65 / 111
7
しおりを挟む
そうと決まればと言われても、心構えは別であった。考えさせてくださいといったハニが、これは隊長命令だからと押し切られたのだ。
荷造りに半日程の時間を与えられたハニは、ウメノの言葉に乗り気になってしまったヘルグによって、旅の同行を強制された。
「ご愁傷さまっていったほうがいい?」
「やめて」
有給を取るための書類を受け取ったユクアレスが、不機嫌な顔を見せるハニを前に宣う。誂い混じりも今は受けつけないと理解をしたのか、肩をすくませた。
「まあ、聞きなって。ハニが蹴ったでしょ? 熊獣人。やっぱあの時見つかった種はやばかったみたい。あれがばら撒かれたら東門の警備は人増やされてたかも」
「……イヘンアの種でしょ。周りの犯罪者洗脳して脱獄でもしようとした?」
「あ、そっか。もう種のこと知ってんのか」
計画的だったみたいだよ。ユクアレスの言葉は、熊獣人の男がイヘンアの種だと理解をして持ち込んだことを示していた。
小さな手が、旅支度を済ませた荷物の持ち手をキツく握る。この一件に、ヨギが関わっているのかを調べるためにも、ウェンべ村へと向かわねばいけない。
「……どした? 体調わるい?」
「別に。俺もう行くから、またな」
「あ、ハニ!」
嫌な予感は、喉の乾きになってハニを苦しめる。
ユクアレスの様子を気に掛ける余裕はなかった。手にした荷物を背負うようにスレイヤの下へと向かう。その時だった。
「どうせ体で誑し込んだんだろ。やっぱヘルグ兵隊長も男だったんだな」
「っ……!!」
すれ違いざまに、口さがない言葉を向けられる。オアシスの瞳が鋭さを宿して振り向けば、猫獣人である兵士二人が嫌味な笑みを向けていた。
小さな手が拳を握りしめる。お前に一体何がわかる。ハニの不安定な心が大きく揺れたときだった。
「随分と怖い顔だな」
「……そうですか」
ここ数日で嫌でも慣れた声だ。兵士達はヘルグを見るなりわかりやすくその場を後にした。
ハニの細い手首を、大きな手のひらが掴んでいる。言い訳のようにあんたの陰口も言われたんだと口にすれば、きっと状況はハニが不利になるだろう。
スレイヤはヘルグとと共に来たらしい。二人と一頭でウェンべ村へと向かっていれば、辺りは徐々に懐かしい景色へと変わってきた。人工的に植えられた、砂よけの木々が葉を広げている。スレイヤはどこに向かっているのか理解をするように、かぽかぽと軽やかな足取りで石畳を削る。
「お前の馬なのに、何で乗らないんだ」
「スレイヤが慣れたなら、乗るのは上司が道理でしょ」
「ちがうな。妙な事でも噂されたんだろう」
まるで、すべてをお見通しかのようにヘルグは言った。苦虫を噛み潰したような顔をするハニを前に、実に愉快そうな顔を見せる。
きっと、人の不幸を前に平気で飯が喰える男だろう。ハニはそんな事を思うと、不貞腐れたように顔を背ける。
「……人間関係がうまくいかない時の助言でもしてやろうか」
「傷口に塩でも塗るつもりですか」
「もっと図太くいろ。周りの目を気にするから、周りが敵になる」
「教えてなんて言ってない」
頭に大きな手のひらが乗って、わしりと頭を撫でられる。幼子にするような慰め方に気が滅入っているのか、それともわざと圧力をかけるように撫でられているのかがわからない。
振り払う勇気もないまま好きにさせていれば、スレイヤの足並みが僅かに早まった。
「わかった、わかったから落ち着け」
「どうどう」
ヘルグの手のひらが、手綱を引くスレイヤの首を撫でる。足並みは緩やかになると、二人の目の前に村の入口が見えてきた。東門を出て、二時間ほどでついたその場所が、ハニの住んでいた村であった。
「スレイヤを村に預けていかないと。ウェンベ村はスレイヤを欲しがってるから」
「それは、どうしてだ?」
