抜こうとしても、吸い付いて、めくれ上がるの♡♡♡♡♡♡! 気持ち良すぎるっ、エレナぁ……っ♡♡♡♡♡♡♡♡!!」

 腰を掴んでいた両手がわたくしの腕を捕まえて、ベッドに縫い付けられてしまいます。脚を踏ん張って結合を深めたお嬢様は、大きく腰を律動させておちんちんを膣奥に叩きつけました。濡れた肌がぶつかり合ってばちゅっ♡♡ぱちゅっ♡♡と激しい音が響き、ぱんぱんに張り詰めた陰嚢がお尻を叩きます。あられもない声を上げてお嬢様に揺さぶられていると、わたくしのなかでおちんちんがいっそう存在感を増しました。

「ぁあっ♡♡♡♡♡! エレナ♡♡♡♡♡!! 精液上がってくる……っ♡♡♡♡♡♡!! もう、でちゃうぅっ♡♡♡♡♡♡♡!!」
「んぁあっ♡♡♡♡♡! あんっ♡♡♡♡♡! わたくしの、なかに♡♡♡♡♡ だして、くださいっ♡♡♡♡♡♡♡♡!!!」

 子宮口をずん♡♡ずん♡♡と突き上げるおちんちんを感じながら、わたくしはお嬢様が腰を引いてしまわないように脚を絡みつかせて精液をねだりました。

「エレナの、おまんこに……っ♡♡♡♡♡!! ぁっ、ぁぁああ―――っ♡♡♡♡♡♡♡♡!!!」
「んぁあっ♡♡♡♡♡♡♡♡ ぁぁあああ―――――♡♡♡♡♡♡♡♡!!!」

 ぶびゅ―――――――――っ♡♡♡♡♡♡♡♡♡!!!

 お嬢様のおちんちんから勢いよく放たれた精液が子宮を満たしていくのを感じて、わたくしもまた達してしまいました。しっかりと腰を押し付けて注いでくださる大量の精液が収まりきらず、痙攣に震える度にお尻へ垂れてしまいます。もったいないと思いつつも、膣奥に注いでいただけた鮮烈な快感に動くことなどできず、わたくしはただお嬢様の絶頂を感じ取っていました。
 すべて出し切られたご様子のお嬢様が、ぬっぽん♡♡とおちんちんを抜いてしまいます。とたんにお股からは白濁が溢れ出てしまう感覚があり、咥え込んでいたものを追いすがるように蜜口が淫らに蠢きました。
 肩で息をするお嬢様がふらつきながらわたくしに体を重ねて、目を合わせてくださいます。艶やかな金糸が汗で濡れた額に張り付き疲労困憊といったお姿ですが、ゆったりとわたくしに微笑みかけ、口づけてくださいました。

「は……っ、エレナ……♡♡♡♡♡♡」
「んっ……、リーゼ様♡♡♡♡♡♡」

 体重をかけないように肘でご自身を支えているお嬢様の頬に、頼りないてのひらを持ち上げてそっと触れました。火照った滑らかな肌を撫でて見つめ合っていると、途方もなく満たされていくようです。激しくしてしまったと謝罪するお嬢様に口づけて、痛みがないことと、たまらなく気持ちが良かったことをお伝えしました。
 安心したように目を閉じたお嬢様は、そのままわたくしの隣に崩れるようにしてお体を横たえてしまいます。いつも甘えてばかりでしたので、今夜こそわたくしが快適な眠りに誘って差し上げたいのですが、––快感に腑抜けたわたくしの腰には、力が入りませんでした。

(可愛らしい寝顔……♡♡♡♡♡♡ わたくしも、このまま……♡♡♡♡♡♡♡)

 辛うじて手の届いた上掛けを引き寄せて、ぴたりと体を寄せ合ったお嬢様とわたくしを覆ってしまいます。体もシーツもあらゆる体液で濡れそぼっていますが、お嬢様の温もりと匂いに包まれると、ただただ心地よいと感じました。お嬢様の懐に顔を寄せたわたくしは、胸の裡で愛を囁いてから、幸福な眠りに意識を手放しました。
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