「普通の馬だと永く生きないんだ。きっと、自生する草に原因がある。まあ、今はその理由もわかりますけど」
「イヘンアの花か」
「多分」
村の入口を抜けると、ハニはスレイヤの手綱を離した。芦毛の馬を連れた兎獣人に気がついたのか、村人だろう老人が眼鏡をはずすようにしてハニを見る。
茶色の垂れ耳の兎獣人だ。ハニの背後に立つヘルグを見ると、萎縮したように道具を握りしめる。
「マシロ爺、この人は噛みつかないから大丈夫。村長は今どこにいる?」
「お前さん、もしかしてハニか……?ヨギんとこの……」
「ああ、ウェンベ村に用があって。この人、城の兵を纏めてる人。理性はあるから」
「理性……」
ハニの言い草に、ヘルグは苦笑いを浮かべる。しかし、マシロ爺と呼ばれた老人とハニの様子は至って真面目であった。
灰色の瞳が、静かにハニの表情を読む。視線に気がついたのだろう、長い睫毛に囲まれたオアシスの瞳がヘルグを映すと、安心させるように微笑んだ。
「大丈夫ですよ、カエレス様のお陰で」
「あんたもあの方と同じ狼族なのかい? すまねえなあ、俺達は気質的に慎重なんだ。堪忍してくれな」
「それは、構いませんが」
ヘルグの丁寧な言葉遣いに、ハニが目を丸くした。砕けた口調しか知らなかったからだろう。マシロのしわがれた手がスレイヤの手綱を掴むと、道を案内するかのように背を向ける。
周りに目を向ければ、窓の外からこちらを窺う目があった。
「カエレス様とヨギが、売り渡されそうになったこの土地を守ってくれたんだ。じゃからわしらは、カエレス様の部下に悪い事する人はおらんと思ってる」
「逆だよ、ヨギが守ってきた土地だから、カエレス様も働きかけてくれたんだ。知識ないのに、手探りで暮らしてたって俺等も悪いけど」
「なんじゃハニ、お前ここに暮らしとったんだから、そんなにあけすけに言っちゃいかんよ」
「何いってんだ、その時代がなけりゃ今もないだろうよ」
楽しそうに話す。マシロとハニの背中を、ヘルグは静かに見つめる。この土地が奪われそうになったのは、黄金の糸を産むというアリアドネの繭が見つかったからだと聞いていた。雪兎族の貧しい土地で、数百年に一度しか見つからないという繭が二つも。
運悪く、繭の存在を知識のある者が知ったのだ。見慣れぬ服装をした者たちが不躾に村へ入り、わかったこと。それは、アリアドネの幼生が住むために適した環境が、この村にはあったということだ。
「ほら、スレイヤはわしのところで預かろう。ウェンベ村に行く前に、村長に会いにいってくれんか。お前が来たなら丁度良かろうよ、頼みごとがあるんじゃて」
「頼み事?」
「行けばわかろう、頼りにしている」
嗄れた手が、スレイヤの手綱を受け取った。
戸惑ったようなハニの視線がヘルグと絡む。顔を見合わせたのは一瞬で、しかたなく言われるがままに村長の家へと向かうことにした。
ハニは村の皆から慕われているらしい。道中、家から出てきた小さな女の子や村人から、食べ物を受け取っていた。
細腕が、まるでお供えもののように大切に食べ物を抱えている。腕から転がった一つをヘルグが受け取れば、ハニがボソリと呟いた。
「俺がこの村で最初の兵士だから、なんかこういう扱いなんだ。勿論、カエレス様のお陰でもあるけど」
どうやら、ヘルグにからかわれると思っていたらしい。少しだけ気恥ずかしそうなハニの頭をわしりとなでれば、丸みを帯びた果物が一つ地べたに転がった。
荷造りに半日程の時間を与えられたハニは、ウメノの言葉に乗り気になってしまったヘルグによって、旅の同行を強制された。
「ご愁傷さまっていったほうがいい?」
「やめて」
有給を取るための書類を受け取ったユクアレスが、不機嫌な顔を見せるハニを前に宣う。誂い混じりも今は受けつけないと理解をしたのか、肩をすくませた。
「まあ、聞きなって。ハニが蹴ったでしょ? 熊獣人。やっぱあの時見つかった種はやばかったみたい。あれがばら撒かれたら東門の警備は人増やされてたかも」
「……イヘンアの種でしょ。周りの犯罪者洗脳して脱獄でもしようとした?」
「あ、そっか。もう種のこと知ってんのか」
計画的だったみたいだよ。ユクアレスの言葉は、熊獣人の男がイヘンアの種だと理解をして持ち込んだことを示していた。
小さな手が、旅支度を済ませた荷物の持ち手をキツく握る。この一件に、ヨギが関わっているのかを調べるためにも、ウェンべ村へと向かわねばいけない。
「……どした? 体調わるい?」
「別に。俺もう行くから、またな」
「あ、ハニ!」
嫌な予感は、喉の乾きになってハニを苦しめる。
ユクアレスの様子を気に掛ける余裕はなかった。手にした荷物を背負うようにスレイヤの下へと向かう。その時だった。
「どうせ体で誑し込んだんだろ。やっぱヘルグ兵隊長も男だったんだな」
「っ……!!」
すれ違いざまに、口さがない言葉を向けられる。オアシスの瞳が鋭さを宿して振り向けば、猫獣人である兵士二人が嫌味な笑みを向けていた。
小さな手が拳を握りしめる。お前に一体何がわかる。ハニの不安定な心が大きく揺れたときだった。
「随分と怖い顔だな」
「……そうですか」
ここ数日で嫌でも慣れた声だ。兵士達はヘルグを見るなりわかりやすくその場を後にした。
ハニの細い手首を、大きな手のひらが掴んでいる。言い訳のようにあんたの陰口も言われたんだと口にすれば、きっと状況はハニが不利になるだろう。
スレイヤはヘルグとと共に来たらしい。二人と一頭でウェンべ村へと向かっていれば、辺りは徐々に懐かしい景色へと変わってきた。人工的に植えられた、砂よけの木々が葉を広げている。スレイヤはどこに向かっているのか理解をするように、かぽかぽと軽やかな足取りで石畳を削る。
「お前の馬なのに、何で乗らないんだ」
「スレイヤが慣れたなら、乗るのは上司が道理でしょ」
「ちがうな。妙な事でも噂されたんだろう」
まるで、すべてをお見通しかのようにヘルグは言った。苦虫を噛み潰したような顔をするハニを前に、実に愉快そうな顔を見せる。
きっと、人の不幸を前に平気で飯が喰える男だろう。ハニはそんな事を思うと、不貞腐れたように顔を背ける。
「……人間関係がうまくいかない時の助言でもしてやろうか」
「傷口に塩でも塗るつもりですか」
「もっと図太くいろ。周りの目を気にするから、周りが敵になる」
「教えてなんて言ってない」
頭に大きな手のひらが乗って、わしりと頭を撫でられる。幼子にするような慰め方に気が滅入っているのか、それともわざと圧力をかけるように撫でられているのかがわからない。
振り払う勇気もないまま好きにさせていれば、スレイヤの足並みが僅かに早まった。
「わかった、わかったから落ち着け」
「どうどう」
ヘルグの手のひらが、手綱を引くスレイヤの首を撫でる。足並みは緩やかになると、二人の目の前に村の入口が見えてきた。東門を出て、二時間ほどでついたその場所が、ハニの住んでいた村であった。
「スレイヤを村に預けていかないと。ウェンベ村はスレイヤを欲しがってるから」
「それは、どうしてだ?」
「普通の馬だと永く生きないんだ。きっと、自生する草に原因がある。まあ、今はその理由もわかりますけど」
「イヘンアの花か」
「多分」
村の入口を抜けると、ハニはスレイヤの手綱を離した。芦毛の馬を連れた兎獣人に気がついたのか、村人だろう老人が眼鏡をはずすようにしてハニを見る。
茶色の垂れ耳の兎獣人だ。ハニの背後に立つヘルグを見ると、萎縮したように道具を握りしめる。
「マシロ爺、この人は噛みつかないから大丈夫。村長は今どこにいる?」
「お前さん、もしかしてハニか……?ヨギんとこの……」
「ああ、ウェンベ村に用があって。この人、城の兵を纏めてる人。理性はあるから」
「理性……」
ハニの言い草に、ヘルグは苦笑いを浮かべる。しかし、マシロ爺と呼ばれた老人とハニの様子は至って真面目であった。
灰色の瞳が、静かにハニの表情を読む。視線に気がついたのだろう、長い睫毛に囲まれたオアシスの瞳がヘルグを映すと、安心させるように微笑んだ。
「大丈夫ですよ、カエレス様のお陰で」
「あんたもあの方と同じ狼族なのかい? すまねえなあ、俺達は気質的に慎重なんだ。堪忍してくれな」
「それは、構いませんが」
ヘルグの丁寧な言葉遣いに、ハニが目を丸くした。砕けた口調しか知らなかったからだろう。マシロのしわがれた手がスレイヤの手綱を掴むと、道を案内するかのように背を向ける。
周りに目を向ければ、窓の外からこちらを窺う目があった。
「カエレス様とヨギが、売り渡されそうになったこの土地を守ってくれたんだ。じゃからわしらは、カエレス様の部下に悪い事する人はおらんと思ってる」
「逆だよ、ヨギが守ってきた土地だから、カエレス様も働きかけてくれたんだ。知識ないのに、手探りで暮らしてたって俺等も悪いけど」
「なんじゃハニ、お前ここに暮らしとったんだから、そんなにあけすけに言っちゃいかんよ」
「何いってんだ、その時代がなけりゃ今もないだろうよ」
楽しそうに話す。マシロとハニの背中を、ヘルグは静かに見つめる。この土地が奪われそうになったのは、黄金の糸を産むというアリアドネの繭が見つかったからだと聞いていた。雪兎族の貧しい土地で、数百年に一度しか見つからないという繭が二つも。
運悪く、繭の存在を知識のある者が知ったのだ。見慣れぬ服装をした者たちが不躾に村へ入り、わかったこと。それは、アリアドネの幼生が住むために適した環境が、この村にはあったということだ。
「ほら、スレイヤはわしのところで預かろう。ウェンベ村に行く前に、村長に会いにいってくれんか。お前が来たなら丁度良かろうよ、頼みごとがあるんじゃて」
「頼み事?」
「行けばわかろう、頼りにしている」
嗄れた手が、スレイヤの手綱を受け取った。
戸惑ったようなハニの視線がヘルグと絡む。顔を見合わせたのは一瞬で、しかたなく言われるがままに村長の家へと向かうことにした。
ハニは村の皆から慕われているらしい。道中、家から出てきた小さな女の子や村人から、食べ物を受け取っていた。
細腕が、まるでお供えもののように大切に食べ物を抱えている。腕から転がった一つをヘルグが受け取れば、ハニがボソリと呟いた。
「俺がこの村で最初の兵士だから、なんかこういう扱いなんだ。勿論、カエレス様のお陰でもあるけど」
どうやら、ヘルグにからかわれると思っていたらしい。少しだけ気恥ずかしそうなハニの頭をわしりとなでれば、丸みを帯びた果物が一つ地べたに転がった。
0
あなたにおすすめの小説
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
愛する公爵と番になりましたが、大切な人がいるようなので身を引きます
まんまる
BL
メルン伯爵家の次男ナーシュは、10歳の時Ωだと分かる。
するとすぐに18歳のタザキル公爵家の嫡男アランから求婚があり、あっという間に婚約が整う。
初めて会った時からお互い惹かれ合っていると思っていた。
しかしアランにはナーシュが知らない愛する人がいて、それを知ったナーシュはアランに離婚を申し出る。
でもナーシュがアランの愛人だと思っていたのは⋯。
執着系α×天然Ω
年の差夫夫のすれ違い(?)からのハッピーエンドのお話です。
Rシーンは※付けます
※画像は男の子メーカーpicrewさんよりお借りしました。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*本編完結しました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる